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2022年11月

2022/11/28

2022年のF1、オーバーテイクが3割増加

Race Battle (C)Pirelli Motorsport
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レース中の接近戦を容易にし、オーバーテイクの機会を増加させるためエアロダイナミックスの規定を大幅に変更した2022年のレギュレーションだったが、これが実際に大幅に増加したことが報告された。

これはF1にタイヤを独占供給するピレリタイヤが集計したもの。
それによれば2021年のF1はオーバーテイク数が599回だったものが、改定された翌2022年は31%増のトータル785回にまで増加したという。

同タイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングはらに「とりわけオーバーテイクの応酬というスリリングなシーンが繰り返し見られたのは素晴らしい」と、付け加えた。

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ホンダの感謝祭に2万人のファン訪れる

ホンダ・サンクスデー (C)Honda Racing
27日(日)、ホンダが栃木県のモビリティリゾートもてぎで3年ぶりに開催した14回目となる『ホンダ・レーシング・サンクスデー2022』に約2万人のファンが訪れたと発表した。

F1からはレッドブル・レーシング&アルファタウリのドライバー4人(フェルスタッペン&ペレス、ガスリー&角田)が来場、デモンストレーションランを行うなどして観客の喝采を浴びた。

またメルセデスAMGの牙城を崩し2年連続でチャンピオンシップを制したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)にホンダ自慢の『NSX・タイプS』をプレゼントすることも発表された。

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ピレリタイヤ、オフに6回のタイヤテスト予定

来季も引き続きF1にタイヤを独占供給するピレリタイヤは、来シーズンに備えこのオフの間に計6回のタイヤテストを予定していることを明らかにした。

同タイヤでF1を担当するマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「2023年シーズンは史上最多となる全24戦が組まれているため、シーズン中にタイヤテストを行うのは困難」として、オフ中にスケジュールが組まれた経緯を説明した。

さらにウェットコンディションでの今年のタイヤが不評だったため、6回のうち3回をウェットタイヤの開発に充てられるとしている。
なおピレリとチームの判断により、今回このテストに参加するのは下記の5チームとなっている。
またテストに使われるマシンはすべて2022年仕様のものになる。

Date Circuit Nation Tyre Team
12/03-04 ポールリカール フランス ウェット アルファロメオ
12/06-07 フィオラノ イタリア ウェット フェラーリ
12/14-15 ポルティマオ ポルトガル ドライ アルファタウリ
02/01-02 ポールリカール フランス ドライ メルセデスAMG
02/03-04 ポールリカール フランス ウェット アルファタウリ
02/07-08 ヘレス スペイン ドライ メルセデスAMG
02/07-08 ヘレス スペイン ドライ アストンマーティン

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2022/11/27

中国GP(上海)、コロナ禍で再び中止の噂

Shanghai Circuit (C)Pirelli Motorsport
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上海での新型コロナウイルス感染の影響により、2019年を最後に行われていない中国GPだが、来シーズン4年ぶりにカレンダーに掲載され、復活開催が期待されてきた。
ところが中国政府はゼロコロナ政策として再び厳しい隔離措置を採る方針を示している。

このためF1関係者の間では早くも2023年の中国GPは中止との噂が広まってきた。
FIA(国際自動車連盟)は今のところ中止説を否定しているが、過去には開催週になってから中止に追い込まれたオーストラリアGPなどの例もあり予断を許さない。
なお中国GPはF1と2025年まで開催契約を結んでいる。

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フェルスタッペン(レッドブル)、ホンダNSX-GT走らす

Max Verstappen (C)Honda Racing
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現在日本を訪問中の2022年F1チャンピオン、マックス・フェルスタッペン(25歳:オランダ)が、ホンダの旗艦スポーツカーであるホンダNSX-GTの開発中スーパーGT車両をドライブした。

場所は実際にこのマシンの主戦場でもあるモビリティリゾートもてぎのロードコース。
フェルスタッペンはこのマシンでホンダのレーシング・スピリッツを感じ取ったということだ。

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マクラーレン、『ガルフ』との提携を終了

Gulf/McLaren (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングは、これまで長期に渡りパートナーシップ関係にあったアメリカ・ピッツバーグに本拠を置く大手石油会社『ガルフ・オイル・インターナショナル』との契約を今季で終了することを明らかにした。

モーターレーシングの世界での両者の関係は特別なもので、1960年代人気だったスポーツカーレース『カンナム』では『ガルフ・マクラーレン』としてタイトル・スポンサーを務めていたこともある。

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2022/11/26

アストンマーティンらのフロントウィング禁止へ

Aston Martin 『AMR22』 (C)Aston Martin F1 Team
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今シーズン途中から使われたアストンマーティンとメルセデスAMGらのフロントウィングについて、FIA(国際自動車連盟)は来季は禁止する意向であることがわかった。

2022年のF1は、それまでの前後ウィングによるダウンフォースを得るエアロダイナミックスから、フロアパネルによるグランドエフェクト・カーの概念に大きく変更された。
これにより各チームとも新たなコンセプトによるマシンを開発したが、アストンマーティンとメルセデスAMGらがシーズン後半から採用したフロントウィングは今シーズンのレギュレーションでは違法ではないものの、コンセプトが意図としなかった方向であるとして来季に向けてはこれを排除すべくレギュレーションで明確にしたという。

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フェルスタッペン(レッドブル)、来季も『カーナンバー1』で

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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2022年のF1チャンピオンであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、来シーズンも引き続き『カーナンバー1』を付けて戦う意向を明らかにした。

現在のナンバー登録制になっても『カーナンバー1』は歴史的にF1チャンピオンの栄誉ある称号。
しかし、前王者のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)はこれまで自身の登録ナンバーである『44』の方を選択していた。
一方、2021年に初タイトルを獲得したフェルスタッペンは今季自身の『33』ではなく『1』をつけて参戦していた。

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ハースF1、ベテラン・ヒュルケンバーグの走りに納得

Nico Hulkenberg (C)Haas F1 Team
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来季、ハースF1チームのレースドライバーとしてF1復帰が決まっているニコ・ヒュルケンバーグ(35歳:ドイツ)は、これに先駈けアブダビ合同テストに参加したが、ベテランらしい走りにチームも納得しているようだ。

自身の登録ナンバーである27番をつけた『VF-22』を駆ったヒュルケンバーグはこの日トータル110周を走破、同チームの小松礼雄エンジニアリング・ディレクターは次のように語っている。

「さすがにヒュルケンバーグはベテランらしく的確なフィードバックをチームに持たせてくれた。
午前中にPU(パワーユニット)関連のトラブルに見舞われたのが残念だけれど、ドライブミスもなく十分素晴らしいテストになった。
来年彼と一緒に仕事をするのがますます楽しみになった」

ちなみにカーナンバー27はフェラーリのジル・ビルニューブが付けていた番号として知られている。

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2022/11/25

「今年の不振は来季飛躍のため」と、ウォルフ代表(メルセデス)

T.Wolff & L.Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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昨季、メルセデスAMGは2014年以来席巻してきたF1君主の座を失ったのみならず、今季はラッセルのわずか1勝に留まるなど苦戦に喘ぎ、ランキングもフェラーリの後塵を拝する3位まで転落した。
しかしこれについて同チームを率いるトト・ウォルフ代表は次のように語り、チームに気合いを入れてみせた。

「このかつてわれわれが経験したことのないような困難は、膠着した組織をもう一度リフレッシュさせるための雌伏の1年間だったと言える。
かつては当然のことのようだった勝利というものの価値を再度認識し、感謝する気持ちを取り戻させた。
来シーズンはこの暗黒の場所に留まることなく、再び陽が当たるような戦いをしなくてはならない」

そしてハミルトンも酷評した今季マシン『W13』について、ファクトリーのエントランスに展示し、訪れる誰もがこの不名誉な1年を思い出すようにすべきと自虐的な『提案』をした。

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スプリントレース予選方式、見直しの可能性も

Image (C)Pirelli Motorsport
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F1が昨季から試験導入した『スプリントレース予選方式』について、相変わらず賛否両論があり、とりわけドライバーからはリスクを犯しにくいとして疑問の声があることを受け、ステファーノ・ドメニカリ/CEOは見直しの可能性も示唆した。

それによればスプリントレース予選ではフルのポイントが与えられないうえに肝心の日曜日の決勝レースを前にマシンを損傷させるリスクがあり、全力で戦うことがためらわれているというもの。

これを受け検討されているのは、スプリントレースを予選としてでなく、独立したレースにするという案。
ただこれについても異論があり、F1肝煎りだった改革案は中途半端な存在になっている。

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フェラーリ代表、「去就は自分では決められない」

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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2022年のすべての日程を終えたF1だが、人事の面ではまだ動きがあるかも知れない。

シーズン開幕戦をいきなり1-2勝利で制したフェラーリ・チームだが、当初の勢いは次第に収まっていき、結局ランキング1位のレッドブル・レーシングからは大きく後れを取る結果となった。

そうすると外野から穏当でない動きが始まるのがこのチームの常。
責任者であるマッティア・ビノット代表を更迭しようとする勢力が顔を現しつつあるが、同代表は「残念ながら、自分の去就は自分では決められない」と、嘆く。

なお後任候補としてすでに現在アルファロメオの代表であるフレデリック・バッサー氏の名前が挙げられているという。

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2022/11/24

ガスリー、アルピーヌF1のマシンに手応え

Pierre Gasly (C)Alpine F1 Team
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最終戦終了後に行われたアブダビ合同テストで、初めて来季の移籍先であるアルピーヌF1のマシン『A522』をドライブしたピエール・ガスリー(現アルファタウリ)はこの日トータル130ラップを周回、確かな手応えを感じ取ったようだ。

今季ランキング9位だったアルファタウリに比べ、アルピーヌはトップ3に続く堂々の第4位。
この日のテストでもガスリーはいきなりフェラーリの3台に続く4番手タイムを記録してみせた。

「アルピーヌのクルマを走らせるのはこれが初めてのことだけど、とても乗りやすくていいマシンだね、第一印象は素晴らしいものだったよ。
ベストタイムはもちろんソフトタイヤでのものだけど、無理せずいきなり好タイムが出た。
今から来シーズンのマシンを走らせるのが待ち遠しいよ」と、ガスリー。
またフランスのチームであるため、「母国語で会話ができるのは良いこと」と、ご機嫌な様子だった。

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リカルド、来季レッドブル第3ドライバーに

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、今季限りでマクラーレン・レーシングからの離脱が決まったダニエル・リカルドについて、英国メディアが伝えていた通り2023年シーズンの第3ドライバーとして契約したことを正式発表した。

リカルドは2014年から2018年まで同チームに在籍、フェルスタッペンが成長するまではグループのエース格として通算7回の勝利を重ねた。
2023年は第3ドライバーとして実車テストやシミュレーター開発を行うと共にプロモーション活動も行うとしている。

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レッドブル&アルファタウリのドライバーら、日本へ

Honda Sakura Factory (C)Honda Racing
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2022年最終戦アブダビGPも終え、引き続き当地で行われた合同テストも終了したレッドブル・レーシング&アルファタウリの4人のドライバー(レッドブル・レーシングのフェルスタッペン&ペレス、アルファタウリのガスリー&角田裕毅)は揃って日本へと飛来、ホンダの本社や栃木県さくらの開発拠点等を表敬訪問することがわかった。

一行はさらにもてぎ(モビリティリゾートもてぎ)で行われるホンダ・レーシングの『サンクスデー2022』にも参加し、ファンとの交流が図られる予定という。

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2022/11/23

アロンソ、ロゴなしマシンで合同テスト参加

Fernando Alonso (C)Aston Martin F1 Team
今回のアブダビ合同テストで注目されるのは新人ばかりでなく移籍組のベテラン勢も同様で、フェルナンド・アロンソもその一人だ。

アロンソは2年間在籍したアルピーヌF1から今シーズンで離脱。
来季はアストンマーティンF1への移籍が決まっているが、契約上は12月まで有効なため、スポンサーへの配慮からテストに使われたマシンはスポンサーロゴを全て取り外したもので、わずかに別の事情から残されたピレリタイヤのものだけになっていた。

それでもマシンの戦闘力に好感触を得たというアロンソは、アルピーヌF1で悩まされたPU(パワーユニット)の信頼性についてもメルセデスなら心配していないとご機嫌な様子をみせた。

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アブダビ合同テストタイム(11/22)

No. Driver Nat. Car TestTime Lap
1 C.サインツ ESP Ferrari 1'25.245 65
2 C.ルクレール MON Ferrari 1'25.383 56
3 R.シュワルツマン ISR Ferrari 1'25.400 116
4 P.ガスリー FRA Alpine Renault 1'25.689 130
5 M.フェルスタッペン HOL Redbull PT 1'25.845 76
6 A.アルボン THA Williams Mercedes 1'25.959 118
7 L.サージェント USA Williams Mercedes 1'26.063 82
8 N.デ・フリース HOL Alphatauri Redbull PT 1'26.111 151
9 L.ストロール CAN Aston Martin Merrcedes 1'26.263 70
10 L.ローソン NZL Redbull PT 1'26.281 111
11 J.ドゥーハン AUS Alpine Renault 1'26.297 111
12 F.アロンソ ESP Aston Martin Mercedes 1'26.312 97
13 S.ペレス MEX Redbull PT 1'26.333 88
14 O.ピアストリ AUS McLaren Mercedes 1'26.340 123
15 F.ドラゴビッチ BRA Aston Martin Mercedes 1'26.595 106
16 V.ボタス FIN Alfaromeo Ferrari 1'26.709 129
17 L.ハミルトン GBR Mercedes 1'26.750 67
18 L.ノリス GBR McLaren Mercedes 1'26.890 115
19 N.ヒュルケンバーグ GER Haas Ferrari 1'27.000 110
20 角田 裕毅 JPN Alphatauri Redbull PT 1'27.123 135
21 P.フィティパルディ BRA Haas Ferrari 1'27.172 99
22 F.ベスティ DEN Mercedes 1'27.216 124
23 G.ラッセル GBR Mercedes 1'27.240 73
24 T.プルシェール FRA Alfaromeo Ferrari 1'27.591 106

   * 2022 PP-Time:1'29.824 M.フェルスタッペン(Redbull PT)
   * 2021 Test-Time:1'23.194 N.デ・フリース(Mercedes)
    (コースが変更されています)
    (ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)

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ハミルトン、「メルセデス『W13』に別れ告げるとき」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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昨シーズンの雪辱が期待されたルイス・ハミルトンだったが、頼みの『W13』はこれに応えるものではなかったようだ。
F1マシンにとっては今週のアブダビ合同テストがシーズンの締め括りになるが、ハミルトンは「テストが終わればもうこのクルマをドライブしなくて良くなる」と、皮肉を効かせたコメントを口にした。

『W13』はブラジルでこそ今季初勝利を記録したが、それも僚友ラッセルのことで、自身は2007年のデビュー以来、初めて年間無勝利という不名誉な記録を作ってしまう有り様となった。

戦闘力を欠いただけでなく、おそらく全20チーム中、最も激しいポーポシング(波動的な縦揺れ)に悩まされたのもこのマシン。
とりわけハミルトンはこの対策に振り回され続けた1年だったようだ。

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2022/11/22

ペレス(レッドブル)、「敗因はタイヤ戦略の違い」

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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全22戦中21戦を終えた時点で、共に290ポイントとまったくの同点でランキング2位に並んでいたルクレール(フェラーリ)とペレス(レッドブル)の結着は、最終戦の順位で直接付けられる状況にあった。

結果はルクレールがフェルスタッペンに次ぐ2位でフィニッシュ、自己最高位を記録してフェラーリ4年目のシーズンを終えた。
これについてランキング2位を逃がしたペレスは、「敗因はタイヤ戦略にあった」とレースを振り返っている。

「タイヤ交換についてはこちらから動きを仕掛けた。
15周目にミディアムからハードへと替えたんだけどしかし向こうは動かなかった。
結局2ストップとなったわれわれに対し、彼らは1ストップのままゴールまで持ち込んでみせたんだ。
今日の状況では僕らが1ストップにしても勝てなかったと思うけどね」とさっぱりした表情をみせた。

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2023年予想F1エントリーリス(11/21)

ウィリアムズ・レーシングがラティフィの後任に当たるレースドライバーとしてローガン・サージェントの起用を決めたことで来季のエントリーリストがほぼ次のように埋まった。

【2023年予想F1エントリーリスト】(11/21)

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
Oracle Red Bull Racing Red Bull Red Bull PT 1 マックス・フェルスタッペン HOL 11 セルジオ・ペレス MEX
Scuderia Ferrari Ferrari 16 シャルル・ルクレール MON 55 カルロス・サインツ ESP
Mercedes-AMG Petronas Foumula one Team Mercedes 44 ルイス・ハミルトン GBR 63 ジョージ・ラッセル GBR
BWT Alpine F1 Team Alpine Renault 31 エステバン・オコン FRA 10 ピエール・ガスリー FRA
McLaren F1 Team McLaren Mercedes -- オスカー・ピアストリ AUS 4 ランド・ノリス GBR
Alfa Romeo F1 Team ORLEN Alfa Romeo Ferrari 77 バルテリ・ボタス FIN 24 周冠宇(チョウ・グアンユー) CHI
Aston Martin Aramco Cognizant F1 Team Aston Martin Mercedes 18 ランス・ストロール CAN 14 フェルナンド・アロンソ ESP
Hass F1 Team Hass Ferrari 20 ケビン・マグヌッセン DEN 27 ニコ・ヒュルケンバーグ GER
Scuderia Alpha Tauri Alpha Tauri Redbull PT 22 角田 裕毅 JPN -- ニック・デ・フリース HOL
Williams Racing Williams Mercedes 23 アレクサンダー・アルボン THA -- ローガン・サージェント USA

(非公式です)

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ウィリアムズ、サージェントの起用正式発表

22日(月)、ウィリアムズ・レーシングはローガン・サージェントを2023年のレースドライバーに起用することを正式発表した。

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ローガン・サージェント、ウィリアムズからデビュー確定的に

Logan Sargent (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングの関係者は、アメリカのF2ドライバーで同チームの育成ドライバーでもあるローガン・サージェント(21歳)が来季レースドライバーとしての起用が確定的になったことを示唆した。

それによればヤス・マリーナ・サーキットでのF2最終戦に参戦したサージェントは、ランキング4位で終了、スーパーライセンス発給に必要なポイントの獲得に成功したとのこと。

これまで金曜日のフリー走行1回目セッションにも出走経験があるサージェントだが、今週F1のコースであるヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビ合同テストにも参加予定とみられる。

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2022/11/21

ワールドチャンピオンがアブダビグランプリを制す ルクレールがペレスを抑え、チャンピオンシップ2位を獲得 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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Mario Isola - Motorsport Director
モータースポーツディレクター マリオ・イゾラのコメント
「アブダビは、Formula 1シーズンのフィナーレを飾るにふさわしい舞台となりました。ヤス・マリーナでの最終順位は、タイヤ戦略によって決定づけられました。この点は、ピレリがいかに魅力的な今シーズンのチャンピオンシップに貢献したのかを物語っています。予測通り、今日のレースでは1ストップと2ストップが見られました。全般的にデグラデーションは金曜日より低く、より長いスティントが可能となりました。主役となったコンパウンドはハードで、大半のドライバーがハードタイヤでフィニッシュしました。火曜日、全チームが2023年型タイヤの初テストを行います。マシンは来年使用するものと同じではなく、セットアップも新スペックのタイヤに最適化されていませんが、ヤス・マリーナのコース特性に最適な最も軟らかい組み合わせの3種類のコンパウンドとC1コンパウンドについて、各チームから重要なフィードバックが得られると思います」

TYRE TALES: HOW THE RACE WAS WON
• ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンが、2022年最終戦のアブダビグランプリを制しました。2位はフェラーリのシャルル・ルクレール、3位はレッドブルのセルジオ・ペレスでした。表彰台の3名は、いずれもP Zeroホワイト・ハードタイヤでフィニッシュしました。
• アブダビグランプリは、一部曇り空の下、昨日の予選とほぼ同様の路面温度31.4〜34.4℃のコンディションで行われました。
• 各チームが様々な戦略を選択しました。昨日までに収集したデータを基に、11名が2ストップ戦略を、8名がより保守的な1ストップ戦略を採りました。
• レッドブルはチーム内で戦略を分け、両ドライバーともに表彰台に上りました。フェルスタッペンは、20周目に P Zeroイエロー・ミディアムからハードタイヤへ交換しました。一方、ペレスは、15周目と33周目にピットストップを行い、ミディアム – ハード – ハードと繋いで走行しました。
• マクラーレンのランド・ノリスは、44周目にミディアムタイヤで1分28秒391のファステストラップを記録しました。ハードタイヤでの最長スティントは、P Zeroレッド・ソフトでスタートしたアルファタウリのピエール・ガスリーによる43周でした。

BEST OF THE REST: THE ALTERNATIVE STRATEGY
多くのドライバーがミディアムでスタートしました。ソフトでスタートしたドライバーはガスリーのみで、アルファロメオのバルテリ・ボッタスとハースのケビン・マグヌッセンはハードでスタートしました。
シミュレーションによる1ストップと2ストップのレースタイムの差が小さいことを考慮し、チーム内で戦略を分けたチームが見られました。メルセデスでは、ジョージ・ラッセルが2ストップ(ミディアム – ハード – ミディアム)戦略を採った一方、ハミルトンはハードタイヤでのロングスティントによる1ストップ戦略を選択していましたが、フィニッシュ前にリタイヤしました。
フェラーリもチーム内で戦略を分けました。カルロス・サインツが2ストップ(ミディアム – ハード – ハード)戦略を採りましたが、ルクレールは1ストップ(ミディアム – ハード)戦略で走行しました。

ピレリジャパンプレスリリース

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角田裕毅(アルファタウリ)、「ガスリーに感謝」

Alphatauri Duo (C)Scuderia Alphatauri
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この2年間、共にアルファタウリのドライバーとして過ごし、そのピエール・ガスリーとの最後のレースを終えた角田裕毅は「感謝している」とチームメイトへの思いを語った

「入賞はならなかったけれど、今のクルマからは最大限のポテンシャルを引き出したと思っているので満足している。
この2年間、ガスリーからは様々なことを学び、そのお陰で成長できたと確信しているよ。
彼が僕と、そしてチームのために尽くしたことへの感謝を忘れないだろう。
新天地でも必ずや活躍して欲しいと思っている」

日本でのレース経験もあるガスリーの存在は、角田にとって心強かったことだろう。
フランス人であるガスリーは、来季はフランスのナショナルチームとも言えるアルピーヌF1で走ることが決まっている。

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ベッテル、最後のレース終え「心が空っぽ」

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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2022年の最終戦アブダビGPを以ってF1生活を終えたセバスチャン・ベッテル(35歳:ドイツ)だが、さすがに感慨深いものがあったようだ。

「なんだか心の中が空っぽになった感じ。
でも今はまだハイだからこんな気分だけど、これが一人になって落ち着いたらどんな気分になるんだろうね」と、いささか不安げな表情。

レース後みせた派手なドーナツターンは、15年の長き渡った現役生活に別れを告げるベッテルからの挨拶だったのかも知れない。
レース前、そしてレース後にはこの好青年に挨拶に来るドライバーが切れることがなかった。

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スプリントレース予選、2023年の6会場が明らかに

2023年のF1では全6戦でスプリントレース予選方式を導入することがすでにWMSC(世界モータースポーツ評議会)により承認されているが、その導入予定のグランプリがチーム側に示されたことがわかった。
現段階での2023年シーズン・スプリントレース予選方式・予想グランプリは下記の通り。

No. 日程 グランプリ 開催地
5 04月30日 アゼルバイジャンGP バクー特設コース
11 07月02日 オーストリアGP レッドブルリンク
14 07月30日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
19 10月08日 カタールGP ロサイル・サーキット
20 10月22日 アメリカGP(US-GP) オースティン・スピードウェイ
22 11月05日 サンパウロGP インテルラゴス・サーキット

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2022/11/20

アブダビGPはフェルスタッペン(レッドブル)がポールTOウィン

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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11月20日(日)17時(日本時間:22時)から2022年F1最終戦アブダビGPの決勝レースがヤス・マリーナ・サーキットを舞台に全58周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は29度、路面温度36度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップ、フェルスタッペン&ペレスのレッドブル勢はともに順位を死守、その後方にはフェラーリ勢、さらにメルセデスAMG勢が続くという図式がキープされた。
17周目、ピットレーンでラッセルがアンセーフリリースを問われ5秒のタイムペナルティを科せられる。
28周目、アロンソ(アルピーヌ)が水漏れのトラブルを訴えてピットイン、マシンを降りた。
39周目、5コーナーでシューマッハとマグヌッセンが接触してスピンするが、どちらも再走が可能だった。
終盤に掛けて、ランキングで同点2位のルクレールとペレスが熾烈な2位争いを繰り広げる。
56周目、ハミルトンがハイドロリック系のトラブルを訴えてスロー走行、ピットに向かった。

58周のレースをトップで走りきって最初にチェッカーフラッグを受けたのはポールポジションからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)。
メキシコGP以来の勝利で今季15勝目、自身通算35勝目を記録した。
2位争いを制したのはペレスを退けた1ストップ作戦のルクレール(フェラーリ)で、ランキング2位も確保した。
3位無念のペレス(レッドブル)、4位サインツ(フェラーリ)、5位ラッセル(メルセデス)、6位ノリス(マクラーレン)、8位ストロール(アストンマーティン)、9位リカルド(マクラーレン)、そして10位にこれが現役最後のレースとなったベッテル(アストンマーティン)が入った。
アルファタウリ勢は角田裕毅が11位、ガスリーも14位でポイント獲得はならなかった。

F1来季開幕戦は3月05日(日)、バーレーン・サーキットを舞台にバーレーンGPが予定されている。

アブダビGP決勝レースの結果はこちら
アブダビGPの画像はこちら

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ホーナー代表(レッドブル)、「ペレスの手助けする」

Perez's Suporter (C)Redbull Racing
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いよいよ今季最終戦を控えたチャンピオン・チームのレッドブル・レーシングだが、その勢いを証明するように2018年のメキシコGP以来となるフロントロウ独占の快挙をみせた。

これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「このスタート位置だから、もちろん1-2勝利を目指すと宣言しよう。
しかし本音を言えば、ペレスにドライバーズ・ランキング2位獲得というご褒美をプレゼントしたいと思っている。
彼はそれだけの貢献をチームに尽くしているのだからね。
とにかく素晴らしいリザルトで今年最後のレースを締め括りたいんだ」と、語った。

あと1戦を残し、ペレスはライバルであるルクレール(フェラーリ)とまったく同じ290点で並んでいる。

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ハミルトン(メルセデス)、ライブデータに救われる

FIA
アブダビGPのレーススチュワード(審査委員)は、19日(土)に行われたフリー走行3回目セッション中、赤旗中断になった際のハミルトン(メルセデス)のドライビングについて検証し、十分減速したことが認められたとし、ペナルティを科さないことを明らかにした。

これは赤旗中断直後、直前を走行していたマグヌッセン(ハース)のマシンがハミルトンによりオーバーテイクされたため、セッション終了後の審議対象とされたことによる。

スチュワードはGPSによる位置情報を始め、マーシャルのためのシステムデータ、マシンのテレメトリー、そしてチーム無線等を検証した結果、ハミルトンはコクピット内の赤旗の表示を確認した直後にスロットルを全閉していて違反の証拠は確認されなかったと結論づけた。

またマグヌッセンがオーバーテイクされた原因は、当時スロー走行していたマグヌッセンの速度が約162キロであったのに対し、アタックラップだったハミルトンの速度は約288キロだったため止むを得なかったとした。

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FIA、ウェットレース対策に『ホイールアーチ』の導入検討

Wet Race (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週開いたF1コミッションの会合で、雨中レース時に視界が損なわれることに改善を図るため、『ホイールアーチ』の導入を検討していくことを明らかにした。
これは、ウェットコンディション時にフォーミュラ・カーのタイヤが巻き上げる大量の水煙により、後続車の視界が妨げられる危険が指摘されているため。
今シーズンはとりわけウェットコンディションが多かった。

FIAの素案によれば、ホイールとタイヤを覆う形のカバー装着を全輪に義務付ける方法などが検討されているとのことだ。

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アブダビGP予選はフェルスタッペン(レッドブル)がPP

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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11月19日(土)18時(日本時間:23時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2022年F1第22戦アブダビGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は曇り、Q3開始時の気温は28度、路面温度は33度、コースはドライコンディションとなっている。

熾烈なタイムアタックの結果、チャンピオン・フェルスタッペンが今年最後のポールポジション獲得。
ペレスも2番手でレッドブル勢の1-2となった。
以下サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ラッセル(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、オコン(アルピーヌ)、これが最後になるのかベッテル(アストンマーティン)は9番手、10番手はこちらも最後になるのかリカルド(マクラーレン)が付けた。
フェルスタッペンのポールはメキシコGP以来で今季7回目、自身通算19回目となった。

アブダビGP決勝レースは20日(日)17時(日本時間:22時)から全58周で行われる。

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2022/11/19

予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)が脱落

引き続きアブダビGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

Q2トップはペレス(レッドブル)、続いてルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、ベッテル(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、リカルド(マクラーレン)までがQ3進出。

ここでの敗退はアロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、シューマッハ(ハース)、ストロール(アストンマーティン)、そして周冠宇(アルファロメオ)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)突破

11月19日(土)18時(日本時間:23時)からアブダビGPの予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り、セッション開始時の気温は29度、路面温度は46度、コースはドライコンディションとなっている。
なおフリー走行3回目セッションで起きた赤旗中断の際に減速しなかった疑いで審議対象とされたハミルトン(メルセデス)について、レーススチュワードはお咎めなしとしたことが報告されている。

トップはフェルスタッペン(レッドブル)、続いてペレス(レッドブル)、以下サインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ベッテル(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、周冠宇(アルファロメオ)、角田裕毅(アルファタウリ)、シューマッハ(ハース)、オコン(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)、リカルド(マクラーレン)、そしてアロンソ(アルピーヌ)までがQ2進出を決めた。

ここでの敗退はマグヌッセン(ハース)、ガスリー(アルファタウリ)、ボタス(アルファロメオ)、アルボン(ウィリアムズ)、ラティフィ(ウィリアムズ)の5台となった。

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アブダビGPフリー3回目、ペレス(レッドブル)が最速タイム

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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11月19日(土)14時30分(日本時間:19時30分)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2022年F1第22戦アブダビGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は30度、路面温度45度、コースはドライコンディションとなっている。

予選、そしてレース時とはコンディションが異なるため、コースインするマシンは少ない。
開始約30分、ガスリー(アルファタウリ)が右前のパーツが飛んだとしてスローダウン、セッションは赤旗中断となった。
その赤旗の間に5コーナーでハミルトンが他車をオーバーテイクたとしてレース後の審議対象とされた。

60分間のセッションを終えトップはペレス、これにフェルスタッペンが続いてレッドブル勢が最上位。
これにメルセデスAMGのハミルトン&ラッセルが続いた。
5番手ノリス(マクラーレン)、6番手ルクレール(フェラーリ)、7番手サインツ(フェラーリ)、8番手リカルド(マクラーレン)、9番手ベッテル(アストンマーティン)、10番手にアルボン(ウィリアムズ)が食い込むというトップ10。
アロンソ(アルピーヌ)は12番手、角田裕毅(アルファタウリ)13番手、ガスリー(アルファタウリ)は5番手に沈んだ。
この後、18時(日本時間:23時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。

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F1、女性ドライバーの新カテゴリーを来季発足へ

F1 Image (C)Pirelli Motorsport
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F1は、女性ドライバーのためのカテゴリー『F1アカデミー』を2023年から新たに立ち上げることを発表した。

それによればF1アカデミーはF1、F2、F3、およびWシリーズを含めた、より高いレベルのモーターレーシングに進む女性ドライバーの育成・ステップアップを図るもので、かつてGP2シリーズの運営責任者だったブルーノ・ミシェル氏がCEO(最高経営責任者)として全体の指揮を執るという。

実際の競技には現在F2およびF3チームが運営する5チームで構成され、各チーム3台の車をエントリーして15台のグリッドを構成する計画で、主な資金はF1チームが支援、具体的な開催スケジュールはこの後発表されるという。

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リカルド、来季レッドブル第3ドライバーの報

Daniel Ricciardo (C)Redbull Racing
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今季限りでマクラーレン・レーシングのレースシートを失うこととなったダニエル・リカルドが、来季古巣レッドブル・レーシングの第3ドライバーになる契約を結んだことが伝えられた。
これはレッドブル・グループで影響力を持つヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーの話としてイギリスに本拠を置く『スカイ』が報じたもの。

リカルドは2014年から2018年まで在籍、フェルスタッペンが成長するまでは同チームのエース格として通算7回の勝利を重ねている。
しかし現在のマクラーレンでは若いランド・ノリスに比べパフォーマンスが劣る場面が続いた。

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ハミルトン(メルセデス)、勝利記録掛かるも「特別扱いなし」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2007年、まだ22歳のF1デビュー・シーズン6戦目に初勝利(当時マクラーレン)を記録したルイス・ハミルトン(37歳:イギリス)は、以来15シーズンに渡って毎年優勝記録を伸ばしてきたが、今シーズンはここまでまだ未勝利のまま、ついに最終戦を迎えることとなった。

しかしこれについて同チームのトト・ウォルフ代表は、「個々のドライバーのためにチームが戦略を優先させることはない、本人も望んでいない」とし、当のハミルトンも同じ考えであることを強調した。
事実、前戦のブラジルGPでは1-2勝利だったため、チームの指示でラッセルとの順位を入れ替えれば16年連続勝利は記録できる状況にあった。

なおミハエル・シューマッハも15年連続記録を樹立しているが、ハミルトン(メルセデス)のほうはデビュー・シーズンからの記録となっている。

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2022/11/18

フリー2回目、フェルスタッペン(レッドブル)が最速

Yas Marina Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月18日(金)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2022年F1第22戦アブダビGPフリー走行2回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は30度、路面温度36度、コースはドライコンディションとなっている。

多くのチームが若手ドライバーを走らせたフリー走行1回目とは異なり、すべてのチームが本来のレースドライバーによる走行になった。
アタックラップに臨んだハミルトンがマグヌッセンのマシンとあわやのシーン。
タイヤの温度調整が狂ったか、フリー走行1回目にトップだったハミルトンのタイムは7番手に留まる。
一方、1回目マシンをローソンに譲ったフェルスタッペンはいきなり意地のトップタイムをマークしてみせた。

結局トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)の1'25.146。
これにラッセル(メルセデス)の1'25.487が続き、以下ルクレール(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、アロンソ(アルピーヌ)、リカルド(マクラーレン)、ボタス(アルファロメオ)までがトップ10。
アルファタウリ勢は角田が15番手、ガスリーは19番手に留まった。
明日土曜日は注目の公式予選が行われる予定となっている。

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アブダビGPフリー1回目、メルセデスAMG勢が1-2タイム

Yas Marina Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月18日(金)14時(日本時間:19時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2022年F1第22戦アブダビGPフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は34度、路面温度47度、コースはドライコンディションとなっている。

ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なおレッドブルではフェルスタッペンに代えてローソンが、フェラーリではサインツに代えてシュワルツマンが、アルピーヌではアロンソに代えてドゥーハンが、マクラーレンではノリスに代えてオワードが、アストンマーティンではストロールに代えてドラゴビッチが、ウィリアムズではラティフィに代えてサージェント、ハースではシューマッハに代えてフィティパルディ、そしてアルファロメオでは周冠宇に代えてクビサが出走となっている。

コースイン早々、マクラーレンのオワードがマシンの異常を訴えてスローダウン、ガレージに戻った。
開始約31分、ウィリアムズのサージェントがスピン、コースアウトしてイエローコーションに。
60分の走行を終え、トップはハミルトン&ラッセルのメルセデスAMG勢。
3番手ルクレール(フェラーリ)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ローソン(レッドブル)、6番手ベッテル(アストンマーティン)、7番手シュワルツマン(フェラーリ)、8番手リカルド(マクラーレン)、9番手ボタス(アルファロメオ)、10番手アルボン(ウィリアムズ)となった。
アルファタウリ勢はガスリー11番手、角田裕毅13番手となった。
このあと14日(金)17時(日本時間:22時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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ハースF1、シューマッハの後任にニコ・ヒュルケンバーグ起用

Nico Hulkenberg (C)Racing Point
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ミック・シューマッハとの契約終了を明らかにしたハースF1チームは、その後任として噂通り元ルノー等のニコ・ヒュルケンバーグ(35歳:ドイツ)を起用することを正式発表した。
これにより2023年の同チームはケビン・マグヌッセン(30歳:デンマーク)とのベテラン・コンビによる堅実なドライバー・ラインナップになる。

2010年、ウィリアムズでF1キャリアをスタートさせたヒュルケンバーグはフォース・インディアやザウバー、ルノー、アストンマーティンと豊富な経験を持ち、その確かなドライビング・スタイルに期待が持たれている。

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ハースF1、シューマッハとの契約終了を正式発表

Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、2021年から同チームのレースドライバーとして参戦していたミック・シューマッハ(23歳:ドイツ)について、今季限りで契約を終了することを正式発表した。

ミックはF1の偉大なレジェンドであるミハエル・シューマッハ氏(現在療養中)の子息で、F1傘下のF2選手権でシリーズ・チャンピオンのタイトルを獲得してハースF1からF1デビュー。
最高位は2022年イギリスGPの6位というものだった。

残念ながらフェラーリから得ていた強い支援も終了し、ベテランを起用というチームの戦略からは外れることとなった。
来季の去就はまだ未定となっている。

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アブダビGPの週末、3日間ともに雨の心配はなし

Yas Marina Circuit (C)Pirelli Motorsport
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ヤス・マリーナ・サーキットを舞台に今週行われる2022年F1最終戦アブダビGPの天気について、地元UAE(アラブ首長国連邦)の気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日いずれも雨に見舞われる心配はないとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
11月18日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 24- 33度 10%
11月19日(土) 公式予選 曇り 27- 31度 10%
11月20日(日) 決勝レース 晴れ 26- 31度 0%

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2022/11/17

アブダビGPのスチュワードにビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週行われるF1最終戦アブダビGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(41歳:イタリア)を指名した。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のメキシコGP以来で今季3度目、自身通算9度目ということになる。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーだった。

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アルピーヌF1、ガスリーへのペナルティに異議

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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アルピーヌF1チームのオットマー・サフナウアー代表が、現行のペナルティ・ポイント・システムに異論を唱えている。
というのも、同チームが来季のレースドライバーとして契約を結んだピエール・ガスリー(現アルファタウリ)の累積ペナルティ・ポイントがすでに10ポイントに達していて、仮に今週のアブダビGPで何らかの違反によりさらに2点の追加があった場合、移籍した来季の開幕戦でいきなり出場停止になる可能性もあるからだ。

これについて同代表は、「ガスリーがすべてアルファタウリ時代に積み上げた違反より、新チームであるアルピーヌが実質的に損害を被るというのは筋違い」と指摘しているもの。
いまのところFIA(国際自動車連盟)がこのシステムを変更する動きはみられないが、ガスリー&アルピーヌF1チームにとって『危険領域』は来年5月末の第8戦モナコGPまで続くことになっている。

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フェラーリ・チームにまたぞろお家騒動か

Mattia Binotto (C)Ferrari S.p.A
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メルセデスAMGチームがブラジルGPで1-2勝利を遂げたことで大幅にポイントを積み重ねたのに対し、コンストラクターズ・ランキングでバトルを繰り広げているライバルのフェラーリ勢は3-4位に留まり、そのポイント差は前戦の40点から19点にまで縮まることになった。
さらにルクレールからはチームオーダーが出されなかったことで不満を示していてチーム内は騒々しいことになっている。

そうなると出て来るのはこのチームのお家芸である内輪もめ。
イタリア・ムメディアによればフェラーリ社の経営陣から、跳ね馬復活の立役者の一人であるマッティア・ビノット氏の代表更迭の噂が持ち上がっていることがわかったもの。
2022年シーズンもあと1戦、役員室でなくサーキットの上で結論を出して欲しいものだ。

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2022/11/16

レッドブル、エンツォ・フィティパルディを育成ドライバーに

M.Armstrong & En.Fittipaldi (C)Ferrari S.p.A
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レッドブルは、ブラジル出身のF2ドライバーであるエンツォ・フィティパルディ(21歳)をグループのジュニア育成ドライバーのメンバーに迎えたことを明らかにした。

エンツォは、F1とインディカー(CART)の両方でチャンピオンになったブラジルのレジェンドであるエマーソン・フィティパルディ氏の孫で、現在ハースF1でリザーブドライバーを務めるピエトロ・フィッティパルディの弟にあたる。
今季、あと2戦を残したF2シリーズではランキング6位に位置している。

エンツォは「」レッドブルとヘルムート・マルコ博士、そしてクリスチャン・ホーナー代表が僕を評価してくれたことに感謝したい」と喜びを表している。

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ガスリー、アブダビ合同テストでアルピーヌ・デビューへ

Pierre Gasly (C)Scuderia Alfatauri
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2017年に当時のトロ・ロッソでのデビュー以来6年に渡って所属したレッドブル・グループを離れ、来シーズンはアルピーヌF1チームへの移籍が決まっているピエール・ガスリー(26歳:フランス)が、年内に新天地での初テストを行うことがわかった。

アルピーヌ側の説明によれば、ガスリーとレッドブルとの契約が今季最終戦のアブダビGPで終了することを確認したということで、アブダビGP終了後に当地ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビ合同テストにガスリーを起用させる方針を決めたとのこと。

なおガスリーのチームメイトは残留するエステバン・オコンになることから来シーズンこの前ルノーであるチームは、よりフランス色を強めることになる。

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フェラーリ・デュオに新たな火種か

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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13日に行われたブラジルGPで1-2フィニッシュを決めたメルセデスに続いたのはフェラーリの2台だった。
しかし3位のサインツに先行された4位のルクレールは不満を隠していない。

「いまわれわれがやらなくてはならないのは、コンストラクターズ・ランキング2位を死守することと、ドライバーズ・ランキングでも2位を確保することだ。
そうであれば僕ら二人のポジションに何らかの戦略があっていい筈だろう」とルクレール。

同選手によればチームは一旦は無線でチームオーダーを了解したものの、実際には指示は発動されることなくそのままの順位でレースは終了したのだという。
その結果、直近のライバルであるペレス(レッドブル)に対してアドバンテージが得られないこととなった。

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2022/11/15

初優勝のラッセル(メルセデス)、「夢が叶った」

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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13日(日)に行われたブラジルGP決勝レースで、ポールポジションからスタートしみごと念願のF1初優勝を飾ったメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセル(24歳:イギリス)は、次のようにその喜びを表した。

「ドライバーなら誰しもが夢にまで見たF1優勝だもの、もちろん最高の気分だよ。
正直言って、今年のマシンでは僕たちは一度も勝つことなく終わるかと思っていたしね。
途中セーフティカーが入るなど難しいレースになったけれど、自分がコントロールできている感触はあった。
それでも実際にチェッカーフラッグを受けるまではすごいプレッシャーを感じていたけれどね。
これまで支えてくれた家族やチームのみんな、そしてフェアな戦いに終始したハミルトンにも感謝したい」

パルクフェルメにマシンを止めた後、ラッセルは涙でヘルメットを外せなかった。

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ハースF1代表、「来季ドライバーは決定済み」

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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すでにほとんどのチームが来季のドライバー・ラインナップを発表している中で、ハースF1チームはまだケビン・マグヌッセンのチームメイトについて公表していない。

これについて同チームのギュンター・シュタイナー代表はすでにドライバーは決定していることを明かしている。
それによれば予定より時期は遅れたものの、すでにジーン・ハース代表の承認を受けたということだ。
まだ正式発表されていないものの、おそらく今週行われる今季最終戦アブダビGPの会場で発表されることを示唆した。

伝えられるところでは、ミック・シューマッハの残留か、ベテランのニコ・ヒュルケンバーグの獲得の二つに絞られたとの見方が強い。

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リカルド(マクラーレン)、「最後」のレースに痛手のペナルティ

FIA
ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、13日(日)に行われた決勝レースの際に8コーナーで起きたマグヌッセン(ハース)とリカルド(マクラーレン)との間で起きたアクシデントについて審議した結果、リカルドの側に責任があるとして、次レースで3グリッド降格のペナルティと、ペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。

今のところ来シーズン、リカルドはレースシートに座っていない可能性が高く、最終戦アブダビGPが現役最後のレースになることが考えられ、その場合グリッド降格のペナルティは痛手になりそうだ。

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2022/11/14

ガスリー(アルファタウリ)にタイム・ペナルティ

FIA
ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、13日(日)に行われた決勝レース中、ピエール・ガスリー(アルファタウリ)がピットレーン速度違反したとして5秒のタイムペナルティを科したことを明らかにした。

それによればインテルラゴス・サーキットのピットレーン制限速度は80キロのところ、ガスリーは81.8キロで走行したという。
ピットレーン速度違反は通常罰金となるが今回はタイム・ペナルティとなっている。

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角田裕毅、自動システムの作動によりリードラップに戻れず

Safetycar Image (C)Pirelli Motorsport
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昨シーズン、最終戦での不適格なセーフティカー対応によりチャンピオンシップ争いに影響が出たばかりでなく、FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシ氏の更迭にも及んだ事例が、また繰り返されたようだ。

ブラジルGP決勝レース終盤のセーフティカー期間中、周回遅れの車はリードラップに戻れるようになっているが、今年からFIAはこれを自動で判断するよう新しいシステムを導入したとされる。
しかし今回のケースでは角田裕毅(アルファタウリ)、アルボン(ウィリアムズ)、そしてラティフィ(ウィリアムズ)の3台が該当したが、角田のみ本来の位置に戻されないままレースが再開されたというもの。

これについてFIAは、「インテルラゴスの特殊なコースレイアウトと角田のピットインのタイミングとが重なり、システムが見落とす結果になった」と、説明。
今後の改善課題とした。

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ブラジルGPはラッセル(メルセデス)が初優勝飾る

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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11月13日(日)13時(日本時間:翌3時)から2022年F1第21戦ブラジルGPの決勝レースがインテルラゴス・サーキットを舞台に全71周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は23度、路面温度50度、路面はドライコンディションとなっている。
また15番グリッドである角田裕毅(アルファタウリ)はマシンのセットアップを変更したとして最後尾(ピットレーンスタート)になっている。

オープニングラップでマグヌッセン(ハース)、そしてリカルド(マクラーレン)らが8コーナで接触事故、いきなりセーフティカーが入る。
マグヌッセンとリカルドはストップ。
7周目にレース再開。
1コーナーでハミルトン(メルセデス)とフェルスタッペン(レッドブル)が接触。
さらにルクレール(フェラーリ)とノリス(マクラーレン)が接触。
いずれの件も審議対象とされた。
その後フェルスタッペンとノリスには5秒のタイムペナルティ
45周目、ハミルトンガペレスを抜いて3位に上がる挙がる。
52周目、ノリスがエンジントラブルを訴えてストップ、再びVSC(バーチャル・セーフティカー)、さらにセーフティカー導入に。
60周目にレース再開。
63周目にサインツがペレスを交わして3位に上がる。
さらに翌周ルクレールにも交わされ順位を落とす。

ブラジルのレジェンドである元チャンピオンのエマーソン・フィティパルディ氏が振るチェッカーフラッグを真っ先に潜ったのはポールスタートのラッセル(メルセデス)。
これが81戦目の初優勝、これまでの最高位は2021年ベルギーGPなどの2位だった。
2位ハミルトンでメルセデスAMGチームの1-2フィニッシュ。
3位サインツ(フェラーリ)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位アロンソ(アルピーヌ)、6位フェルスタッペン(レッドブル)、7位ペレス(レッドブル)、8位オコン(アルピーヌ)、9位ボタス(アルファロメオ)そして10位ストロール(アストンマーティン)までが入賞。
以下11位ベッテル(アストンマーティン)、12位ガスリー(アルファタウリ)、13位周冠宇(アルファロメオ)、14位シューマッハ(ハース)、15位アルボン(ウィリアムズ)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位角田裕毅(アルファタウリ)までが完走。
リタイヤはノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)、マグヌッセン(ハース)の3台。

F1次戦はいよいよ今季最終戦。
連続開催となる1週間後の11月20日(日)、ヤス・マリーナ・サーキットを舞台にアブダビGPが予定されている。

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2022/11/13

アルピーヌ、オスカー・ピアストリの早期契約解除に合意

Oscar Piastri (C)Alpine F1 Team
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アルピーヌF1チームが、同チームのリザーブドライバーであるオスカー・ピアストリ(21歳:オーストラリア)との早期契約解除に合意したことがわかった。

同チームの若手育成ドライバーとしてルノー時代から育てられたピアストリだが、チームとアロンソとの契約が障害となって同チームからのF1デビューが叶わず両者の関係が悪化。
その後アロンソはアストンマーティンF1への移籍が決定、しかしその間に失望したピアストリはマクラーレン・レーシングとの契約を交わしていたもの。

今回の契約解除により、ピアストリは晴れて年内に新チームでのテストが可能になった。

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ストロール(アストンマーティン)にペナルティ・ポイント

FIA
ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、12日(土)に行われたスプリントレース中に起きたベッテル(アストンマーティン)とのコース上のバトルについて、ランス・ストロール(アストンマーティン)の側に危険走行の責任があったとしてペナルティ・ポイント3点を科したことを明らかにした。

それによれば2台は3コーナーでポジションを争っていた状況で、あわや大事故になりかねない状況を作ったというもの。
なおストロールにはレース中すでに10秒のタイム・ペナルティが別途科せられている。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、ストロールはこの3点を加え通算8点目となった。

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スプリント予選、ラッセル(メルセデス)が制す

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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11月12日(土)16時30分(日本時間:翌4時30分)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2022年F1第21戦ブラジルGPのスプリントレース予選が24周で行われた。
今年3回目となるこのレース結果により日曜日に行われる決勝レースのスターティンググリッドが決められる。
スプリントでのポイント配分は今季から上位8名が対象となり、1位から順に8-7-6-5-4-3-2-1の得点となっている。
天候は曇り、セッション開始時の気温は22度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。
またタイヤは選択自由となっているが、ミディアムタイヤのスタートはフェルスタッペンとラティフィだけ、他はソフトとなっている。

スタートで上位の順位の変動はなかったが、3周目にはフェルスタッペンが首位に立った。
中団で繰り広げられたストロールとベッテルのアストンマーティンどうしのバトルは審議対象に。
上位ではフェルスタッペンとラッセルによる激しい首位バトルが続く。
13周目、アルボン(ウィリアムズ)がスローダウンしてイエローコーションに。
15周目、ついにラッセルが首位に立つ。
ストロールにはチームメイトに対する危険な走行があったとして10秒のタイムペナルティが通告された。
マシンにダメージを負った模様のフェルスタッペンが次第に順位を落とす。

トップでチェッカーフラッグを受けたのはラッセル(メルセデス)。
2位にサインツ(フェラーリ)だが、既報のように日曜日の決勝レースでは5グリッド降格のペナルティが確定している。
3位ハミルトン(メルセデス)でメルセデスAMG勢はフロントロウ独占ということになる。
4位フェルスタッペン(レッドブル)、5位ペレス(レッドブル)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位ノリス(マクラーレン)、8位辛うじて1ポイントを得たマグヌッセン(ハース)で、ここまでがポイント獲得。
9位ベッテル(アストンマーティン)、10位ガスリー(アルファタウリ)、以下リカルド(マクラーレン)、シューマッハ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、ボタス(アルファロメオ)、アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、唯一リタイのアルボン(ウィリアムズ)となった。
明日日曜日は15時(日本時間:翌3時)より71周で決勝レースが行われる。

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フリー2日目はオコン(アルピーヌ)が最速タイム

Interlagos Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月12日(土)12時30分(日本時間:翌0時30分)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行2日目セッションが行われた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は23度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。

ウィリアムズ・レーシングは2023年にレースドライバーを予定しているローガン・サージェントをアルボンに代えて起用、スーパーライセンス獲得のために100キロ以上を走らせる計画だ。
各チームとも多くがロングランを念頭に置いた走行が中止になった。

ここでのトップタイムはオコン(アルピーヌ)が記録した1'14.604。
これにペレス(レッドブル)が1'14.788で続いた。
以下、ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アルピーヌ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、ガスリー(アルファタウリ)、シューマッハ(ハース)、マグヌッセン(ハース)、ノリス(マクラーレン)というトップ10。
サインツ(フェラーリ)は11番手、角田裕毅(アルファタウリ)は12番手、ルクレール(フェラーリ)13番手。

この後16時30分(日本時間:翌4時30分)から今季3度目となる注目のスプリントレース予選が行われる予定となっている。

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2022/11/12

サインツ(フェラーリ)、ICE(エンジン)交換で5グリッド降格に

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、フェラーリ・チームのカルロス・サインツがシーズン6基目のICE(エンジン)を投入したことにより、決勝レースで5グリッド降格のペナルティを科すことを通知した。

なおグリッド降格のペナルティは土曜日のスプリントレースではなく日曜日の決勝レースに対し適用される。

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赤旗波乱のブラジルGP予選、マグヌッセンが初ポール

Tyre Work (C)Pirelli Motorsports
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11月11日(金)16時(日本時間:翌4時)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2022年F1第21戦ブラジルGP(サンパウロGP)の新形式公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3ではスプリントレース予選のトップ10グリッドが決定する。

予選Q3、ルクレールは一旦インターミディエイトでコースインしながらすぐにソフトタイヤへ交換のためピットストップというここらしいドタバタ。
最初のアタックで路面に脚を取られたラッセル(メルセデス)がコースアウトしてスタック。
脱出できずにセッションは赤旗中断となる。

予選は再開され、ペレスだけがコースインしたもののすでに雨が降り出していて全車タイム更新は不可能。
そのままセッションは終了。
ガレージの位置もあり真っ先にコースインしてタイムを出していたマグヌッセン(ハース)がキャリア初となるポールポジション獲得、チームのガレージは歓喜に包まれた。
ちなみにこれまでマクラーレン時代の予選4位が最高のマグヌッセンにとって予選後の公式会見も初体験ということになる。
父親のヤン・マグヌッセン氏の予選最高はスチュワートでの6位が最上位、またハースF1チームにとってもポールポジションは初体験となる。

続く予選2位は惜しくも連続ポールとはならなかったフェルスタッペン(レッドブル)、3位赤旗の張本人ラッセル(メルセデス)、4位ノリス(マクラーレン)、5位はグリッド降格が確定しているサインツ(フェラーリ)、6位オコン(アルピーヌ)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位ハミルトン(メルセデス)、9位ペレス(レッドブル)、そして10位ルクレール(フェラーリ)というトップ10になった。

ブラジルGP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、ガスリー(アルファタウリ)も力尽く

引き続きブラジルGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。

まだ雨は降っていないが、各チーム雨を警戒してソフトタイヤで積極的にアタック。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)の1'10.881、これにサインツ(フェラーリ)が1'10.890で続いた。
以下、ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、アロンソ(アルピーヌ)、マグヌッセン(ハース)、ペレス(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)までがQ3進出。

ここでの敗退はアルボン(ウィリアムズ)、ガスリー(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、リカルド(マクラーレン)、そしてストロール(アストンマーティン)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)脱落

11月11日(金)16時(日本時間:翌4時)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2022年F1第21戦ブラジルGPの新形式公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り 、セッション開始時の気温は19度、路面温度27度、コースは直前に降った雨により難しいダンプコンディション。
各車インターミディエイトタイヤを装着してのコースインとなったが、その後ガスリー(アルファタウリ)をきっかけにソフトタイヤでの大幅タイム更新が行われた。

Q1トップタイムはノリス(マクラーレン)で1'13.106。
2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手アロンソ(アルピーヌ)、以下ベッテル(アストンマーティン)、ペレス(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)、マグヌッセン(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、ガスリー(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、リカルド(マクラーレン)までがQ2進出を決めた。

ここでの敗退はラティフィ(ウィリアムズ)、周冠宇(アルファロメオ)、ボタス(アルファロメオ)、角田裕毅(アルファタウリ)、そしてシューマッハ(ハース)の5台となった。

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ブラジルGPフリー1回目、ペレス(レッドブル)が最速タイム

Interlagos Circuit (C)Pirelli Motorsports
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11月11(金)12時30分(日本時間:翌0時30分)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2022年F1第21戦ブラジルGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は曇り、セッション開始時の気温は23度、路面温度47度と低温、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

多くのチームがこの後の予選で見込まれるソフトタイヤを温存、ミディアムとハードタイヤでの走行を重ねた。
60分間のセッションを終え、1'11.853のトップタイムを記録したのはペレス(レッドブル)。
間に1'11.857のルクレール(フェラーリ)を挟んでフェルスタッペン(レッドブル)、そしてサインツ(フェラーリ)、さらにハミルトン&ラッセルのメルセデスAMG勢が続くなど、今シーズンのF1勢力図を表すようなフリー走行1回目セッションとなった。
なおアルファタウリ勢はガスリー10番手、角田裕毅は19番手に留まった。

このあと16時(日本時間:翌4時)から土曜日に行われるスプリントレースのスターティンググリッドを決める公式予選が行われる予定となっている。

ブラジルGPフリー走行1回目の結果はこちら

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2022/11/11

ミハエル・シューマッハの『F2003』史上最高額で落札

Ferrari F2003 (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームの2003年仕様車である『Ferrari F2003』がスイス・ジュネーブで行われたサザビーズのオークションに掛けられ、F1カーとして史上最高額となる1500万ドル(約21億円)という金額で落札された。
これまでの記録はやはりフェラーリの『F2001』で、この時は750万ドルの金額で落札されている。

なお『F2001』『F2003』いずれもミハエル・シューマッハ黄金時代の愛車で、今回のマシンは同選手の6度目のタイトル獲得に貢献した名車である。

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ノリス(マクラーレン)、食中毒でダウン

Lando Norris (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングのランド・ノリス(22歳:イギリス)が、ブラジルGPの木曜日に予定されていたすべてのイベント等への出席をキャンセルした。

同チームによれば、ノリスは今週サンパウロ入りしたあと体調不良を訴えていて、診察の結果食中毒とみられることがわかったもの。
現在入院はしておらず、ホテルで安静に務めていて、回復を目指しているとのこと。
なお金曜日からは現場に復帰し、グランプリの公式セッションには予定通り出席するとしている。

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ブラジルGPの週末、3日間ともに一時雨の可能性

Interlagos Circuit (C)Pirelli Motorsports
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インテルラゴス・サーキットを舞台に今週行われる2022年F1第21戦ブラジルGPの天気について、地元サンパウロの気象台は公式予選の金曜日、スプリントレースの土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日いずれも一時にわか雨に見舞われる可能性があるとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
11月11日(金) 公式予選 曇り一時にわか雨 18- 27度 60%
11月12日(土) スプリントレース予選 曇り一時にわか雨 18- 24度 90%
11月13日(日) 決勝レース 曇り一時にわか雨 19- 28度 80%

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2022/11/10

ブラジルGPのスチュワードにデレック・ワーウィック氏

Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるブラジルGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(68歳:イギリス)を指名した。

元ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)であるワーウィック氏のスチュワード就任は今季第17戦シンガポールGP以来となるもので、自身通算40回目。
これは目下最多のエマニュエル・ピロ氏の42回に次ぐものになる。
BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏は、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里とチームメイトだったことでも知られる。

なお地元ブラジルのACN(モータースポーツ権能団体)であるCBA(Confederacao Brasileira de Automobilismo)からのスチュワードには同じく元F1ドライバーのロベルト・モレノ氏(63歳)が職務に就く予定。

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ラティフィ(ウィリアムズ)『インディカー転向ならオーバルも』

Nicholas Latifi (C)Williams Racing
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すでに今季限りでチームを離れることが決まっているウィリアムズ・レーシングのニコラス・ラティフィ(27歳:カナダ)について、先陣たちの王道でもあるインディカー・シリーズへの転向が噂になっている。、

その場合に障害とされるのがインディカーの大きな舞台であるオーバルコースでのレースだ。
これについてラティフィは、次のように語っている。

「今はすべての可能性を否定せずに交渉している段階でまだ何も決まっていない。
でもインディカー・シリーズが最有力であることは間違いないね。
その場合にはオーバルコースももちろん必須になる。
敬遠どころか楽しみにしているよ」と、前向き姿勢。

過去F1からインディカーに転向したドライバーは多く、ラティフィにも活躍が期待されるところだ。

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F1チーム、タイヤウォーマーの制限に反対

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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F1は、世界的な持続可能性推進の一環として2024年にタイヤウォーマーの使用を完全に廃止することを予定していて、これに伴うタイヤテストの結果、2023年シーズンはブランケットの使用時間を短縮する方針を示している。
当初予定されていたタイヤウォーマーの設定温度低下(70度から50度)はドライバーから不評だったため、設定温度は変えずに使用時間を短縮する方向で検討されているものだ。

しかしF1チーム側は「タイヤが適正な温度で走行できなくなれば、それはスピン・クラッシュに繋がり、ドライバーだけでなくマーシャルや観客にまで危険な目に遭わすことになりかねない。
これらの解決策を示せなければ、走行拒否だってあり得ないことではない」と、強力姿勢。

安全はすべてのものより優先されるべきものであり、今後の展開が注目される。

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マクラーレン、「リカルドがチーム残留なら歓迎」

Daniel Ricciardo (C)McLaren Racing
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逸材とされるオスカー・ピアストリ獲得により、来季マクラーレン・レーシングのシートを喪失することとなったダニエル・リカルドだが、2023年のポジションについてはまだ確定していない。

すでに有力チームのほとんどは埋まっていて、リカルド本人の意思に関わらずいずれかのチームのリザーブドライバーとして浪人を余儀なくされるという見方が大勢になっている。
しかしこれについてマクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は、「リカルドが来季もわれわれのチームに留まってくれるなら歓迎する」とエールを贈っている。

33歳という年齢もあり、「2024年のシートに繋がるような選択をしたい」と本人は慎重な姿勢をみせているようだ。

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2022/11/09

ハミルトン(メルセデス)、ブラジル名誉市民に

Lewis Hamilton
今週、F1はサンパウロに移りブラジルGPを迎えるが、ここで2勝を記録しているメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンがブラジル名誉市民に選出されたことがわかった。
ブラジルでも人気のハミルトンは、昨年優勝した際にもブラジル国旗を掲げるなど親密なところをみせている。

昨年の優勝後、当地の下院議員であるアンドレ・フィゲイレド氏が中心となって議会に働く掛け、今回の授与が決まったもの。
ハミルトンはグランプリの1週間前にはサンパウロ入りし、ブラジル議会に出席して名誉市民賞を受けた。

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ピアストリ、マクラーレンでプライベートテスト

Oscar Piastri (C)McLaren Racing
2023年のドライバー市場を騒がせた中心人物の一人、オスカー・ピアストリ(21歳:オーストラリア)が、来季リカルドの後任として加入が決まっているマクラーレン・レーシングでプライベートテストを敢行したことがわかった。

これはフランスの専門紙『オート・エブド』が伝えたもので、それによれば場所はフランスGPの開催地でもあるポールリカール・サーキットで、2日間に渡って行われたという。

ピアストリとアルピーヌF1との間で契約上の軋轢が伝えられていたが、テストが許された背景には両チームの間で何らかの合意が成立したものと思われる。
なおピアストリのレーシングスーツには一切のスポンサーが外されていたということで、同選手を取り巻く状況の複雑さを感じさせている。

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ベッテル(アストンマーティン)、最終戦に記念ヘルメット用意

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
アストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルが、今季最終戦、そして通算16年にも渡る自分自身のF1生活の最終戦でもある11月のアブダビGPに、現役F1生活に別れを告げる特製の記念ヘルメットを用意していることを明かした。

ベッテルによればヘルメットにはファンの顔写真を最大1千人分貼るスペースを用意。
そしてレース終了後にはこれをオークションに掛け、落札金額のすべてをチャリティ団体に寄付する計画とのことだ。

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2022/11/08

アルピーヌF1、「次の課題はPU信頼性の確保」

Fernando Alonso (C)Alpine F1
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コンストラクターズ・ランキングで目下、ライバルであるマクラーレンとの間でわずか7点差という熾烈な戦いを繰り広げているアルピーヌF1チームだが、最大の課題は搭載するルノー製パワーユニットの信頼性にあるとされている。

これは来季、同チームを離脱することが確定しているフェルナンド・アロンソが強く指摘しているもの。
事実、今季すでにアロンソが4回、僚友オコンも3回リタイヤを喫している。

これについて同チームのオットマー・サフナウアー代表は「この問題についてはわれわれとルノーとの決断は一致している。
まずPU(パワーユニット)のパフォーマンスをトップチームのレベルまで引き上げる。
そしてそこからトラブルを解消し、信頼性のレベルを高めていこうとするものだ」と、説明。
そして来シーズンには信頼性の問題に引っ張られることなく、上位入賞ができると自信をみせた。

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ハミルトン(メルセデス)、ドーナツターンでミス

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
メルセデスAMGチームとレッドブル・レーシングはロスアンゼルスで行われたラスベガスGPのローンチ・イベントに参加したが、ハミルトン(メルセデス)が珍しいミスを演じたことがわかった。

マシンはフロア部にネオンライトが装飾されたため、会場は照明を消して行われたが、その闇とドーナツターンの白煙で見通しが効かなくなり、ハミルトンはガードレールにヒットしてしまったのだという、
幸いダメージはなかったとされる。

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アルファタウリ「来季マシンはレッドブル依存度下げる」

Alphatauri 『AT03』 (C)Scuderia Alphatauri
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rスクーデリア・アルファタウリが、 同じグループの一員として兄貴分のレッドブル・レーシングからギヤボックス等のパーツを共通化させて流用を図っていることは知られているが、来シーズンはその依存率を見直す方針であることがわかった。

これはアルファタウリでチーフ・レースエンジニアを務めるジョナサン・エドルズ氏が語ったもので、それによれば来季マシンの『AT04』についてはこれまでよりコンポーネンツの内製化を図り、結果として内製率を引き上げようというもの。

他にも同様なケースとしてフェラーリの支援を受けるハースF1チームのケースも挙げられそうだ。

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2022/11/07

それでもスピードはハースのもの

Haas F1 (C)Haas F1 Team
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今季開幕戦でいきなり予選7番手に付けるなど、昨季とは打って変わったスピードをみせつけたハースF1チームだが、シーズンが進むと共に次第にポジションを落とす印象が強くなった。

例えば先のメキシコGPでハースは予選では15位と16位に留まっているが、しかしFIA(国際自動車連盟)が発表した最高速(スピードトラップ)データによれば、マグヌッセンが351.7キロで全体のトップ。
シューマッハもこれに次ぐ351.6キロと、堂々2番手に付けていることがわかった。
こうしたデータを見る限り、まだポジションアップの手立てはありそうだ。
ちなみにレッドブル勢は4-5番手、アルファタウリは7-10番手となっている。

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ハースに噂のヒュルケンバーグ、「自分だけで決められない」

Nico Hulkenberg (C)Racing Point
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ハースF1チームの2023年レースドライバーに名前が上がっているベテランのニコ・ヒュルケンバーグ(35歳:ドイツ)だが、その可能性を否定はしなかったものの、まだ語る段階にないことを示唆した。

「もちろんいつだってF1に復帰できるよう準備は整えているし、いろいろ話はしているよ。
でも僕だけで決められないこともある。
F1で契約するというのはそれ自体が大きな仕事だからね」と、逸る周囲を牽制した。

同チームではマグヌッセンの残留は確実とみられている一方、シューマッハのほうはまだ流動的だ。

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2022/11/06

レッドブル、風洞建設計画は予定通り

Wind Tunnel (C)RedBull Racing
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グループ創設者のディートリッヒ・マテシス/オーナーが死去したことで今後の体制に不安も伝えられるレッドブルだが、チームの本拠地ミルトンキーンズで建設計画中と言われる新しいウィンド・トンネル(風洞設備)について、クリスチャン・ホーナー代表は予定通りに建設されるとの見方を示している。

レッドブルで技術部門を率いたエイドリアン・ニューウェイ氏は、F1ではすでに巨額の建設費が掛かるウィンド・トンネルから、時代はコンピュータによるいわゆるCFD(計算流体力学)での開発に移行すると主張しているが、実際にはトップチームは揃って最新のウィンド・トンネルでのデータに大きく依存しているのが現実だ。

ただレッドブルの場合は2021年のコストキャップに違反したとして風洞の使用が制限される可能性もある。

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「冬休み義務化が必要」とメルセデスAMG代表

Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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2023年、F1はいよいよ年間全24戦時代を迎えるが、これについて強制的な冬休みが必要という意見が出されている。
これは長くF1を支配してきたメルセデスAMGのトト・ウォルフ代表が主張したもの。

それによればかつては考えられなかった2連戦、あるいは3連戦が当たり前になった年間24戦計画はわずかな夏休みがあるにせよ現場のスタッフに深刻な疲弊を強いられているとのこと。
そこでシーズンオフにも強制的にファクトリーでの作業を中断させるさせるほんとうの『冬休み』を義務化させるべきとしている。

確かに現場からは「24戦は多過ぎる」との悲痛な声が多く、何らかの対策は必須のようだ。

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『ハイネケン』がラスベガスGPの冠スポンサーに

Heineken F1
オランダに本拠を置く大手ビール醸造会社『ハイネケン』が、来シーズンから復活するアメリカ・ラスベガスGPのタイトル・スポンサーに就くことがわかった。
これにより同グランプリの正規名称は『ハイネケン・シルバー・ラスベガスGP 2023』というものになる。

なお同グランプリはラスベガスの市街地コースを舞台に2023年11月18日の土曜日の晩にナイトレースとして行われる。

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2022/11/05

ヘルムート・マルコ博士、「残り2戦に集中するだけ」

D.Mateschitz & S.Vettel (C)Redbull Racing
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2022年シーズン、F1年間最多勝を記録すると共に両タイトル獲得を果たした一方で、2021年分のバジェットキャップ(予算制限)違反が認定されてペナルティを受けるなど大きな出来事が多発したレッドブルだったが、最大のものはレッドブル・グループの共同設立者であるディートリッヒ・マテシス/オーナーの死去だった。

今後の展開によってはチームの存続にも影響が出かねない大事件だが、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「われわれの参戦体制に何の変化もない」と、沈静化に躍起だ。

「創始者の死去で、レッドブル全体が大きな衝撃を受けているのは事実だ。
そしてわれわれの手が及ばないような政治的な変化が動き出すかも知れない。
しかしわれわれはそうした騒動に一喜一憂することなく、オーナーの遺志を継いで本来の目的を完遂するだけだ」と、残り2戦に集中するよう檄を飛ばしている。

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ザウバー、2026年までの体制に苦慮

Sauber Team Factory (C)Sauber Motorsport AG
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F1プライベートチームとして実績を持つザウバー・モータースポーツだが、現在活動するアルファロメオとのパートナーシップ契約が2023年末で終了することを明らかにした一方で、アウディとの契約は2026年からということで、空白の2年間が生まれることとなった。

現在同チームを率いるフレデリック・バッサー代表によれば、この2024・2025年の体制についてまだ何も決まっていないということだ。
ただアウディとして活動するまで、F1参戦が途絶えることは許されず、タイトル・スポンサーなしで再びザウバーの名称による苦渋の参戦体制になるかも知れないことを示唆している。

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初開催狙うコロンビア、F1責任者が訪問

Juan Montoya (C)McLaren Group
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2024年ないし2025年にF1初開催を窺う南米のコロンビアだが、主催者によれば、F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOが訪問、好感触だったと前のめり姿勢をみせている。

新規開催を計画しているのはアトランティコ県で人口約127万人というコロンビア第4の大都市であるバランキージャ市。
地元の『エル・エルラド』紙が報じたところによれば、ドメニカリ氏の一行はメキシコGP直後の10月31日(月)にプライベートジェットで訪れたとのことだ。
これまでコロンビアでF1が行われたことはないが、ウィリアムズやマクラーレン等で通算7勝を記録したファン・モントーヤ(47歳)の出身国として人気は高いとのことだ。

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2022/11/04

「レッドブルとフェラーリの差はタイヤの使い方」とピレリ

Pitstop Image (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン序盤からスピードが目立ち、王者レッドブルと互角の戦いが期待されたフェラーリ・チームだったが、シーズンが進むにつれ次第に決勝レースでのポテンシャルに明確な差がついてきたようにみえる。

これについてF1にタイヤを独占供給するピレリのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「タイヤの使い方に両者の差がみられる」との見解を示した。

「タイヤのサプライヤーという立場からみると、レッドブルのほうがタイヤのマネージメントに優れていると思える。
今回のメキシコでも、多くのマシンがグレーニング(ささくれ摩耗)に苦慮する中、レッドブル(フェルスタッペン&ペレス)は巧みにタイヤを使いこなし、ソフトからミディアムタイヤという選択で好成績に結び付けてみせた」と、評価した。
今シーズンの残る2戦、上位チームのタイヤ戦略が注目される。

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来季、タイヤウォーマー使用時間を規制へ

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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F1は、世界的な持続可能性推進の一環として2024年にタイヤウォーマーの使用を完全に廃止することを予定しているが、これに先駈け2023年シーズンはブランケットの使用時間を短縮することになりそうだ。

これは、グランプリウィークに行われたテストの結果、ピレリタイヤからの申し入れによって方針転換することになたもの。
それによれば当初予定されていたタイヤウォーマーの設定温度低下(70度から50度)はドライバーから不評だったため、設定温度は変えずに使用時間を短縮する方向で検討されているもの。
2024年のタイヤウォーマー完全廃止に向けてはまだ課題がありそうだ。

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政治情勢による混乱が心配される、次戦ブラジルGP

Interlagos Circuit (C)Mercedes Motorsports
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2022年のF1もあと2戦を残すのみ。
その21戦目が来週末ブラジル南部サンパウロで行われるブラジルGPだが、国内の政治情勢による混乱が開催に向け新たな懸念条項に浮上してきた。

というのも現在ブラジルでは国を挙げての大統領選挙が行われていて、元職のシルバ大統領、現職のボルソナロ大統領のいずれが選出されてもライバルの支持者による抗議デモが必至の状況とみられるからだ。
膨大な機材の運搬が要求されるF1にとって、サンパウロ国際空港周辺の道路封鎖などがあった場合、開催に支障を来すことも考えられる。

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2022/11/03

フェラーリの名デザイナーが死去

Mauro Forghieri (C)Ferrari S.p.A
1935年イタリア生まれのマウロ・フォルギエリ氏が死去したことがわかった。享年87歳。

フォルギエリ氏はフェラーリ・チームでかつて1960年代から1980年代に掛けて活躍した名デザイナー。

ボローニャ大学を卒業後、若くして跳ね馬チームでチーフ・エンジニアやテクニカル・ディレクターを務めたフォルギエリ氏は名車『フェラーリ158』を製作、ジョン・サーティーズのドライバーズ・タイトルとフェラーリにはコンストラクターズ・タイトルをもたらせた。

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ベッテル、古巣の年間最多勝記録更新を称賛

Sebastian Vettel (C)Redbull Racing
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かつて4回に渡りF1タイトルを獲得したセバスチャン・ベッテル(35歳:ドイツ)が、古巣のレッドブル・レーシングでいま活躍するマックス・フェルスタッペンの年間最多勝記録更新を称賛した。
これまでの記録はミハエル・シューマッハとベッテルが持つ年間13勝というものだった。

「僕の記録した時は年間19戦だったし、シューマッハの時は18戦だったから、その価値が違うと言う人もいるけれど、自分はそうは思わない。
なぜなら、少なくともシーズン当初、レッドブルのマシンは特に抜きん出た戦闘力を持っていた訳じゃないからだ。
フェルスタッペンはそんな中、慎重な戦いでこの記録を造ったんだ。
僕は素晴らしいと思うな」

また偉大なシューマッハの子息であるミックも、「フェルスタッペンがこの記録を作るのにどれだけ努力しているか知っているので、僕は尊敬している」と、讃えている。

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ハースF1、ニコ・ヒュルケンバーグとの契約間近か

Nico Hulkenberg (C)Racing Point
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ハースF1チームが、まもなくニコ・ヒュルケンバーグ(35歳:ドイツ)との2023年契約を発表するのではないか、との噂が駆け巡っている。

同チームでは現在マグヌッセン&シューマッハというラインナップで戦っているが、マグヌッセンが今季すでに5回の入賞を重ねているのに比べ、シューマッハはわずか2回に留まり、クラッシュも多いのが事実。
前戦メキシコGPの予選でも、せっかくQ1突破するタイムをトラックリミット違反で抹消されジーン・ハース代表の期待を裏切った。

一方ウィリアムズでF1キャリアをスタートさせたヒュルケンバーグはフォース・インディアやザウバー、ルノー、アストンマーティンと豊富な経験を持ち、いいレースをするのでは、と期待が持たれている。

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2022/11/02

アロンソ、「アルピーヌの信頼性は昔のホンダと同じ」

Fernando Alonso (C)Alpine F1
先週行われたメキシコGPでは9番グリッドからスタート、レース終盤まで健闘したアロンソ(アルピーヌ)だが、残り18周というところでエンジントラブルに見舞われ、無念のストップ。
記録こそ完走扱いだったが、事実上のリタイヤで、マシンを降りた元チャンピオンは肩を落とした。

これについてアロンソは「アルピーヌ(ルノー)のエンジンの信頼性ときたら、マクラーレン時代のホンダのよう」と、皮肉で表した。
チームメイトであるオコンとのポイント差も11点まで広がっている。

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アストンマーティンF1、バンドーンをリザーブドライバーに

Stoffel Vandoorne (C)McLaren Group
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1日(火)、アストンマーティンF1チームは元F1ドライバーであるストッフェル・バンドーン(30歳:ベルギー)と2023年シーズンのリザーブドライバー契約を結んだことを明らかにした。

2016年にマクラーレン・チームからスポット参戦でF1デビューを果たしたバンドーンは、その後2017年・2018年と同チームからフル参戦、最高位は7位というものだった。
2022年はフォーミュラEに参戦してタイトル獲得を果たしている。

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リカルド(マクラーレン)がメキシコGPの最速ピットストップ

Image (C)McLaren Group
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30(日)行われたメキシコGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、ダニエル・リカルドがピットストップした際のマクラーレン・レーシングのクルーだった。

ペレスはこのレース5位でフィニッシュしたが、それを支えるクルーは今季最速となる1.98秒という素晴らしいタイムでコースに復帰させたもの。
なお今回の2位もノリスのマクラーレンで2.29秒、3位はルクレールのフェラーリで2.34秒だった。

またこのレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのもリカルド(マクラーレン)となっている。

ボーナスの1ポイントが与えられるこのレースの『ファステストラップ・アワード』はラッセル(メルセデス)でフレッシュ・タイヤを履いた最終ラップで記録した。

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2022/11/01

メルセデスAMG、「勝機見えた」との声も

MexicoGP Podium (C)Pirelli Motorsport
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優勝こそならなかったものの、ハミルトン(メルセデス)がアメリカGPに続く2位表彰台を獲得したことで、残されたあと2戦での今季初勝利が見えたとの声も聞こえてきた。

しかし同チームのトト・ウォルフ代表は、「確かにいくつかの場面では(1位の)フェルスタッペンを追い詰めるシーンもあったが、そこから簡単にオーバーテイクできるものではない。
今回はタイヤ戦略でレッドブルとは異なったので、果たしてこれが功を奏したのかはこれから解析してみないとわからない」と、慎重姿勢を崩していない。
後半をハードタイヤで走ったハミルトンは、同じ選択をした多くのドライバーが著しくラップタイムを落としたのに対し、唯一ミディアムタイヤと同様のパフォーマンスをみせた。

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アロンソ、「ハミルトンのタイトルより価値がある」

Lewis Hamilton (C)McLaren Group
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昨シーズンに続き、今季もドライバーズ・チャンピオンシップを獲得したマックス・フェルスタッペンについて、自身も2回のタイトル保持者であるフェルナンド・アロンソは「フェルスタッペンのタイトルのほうが価値がある」とメディアに語り、波紋を呼んでいる。

それによればアロンソは「フェルスタッペンが厳しい環境下で勝利を積み重ねてタイトルを獲得しているのに比べ、ハミルトンのタイトル獲得は圧倒的に競争力のあるマシンによるもので、ライバルは事実上チームメイトしか存在しなかった」というもの。

これについて名指しされたハミルトンはいまのところ無言を貫いている。

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ペナルティ・ポイント・システムに疑問の声も

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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別掲のように、今回のメキシコGPで2点のペナルティ・ポイントが加算されたことによりピエール・ガスリー(アルファタウリ)は累計10点となったが、これにより通算12点での出場停止第一号になる危機が現実の脅威となりつつある。
今季末の2戦と来季序盤の7戦をあと1点の猶予だけでクリアしないとならないからだ。

これについては他チームのドライバーからも同情する声が聞かれている。
例えば今回の当事者であるストロール(アストンマーティン)も、「このシステムがうまく機能するとは考えていない。
小さなことの積み重ねで出場停止は厳し過ぎるよ。
今回メキシコで起きた件だってお互いに不幸な出来事だったと思うけど、だからといってガスリーが危険なドライビングをする悪質なドライバーだなんて誰も思っていない。
そうだろう。
ドライバーにとってもチームにとってもレースに出られないというのは命取りの処分なんだから」と思いやった。

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