レース中断時のレギュレーション解釈に不備露呈
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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2022年の日本GPは悪コンディションのため本来の53周から26周へと短縮されて終えたにも関わらずフル得点が与えられ、あと4戦を残して今年のドライバーズ・タイトルに結着が付くという波乱の展開となった。
レギュレーション通りであれば、今回のようにレース距離の75%に達していない場合、半分のポイントしか与えられず、タイトル決定は先送りになると理解されていた。
しかし日本GPのレーススチュワード(審査委員)によれば、上記のレギュレーションはレースが中断になったまま打ち切られた場合で、今回のようなレースがまだ続けられている場合に打ち切られた時はフル得点が与えられるのだという。
これについては解釈を理解していなかった多くの代表である当事者のクリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)も「われわれにはラッキーだったとしても、解釈が分かれるような条文は良くないこと。
今後のためにも明快な表現の条文に改めるべき」と、強く主張している。
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