メルセデスAMG技術陣落胆、「問題解決せず」
Singapore Podium (C)Ferrari S.p.A
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2014年の新レギュレーションスタート以来、F1を席巻し続けてきたメルセデスAMGチームだが、昨季はついにタイトルを逃がし、今季はさらにまだ1勝もできないと不振に喘いでいる。
そんな中、ヨーロッパ・ラウンドの緒戦であるスペインGPにアップデートを投入したところラッセルが3位表彰台、ハミルトンも5位入賞と、回復の兆しをみせた。
ところが最大の問題と捉えていたポーポシング(波動的な縦揺れ)が改善されてくると、その陰で表面化していなかった別の問題が勢いを削ぐという厳しい現実に見舞われる有り様。
このままだとシーズン中一度も勝利しないままという屈辱にまみれかねない状況になっている。
メルセデスの技術陣は、「すべての苦境の端緒はポーポシングにあった」と、あらためて苦慮しているようだ。
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