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2022/10/03

シンガポールGPはペレス(レッドブル)が暫定優勝

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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10月2日(日)、雨のあと予定より約1時間遅れて21時05分(日本時間:22時05分)から2022年F1第17戦シンガポールGPの決勝レースがマリーナ・ベイ・サーキットを舞台に全61周の予定で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は26度、路面温度29度、路面はウェットパッチが各所に残る複雑なコンディションとなっている。
また日曜日の観客数は30万2千人と報告された。
なおラッセル(メルセデス)がPU(パワーユニット)交換によりピットレーンスタートとなっている。

オープニングラップで2番手スタートのペレスが首位に躍り出る。
7周目、周冠宇(アルファロメオ)が5コーナーでラティフィ(ウィリアムズ)と接触クラッシュしてマシンを降り、イエローコーションと共にセーフティカー先導となる。
11周目にレース再開。
21周目に6位でフェルスタッペン(レッドブル)の猛追を受けていたアロンソ(アルピーヌ)がエンジントラブルを訴えてストップ。
直後、9位の角田裕毅(アルファタウリ)がエンジンストールからスローダウンして順位を落とす。
26周目、アルボン(ウィリアムズ)がウォールにヒットシテストップ、VSC(バーチャル・セーフティカー)に。
33周目、4位のハミルトン(メルセデス)がウォールにヒット、フロントウィングを損傷させるも走行続行。
36周目、12位だった角田裕毅(アルファタウリ)が同様にクラッシュ、こちらはリタイヤとなった。
そのマシン回収のためセーフティカー先導となる。
カウントが周回数でなく残り時間になり37分との表示となった。
(残り時間がゼロになった時点の周回がファイナルラップになる)
再スタート直後フェルスタッペンがタイヤロックさせ痛恨のコースオフ。
フラットスポットのためピットインへ。
ラッセル(メルセデス)がシューマッハ(ハース)と接触てシューマッハはパンク。
残り2周、フェルスタッペンは姿勢を乱したハミルトンをパス、一方首位のペレスはルクレールに5秒以上のギャップをつけたことになる。

優勝はオープニングラップからレースを支配したペレス(レッドブル)で、今年モナコGP以来となる自身通算4勝目を記録。
みごとエースの代役としての務めを果たしてみせた。
2-3位にフェラーリのルクレール&サインツ、4-5位にノリス&リカルドのマクラーレン勢、6位ストロール(アストンマーティン)、7位フェルスタッペン(レッドブル)、8位ベッテル(アストンマーティン)、9位ハミルトン(メルセデス)、10位ガスリー(アルファタウリ)までが入賞。
「」、ボタス(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、シューマッハ(ハース)、ラッセル(メルセデス)までが完走。
リタイヤとなったのは角田裕毅(アルファタウリ)、オコン(アルピーヌ)、アルボン(ウィリアムズ)、アロンソ(アルピーヌ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、そして周冠宇(アルファロメオ)の6台となった。

なおペレス(レッドブル)には「セーフティカーの間隔を確保しなかった」として審議対象とされたが、結論はレース後に聴取の末、結論を出すとされている。
それが何秒のタイム・ペナルティかにより1位2位が入れ替わる可能性がある。
F1次戦は連続開催で10月09日(日)、鈴鹿サーキットを舞台にわれらが日本GPが3年ぶりに予定されている。

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