不備だらけだった、アルピーヌF1の契約文書
FIA
FIA(国際自動車連盟)のCRB(契約承認委員会)はアルピーヌF1チームとオスカー・ピアストリ(21歳:オーストラリア)との契約騒動に結着を付けたが、そこで露呈したのはアルピーヌ側の不備だった。
アルピーヌ側が主張した内容によれば、ピアストリに2023年自身のレースシートを与えることができなくなったチームは止むなくウィリアムズ・レーシング入りさせて戦うこと。
また2024年も同チームに留まること、さらにアルピーヌFで走らせることなどで、トータル4年間アルピーヌの支配下に置くというものだが委員会は有効なサインは交わされていないと判断、ピアストリがマクラーレン・レーシングと契約を結ぶのは可能だったと判定した。
アルピーヌはせっかく育成ドライバーとして成長させてきた逸材を失うことになったうえ、1億円近い訴訟費用も負担となった訳で、残留さらに離脱とチームを振り回したアロンソに泣き言の一つも言いたいところだろう。
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