コルトン・ハータ、2023年アルファタウリ入りの可能性
Colton Herta (C)McLaren Racing
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米国を主戦場とするインディカー・シリーズで、通算7勝を記録するサラブレッド、コルトン・ハータ(22歳:アメリカ)が2023年シーズン、レッドブル傘下のアルファタウリからF1デビューする可能性が高まってきた。
F1に参戦するにはレギュレーションによりスーパーライセンス発給規定によるポイントの蓄積が必要だが、ハータはまだ到達しておらず、F1転向の障害となっていた。
しかしハータについてはすでに十分な実績があるということでFIAから特例が認められる方向とみられる。
これについてレッドブル・グループを仕切るヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「当然のことではあるが、認められて良かった」と、評価。
コルトンはやはりインディカー・ドライバーで優勝経験を持つブライアン・ハータ氏の子息。
すでにF1テストの経験も持つが、何よりF1新規参入を窺うアンドレッティ・オートスポーツの秘蔵っ子であることの意味は大きい。
マルコ博士の筋書きでは、2023年ハータがアルファタウリ入りを果たすと、現在のガスリーがピアストリとの騒動で空席となったアルピーヌF1に移籍するというもの。
さらにアンドレッティ親子には2026年に向けてアルファタウリ買収の動きもある。
まだ22歳と若く、F1経験の乏しいハータがチームメイトになった場合、角田裕毅にも影響は大きそうだ。
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