コルトン・ハータ、「特例措置など望んでない」
Colton Herta (C)McLaren Racing
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まだ来季のレースシートが確定していない複数のチームにとって、有能なインディカー・ドライバーであるコルトン・ハータ(22歳:アメリカ)の去就は注目されるものだった。
しかしFIA(国際自動車連盟)がハータへのスーパーライセンス発給に特例を認めなかったことにより逃げ道が閉ざされる結果になっている。
これについて当のハータは自身の関与しない形で計画は進められていたと述懐している。
「確かに世界有数のシリーズであるインディカーへの評価は低すぎるとは僕も感じる。
でもルールはルールであって、それを尊重するFIA(国際自動車連盟)の立場は評価できるよ。
その構造を僕は理解しているから、特例として参加することなど望んでいないんだ」と、ハータ。
ハータを巡ってはすでにテストも行ったマクラーレン・レーシングやアルピーヌF1、レッドブル(アルファタウリ)など多くのチームが関心を示していたとみられる。
今回浮上したスーパーライセンス発給に関するインディカー・シリーズへの評価には他の多くの関係者からも疑問の声が高まっている。
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