A.パロウのマクラーレン・テスト契約やっと成立
Alex Palou (C)Honda Racing
マクラーレン・レーシングが先に発表した現インディカー・ドライバーであるアレックス・パロウ(25歳:スペイン)との2023年のテスト契約がやっと正式に成立したことがわかった。
これは7月にマクラーレン・レーシングから発表されたものだが、現在所属するチップガナッシ・レーシング側から契約が重複しているとの抗議を受け、宙に浮いた形になっていたもの。
折りしもオスカー・ピアストリを巡るアルピーヌF1のような二重契約で揉めていたことになる。
今回の発表によりパロウは2023年にインディカーのチップ・ガナッシ・レーシングに残留、一方で、マクラーレンのF1テストに参加する機会が与えられることになった。
GP3やF2などで経験を積んだパロウは2019年に日本のスーパーフォーミュラに参戦、総合3位と共にルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。
2020年はアメリカに渡り、インディカー・シリーズに挑戦。
翌2021年には参戦2年目にしてシリーズ・チャンピオンを獲得した。
テストに使われるクルマは規定により2021年型マシンの『MCL35』になる。
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