ハンガリーGPはフェルスタッペン(レッドブル)が制す
Max Verstappen (C)Redbull Racing
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7月31日(日)15時(日本時間:22時)から2022年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースがハンガロリンクを舞台に全70周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は18度、路面温度26度、路面はドライコンディションとなっているが、風が強く雨の降る可能性も高い。
なおフェルスタッペン(レッドブル)とペレス(レッドブル)はフレッシュ・エンジンを投入、さらにガスリー(アルファタウリ)は規定数を超えるということでピットレーンスタートになっている。
オープニングラップの開始に合わせたように小雨が。
2周目、デブリ(破片)回収のためVSC(バーチャル・セーフティカー)に。
ハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、ペレス(レッドブル)らが順当にポジションを上げていくが、ラッセル(メルセデス)、フェラーリ勢らの上位3位まではスタート時のまま。
また一時14位まで上がった角田裕毅(アルファタウリ)だったが16位まで順位を落とすと、たまらずタイヤ交換に。
31周目、ついにルクレールがラッセルをかわして首位に立つ。
32周目、フェルスタッペンが無線で小雨の到来を訴える。
35周目、ソフトタイヤの角田がスピンして国際映像に映る。
残り5周ほどになった頃、2位のラッセルをハミルトンがオーバーテイク、チャンピオンの意地を見せる。
68周目、ボタス(アルファロメオ)がマシントラブルかストップ、VSC(バーチャル・セーフティカー)となり、これで順位変動はないことになる。
VSCは解除、小雨が降ってきたが、70周のレースが終了。
トップでチェッカーフラッグをかいくぐったのは10番手スタートで苦戦が予想されたフェルスタッペン(レッドブル)。
前戦フランスGPに続く優勝で、今季13戦中8勝目、自身通算28勝目を記録した。
2-3位にメルセデスAMGチームのハミルトン&ラッセル。
ハミルトンはこのレースのファステストラップも獲得した。
4位サインツ(フェラーリ)、5位ペレス(レッドブル)、6位ルクレール(フェラーリ)、7位ノリス(マクラーレン)、8位アロンソ(アルピーヌ)、9位オコン(アルピーヌ)、10位ベッテル(アストンマーティン)までが入賞。
以下11位ストロール(アストンマーティン)、12位ガスリー(アルファタウリ)、13位周冠宇(アルファロメオ)、14位シューマッハ(ハース)、15位リカルド(マクラーレン)、16位マグヌッセン(ハース)、17位アルボン(ウィリアムズ)、18位ラティフィ(ウィリアムズ)、19位角田裕毅(アルファタウリ)までが完走。
リタイヤはボタス(アルファロメオ)1台だった。
F1はこの後夏休みに入り、次戦は4週間後の8月28日(日)、スパフランコルシャン・サーキットを舞台のベルギーGPが予定されている。
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