オーストリアGPマーシャル、サインツの指摘に反論
Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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10日(日)行われたオーストリアGP決勝レース終盤、PU(パワーユニット)関連のコンポーネンツからとみられる火災に見舞われたフェラーリ・チームのカルロス・サインツは、コースマーシャルの対応が遅すぎると不満をみせた。
火災を確認したサインツは自らコクピットから脱出のうえ、坂道で動き出すマシンを支えるなどしたが、現場のマーシャルの作業は少なくとも機敏なものには見られなかった。
これについてマーシャル側は、作業は事前に指示のあった手順通りに行われたとサインツの指摘に強く反論した。
それによればこうしたインシデント(出来事)があった場合、まずコントロールタワーからの指示を確認し、それに伴う的確な作業を行うことになっているとし、それがドライバーからは怠慢なものに見えたのではないか、と推測している。
なおうまくいけばこのレースでフェラーリは開幕戦以来の1-2フィニッシュもみえていた。
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