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2022/07/04

イギリスGPはサインツ(フェラーリ)が初優勝遂げる

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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7月03日(日)15時(日本時間:23時)から2022年F1第10戦イギリスGPの決勝レースがシルバーストーン・サーキットを舞台に全52周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は17度、路面温度27度、路面はドライコンディション、スタートタイヤはソフトタイヤ、ミディアムタイヤ、ハードタイヤと分かれている。

スタート直後に中団グループでアクシデントがあり赤旗中断に。
オコン(アルピーヌ)、ラッセル(メルセデス)、周冠宇(アルファロメオ)、アルボン(ウィリアムズ)らか。
残念ながらその中に角田裕毅(アルファタウリ)も含まれていた。
周冠宇は負傷した模様でそのためか再スタートに時間が掛かっている。
再スタート時刻は約1時間遅れの現地時間15時56分からとなった。
なお再スタートは当初のグリッドに戻して行うことが通知された。
これによりいったんトップに立ったフェルスタッペンの順位も戻されることになる。

10周目、首位のサインツがハーフスピン、再びフェルスタッペンがリーダーに。
直後、アルファタウリ勢が同士討ちをしてWスピンで順位を落とす。
さらにトップのフェルスタッペンがスローダウンしてたまらずピットイン。
何かマシントラブルがある模様だ。
フェラーリが1-2体制に。
角田にガスリーとの接触で5秒のタイムペナルティが通知される。
フェルスタッペンはペースが上がらず順位を落とす。
現時点でハミルトンが首位に。
28周目、ガスリーにマシンに問題があることを示すオレンジボールが示されピットに戻り、そのままリタイヤ。
31周目、バトルを演じていたフェラーリ勢が順位を入れ替え、ルクレールが2位に。
34周目、ハミルトンがタイヤ交換でピットイン、フェラーリ勢に次ぐ3位で戻る
ペレス4位、フェルスタッペンは8位も依然としてペース上がらず。
フェルスタッペンを追撃していたオコン(アルピーヌ)がストップ、セーフティカーが入る。
これは3位のハミルトンに有利に働くか。
42周目、レース再開。
サインツ&ルクレールが1-2体制、ハミルトンを抜いたペレスが3番手に。
46周目、4位ハミルトンが一気に2位に上がり大歓声。
しかしその後サインツ、ペレス、ルクレール、ハミルトンの順に。

赤旗中断で遅れたものの、サインツ(フェラーリ)がうれしいF1初優勝、それも151戦目となるみごとなポールTOウィンで飾った。
2位にレッドブルのペレス、3位追い上げたハミルトン(メルセデス)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位アロンソ(アルピーヌ)、6位ノリス(マクラーレン)、7位フェルスタッペン(レッドブル)、8位F1初入賞となるシューマッハ(ハース)、9位ベッテル(アストンマーティン)、そして10位マグヌッセン(ハース)までが入賞でポイント獲得。
以下11位ストロール(アストンマーティン)、12位ラティフィ(ウィリアムズ)、13位リカルド(マクラーレン)、14位角田裕毅(アルファタウリ)までが完走。
リタイヤとなったのはオコン(アルピーヌ)、ガスリー(アルファタウリ)、ボタス(アルファロメオ)、ラッセル(メルセデス)、周冠宇(アルファロメオ)、そしてアルボン(ウィリアムズ)の6台となった。
なお安否が気遣われた周冠宇はレース後の現場に元気な姿をみせた。

次回のF1は連続開催で7月10日(日)、レッドブルのホームコースであるレッドブルリンクを舞台にオーストリアGPが予定されている。

イギリスGP決勝レースの結果はこちら
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