« ベッテル(アストンマーティン)、中途退席で巨額罰金 | トップページ | 「薄氷の勝利」だった、ルクレール(フェラーリ) »

2022/07/10

オーストリアGPはルクレール(フェラーリ)優勝

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
拡大します
7月10日(日)15時(日本時間:22時)から2022年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースがレッドブルリンクを舞台に全71周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は20度、路面温度30度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップ、フェルスタッペンがポジションキープ、2番手ルクレール、3番手サインツの順。
4コーナーでラッセルとペレスが接触、角田とアルボンも接触。
10周目、ルクレールが首位に立つと、フェルスタッペンはピットインしてタイヤ交換。
角田は順位を上げ、オコンと6位争い。
その後方ではマグヌッセン、ノリス、シューマッハ、アロンソ、リカルドらが団子状態のバトルを繰り広げる。
ペレスとの接触を原因としてラッセルに5秒のタイムペナルティが科せられる。
37周目、タイヤ交換のあとフェルスタッペンのペースが上がらずフェラーリの先行を許す。
たまらずフェルスタッペンは2度目のタイヤ交換でフェラーリが1-2に。
アロンソは角田をオーバーテイクする際に進路を塞がれたと抗議。
40周目、ガスリーと接触したベッテルがコースアウトして一時イエローに。
7位争いのノリスとマグヌッセンが激しいオーバーテイクの応酬。
50周目、ルクレールも再度ピットストップ、さらにサインツも入り、フェルスタッペンに首位を譲る。
しかしまたルクレールが前に出てオレンジ・アーミーのため息を誘う。
57周目、フェルスタッペンをほぼ捕らえていたサインツのマシンから炎が出てストップ、戦列を去った。
バーチャル・セーフティカーとなり各車さらにタイヤ交換を。
60周目にレース再開、残すはあと11周。
ルクレール、フェルスタッペン、そしてハミルトンの順。

最後の数周は追い上げられながらもルクレールが優勝。
ルクレール(フェラーリ)の優勝は今年オーストラリアGP以来で今季3勝目、自身通算5回目の快挙となった。
2位はポールスタートのフェルスタッペン(レッドブル)、3位ハミルトン(メルセデス)、4位ラッセル(メルセデス)、5位オコン(アルピーヌ)、6位連続入賞のシューマッハ(ハース)、7位ノリス(マクラーレン)、8位マグヌッセン(ハース)、9位リカルド(マクラーレン)、10位アロンソ(アルピーヌ)までがポイント獲得。以下、11位ボタス(アルファロメオ)、12位アルボン(ウィリアムズ)、13位ストロール(アストンマーティン)、14位周冠宇(アルファロメオ)、15位ガスリー(アルファタウリ)、16位角田裕毅(アルファタウリ)、17位ベッテル(アストンマーティン)まてが完走。
リタイヤとなったのはサインツ(フェラーリ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ペレス(レッドブル)の3台となった。

次回のF1は2週間後の7月24日(日)、ポールリカール・サーキットを舞台にフランスGPが予定されている。

オーストリアGP決勝レースの結果はこちら
オーストリアGPの画像はこちら

|

« ベッテル(アストンマーティン)、中途退席で巨額罰金 | トップページ | 「薄氷の勝利」だった、ルクレール(フェラーリ) »