A.ニューイ氏(レッドブル)、「F1のレギュレーション」に疑問符
Adrian Newey & C.Horner (C)RedBull Racing
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エアロダイナミックスの専門家で、F1デザイナーの鬼才と称されるエイドリアン・ニューイ氏(63歳:イギリス)が、今年大きく変更されたF1マシンのレギュレーションについて疑問を投げ掛け注目されている。
今年のF1マシンはこれまでのもより大きく、重量もかなりの増加を余儀なくされている。
これに伴い最低重量も今や798キロと数年前と比べ200キロも増加しているのだが、ニューイ氏によれば、こうした重量の増加は間違った方向であると糾弾している。
「大きくなったマシンの動きは『鈍』になり、ドライビングしづらく、さらにクラッシュした際には想像以上のダメージが避けられなくなる」と警告する。
事実、今年すでにシューマッハ(ハース)など大きなクラッシュが発生していて、その損傷はドライバーを緊張させている。
マーチを始め、ウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルなど多くのチームで成功マシンを生み出したレジェンドの意見だけに、重みがありそうだ。
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