アルボン(ウィリアムズ)、アロンソに「嘆き節」
Fernando Alonso (C)Alpine F1 Team
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ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、予選で故意にコースオフなどを行い、黄色信号や赤旗中断を誘発した者について、当該ドライバーのベストタイムを取り消すなど有効なペナルティを与えるべき、と主張した。
名指しこそ避けたものの、これはアゼルバイジャンGPでのアロンソ(アルピーヌ)を念頭に置いたものであるのは明白。
アゼルバイジャンでは予選Q1終了間際、各車が最後のアタックに出たタイミングでアロンソが15コーナーでコースアウト、セッションが黄色信号となったため多くがタイム更新できなかった一方で、黄旗の張本人であるアロンソ自身は直前に出したタイムでQ2進出に成功したもの。
アルボンは「こうしたやりかたは、このスポーツを台無しにするものだ」と厳しく糾弾した。
F1レギュレーションではこうしたケースでペナルティを科すような条項はあるが、適用されたのはモナコGPでの有名なミハエル・シューマッハ事件くらいのものとなっている。
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