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2022年6月

2022/06/28

アルファタウリ、バズ・グループとパートナーシップ契約

Buzz (C)Scuderia Alphatauri
スクーデリア・アルファタウリは、ロンドンに本拠を置く多国籍コングロマリット企業である『Buzzグループ』とパートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。
契約は複数年とされている。

これによりアルファタウリはバズ・グループの持つ世界的なモータースポーツ・ネットワークを活かし、若手ドライバーの発掘や育成、マネージメントなどを行っていくという。

バズ・グループ代表である長谷川大祐氏は、「モータースポーツを含むすべてのビジネスは、地球の寿命とそこに住む人々の健康と幸福を守るために、環境に対するポジティブな変化を推進しなければならないと考えている」と、意欲をみせた。

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新規参入アウディはザウバー買収かエンジン供給者か

Audi (C) Audi AG
2026年シーズンのレギュレーション変更に伴い、アウディ&ポルシェ両社の新規参入がほぼ確実となっているが、ポルシェがレッドブル・レーシングへのエンジン・サプライヤー契約を結ぶのが確実とみられる一方、アウディについては既存チームを買収してのワークス参戦になるとの噂が流れていた。

ここに来てそのアウディは、現在アルファロメオF1チームの母体となっているザウバー・モータースポーツ株の25%を手中に収めたと報じられている。
ただチーム買収には25%の株では不足なのは明らかで、果たしてさらなる資本投入が今後もあるのか両社の交渉に注目が集まることになりそうだ。

なおレッドブルとポルシェとの提携は7月のオーストリアGPにも正式発表されるという説が有力になっている。

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2022/06/27

マリオ・イゾーラ(ピレリタイヤ)、カナダGPの接近戦を評価

Max Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 先のカナダGP決勝レースでは、終盤フェルスタッペン(レッドブル)とサインツ(フェラーリ)による壮絶なバトルが繰り広げられ、観客を大いに沸かした。 こについてピレリタイヤは今シーズンから導入された新しいエアロダイナミックスや新開発の18インチ径タイヤが及ぼした影響が大きいと、自讃した。 同陣営のF1責任者であるマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングによれば、「F1に限らずモータースポーツの魅力といえばどちらが勝つか判らないという接近戦にある。 今回のカナダGPでの息を呑む先頭争いは、十分にそれを証明したものだ」と、主張。 また「DRS(ドラッグ・リダクション・システム)などによる『造り出したオーバーテイク』よりも、F1ドライバーたちが繰り出すテクニックを駆使した接近戦のほうがエキサイティングだということだ」と、タイヤ開発者からの視線で持論を展開した。

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ミハエル・シューマッハに『ノルトライン・ヴェストファーレン州賞』

Schumacher Flag (C)Mercedes Motorsports
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ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州は、同州出身の世界チャンピオンであるミハエル・シューマッハ氏に対し、権威ある州賞を授与することを明らかにした。
これは著しい功績を挙げた同州出身者に対して与えられるもの。

授賞式は7月20日にドイツ・ケルンにある『モーターワールド』で行われる。
モーターワールドにはミハエル・シューマッハに関連する数々の記念品が所蔵されているという。
授賞式には妻であるコリーナさんとミック(ハースF1)とジーナさん二人の子どもも出席する予定になっている。

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『ESPN』、アメリカ国内のF1放送権獲得か

USA Image (C)Pirelli Motorsport
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アメリカを代表する放送大手『ESPN』が、同国内のF1放送権を引き続き継続するようだ。

自動車世界一の国であるアメリカでは近年急速にF1熱が高まっていて、これを裏付けるように新しい契約は2025年までの3年間で、年間8000万ドル(約108億円)にも達する金額はこれは今年までのものと比べ50%アップにもなるものという。

なお他に旗を揚げていたのは、いずれも著名な『Amazon』や『Netflix』らであったと伝えられている。

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2022/06/26

レッドブル首脳、「タイトル争いはマシンの信頼性がカギ」

Helmut Marko (C)RedBull Racing
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目下ドライバーズ・チャンピオンシップで1-2位を独占し、コンストラクターズ・ランキングでも1位を走るレッドブル・レーシングだが、同グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは「タイトル獲得にはマシンの信頼性がカギになる」と語っている。

ちなみに今シーズンここまでタイトルを争っているレッドブル陣営もまたフェラーリ陣営も共にマシントラブルでほぼ手中にしていた勝利を逸するというレースに複数見舞われている。

ただ逆にここまで9戦を終え、かつての王者メルセデスAMG勢が一度もマシントラブルに見舞われていないというのは皮肉な事実だ。
同チームは今季完走できなかったのはロマーニャGPのハミルトン(13位)だけであとは5回の表彰台獲得を含めすべてポイント獲得を重ねているものの、しかしランキングは3位に留まっている。
上記マルコ氏によれば、メルセデスはオーバーヒートの兆候があり、レースでペースを落とさざるを得ない弱点があるとのことだ。

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アルファロメオ、設立112周年記念デモ

Alfaromeo 112th (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオの設立112周年を祝い、アルファロメオF1チームのバルテリ・ボタスがイタリア・ミラノで記念のデモンストレーションランを敢行した。

1910年に設立されたアルファロメオは今年で実に112年。
イタリアのスポーツカー・ブランドとしての感謝の気持ちをデモランで表したもの。
ボタスは赤と白にペイントされたF1マシンにより世界的に有名なドゥオーモ広場をスタート、サンバビラ広場、ヌオーヴァ門など歴史的な名所を廻り、最後はガッタメラタからアルファロメオの新しいフラッグシップ店iに到着し走行を終えた。

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ニースF1計画はモナコGPへの圧力か

2022 Scene (C)Pirelli Motorsport
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突然湧いた観光都市ニースでのF1フランスGP計画だが、これをモナコGPに対する圧力とみる向きもあるようだ。

1950年に初開催のモナコGPは誰もが認めるF1を代表する伝統のグランプリだが、それ故に数々の特権が認められてきた。
しかし現在行われているとされる契約交渉では開催権料などで合意が得られていないとされる。
そこで距離も近いニースでの市街地特設コース・グランプリが実現すればモナコへのプレッシャーになることは間違いないだろう。

F1という世界ではこうした魑魅魍魎が以前から指摘されたところなのだ。

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2022/06/25

ホンダ、F1復帰の仰天ニュース

Honda Sakura Factory (C)Honda Racing
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F1は2026年からのレギュレーション変更に伴うアウディ&ポルシェなどのF1新規参入チームの登場が期待されているが、そこへ先にF1撤退をしたばかりのホンダも復活するという仰天ニュースが報じられた。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』誌が報じたもので、アルファタウリへのPU(パワーユニット)供給、ないしは同チームを買収してのホンダ・ワークス参戦という衝撃的なもの。
ちなみに兄弟チームであるレッドブル・レーシングはポルシェと組むというのが既成の事実で、早ければ今年のオーストリアGP時にもアナウンスされると報じられている。
なおアウディのほうではマクラーレンやアルファロメオらの名前が浮上している。

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ニース、フランスGPの候補地に名乗り

Image (C)Honda Racing
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フランスは著名な観光地コートダジュルに位置するニースが、新たなフランスGPの開催地として名乗りを上げたことがわかった。

現在フランスGPはポールリカール・サーキットを舞台に行われているが、同グランプリの責任者であるエリック・ブイユ氏(元マクラーレン)とは開催権料の減額を求めていてまだ来年以降の契約は結ばれていないと地元の『ウスト・フランス』紙は報じている。

ニースはストリートコースで開催したい考えというが、現在新たな開催候補地は列をなしており、F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによればすんなり新しいフランスGPが実現するかは不透明ということだ。

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アルファタウリ、ピエール・ガスリーとの契約延長正式発表

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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スクーデリア・アルファタウリは、同チームのピエール・ガスリー(26歳:フランス)との契約を2023年まで延長することで合意したことを正式発表した。

ガスリーは2017年に当時のスクーデリア・トロ・ロッソからF1デビューを果たして以来、6シーズンに渡ってレッドブル・グループに所属、3回の表彰台と3回のファステストラップを記録するなど活躍をみせていた。
2020年のイタリアGPでは自身初、チームとしては2008年のイタリアGP(セバスチャン・ベッテル)以来となる優勝を遂げるなど活躍、再び本家レッドブル・レーシングに戻る道を探っていたが、セルジオ・ペレスの残留が決まったことで断念せざるを得なくなっていたもの。


なお同じく2022年で契約が終了する角田裕毅のほうはまだ来季の契約について明らかにされていない。

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アルボン(ウィリアムズ)、アロンソに「嘆き節」

Fernando Alonso (C)Alpine F1 Team
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ウィリアムズのアレクサンダー・アルボンは、予選で故意にコースオフなどを行い、黄色信号や赤旗中断を誘発した者について、当該ドライバーのベストタイムを取り消すなど有効なペナルティを与えるべき、と主張した。
名指しこそ避けたものの、これはアゼルバイジャンGPでのアロンソ(アルピーヌ)を念頭に置いたものであるのは明白。

アゼルバイジャンでは予選Q1終了間際、各車が最後のアタックに出たタイミングでアロンソが15コーナーでコースアウト、セッションが黄色信号となったため多くがタイム更新できなかった一方で、黄旗の張本人であるアロンソ自身は直前に出したタイムでQ2進出に成功したもの。
アルボンは「こうしたやりかたは、このスポーツを台無しにするものだ」と厳しく糾弾した。

F1レギュレーションではこうしたケースでペナルティを科すような条項はあるが、適用されたのはモナコGPでの有名なミハエル・シューマッハ事件くらいのものとなっている。

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2022/06/24

スペイン、首都マドリッドで新たなF1招致の動き

Fernando Alonso (C)Ferrari S.p.A
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古くはハラマやヘレス、近年はバルセロナのカタロニア・サーキットでの開催が定着しているスペインGPだが、首都マドリッドでもストリートコースを想定にグランプリ誘致に乗り出していることがわかった。

それによれば、この計画はマドリッド州政府の担当大臣からF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOに打診があったというもので、現行のスペインGPとは一線を画すものという。
スペインではバルセロナを中心とする独立志向のカタルーニャ人の勢力が強く、こうした政治的な対立は不思議なことではない。

ただそれでなくとも近年のF1はヨーロッパ地域外での開催増加が流れを作っていて、こうした相容れない動きは珍しくなく、スペインで複数のグランプリ開催が実現するのか極めて不透明な情勢と言えそうだ。

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ニキータ・マゼピンvsハースF1、泥沼の応酬合戦に

Nikita Mazepin (C)Haas F1 Team
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ロシア軍によるウクライナ侵攻の影響により、ハースF1チームから契約解除となったロシア人ドライバーであるニキータ・マゼピンが、契約が履行されず未払いとなっている契約金があるとして同チームを相手に提訴していることがわかった。

それによれば契約解除の時点でそれまでの給与と然るべき退職金が支払われる必要があるが、チームはそれを履行していないというもの。
ハースF1ではまたチームのタイトル・スポンサーだったロシアの国営企業である『ウラルカリ』とも契約解消の騒動で揉めていて、チーム首脳は頭を痛めている。

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ラッセル(メルセデス)、「まだ不振脱却の出口見えてない」

George Russell (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームが今季開幕から苦しんできたいわゆるポーポシングの問題について、チームは「空力的にはすでに解決した」としていることに対し、同チームのジョージ・ラッセルは「まだ不振脱却の出口見えない」と否定的な考えをみせた。

「ウチの問題点は単にポーポシングだけではなくて、エアロダイナミックスやサスペンションによるメカニカルグリップなど複合的なものが絡んでいるんだ。
しかもそれはサーキット毎に異なる形で現れて、一つのコースで成功してもコースが変わればまた違う問題が出て来る始末。
それに僕らがいるべきポジションは表彰台の一番高い所の筈」と、引き締めた。

それでも次戦イギリスGPの舞台となるシルバーストーンは高速コースなのでメルセデスには向いている筈と、期待をみせた、
ここで過去8勝と段違いの強さを見せてきた僚友ハミルトンを打ち破りたいところだ。

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2022/06/23

ペレス(レッドブル)、前戦のクラッシュで首痛に

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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先週臨んだカナダGPでは、予選でウェット路面に足を掬われバリアにクラッシュを余儀なくされたレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス、その際に首を痛めていたことがわかった。

「マシンを降りた時は感じなかったんだ。
だからOKを出したんだけど、それから数時間後に傷みを感じ始めたよ。
翌日の決勝レースでは幸か不幸か序盤にギヤボックスの問題でストップしてしまったけれど、もしも最後まで走っていたらさらに患部を悪くしてしまったかも知れないな」

今もなお傷みは完全に引いていないということで、次戦イギリスGPに備え治療に専念しているということだ。
その舞台であるシルバーストーンは高速コースとしてだけでなく、一部路面がバンピーでもあることも特徴のところだ。

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レッドブル&ポルシェ、7月にも提携発表との噂

Porsche F1 (C)Porsche AG
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かねて噂になっているレッドブル・レーシングと新規参入のポルシェとの提携が、7月のオーストリアGP(レッドブルリンク)で発表されるとの見通しが急速に広がっている。
オーストリアGPはレッドブルのホームグランプリであることも信憑性を高めている。

共にフォルクスワーゲン・グループにあるアウディ&ポルシェはF1レギュレーションが大きく変更となる2026年から新規参入、アウディは自らの体制でF1参戦が見込まれる一方、ポルシェのほうはエンジン・サプライヤーとしての参戦が有力とされ、レッドブル・グループとの提携が噂になっていたもの。
ただ今後、現在支援を受けるホンダや、自らのレッドブル・パワートレインズとの関係調整が必須になるとみられる。

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ウィリアムズ、オスカー・ピアストリの英GPデビューを否定

Oscar Piastri (C)Alpine F1 Team
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本来ルノー・チームがジュニアドライバーとして育成してきたオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)だが、現在のアルピーヌF1ではレースシートの空きがみられず、2023年のデビューを念頭に、マクラーレン・チームやウィリアムズ・レーシングらとコンタクトを取っていると伝えられている。
さらに追い討ちを掛けるように、カナダGPのパドックでは次戦イギリスGPでウィリアムズ・レーシングからニコラス・ラティフィのマシンでデビューするというショッキングなものも聞かれた。

しかしこれについてウィリアムズのヨースト・カピート代表は「噂話としては面白いが、イギリスGPから交代するというのは、一般論としても現実味がない話だね。
少なくともウチでは、有効な契約を持つアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィの今年の戦いを最後まで見極めることが先決だ」と、シーズン途中の交代説を一蹴した。

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2022/06/22

ベルギーGP、2023年のカレンダーから脱落の危機

Spa-Francorchamps (C)Pirelli Motorsport
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2023年のF1カレンダーについては今シーズンの全22戦よりさらに拡大される方向にあることが推定されているが、チャレンジングなスパフランコルシャンを舞台としてドライバーからの支持も厚いベルギーGPも脱落が現実味を帯びてきたようだ。

近年、世界一の自動車大国であるアメリカで複数のグランプリ開催が実現したり、中東など新たな富裕国での開催が増える一方で、伝統的なヨーロッパ・ラウンドのレースがカレンダーから外れるケースが増しているからだ。

近年施設改修が行われたベルギーGPもその例外ではなく、モナコGPなどと共にカレンダー脱落が懸念されていて、懸念する声が高まっている。

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ブレーキが限界だった、フェルスタッペン(レッドブル)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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カナダGP決勝レースをみごとポールTOウィンで飾ったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンだったが、実はレース終盤マシンにブレーキトラブルを抱えていたことがわかった。

同チームのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーによれば、フェルスタッペンのマシンはライバルであるフェラーリのカルロス・サインツの猛追を受けていて、そのためハードなブレーキングを強いられており、ブレーキの温度が限界まで上昇、あと数ラップレースが続けば、ブレーキが損傷していたかも知れなかったという。

なおその一方、レース序盤に突然ストップした僚友セルジオ・ペレスのトラブルは、ギヤボックスの破損だったとのこと。
ペレスは前日の公式予選でマシンをクラッシュさせていて、あるいはこれが原因の一つだったかもしれないという。

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ハミルトン(メルセデス)、「レースは戦えるレベルに」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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カナダGPで今季開幕戦以来の3位表彰台を得たメルセデスAMGのルイス・ハミルトンは、苦戦してきた『W13』のパフォーマンスが向上していることを強調した。

「グランプリ毎にパフォーマンスが良くなっていることは間違いないね。
とりわけレースペースが良くなってきたのは実感できる。
これから予選のアタックラップが良くなっていけば、先行したフェラーリやレッドブルらに追いつけると確信しているよ」

これまでほとんどのグランプリでジョージ・ラッセルに後れを取っていた元チャンピオンだが、目立っていないものの今回は予選・決勝レース共に先行し、エースとして面目を保った。
前戦ではレース後コクピットからの脱出もままならなかったハミルトンだが、今回はそれもなし。
今後は2014年以来守り続けてきたコンストラクターズ・ランキング1位の座の奪還が課題になることだろう。

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2022/06/21

アルボン(ウィリアムズ)、カナダGPの最速ピットストップ

Tyre Work (C)Pirelli Motorsport
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19日(日)行われたカナダGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、伏兵ウィリアムズ・レーシングのクルーだった。

それによれば最速はアレクサンダー・アルボンを2.38秒の作業でコースに復帰させた際に記録されたのもの。
今回の2位は、アルファタウリで角田裕毅の2.39秒、3位はアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルの2.46秒だった。

なおこのレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのは、PU(パワーユニット)交換によるグリッド最後列から追い上げたルクレール(フェラーリ)。

またボーナスの1ポイントが与えられるこのレースの『ファステストラップ・アワード』は、レース終盤首位のフェルスタッペン(レッドブル)を激しく追い上げたフェラーリのサインツが63周目に記録した1'15.749で獲得した。
なお2番目はそのフェルスタッペン(レッドブル)の1'15.839だった。

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フェルスタッペン、カナダでの激戦をポールトゥウィンで制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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FORMULA 1 AWS GRAND PRIX DU CANADA 2022 – SUNDAY

THE RACE TYRE STORY
・ポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが 2 ストップ戦略で 優勝しました。ファステストラップは、フェラーリのカルロス・サインツが記録しました。サインツ も 2 ストップ戦略を採り、 フィニッシュまでフェルスタッペンを猛追しました。
・バーチャルセーフティーカーとセーフティーカーの導入が戦略に影響を及ぼしました。 フェルタッペンは、バーチャルセーフティーカー導入周回中に 1 回目のピットストップを行いました。サインツは、セーフティーカー導入周回中に 2 回目のピットストップを行い、セーフティーカー終了後、フェルタッペンの直後から再スタートを切り、エキサイティングなフィナーレを演出しました。
・昨日の豪雨後、モントリオールの天候は回復し、今日のコンディションは、金曜日と同様の気温 25 ℃、路面温度 40 前後 でした。
・P Zero ホワイト・ハードでスタートした 5 名以外は、予想通り P Zero イエロー・ミディアムタイヤでスタートしました。ハードタイヤでスタートしたドライバーには、 フェラーリのシャルル・ルクレールも含まれていました。後方グリッドからスタートしたルクレールは、 5 位でフィニッシュしました。

HOW THE COMPOUNDS MADE THE DIFFERENCE
・ハード C3: 低いデグラデーションレートで素晴らしい耐久性を示しました。 最も注目すべき例は、 ハードタイヤで 62 周を走 行 したハースのケビン・マグヌッセンでした 。ハードでスタートした 5 名中の 4名が 1 ストップで完走しました。 他の 完走者 は 2 ストッパーでした。
・ミディアム C4: スピードとデグラデーション間の堅実なバランスを示しました。ミディアムでスタートしたアルピーヌのフェルナンド・アロンソは、ポジション維持を狙って28周のオープニングスティントを走行しました。
・ソフトソフト C5C5:: ソフトは、ミディアムよりもラップあたりソフトは、ミディアムよりもラップあたり0.50.5秒以上速い性能を示していましたが、グレイニン秒以上速い性能を示していましたが、グレイニングのリスクが存在するグのリスクが存在する今日の今日の「グリーン」な路面での登場機会はありませんでした。「グリーン」な路面での登場機会はありませんでした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「ここカナダで、「ここカナダで、全体を通して全体を通して我々の我々の新型新型1818インチタイヤによる接戦インチタイヤによる接戦が見られたが見られたことを嬉しく思います。いずれことを嬉しく思います。いずれもも22ストップ戦略ながら、イエローフラッグに伴ってピットストップのタイミングが微妙に異なるフェルスタッペンストップ戦略ながら、イエローフラッグに伴ってピットストップのタイミングが微妙に異なるフェルスタッペンとサインツの戦略が、最後までスリリングな戦いを盛り上げました。とサインツの戦略が、最後までスリリングな戦いを盛り上げました。P ZeroP Zeroイエロー・ミディアムとイエロー・ミディアムとP P ZeroZeroホワホワイト・ハードタイヤは、ドライバーたちがイト・ハードタイヤは、ドライバーたちが終始終始ハードにプッシュすることを可能にし、優勝ハードにプッシュすることを可能にし、優勝争いの争いの激戦や、シャル激戦や、シャルル・ルクレールによる後方グリッドからの素晴らしい追い上げに貢献できたと思います」

ピレリジャパンプレスリリース

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レッドブル、「フェルスタッペンとの無線に障害」

Trophy (C)Redbull Racing
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日曜日に行われたカナダGPでみごとポールTOウィンを飾ったマックス・フェルスタッペンだが、レッドブル・レーシングはレース終盤、無線連絡に障害があったことを明らかにした。

これは同チームのクリスチャン・ホーナー代表が英国メディアに次のように語ったもの。
「サインツに追い上げられたレース終盤の10周ぼとは、気が気じゃなかったよ。
なぜならドライバーとの無線に障害が現れて、マシンとの交信が全く途絶えたか、もしくはチーム側からの声は伝えられるものの、一方通行でドライバーからの声がギャントリーに届かなかったようだ」

それでもフェルスタッペンは状況を正しく判断、ミスすることなくチェッカーまでマシンを持ち込んだと讃えた。
ただ一部のメディアからは「ドライバーが意図的に無線をシャットアウトしたのではないか」とみる向きもあるようだ。

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サインツ(フェラーリ)、「持てるすべてを出した」

M.Verstappen & C.Sainz (C)Redbull Racing
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カナダGP決勝レース終盤、1秒を切る接近戦が10数ラップに渡って繰り広げられたフェルスタッペン(レッドブル)とサインツ(フェラーリ)との間の壮絶バトルだが、結局順位の変動がないままチェッカーフラッグが振られ結着がついた。

これについてサインツは、「自分のできるすべてのことはやった」と、振り返った。
「最後は僕のタイヤのほうがフレッシュだったし、電力チャージやDRS(ドラッグ・リダクション・システム)など最大限活用してオーバーテイクに掛かったけれど、わずかに届かなかった。
でもすべてを出し切ったので、この結果には納得している」と、サインツ。

一方、フェルスタッペンのほうは「ストレートスピードにセットアップの焦点を合わせた」として、辛うじて逃げ切れたポイントを明かした。

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2022/06/20

クラッシュの角田裕毅(アルファタウリ)、「プッシュし過ぎた」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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PU(パワーユニット)交換によりカナダGP決勝レースをグリッド最後尾からスタート、一時はポイント圏内を走るなど健闘していたアルファタウリの角田裕毅だったが、2度目のピットストップを終えてコースインしようとした直後、単独スピンでクラッシュ、レースを終えた。

これについて角田は「(クラッシュは)完全に僕のミス。
プッシュし過ぎたんだ。
オーバーテイクがたやすいサーキットではなかったけれど、レースペースは悪くなく、順調にポジションを上げていただけにこの結果は残念。
支えてくれたチームに申し訳なく、みんなに謝ったよ」と、説明した。

歯車が噛み合わず、ここ3戦ノーポイントが続いているだけに、悔やまれる。

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アロンソ(アルピーヌ)にペナルティ・ポイント

FIA
カナダGPのレーススチュワード(審査委員)は、19日(日)に行われた決勝レース中、ボタス(アルファロメオ)のオーバーテイクを複数回進路を変えて妨害したとしてペナルティ・ポイント1点を科したことを明らかにした。
なおアロンソには別途、レース結果に5秒のタイムペナルティが科せられ、これにより7位から9位へと降格になっている。

アロンソはこれが過去12か月で計6点目のペナルティ・ポイント。
ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになっている。

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カナダGPはフェルスタッペン(レッドブル)がポールTOウィン

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月19日(日)14時(日本時間:翌3時)から2022年F1第9戦カナダGPの決勝レースがジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に全70周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は19度、路面温度39度、路面はドライコンディションとなっている。
なお既報のように共にPU(パワーユニット)の交換によりルクレール(フェラーリ)と角田裕毅(アルファタウリ)は最後尾からのスタートとなっている。

オープニングラップはアロンソ(アルピーヌ)が3位に落ちるが上位はほぼグリッド通りの順。
8周目、ペレス(レッドブル)がマシントラブルでストップ、バーチャル・セーフティカーに。
20周目、健闘していたシューマッハ(ハース)もマシントラブルでストップ。
49周目、タイヤ交換を終えたばかりの角田裕毅(アルファタウリ)が1コーナーで単独クラッシュ、セーフティカー導入に。
この時点でフェルスタッペン、サインツ、ハミルトンの順。
55周目にレース再開。

終盤のサインツの猛攻を退け、70周のレースのチェッカーフラッグを最初にかいくぐったのはポールポジションからスタートしたフェルスタッペン(レッドブル)。
ロマーニャGP以来のポールTOウィン、アゼルバイジャンに続く今季6勝目、自身通算26回目の勝利。
2位サインツ(フェラーリ)、3位ハミルトン(メルセデス)、4位ラッセル(メルセデス)、5位最後尾から追い上げたルクレール(フェラーリ)、6位オコン(アルピーヌ)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位ボタス(アルファロメオ)、9位周冠宇(アルファロメオ)、10位ストロール(アストンマーティン)までがポイント獲得。
以下11位リカルド(マクラーレン)、12位ベッテル(アストンマーティン)、13位アルボン(ウィリアムズ)、14位ガスリー(アルファタウリ)、15位ノリス(マクラーレン)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位マグヌッセン(ハース)までが完走。
アルファロメオのW入賞は今季初の快挙。
リタイヤとなったのは角田裕毅(アルファタウリ)、シューマッハ(ハース)、そしてペレス(レッドブル)の3台となった。
次回のF1は7月3日(日)、イギリスGPの開催が予定されている。

カナダGP決勝レースの結果はこちら
カナダGPの画像はこちら

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2022/06/19

ピットレーンの危険リリースでアストンマーティンに罰金

FIA
カナダGPのレース・スチュワードは、アストンマーティンF1に5千ユーロ(約71万円)の罰金を科したことを明らかにした。

スチュワードよればこれは17日(金)行われたフリー走行1回目セッション中、同チームのレースドライバーであるセバスチャン・ベッテルが、コースインするためファストレーンを走行していたケビン・マグヌッセン(ハース)の直前にガレージから発進、衝突回避のためマグヌッセンに急ブレーキを強いたというもの。

スチュワードは各種データやビデオ等を検証した結果、ベッテルの側に非があると判定したという。

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カナダGP予選、フェルスタッペン(レッドブル)がPP獲得

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月18日(土)16時(日本時間:翌5時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2022年F1第9戦カナダGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

天候は曇り、Q3開始時の気温は14度、路面温度は18度、雨粒はないもののタイヤはほぼインターミディエイト、コースはまだウェット路面が多く残る難しいコンディションとなっている。
これまで上位3位までを独占してきたレッドブル&フェラーリはQ2までですでに1台ずつしか残っていない。
逆転を目論んでドライタイヤに履き替えたラッセル(メルセデス)はしかしコースに留まれずコースオフ、リヤウィングを軽く損傷させた。

ポールポジションは終始トップタイムを書き換え続けたフェルスタッペン(レッドブル)が獲得。
ロマーニャGP以来のポールで今季2度目、自身通算15回目の快挙となった。
2位は今週絶好調のアロンソ(アルピーヌ)で、フロントロウ獲得は実に2012ドイツGP以来。3位サインツ(フェラーリ)、4位ハミルトン(メルセデス)、5位マグヌッセン(ハース)、6位シューマッハ(ハース)、7位オコン(アルピーヌ)、8位ラッセル(メルセデス)、9位リカルド(マクラーレン)、10位周冠宇(アルファロメオ)となった。
3列目にハースの2台が並んだのはチームとしてもシューマッハ個人としても初、また新人の周冠宇(アルファロメオ)もQ3進出は自己最高位だ。
カナダGP決勝レースは19日(日)14時(日本時間:翌3時)から全70周で行われる。

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予選Q2、ペレス(レッドブル)がクラッシュ

引き続きカナダGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
コンディションは多少良くなったよう゛てインターミディエイト装着のマシンも現れた。

アルボン(ウィリアムズ)が6コーナーでコースオフして一時イエローコーションに。
直後3コーナーでペレス(レッドブル)がやはりコースオフしてバリアに正面からクラッシュ、マシン回収のため赤旗中断となった。

残り9分でセッション再開。
雨もほぼ上がり、路面コンディションも改善されてきた。
大幅にタイムアップして、トップはフェルスタッペン(レッドブル)、2番手アロンソ(アルピーヌ)、3番手ラッセル(メルセデス)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ハミルトン(メルセデス)、6番手シューマッハ(ハース)、7番手周冠宇(アルファロメオ)、8番手オコン(アルピーヌ)、9番手マグヌッセン(ハース)、10番手リカルド(マクラーレン)までがQ3進出。

ここでの敗退はボタス(アルファロメオ)、アルボン(ウィリアムズ)、ペレス(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、そしてルクレール(フェラーリ)の5台となった。

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予選Q1、ガスリー(アルファタウリ)敗退

6月18日(土)16時(日本時間:翌5時)から3年ぶりカナダGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は引き続き雨、セッション開始時の気温は25度、路面温度は53度、コースはウェットコンディションとなっている。
なお当初予選グリッド10番降格と伝えられたルクレール(フェラーリ)は角田裕毅(アルファタウリ)と同様に日曜日は最後尾グリッドとされた。

目まぐるしい順位争いの結果、ここでのトップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)の1'32.219。
2番手アロンソ(アルピーヌ)で1'32.277。
以下3番手サインツ(フェラーリ)、4番手マグヌッセン(ハース)、5番手ルクレール(フェラーリ)、6番手オコン(アルピーヌ)、7゛はラッセル(メルセデス)、8番手リカルド(マクラーレン)、9番手ボタス(アルファロメオ)、10番手周冠宇(アルファロメオ)。
以下、シューマッハ(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、アルボン(ウィリアムズ)、ノリス(マクラーレン)までがQ2進出。

ここでの敗退はガスリー(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、そして角田裕毅(アルファタウリ)の5台となった。

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雨のフリー3回目、アロンソ(アルピーヌ)がトップタイム

Gilles Villeneuve Circuit (C)Redbull Racing
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6月18日(土)13時(日本時間:翌2時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は雨、セッション開始時の気温は11度、路面温度16度、コースはウェットコンディションとなっている。
なおこのところ連続ポール獲得のルクレール(フェラーリ)が、主要コンポーネンツの交換で予選グリッド10番降格のペナルティを受けることがわかり、ティフォシたちを落胆させた。

フルウェットタイヤでスタートしたこのセッション、ベッテル(アストンマーティン)&サインツ(フェラーリ)&アロンソ(アルピーヌ)らからインターミディエイトタイヤに切り換えられた。
フリー走行3回目はアロンソ(アルピーヌ)が初のトップタイム、続いてガスリー(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、リカルド(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)といういつもとは異なるトップ10ドライバーとなった。
ハミルトン(メルセデス)は15番手、一時3番手タイムを記録するなどした角田裕毅(アルファタウリ)だがグリッド最後尾が確定していることもあり最後は17番手に留まった。
なおルクレール(フェラーリ)はこのセッション、ノータイム。
この後、16時(日本時間:翌5時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。

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2022/06/18

ガスリー(アルファタウリ)、ピットレーン速度違反

 FIA
カナダGPのレーススチュワード(審査委員)は、17日(金)行われたフリー走行1回目セッションでピエール・ガスリーにピットレーン速度違反があったとして、スクーデリア・アルファタウリに罰金を科したことを明らかにした。

それによればカナダGPのピットレーン速度は制限80キロのところガスリーは82.5キロで走行したということで、罰金300ユーロ(約4万3千円)を科したことを明らかにした。

レギュレーションでは制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額の罰金が科せられることが決まっているが、最大1,000ユーロを上限としている。

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「ロングランに焦点」と、最後尾確定の角田裕毅(アルファタウリ)

角田 裕毅 (C)Honda Racing
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カナダGP初日のフリー走行を17番手で終えたスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅だが、いつもとは異なるアプローチであることを説明した。

「今回はグリッド最後尾が決まっているので予選に力を入れても意味ないからね。
すべての作業を決勝レースのロングランに集中させているよ。
ここ(ジル・ビルニューブ・サーキット)は初めてのコースだけど、走っていてとても楽しいコースだから日曜日の決勝レースが待ち遠しいね。
オーバーテイクもできそうだし、最後尾からどれだけ順位を上げられるか楽しみだよ」

ただこのコースはかなりタイトなコーナーも多く、そのドライビングに油断は許されない。

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フリー2回目もフェルスタッペン(レッドブル)が最速

Gilles Villeneuve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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6月17日(金)17時(日本時間:翌6時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は26度、路面温度43度、コースはドライコンディションとなっている。

セッション開始約17分、コース上に空き缶が入り込んでいるということでバーチャル・セーフティカーに。
マーシャルがスピーディに片付けると観客から大きな歓声が沸き上がった。
残り時間も少なくなって、ハミルトン(メルセデス)がマシンの不調を訴えてガレージに戻る。
終了時、暗い雲に覆われたものの心配されたにわか雨は降らず仕舞い。
なお、ガレージで作業が続いたボタス(アルファロメオ)のマシンは結局コースインすることなくノータイムで終了した。

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角田裕毅(アルファタウリ)、パワーユニット交換で最後尾に

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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カナダGPのレーススチュワードは、スクーデリア・アルファタウリの角田裕毅が日曜日の決勝レース゛グリッド最後尾になることを明らかにした。

これは、今回のカナダGPで角田裕毅のマシンが今季4基目のPU(パワーユニット)を投入したことによる。
レギュレーションでPU(パワーユニット)はシーズン3基目までと定められているためだ。

ここジル・ビルニューブ・サーキットは比較的オーバーテイクが行いやすいコースとされていることから、今回の決断になったようだ。

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カナダGPフリー1回目、フェルスタッペン最速

Gilles Villeneuve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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6月17日(金)14時(日本時間:翌3時)からジル・ビルニューブ・サーキットを舞台に2022年F1第9戦カナダGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は晴れ、セッション開始時の気温は25度、路面温度41度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回も5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

開始約15分、オコン(アルピーヌ)のマシンにブレーキダクトを路面にあったベーパータオルが塞ぐというトラブルが起き、白煙を上げてピットストップを余儀なくされた。
カナダGP最初のセッションでスピードをみせたのはレッドブルのフェルスタッペンで1'15.158を記録、続いたのはフェラーリノサインツで、こちらは1'15.404。
以下、3番手アロンソ(アルピーヌ)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ルクレール(フェラーリ)、6番手ラッセル(メルセデス)、7番手ストロール(アストンマーティン)、8番手ハミルトン(メルセデス)、9番手ベッテル(アストンマーティン)、10番手にリカルド(マクラーレン)が付けた。
アルファタウリ勢はガスリー11番手、角田裕毅は14番手となっている。
このあと17日(金)(日本時間:翌6時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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2022/06/17

カナダGPの週末、金・土ににわか雨の可能性も

Gilles Villeneuve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週ジル・ビルニューブ・サーキットで行われる2022年F1第9戦カナダGPの天気について、地元気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日にいずれも一時にわか雨の可能性があるものの、決勝レースが行われる日曜日については雨の心配はないとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
6月17日(金) フリー走行 曇り一時にわか雨 9- 24度 70%
6月18日(土) 公式予選 曇り一時にわか雨 12- 17度 80%
6月19日(日) 決勝レース 曇り 12- 21度 0%

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カナダGPのスチュワードにエマニュエル・ピロ氏

Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる2022年F1第9戦カナダGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバー、エマニュエル・ピロ氏(60歳:イタリア)を指名したことがわかった。
同氏のスチュワード就任は昨季第20戦カタールGP以来となるもので、自身通算41回目となり引き続き全体の最多記録を更新するものになった。

ピロ氏はスポーツカーレースで活躍、5回のルマン24時間レース優勝を記録したレジェンド。
F1では1989年オーストラリアGPの5位(ベネトン・フォード)が最高位。
一昨年のカナダGPではベッテル(フェラーリ)の勝利をフイにするペナルティ裁定を下したことで一躍渦中の人となった経緯がある。

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30年ぶりの復活開催目指す南アフリカGP(キャラミ)

1993 South Africa GP (C)Williams F1
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1993年の開催を最後にグランプリ開催から離れていたキャラミ・サーキットでの南アフリカGPが、復活開催を目指し前進していることが伝えられている。
実現すれば、実に30年ぶりということになる。

それによれば、F1の責任者であるステファーノ・ドメニカリ/CEOが同サーキットのオーナーらとの話し合いのため、現地南アフリカを訪問したということだ。
コースや周辺施設などに大きな問題はないとみられるが、ここ数年で新規開催を希望するサーキットが増大していて、開催料などの条件で折り合いがつかない可能性もある。

なお同グランプリの最多勝者はニキ・ラウダ氏の3勝、最後の勝者はアラン・プロスト氏だった。

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2022/06/16

メルボルン、2035年までF1豪GP開催契約延長

2022 Scene (C)Mercedes Motorsports
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F1は、2025年末までだった現在のF1オーストラリアGP開催契約をさらに10年延長し、2035年までとすることで合意したと正式発表した。

F1オーストラリアGPは1985年にアデレードで初開催、1996年から現在の開催地であるメルボルンのアルバートパーク・サーキットに移転、2020年と2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、メルボルンでの開催が定着してきた。

さらに大規模な施設改修も繰り返されていて、近代的なサーキットに生まれ変わりつつある。
また新しい契約ではサポートレースとしてF1傘下のF2やF3レースも行われることになっている。

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ラティフィ(ウィリアムズ)にシート喪失の危機

Nicholas Latifi (C)Williams Racing
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今シーズン、ここまでまだノーポイントとチームの期待に応えられていないウィリアムズ・レーシングのニコラス・ラティフィ(26歳:カナダ)が、シーズン半ばでレースシート喪失の浮き目に遭うことが現実味を帯びてきたようだ。

それによれば本格的にヨーロッパ・ラウンドがスタートする来月のイギリスGPから、ウィリアムズはラティフィを更迭し、F2チャンピオンであるオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)を同チームの正レースドライバーに起用するというもの。

アルピーヌF1の育成ドライバーで今季も同チームでリザーブドライバーを務めるピアストリは、来季同チームからのF1デビューが期待されてきたが、オコンに加えてアロンソも来季の残留を望んでいることからピアストリが宙に浮いた形になっている。
折りしもラティフィのパフォーマンスに満足していないウィリアムズ・レーシングから最後通牒が突き出された形だ。

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ハミルトン(メルセデス)、「ポーポシング解決は喫緊の課題」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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アゼルバイジャンGP決勝レースでは、フィニッシュ後自力でコクピットから出ることもままならないほど背中の痛めに苦しんだルイス・ハミルトン(メルセデス)は、その主因とみられるポーポシング解決について「喫緊の課題」であると声を上げた。

これについてハミルトンは、『W13』のポーポシング自体は車高を上げることによって抑えることができるものの、コーナリング・スピードが低下するため根本的な解決方法にはならないという。
また同じマシンであるにも関わらず、チームメイトのジョージ・ラッセルはこの件で身体を痛めたという話は聞かないことについて、両車は同じものではなく、ハミルトンのそれはリヤサスペンションに新しい機軸を投入していたと明かした。

なお本人は否定するが、背中の痛みが治まらない場合、ハミルトンは連続開催となる今週末のカナダGPへの出走も懸念されているところだ。

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2022/06/15

角田裕毅(アルファタウリ)、「トラブル知らされてなかった」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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アゼルバイジャンGP決勝レースで、リヤウィングが損傷するというマシントラブルにより入賞を逸したスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、トラブルについて「知らされてなかった」ことを明かした。

「それまで何も知らされてなかったので、突然ピットインを指示された時理由がわからなかった。
自分では確認できないところだしね。
エンジンにでも何かトラブルの兆候が出たのかと思ったよ。
何とか応急処置はしてもらったれど、DRS(ドラッグ・リダクション・システム)は使えないし、バランスが狂ってもう挽回なんて話しじゃなくなってしまった」と、説明した。

そして「ドライビングに問題はなかったけれど、安全のため作業は止むを得なかったと納得しているよ」と、付け加えた。
敢えて未練を語るならば、今季の自身最高位となる6位入賞は目前だった。

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ラッセル(メルセデス)、「信頼性のお陰で表彰台」

Podium Scene (C)Redbull Racing
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アゼルバイジャンGPはレッドブル・レーシングの2台が1-2勝利という最高のリザルトを収めたが、一方で今季目覚ましい活躍をみせてきたフェラーリ勢は2台共に戦列を去るという対称的な結果となった。
目立たなかったが、不調を伝えられたメルセデスAMG勢はその陰で3-4位という現状では望むべく最高の結果を残している。

これについてみごと表彰台を獲得したジョージ・ラッセルは、次のように自虐した。
「今日のレースは最初から最後まで気の許せないとてもハードなものだった。
スピードに欠けた僕らが好成績を収められたのは皮肉なことだけど信頼性があったからだ。
ただ今回のバクーでもポーポシングは収まっていなくて、事実ハミルトンはかなり苦しかったようだね。
F1には最高の優れた人材が揃っているから、これもそう遠くないうちに解決されると思っているよ。
そうじゃないと、信頼性だけではレッドブルには太刀打ちできないもの」

今季メルセデスAMGチームはここまで8戦で4回の表彰台を含む全戦完走を果たしている。

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2022/06/14

2位ペレス(レッドブル)、「順位の変更は当然」

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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ライバルであるルクレール(フェラーリ)のブレーキミスにより首位に躍り出たレッドブル・レーシングのペレスだったが、1位で走る時間は長くなく、15周目にはチームメイトであるフェルスタッペン(レッドブル)に対し、抵抗することなく1位のポジションを譲ったようにみえた。

これについてペレス本人は「チームから不当な指示があった訳じゃない」と、その状況を説明した。
「バーチャル・セーフティカーのタイミングなど難しい状況になったりはしたけれど、戦況が変わるほどのことはなかった。
あの時僕にももう少しレースをコントロールできるだけの戦闘力はあったよ。
でもフェルスタッペンのほうが明らかにスピードがあったから、(首位を)譲るのは自然な判断だったんだ。
別にチームから不当な扱いを受けたなんて思っていない。
みんな(記者)はレッドブル・レーシングにもお家騒動があったほうがうれしいのかも知れないけれど、ね」と、記者たちの期待をかわした。

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体調が懸念されるハミルトン(メルセデス)

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsport
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F1は中東のアゼルバイジャンGPを終えた後、即座にアメリカ大陸はモントリオールへと飛び、第9戦のカナダGPを迎えるが、このハードな連戦で体調が懸念されているのがメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだ。

というのも同チームのマシン『W13』は他チームと比べてストレートでのポーポシング(波動的な縦揺れ)が激しく、国際映像で披露されるドライバーのヘルメットが小刻みな上下動を繰り返しているのが容易に見て取れるほどだ。
レース中にも背中の傷みを訴えていたハミルトン(メルセデス)は、レース終了後自力ではコクピットから降りられない有り様。
これにはチームメイトのラッセルも同調するが、同選手がまだ24歳であるのに対し、F1でも長老になるハミルトンは37歳と『高齢』なのが気掛かりだ。

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2022/06/13

レッドブル、2ストップ戦略を使用してバクーの高速市街地サーキットでワンツーフィニッシュ達成 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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FORMULA 1 AZERBAIJAN GRAND PRIX 2022 – SUNDAY

THE RACE TYRE STORY
・レッドブルは、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスによる ワンツーフィニッシュを達成しました。フェルスタッペンは、アゼルバイジャンでの 6 人目の優勝者となりました。 両ドライバーは、ともに PZero イエロー・ミディアムでスタートし、 後続の 2 スティントを P Zero ホワイト・ハードで走行する戦略を採りました。 2 回目のピットストップでは、 2 回目のバーチャルセーフティーカー導入時のアドバンテージを活用しました。バーチャルセーフティーカー導入周回中のピットストップ所要時間は、グリーンフラッグ中のそれに比較して約半分となります。
・上位 4 名が 2 ストップ戦略を採りました。 3 位と 4 位でフィニッシュしたメルセデスの両ドライバーは、1 回目のバーチャルセーフティーカー導入周回中に、レッドブルの両ドライバーよりも数周早く、 1 回目のピットストップを行いました。
・今日のバクーの天候は、この週末でも高い気温となり、 レースがスタートした 現地時間 午後 3 時の路面温度は 50 ℃を超えていました。このため、軟らかいコンパウンドほど サーマルデグラデーションのリスクが高くなりました。
・大半のドライバーが ミディアムタイヤでスタートしました。ハードタイヤでスタートした 5 名中の最上位ドライバーは、 8 位でフィニッシュしたマクラーレンのダニエル・リカルドでした。

HOW THE COMPOUNDS MADE THE DIFFERENCE
・ハード C3: ハードタイヤは、高温のコンディションとバクーの高速市街地サー キットに良好に対応し、今日のレースにおける鍵となりました。デグラデーションはほとんど 見られず 、ドライバーたちはハードにプッシュすることができました。アルファタウリのピエール・ガスリーとアストンマーティンのセ バスチャン・ベッテルは、 1 回目のバーチャルセーフティーカー導入周回中 の 9 周目 にハードタイヤへ交換し、フィニッシュまでの 42 周を走行して、それぞれ 5 位、 6 位でフィニッシュし ました。 ペレスは、ハードタイヤでファステストラップポイントを獲得しました。
・ミディアム C4: 大半のドライバーがミディアムでスタートしました。その多くは、バーチャルセーフティーカー導入周回中の「フリー」ピットストップアドバンテージを活用して、9周目にピットストップを行いました。予測された通り、ある程度のデグラデーションが見られましたが、想定の範囲内でした。
・ソフトソフト C5C5:: 前レースに続き、アルファタウリの角田前レースに続き、アルファタウリの角田裕毅裕毅のみがソフトを使用しました。のみがソフトを使用しました。角田は、レース角田は、レース終盤、リアウィング補修のために終盤、リアウィング補修のために予定外のピットストップを行い、ソフトへ交換しました。今日のコンデ予定外のピットストップを行い、ソフトへ交換しました。今日のコンディションの下では、ソフトタイヤは長いスティントに不向きでした。ィションの下では、ソフトタイヤは長いスティントに不向きでした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「高い確率で11ストップのレースが予想されていましたが、バーチャルセーフティーカー導入ストップのレースが予想されていましたが、バーチャルセーフティーカー導入が多くのチームにが多くのチームに最小限のタイムロスでのピットストップ最小限のタイムロスでのピットストップの機会を提供したことからの機会を提供したことから、ピットストップタイミングとレース戦略に影、ピットストップタイミングとレース戦略に影響が及びました。響が及びました。そのような中においても、そのような中においても、1515名の名の11ストッパーが存在したことは、ここバクーでの良好なタイストッパーが存在したことは、ここバクーでの良好なタイヤの耐久性と性能を示しています。高速サーキットでの高温のコンディションヤの耐久性と性能を示しています。高速サーキットでの高温のコンディションの下、より硬いコンパウンドが今の下、より硬いコンパウンドが今日のレースに日のレースにはは適適してしていたことは明らかでした。いたことは明らかでした。多くのチームが多くのチームがこの点を予測して、この点を予測して、11セット以上のハードタイセット以上のハードタイヤをレース用に保存してヤをレース用に保存していましたいました」」

ピレリジャパンプレスリリース

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ラティフィ(ウィリアムズ)にペナルティ・ポイント

FIA
アゼルバイジャンGPのレーススチュワード(審査委員)は、12日(日)に行われた決勝レース中の7コーナーからフィニッシュラインに掛けて、後続車の接近を知らせるブルーフラッグに従わなかったとして、ウィリアムズ・レーシングのニコラス・ラティフィにペナルティ・ポイント1点を科したことを明らかにした。
なおラティフィには別途、5秒のタイムペナルティが科せられている。

ラティフィはこれが過去12か月で計4点目のペナルティ・ポイント。
ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになっている。

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マシントラブルの角田裕毅(アルファタウリ)、「一番悔しい」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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アゼルバイジャンGP決勝レースで、十分ポイント圏内を走りながら、マシントラブルにより痛恨のピットイン、ポイント獲得のチャンスを逃がしたスクーデリア・アルファタウリの角田裕毅は、「今までで一番悔しいレース」と悔やんだ。

「今日は間違いなくポイントが獲れると信じていたよ。
みんなが賢明に良いクルマを用意してくれたので十分、その資格があったし恩返しができるつもりだったんだ。
あのまま走れていれば6位にはなれた筈。
最高の週末だっただけに、この結果は悔しいよ」

トラブルはDRS(ドラッグ・リダクション・システム)を備えたリヤウィングが欠損したものだったが、一歩間違えれば自分自身だけでなく、他のドライバーにも危険を及ぼしかねない深刻なものだった。

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フェラーリ勢、「信頼性の確保が緊急課題」

Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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今シーズン、ここまで7戦で予選1位が5回、2位が2回と圧倒的なスピードをみせつけているフェラーリ・チームだが、肝心の決勝レースではまだ優勝2回と不振に苦しんでいる。
そこで対策した筈のアゼルバイジャンGPでは、結果は2台ともマシントラブルでリタイヤを喫するなど最悪の状況をみせつける゛はかりだ。

これについてルクレール&サインツ両ドライバーは、「少なくともレースを最後まで走り切る信頼性がなければ、レースで戦いようがない」と、口を揃えた。

心配されるのは、こうした不振が続くと、このチームではお家騒動の勃発が常であるということ。
あるチーム関係者は、「チーム内の信頼が粉砕される前に、この困難の打開が図られるよう、願うばかり」だとエールを送っている。

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2022/06/12

アゼルバイジャンGPはフェルスタッペン勝利

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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6月12日(日)15時(日本時間:20時)から2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPの決勝レースがバクー市街地コースを舞台に全51周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は25度、路面温度48度、路面はドライコンディションとなっている。

スタート直後の1コーナーでペレスがルクレールをかわして首位に立つ。
ラティフィ(ウィリアムズ)がスタート直前にマシンにクルーが触れたとして10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられる。
9周目、4位を走っていたサインツ(フェラーリ)がマシントラブル(ハイドロリック系)を訴えてストップ、バーチャル・セーフティカーとなり多くのクルマがタイヤ交換に走る。
共にまだピットストップをしていないレッドブル勢が順位を入れ替えフェルスタッペン(レッドブル)位、ペレス2位になる。

20周目、3位だったルクレールがエンジントラブルか白煙を上げてストップ。
ガスリーがリカルドを抜いて4位に、角田はオコンを抜いて7位に順位を上げ、ガレージ内に歓声が上がる。
健闘していた周冠宇(アルファロメオ)がマシントラブルでガレージに戻るよう無線で指示を受ける。
33周目、だピットインせずに走っていたマグヌッセン(ハース)がスローダウン、再びバーチャル・セーフティカーになり各車タイヤ交換に。
ピットインしなかったアルファタウリ勢はガスリー4番手、角田5番手に上がる。
直後、ハミルトンに抜かれた角田のリヤウィングが損傷。
安全のためのブラックフラッグが出されてピットインを余儀なくされた。
しかしテープで応急措置が採られただけで再びレースに復帰(13位)。
また2台ともすでに戦列を去った跳ね馬チームは、早くもガレージもギャントリーも悲しき撤収を終えている。

51周のレースを終え最初にチェッカーフラッグを受けたのはフェルスタッペン(レッドブル)でスペインGP以来の今年5勝目、自身通算25回目の勝利となった。
2位に昨年のこのレースの勝者で、前戦モナコGPをも制した僚友ペレス(レッドブル)でレッドブルの1-2勝利。
3位ラッセル4位ハミルトンとメルセデスAMG勢が付き、5位にガスリー(アルファタウリ)、6位ベッテル(アストンマーティン)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位リカルド&9位ノリスとマクラーレン勢、10位オコン(アルピーヌ)でここまでが入賞。
以下11位ボタス(アルファロメオ)、12位アルボン(ウィリアムズ)、13位角田裕毅(アルファタウリ)、14位シューマッハ(ハース)、15位ラティフィ(ウィリアムズ)、16位ストロール(アストンマーティン)までが完走。
リタイヤとなったのはマグヌッセン(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、ルクレール(フェラーリ)、そしてサインツ(フェラーリ)の4台となった。
次回のF1は6月19日(日)、連続開催となるカナダGPが予定されているが、背中の痛みを訴えハミルトンはコクピットから出るのも難儀そうで体調が心配される。

アゼルバイジャンGP決勝レースの結果はこちら
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公式予選のアタック調整で4台が槍玉に

 FIA
アゼルバイジャンGPのレーススチュワード(審査委員)は、ミック・シューマッハ(ハース)ら4人のドライバーに対し「意図的な予選のアタック調整があった」として調査対象にしたものの今回「お咎めなし」として処分を見送ったことを明らかにした。

それによれば対象になったのは上記シューマッハに加えマグヌッセン(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)。
これらは意図的に走行レーンにマシンを留めて他車の走行を阻害し、危険な状況を造り出したというもの。

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ハミルトン(メルセデス)、ブラジルの名誉市民に

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ブラジル連邦議会下院は、アゼルバイジャンGPの週末、メルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンに対しブラジルの名誉市民とする議案を可決した。

ハミルトンは、日頃からブラジル出身の伝説的F1ドライバーである故アイルトン・セナへの敬愛を隠すことなく広言、セナ・カラーのヘルメット装着や国旗を掲示するなどブラジルの名誉を高めたことが評価されたということだ。

ハミルトンはブラジルGPではセナと同じく2回優勝、「ブラジル名誉市民の称号は僕にとって何より名誉なこと」と、喜びを表した。

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アゼルバイジャンGP予選、ルクレール(フェラーリ)がPP獲得

Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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6月11日(土)18時(日本時間:23時)からバクー市街地コースを舞台に2022年F1第8戦スペインGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は24度、路面温度は3 3度、コースはドライコンディションとなっている。

注目の予選Q3は絶好調のシャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジション獲得。
前戦モナコGPに続くもので、今季8戦にして6回目、また自身通算15回目の快挙となった。
2番手に去年のウィナーであるペレス(レッドブル)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ラッセル(メルセデス)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手ハミルトン(メルセデス)、8番手角田裕毅(アルファタウリ)、9番手ベッテル(アストンマーティン)、10番手にアロンソ(アルピーヌ)という結果に。
角田の8番手は今季最高位、またベッテル&アロンソの両元チャンピオンを従えてのものとなった。
アゼルバイジャンGP決勝レースは12日(日)15時(日本時間:20時)から全51周で行われる。

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予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)Q3進出へ

引き続きアゼルバイジャンGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
昨年までの『Q2でベストタイムを記録したタイヤが決勝レースのスタートタイヤ』という条項は廃止されている。

1回目の走行ではサインツ&ルクレールのフェラーリ勢が最上位に。
ベッテル(アストンマーティン)がコーナーを曲がりきれずにクラッシュ、マシンは無事の模様。
2度目のアタックを終え、トップはペレス(レッドブル)、続いてルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)、ハミルトン(メルセデス)、ベッテル(アストンマーティン)、ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アルピーヌ)、そして角田裕毅(アルファタウリ)までがQ3進出。
ここでの敗退はノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)、オコン(アルピーヌ)、周冠宇(アルファロメオ)、ボタス(アルファロメオ)の5台となった。

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2022/06/11

予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)7番手タイムで突破

アゼルバイジャンGPの公式予選Q1は、6月11日(土)18時(日本時間:23時)の予定から15分遅れでが始められた。
これはバリヤ修復のためフリー走行3回目セッションが15分遅れになったことを受けての措置。
このため路面温度の低下と、陽の沈みが気掛かりだ。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り、セッション開始時の気温は24度、路面温度は36度、コースはドライコンディションとなっている。

最初のアタックではフェルスタッペンがトップに立つものの、ルクレールが逆転。さらにレッドブル勢が再び抜き返す。
あと4分というところでストロール(アストンマーティン)が7コーナーでバリアにクラッシュ、しかし損傷は一見ない模様。
しかし残り2分半で再度クラッシュ、2コーナーにデブリ(破片)が散乱したため赤旗中断に。
多くのマシンが再開に備えてピット出口に並んでいるが、時間的には多くが間に合わなそうだ。

結果はフェルスタッペン(レッドブル)がトップ、続いてペレス(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)、周冠宇(アルファロメオ)、オコン(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、アロンソ(アルピーヌ)、ノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)、ボタス(アルファロメオ)までがQ2進出。
ここでの敗退はマグヌッセン(ハース)、アルボン(ウィリアムズ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ストロール(アストンマーティン)、シューマッハ(ハース)の5台となった。

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アゼルバイジャンGPフリー3回目、ペレス(レッドブル)最速

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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6月11日(土)15時(日本時間:20時)からバクー市街地コースを舞台に2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度46度、コースはドライコンディションとなっている。

セッションはバリヤ修復のため15分遅れてスタートすることがアナウンスされた。
フェラーリとレッドブルの4台はここでも激しいバトルを繰り広げたが、結局1回目セッションと同じくペレス(レッドブル)に軍配。
これにルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてサインツ(フェラーリ)と続いた。
以下、ノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)、ガスリー(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ベッテル(アストンマーティン)というトップ10。
角田裕毅(アルファタウリ)は16番手に留まった。
この後、18時(日本時間:23時)から注目の公式予選が行われる予定となっている。

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FIA、ピットレーン出口の『白線跨ぎ』を明確化へ

Image (C)Pirelli Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は、今週末のアゼルバイジャンGPからピットレーン出口のいわゆる『白線跨ぎ』について、適応される基準について明確化を図ることを明らかにした。

規定では「ピットアウト後はいずれのタイヤもラインを越えてはならない」とされているが、その程度についてはスチュワードによってまちまちなのが現実だった。
今回FIAはこれについて、「ラインを踏んでも越えてなければOK」とし、通知したもの。
具体的には「ラインを踏んでも跨いでなければお咎めなし」ということになった。

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フリー2回目、ルクレール(フェラーリ)がトップタイム

Baku Street Circuit (C)Pirelli Motorsport

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6月10日(金)18時(日本時間:23時)からバクー市街地コースを舞台に2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は24度、路面温度35度、コースはドライコンディションとなっている。
明日の公式予選が同じ時間帯ということで、各車模擬予選を試すことになる見込み。

マクラーレンだけがハードタイヤ、他はミディアムタイヤでコースイン。
そのマクラーレンのノリスがいきなりコースオフしてイエローコーションに。
大きなアクシデント等もなく1時間のセッションを終え、トップタイムはフェラーリのルクレールが記録。
これにレッドブルのペレス&フェルスタッペンが続き、以下アロンソ(アルピーヌ)、サインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、オコン(アルピーヌ)、そして10番手がノリス(マクラーレン)。
ベッテル(アストンマーティン)は11番手、ハミルトン(メルセデス)12番手だった。
明日は注目の公式予選が行われる予定となっている。

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2022/06/10

アゼルバイジャンGPフリー1回目、好調ペレス(レッドブル)が最速

Baku Street Circuit (C)Pirelli Motorsport
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6月10日(金)15時(日本時間:20時)からバクー市街地コースを舞台に2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は晴れ、セッション開始時の気温は26度、路面温度44度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC3、ミディアムのイエローにC4、そしてレッドのソフトにC5という柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

開始約7分というところでシューマッハ(ハース)のマシンがサイドポンツーンから水漏れとみられるトラブルでストップ、バーチャル・セーフティカーとなった。
約15分経過、ラティフィ(ウィリアムズ)がマシントラブルか、コースサイドにストップ。
各車タイムが上がるにつれ、長いストレートで激しいポーポシングに見舞われている。

このセッションでトップタイムを記録したのは好調のペレス(レッドブル)。
これにルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(メルセデス)、アロンソ(アルピーヌ)、ガスリー(アルファタウリ)、オコン(アルピーヌ)と続いた。
ベッテル(アストンマーティン)は14番手。
ラティフィ(ウィリアムズ)とシューマッハ(ハース)は共にトラブルでほとんど走れていない。
このあと18時(日本時間:23時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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2022日本GPチケット、7月24日(日)より販売へ

2022日本GPロゴ (C)Honda Racing
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F1日本GPの開催地である鈴鹿サーキット(ホンダモビリティランド(株))は、今年の観戦チケットを来たる7月24日(日)より一般販売を開始することを正式発表した。
(ローチケでは7月18日(月)より先行販売)

過去2年、新型コロナウイルスの影響で中止された日本GPは、10月9日(日)決勝レースの予定。
その間ホンダのF1撤退や小林可夢偉以来の日本人ドライバーである角田裕毅(アルファタウリ)のF1参戦などがあり、3年ぶりの開催にこれまでにない熱い期待が高まっている。

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アゼルバイジャンGPの週末、3日間とも雨の心配はなし

Baku Street Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週バクー市街地コースで行われる2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPの天気について、地元気象台はフリー走行の金曜日、公式予選の土曜日、決勝レースが行われる日曜日の3日間とも晴れないし曇りで、雨の心配はないとしている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
6月10日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 18- 27度 10%
6月11日(土) 公式予選 >晴れ時々曇り 18- 29度 0%
6月12日(日) 決勝レース >晴れ時々曇り 20- 28度 0%

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2022/06/09

アゼルバイジャンGPのスチュワードにミカ・サロ氏

Mika Salo (C)Redbull Racing
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるアゼルバイジャンGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元フェラーリ等のF1ドライバーであるミカ・サロ氏(56歳:フィンランド)を指名したことを明らかにした。

同氏がスチュワードを務めるのは今年の第4戦ロマーニャGP以来になるもので、自身通算25回目ということになる。

日本女性と結婚するなど親日家として知られるサロ氏は1994年に当時のロータス・チームからF1デビュー、その後ティレルやアロウズ、フェラーリ、ザウバー等を経て、最後はトヨタまで100戦以上出走。
最高位はフェラーリ時代に記録した1999年ドイツGPの2位(フェラーリ)、またトヨタ時代には2回のポイント獲得をもたらせた。
フェラーリでの2位は首位走行中、チームオーダーに従ったものだ。

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ウィリアムズ・レーシング、F1財務規則違反で罰金科される

Williams Duo (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングが、F1の財務規則に違反したということでFIA(国際自動車連盟)から2万5千ドル(約340万円)の罰金を科されたことがわかった。

コストキャップは2021年から導入されたもので、F1に参戦するすべてのチームは年間支出を翌年3月末までにFIAに報告するよう定められているもの。
しかしウィリアムズ・レーシングは2021年の決算を提出する期限である2022年3月31日までに完全な書類を提出しなかったため、コストキャップ管理局から手続き上の違反があったと通告、ウィリアムズ側はこれを認めたため罰金となったもの。
一連の調査について、ウィリアムズ側は協力的であったということだ。
なお、財務規則が導入されて以来、違反者が出たのはこれが初めてのことになる。

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FIAのベン・スレイエム会長、F1スタッフの研修プログラムを推進

Checker Image (C)Williams F1
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FIA(国際自動車連盟)のモハメド・ベン・スレイエム会長が、F1で重要な業務を担当しているスタッフについて、特別な教育プログラムを実施する方向であることを明らかにした。

この発端になったのが、昨シーズンのアブダビGPで起きたコントロールタワー(レースディレクター)の混乱だ。
シーズン最終戦でもあり、ドライバーズ・チャンピオンシップの行方にも影響を及ぼす状況であったため、とりわけメルセデス陣営からは猛烈な反発を招く事態となったもの。
さらに今シーズンでも前戦モナコGPで赤旗中断後の再スタート時に混乱があり、批判の的になった経緯もある。

同会長は「F1レースディレクターのような特殊な職務は簡単に履修できるようなものではない」として、長いスパンでの育成に理解を求めた形だ。

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2022/06/08

フェルスタッペン、「レッドブルとの契約終了後は現役引退」

Max Verstappen (C)Pirelli Motorsport
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現F1王者であるマックス・フェルスタッペン(24歳:オランダ)は、レッドブル・レーシングとの間で2027年までという長期契約を結んだことが確認されているが、その後の去就については「何も考えていない」ことを明らかにした。

長期契約とはいえ契約満了時まだ20代であるフェルスタッペンだが、その後はF1に関わるつもりはないとして、チーム運営や解説者などへの関わりを否定。
またアロンソのようにインディカーやスポーツカーレースに転身するつもりもなく、世界三大レース制覇などにも興味はないとした。

「2027年までF1でやりきったらもう今のようなモチベーションはないだろうし、何かドライビング以外の楽しいことを見つけるさ」と、同じ質問を繰り返すメディアを煙に巻いている。

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A.ニューイ氏(レッドブル)、「F1のレギュレーション」に疑問符

Adrian Newey & C.Horner (C)RedBull Racing
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エアロダイナミックスの専門家で、F1デザイナーの鬼才と称されるエイドリアン・ニューイ氏(63歳:イギリス)が、今年大きく変更されたF1マシンのレギュレーションについて疑問を投げ掛け注目されている。

今年のF1マシンはこれまでのもより大きく、重量もかなりの増加を余儀なくされている。
これに伴い最低重量も今や798キロと数年前と比べ200キロも増加しているのだが、ニューイ氏によれば、こうした重量の増加は間違った方向であると糾弾している。

「大きくなったマシンの動きは『鈍』になり、ドライビングしづらく、さらにクラッシュした際には想像以上のダメージが避けられなくなる」と警告する。
事実、今年すでにシューマッハ(ハース)など大きなクラッシュが発生していて、その損傷はドライバーを緊張させている。
マーチを始め、ウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルなど多くのチームで成功マシンを生み出したレジェンドの意見だけに、重みがありそうだ。

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2022/06/07

レッドブル・レーシング、「まだまだ『RB18』進化必要」

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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今シーズン、ここまで7戦を終え、フェルスタッペンが4勝、ペレスが1勝の計5勝と、傍からみれば上々の滑り出しを演じたとみられるレッドブル・レーシングだが、同チームでチーフ・エンジニアを務めるポール・モナハン氏は「まだまだ『RB18』には進化が必要」と、陣営を引き締めている。

「レースで負けるには一つの理由があれば十分だが、勝つには全ての分野で成功を収めなければならない。
ここまでのところ順調とはいえ、他チームも死に物狂いで改善を図っているのだから、ここで気を抜いてはあっという間に転落するだけだ」

セナ&ベルガー時代のマクラーレンでF1キャリアをスタートさせたモナハン氏は、『RB18』は今後アゼルバイジャン、イギリス、そしてハンガリーと、立て続けに複数のグランプリでのアップデートを計画していることを示唆した。

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「まだ体調万全じゃない」、アロンソ(アルピーヌ)

Fernando Alonso (C)Alpine F1 Team
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モナコGPでは過去2勝と得意にしているフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にとって、今回の7位入賞という結果には満足していないようだ。
というのもこの苛酷なストリートコースで、体力がまだ100%回復していないことがその一因であるという。

今季第3戦オーストラリアGPの予選Q3、アロンソは赤旗中断の原因となった11コーナーでのクラッシュで、左手首などを怪我した可能性があり、本人は明言していないもののその後のレースでハンディになってるとみられる。
チームによれば安静治療が必要なのだが、いまシーズン真っ只中とあってハードなイベント・スケジュールが完治の障害になっているとのことだ。

ここまで7戦を終え、同僚オコンのランキング9位に対し、アロンソはまだ13位に留まっている。

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2022/06/06

フェラーリ、2023年のウェットタイヤをテスト

Image (C)Ferrari S.p.A
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モナコGP後のインターバル中、フェラーリ・チームが2023年用のウェットタイヤを2日間に渡りテストしたことがわかった。
これは公認されたものだが、テストは非公開で行われた。

場所は自社のフィオラノ・サーキットで、ステアリングを握ったのはルクレール&サインツの両レースドライバー、サーキットは人工的にウェットコンディションで行われた。

折りしも先のモナコGPでは今季用のウェットタイヤが使われたが、複数のドライバーがそのグリップ力の無さを訴えていて改善が望まれている。

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クリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)、「最強コンビ手にした」

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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今季末までだったセルジオ・ペレスとの契約を2024年末まで延長したことを明らかにしたレッドブル・レーシングでは、クリスチャン・ホーナー代表は「最強のコンビが実現した」と胸を張った。

「ペレスに実力があることは、今回のモナコGPでの勝利で証明された。
彼は単に速いだけでなく、レースを自ら組み立て上げる能力があるんだ。
その経験はフェルスタッペンにとっても大きなサポートになる筈だ。
われわれは間違いなく最強のコンビを手にしたということだよ」

ただし、ドライバー間の序列については「ウチの二人のドライバーはまったく互角」と、チームオーダーの存在を否定した。
ただその真偽は外部からは窺う由もない。

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2022/06/05

マクラーレン、チームにリカルドの契約解除権なし

Daniel Ricciardo (C)McLaren Racing
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今シーズン、ここまで48ポイントを獲得してランキング7位のチームメイト(ノリス)に対し、わずか11ポイントでランキングも11位に留まるダニエル・リカルドへのプレッシャーが高まっている。
リカルドとマクラーレン・レーシングとの契約は2023年末までとされるが、このまま不振が続けば契約満了を待たずして契約が解除されるのでは、と巷では噂になり始めたというもの。

しかしこれについて同チームのザク・ブロウン/エクゼクティブ・ディレクターは、リカルドの契約解除について「本人の判断次第」であると示唆した、
それによれば契約解除のオブション権を持っているのはリカルドからだけでチーム側には解除の権利はないと推定されている。

しかし優勝8回を誇るベテランだけに、プライドに掛けてもこの苦境を早急に脱したいところで、リカルドの発奮が期待されている。

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ドライバーら、「シューマッハ(ハース)の事故から学ぶべき」

モナコGP決勝レースで起きたミック・シューマッハ(ハース)による大事故は、一時関係者を震撼とさせたが、その後無事であることが確認され安堵の空気が流れた。

これについてアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソは次のように語っている。
「ジェツダでも見たようにマシンが真っ二つというのはまともじゃないよ。
どちらもドライバーが無事だったといえどもね。
僕が感じるのはレギュレーション変更により今年のマシンが重すぎるということだ。
なにしろ去年と比べ、46キロも重くなっているんだから。
それがさらにエネルギーを乗じた慣性でマシンを破壊するんだもの、まともじゃない。
ほっとするだけでなく、僕らはこの事故から何かを学び取らなければならないんだ」と、2001年デビューのベテランは警告した。

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2022/06/04

ステファーノ・ドメニカリ/CEO、「2023年のF1は移動距離を考慮」

2022 Miami GP (C)Mercedes Motorsports
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2023年シーズンのF1カレンダーはまだ確定していないが、F1の責任者であるステファーノ・ドメニカリ/CEOは、「来シーズンは移動距離の短縮を考慮して編成する」との見解を示した。

これは年々増える中東やアメリカでの新規グランプリをできるだけ近隣のイベントと共に集約しようというもので、例えば今年のマイアミGPのように、イタリア(ロマーニャGP)からアメリカに移動、再びスペインGPのためにヨーロッパに戻るという不効率な移動を排してロジスティクス(物流)やスタッフの負担を軽減しようとする考えだ、
他にもブラジルGPやカタールGPらが俎上に上げられているとみられる。

ただ既成グランプリの多くはすでに定着した現行のスケジュールを継続したいという意向が強く、カレンダーの大幅組み替えには抵抗が大きいとみられる。

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フェルスタッペン、インディカーには関心示さず

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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今回は3位に留まったが、モナコGPで優勝経験(2021年)もあるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、どうやらインディカー・シリーズには関心がないようだ。

F1のモナコGP、インディカーのインディ500レース、そしてスポーツカーのルマン24時間レースをすべて制する『世界三大レース制覇』はレーシング・ドライバーの頂点とされ、多くのドライバーが憧れる対象。
実現させたのはイギリスのグラハム・ヒル氏だけだ。

現役のF1ドライバーではフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)がすでに2006と2007年の2回ルノー・チームからモナコGPを制覇、2019年にはトヨタ・チームでルマン24時間レースを制覇、マクラーレンの支援でインディカーにも参戦したが、まだインディ500の優勝は果たせていない。

そのインディカー・シリーズ参戦について尋ねられたフェルスタッペンはしかし「世界三大レース制覇に関心はない、
僕が勝手に魅力を感じないだけだけどね。
でも(オーバルコースの)インディカーなんて、わざわざ自分を命の危機に晒しているとしか思えないよ」と、斬って捨てている。

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2022/06/03

アルボン(ウィリアムズ)、「周回遅れでも速かった」

Race Battle (C)Pirelli Motorsport
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モナコGPをポールポジションからスタートしながらも、タイヤ交換の綾もあり優勝どころか表彰台すら逸する結果となったシャルル・ルクレール(フェラーリ)は、周回遅れのマシンに邪魔されたと訴えている。

それによれば決勝レース18周目、インターミディエイトを履いた首位のルクレールに対し、路面コンディションが回復すると読んだウィリアムズ・レーシングは、アレクサンダー・アルボンにドライタイヤを履かせて送り出していた。

これについてアルボンは、「僕自身もドライタイヤだったことには驚いたけれど、結果的にこの選択は正解だった。
確かに僕は周回遅れだったけれど、僕のほうがルクレールよりも速かったので、」抜かせても意味がないと思ったよ」と、説明。

結果的にサン・デボーテでのドライブミスでアルボンは後退することになったが、ほぼ1周に渡ってアルボンはルクレールを押さえる形になりフェラーリ陣営は不満の声を上げていたもの。
なおこの件についてレーススチュワードはペナルティを科していない。

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FIA(国際自動車連盟)、F1担当幹部が離職

FIA
FIA(国際自動車連盟)は、6月1日付でシングルシーター部門の責任者であるピーター・バイエル氏の離職を発表した。

FIAはその理由について明らかにしていないが、昨シーズン最終戦のアブダビGPでメルセデスAMGチームから追求されたマイケル・マシ/FIAレースディレクターの上司にあたることからこれも理由の一つと受け止められている。

それを裏付けるように、後任には法務責任者としてメルセデス・モータースポーツにおいてトト・ウォルフ代表の特別顧問を務めたシャイラ・アン・ラオ氏が就任するとのことだ。

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ハミルトン(メルセデス)、「来季新型車開発にシフトは時期尚早」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今季まだ未勝利で、チャンピオンシップ・ポイントでもチームメイト(ラッセル)に大きく後れを取っている元チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデス)が、チームの開発計画に異議を唱えている。

というのもメルセデスAMGチームがすでに失敗作として『W13』のさらなる開発を断念、2023年マシン新型車の開発に軸足を移す計画に変更したとされることについて、ハミルトンが現行車の開発を諦めるのはまだ時期尚早であると主張したもの。

「図らずもモナコGPの予選で6-8番手に留まったことで『W13』のポテンシャルの低さはまた証明された。
ここは低速コースで、これまで悩まされた高速粋での低迷は起きなかったのにね。
今年の問題点を突き止めることなく新型車開発に挑んでも来年また繰り返される。
僕は次のアゼルバイジャンでマシンが進化していることを期待するよ」

同チームが現時点までに獲得した134ポイントのうち、ハミルトンが稼いだのが50ポイントに過ぎないというのも苛立ちの原因の一つだろう。

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2022/06/02

盛況のモナコGP、それでも契約延長には疑問符

2022 Scene (C)Pirelli Motorsport
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2022年のモナコGPは、悪天候による赤旗中断などリスクはあったものの多くの観客を満足させ概ね成功裡に終わった。
ただその裏で進められていたとみられる2023年以降の開催契約については、まだ進捗がみられていないことがわかった。

イギリスGPと並んで1950年の現代F1の黎明期にスタートしたモナコGPは、これまで多くの点で特別扱いが認められていて、それ自体が聖域として独自の存在を誇ってきた。
しかし現在のF1オーナーであるリバティ・メディアはこの特別扱いを終了させようと考えているようだ。
そのひとつである木曜日スタートの変則スケジュールは、今年すでにモナコ側がF1の軍門に降っている。
その他にもモナコGPは「グランプリ開催料の一部免除」やロジスティクス(物流)の見地から「日程の変更」、さらにモナコだけに許されている「独自スポンサーの獲得」など争点は多岐に渡っているようだ。

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レッドブル・デュオ、「タイトル争いでも関係変わらない」

Redbull Duo (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングはセルジオ・ペレスとの契約をさらに2年間延長したことを発表したが、これにより少なくとも2024年末までは現在のドライバー・ラインナップが継続されることが確定した。
ただ、これまでのF1の歴史を見ても、いずれも優勝できるだけのチームメイトが揃った場合、チームメイトが最大のライバルとなって、過剰なバトルを繰り広げられた経緯がある。

これについてエース格であるマックス・フェルスタッペンは、「間違いなくペレスの存在は僕のタイトル獲得にポジティブなものだった。
彼は僕を助けてくれたし、僕も彼の存在を尊重している。
そして今後も僕らの関係はずっと変わらないものと確信しているよ」と、控えめに語っている。

そのキーになるのが、ヘルムート・マルコ博士やクリスチャン・ホーナー代表ら中枢部のコントロール能力と言えそうだ。
当然のことだが、二人が同時にチャンピオンになることはあり得ないことだ。

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ペレス(レッドブル)契約延長でガスリー離脱の可能性も

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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レッドブル・レーシングは、エースであるフェルスタッペンの2024年までのチームメイトとしてセルジオ・ペレスの残留を選択したが、これによりアルファタウリからの昇格の道が閉ざされたピエール・ガスリー(アルファタウリ)が困惑の表情をみせている。

というのも以前からガスリーはレッドブル・レーシングへの昇格、そして念願のチャンピオン獲得という青写真を隠していなかったからだ。
ガスリーがもしほんとうにチャンピオンを目指すなら、他の有力チームへ移籍しなければならないが、現実は厳しいのが事実。

ガスリーのアルファタウリとの現契約は2023年末までとなっていることから満了を待たずに他チームに移籍する可能性もない訳ではないようだ。
その場合、角田裕毅(アルファタウリ)にとっても、対岸の火事では済まされないことだろう。

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2022/06/01

ペレス(レッドブル)、モナコGPの最速ピットストップも

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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29日(日)行われたモナコGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、またしても常連であるレッドブル・レーシングのクルーだった。

それによれば最速は16周目にセバスチャン・ベッテルを2.30秒の作業でコースに復帰させた際に記録されたのもの。
今回の2位は、マクラーレン・レーシングでランド・ノリスの2.38秒、3位はアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソの2.42秒だった。

なおこのレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのは、これが今季初勝利となったペレス(レッドブル)。

またボーナスの1ポイントが与えられるこのレースの『ファステストラップ・アワード』は、マクラーレン・レーシングのランド・ノリスが55周目に記録した1'14.693で獲得した。
なお2番目は角田裕毅(アルファタウリ)の1'15.334だった。

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レッドブル、セルジオ・ペレスとの契約2024年まで延長

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、同チームのレースドライバーであるセルジオ・ペレス(32歳:メキシコ)との契約を2024年末まで延長したことを正式発表した。
現契約は2022年末までの単年契約だった。
これによりマックス・フェルスタッペンとのコンビネーションが少なくともあと3年間継続することになる。

2021年、21歳の時に当時のザウバー・チームからF1デビューを果たしたペレスはその後マクラーレン、フォース・インディア(レーシング・ポイント)で走り、2021年にレッドブル・レーシングに抜擢されると高いパフォーマンスをみせ、チームメイトのタイトル獲得にも貢献した。
今季もすでに初ポールポジション獲得や念願のモナコGP制覇など実績を挙げていて、ランキングも目下3位と自身最高位を維持している。
これについてペレスは「この1週間は僕にとって人生最高の1週間になった」と、その喜びを表した。

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赤旗中断後のローリングスタートには理由があった

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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29日(日)行われたモナコGP決勝レースは、直前に降り出したにわか雨のため、予定より遅れてセーフティカー先導を2回繰り返した後、開始された。
ただこの時点では本来のスタンディングスタートの可能性もあったが、レースディレクターはセーフティカー先導後の隊列からそのままスタートするローリングスタートで行うことを通知した。

これについてコントロールタワーからは、次のような説明がなされた。
それによればまず、今週末ここまでいずれのセッションにおいてもウェットコンディションの機会がなく、とりわけマシンが集中するオープニングラップでは多重アクシデントが起きる可能性があったこと。
また赤旗中断中、一部で停電が発生したため、シグナル設備に不具合がないか十分な確認が取れなかったためという。
結果的にスタート後に懸念されたような大きな事故もなく、関係者はほっとしたことだろう。
なお規定により、今回の決勝レースは当初の78周から64周に短縮されて行われた。
(ポイントはフル)

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