Max Verstappen (C)Redbull Racing
拡大します
6月12日(日)15時(日本時間:20時)から2022年F1第8戦アゼルバイジャンGPの決勝レースがバクー市街地コースを舞台に全51周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は25度、路面温度48度、路面はドライコンディションとなっている。
スタート直後の1コーナーでペレスがルクレールをかわして首位に立つ。
ラティフィ(ウィリアムズ)がスタート直前にマシンにクルーが触れたとして10秒のストップ&ゴー・ペナルティが科せられる。
9周目、4位を走っていたサインツ(フェラーリ)がマシントラブル(ハイドロリック系)を訴えてストップ、バーチャル・セーフティカーとなり多くのクルマがタイヤ交換に走る。
共にまだピットストップをしていないレッドブル勢が順位を入れ替えフェルスタッペン(レッドブル)位、ペレス2位になる。
20周目、3位だったルクレールがエンジントラブルか白煙を上げてストップ。
ガスリーがリカルドを抜いて4位に、角田はオコンを抜いて7位に順位を上げ、ガレージ内に歓声が上がる。
健闘していた周冠宇(アルファロメオ)がマシントラブルでガレージに戻るよう無線で指示を受ける。
33周目、だピットインせずに走っていたマグヌッセン(ハース)がスローダウン、再びバーチャル・セーフティカーになり各車タイヤ交換に。
ピットインしなかったアルファタウリ勢はガスリー4番手、角田5番手に上がる。
直後、ハミルトンに抜かれた角田のリヤウィングが損傷。
安全のためのブラックフラッグが出されてピットインを余儀なくされた。
しかしテープで応急措置が採られただけで再びレースに復帰(13位)。
また2台ともすでに戦列を去った跳ね馬チームは、早くもガレージもギャントリーも悲しき撤収を終えている。
51周のレースを終え最初にチェッカーフラッグを受けたのはフェルスタッペン(レッドブル)でスペインGP以来の今年5勝目、自身通算25回目の勝利となった。
2位に昨年のこのレースの勝者で、前戦モナコGPをも制した僚友ペレス(レッドブル)でレッドブルの1-2勝利。
3位ラッセル4位ハミルトンとメルセデスAMG勢が付き、5位にガスリー(アルファタウリ)、6位ベッテル(アストンマーティン)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位リカルド&9位ノリスとマクラーレン勢、10位オコン(アルピーヌ)でここまでが入賞。
以下11位ボタス(アルファロメオ)、12位アルボン(ウィリアムズ)、13位角田裕毅(アルファタウリ)、14位シューマッハ(ハース)、15位ラティフィ(ウィリアムズ)、16位ストロール(アストンマーティン)までが完走。
リタイヤとなったのはマグヌッセン(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、ルクレール(フェラーリ)、そしてサインツ(フェラーリ)の4台となった。
次回のF1は6月19日(日)、連続開催となるカナダGPが予定されているが、背中の痛みを訴えハミルトンはコクピットから出るのも難儀そうで体調が心配される。
アゼルバイジャンGP決勝レースの結果はこちら。
アゼルバイジャンGPの画像はこちら。
最近のコメント