赤旗中断後のローリングスタートには理由があった
Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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29日(日)行われたモナコGP決勝レースは、直前に降り出したにわか雨のため、予定より遅れてセーフティカー先導を2回繰り返した後、開始された。
ただこの時点では本来のスタンディングスタートの可能性もあったが、レースディレクターはセーフティカー先導後の隊列からそのままスタートするローリングスタートで行うことを通知した。
これについてコントロールタワーからは、次のような説明がなされた。
それによればまず、今週末ここまでいずれのセッションにおいてもウェットコンディションの機会がなく、とりわけマシンが集中するオープニングラップでは多重アクシデントが起きる可能性があったこと。
また赤旗中断中、一部で停電が発生したため、シグナル設備に不具合がないか十分な確認が取れなかったためという。
結果的にスタート後に懸念されたような大きな事故もなく、関係者はほっとしたことだろう。
なお規定により、今回の決勝レースは当初の78周から64周に短縮されて行われた。
(ポイントはフル)
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