アルファタウリ首脳、「波乱のレース」を期待
角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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モナコGP予選で、角田の11位はともかくQ1敗退を喫したガスリーは17番手に留まるという結果についてスクーデリア・アルファタウリのジョディ・エギントン/テクニカル・ディレクターは次のようにその背景を語っている。
「順調なら2台共に予選Q3まで行き、揃ってトップ10圏内から日曜日の決勝レースをスタートするというプランを描いていたから、この結果には失望している。
ここは(オーバーテイクが難しい)モナコだからね。
とりわけ、赤旗中断後の最後のアタックにガスリーが間に合わなかったことだ。
これについては早急に対策を立てておかなくてはならない」
皮肉にも、その赤旗中断の原因を造ったのが同じチームの角田であったことか。
角田がガードレールに接触して左フロントのタイヤやホイールを損傷させたのは事実だが、マシンをコースに残すこなく自力でガレージに戻っていて、ためらうことなく赤旗にしたコントロールタワーの判断には首を傾げる向きが多いようだ。
なお日曜日には天気が崩れる予報もあり、同氏は「波乱のレース」になることへの期待を否定しなかった。
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