大荒れのモナコGPはペレス(レッドブル)が制す
Sergio Perez (C)Redbull Racing
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5月29日(日)15時(日本時間:22時)から2022年F1第7戦モナコGPの決勝レースがモンテカルロ市街地特設コースを舞台に全78周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は22度、路面温度32度、路面はいまのところドライコンディションとなっている。
なお予選2位のサインツ(フェラーリ)と同3位のペレス(レッドブル)は前日のアクシデントを考慮していずれも予選後にギヤボックスを交換したことが伝えられている。
スタート前のセレモニーが終わらないうちに雨粒が落ちてきた。
そしてレースはウェット宣言されたため、スタートタイヤへの交換が自由となった。
加えてフォーメーションラップのスタートが9分遅らせることが伝えられた。
セーフティカー先導になるようだ。
スタートはさらにディレーになり、16分遅れとされた。
セーフティカー先導で2周したところで赤旗中断に、今度は全車ピットレーンに整列となった。
再スタートが1時間フラス遅れの現地時間16時5分と告知され、ピットは一気に慌ただしくなった。
ラティフィ(ウィリアムズ)がローズヘアピンでガードレールに軽くクラッシュ、ストロール(アストンマーティン)も同様で、2台はピットに戻る。
3周目にローリングスタートでレース再開。
10周目、オコンとハミルトンが接触。
25周目にはアルボン(ウィリアムズ)がリヤタイヤをバーストさせピットへ。
27周目、シューマッハ(ハース)がプール横で単独スピンから激しくクラッシュさせ防護壁ともども大破。
セッションはバーチャル・セーフティカー、さらにセーフティカーに。
結局、30周目に再び赤旗中断に。
この時点でトップはペレス(レッドブル)、2番手サインツ(フェラーリ)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ルクレール(フェラーリ)、5番手ラッセル(メルセデス)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手アロンソ(アルピーヌ)、8番手ハミルトン(メルセデス)、9番手オコン(アルピーヌ)、10番手ボタス(アルファロメオ)となっている。
アルファタウリ勢はガスリー(アルファタウリ)12番手、角田は15番手。
防護壁の修復も終わり、現地時間17時15分、再びレースはローリングスタートで再開。
ただ3時間レースという規定により、今回は周回数でなくタイムレースに。
現地時間18時、日本時間翌1時でレースは終了することに切り換えられた。
上位は団子状態が続くものの、このコース故にオーバーテイクが実現できず。
そして最初のスタートから3時間を経過、64周を走りきったセルジオ・ペレス(レッドブル)がモナコ初優勝、昨年のアゼルバイジャンGP以来となる自身通算3勝目を記録した。
2位サインツ(フェラーリ)、3位フェルスタッペン(レッドブル)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位ラッセル(メルセデス)、6位ノリス(マクラーレン)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位ハミルトン(メルセデス)、9位オコン(アルピーヌ)、10位ボタス(アルファロメオ)までがポイント獲得。
以下、11位ベッテル(アストンマーティン)、12位ガスリー(アルファタウリ)、13位リカルド(マクラーレン)、14位ストロール(アストンマーティン)、15位ラティフィ(ウィリアムズ)、16位周冠宇(アルファロメオ)、そして17に角田裕毅(アルファタウリ)までが完走。
りたいやはアルボン(ウィリアムズ)、シューマッハ(ハース)ねマグヌッセン(ハース)の3台だった。
次回のF1は6月12日(日)、アゼルバイジャンGPが予定されている。
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