« アルボン(ウィリアムズ)、ピットレーン速度違反 | トップページ | 角田裕毅(アルファタウリ)、「自分が一番ガッカリ」 »

2022/05/09

初開催マイアミGPはフェルスタッペン(レッドブル)が制す

Max Verstappen (C)Redbull Racing
拡大します
5月08日(日)15時30分(日本時間:翌4時30分)から2022年F1第5戦マイアミGPの決勝レースがNFLハードロック・スタジアムに造られたマイアミ・インターナショナル・オートドロームを舞台に全57周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は31度、路面温度45度、路面はドライコンディションとなっている。

なお、フリー走行でクラッシュ、予選を走れなかったオコン(アルピーヌ)もレーススチュワードから最後尾からのスタートが認められている。
またアストンマーティンは燃料系のトラブルが見つかり、対策作業を採ったためベッテル&ストロールは共にピットレーンスタートとなっている。

スタートでフェルスタッペンがサインツをかわして2番手に上がる。
後方ではアロンソが今回も順位を上げている。
概して予想通り奇数列スタートのほうがグリップが良かったようだ。
7周目、周冠宇(アルファロメオ)がマシントラブルかガレージに戻って早くも戦列を去った。
9周目、フェルスタッペンがホームストレートでルクレールを抜いて首位に立つ。
アルファタウリ勢はガスリーが7位のポジションをキープする一方、角田裕毅はズルズルと順位を落とし、13位まで下がったところでたまらずピットイン、最後尾まで下がる。
35周目、ポジションを争い続けていたハースF1でシューマッハがこれまで後塵を拝してきた僚友マグヌッセンの前に出る。
41周目、ノリス(マクラーレン)とガスリー(アルファタウリ)が接触、ノリスのマシンは右後部を大破してストップ、セーフティカーとなる。
バスケットボールを模した特注ヘルメットで臨んだノリスだったが、会心のダンクシュートを決めることにはならなかったようだ。
なおアロンソにこれより前のガスリーとのバトルの際の接触で5秒のタイムペナルティが通告された。
47周目レース再開。
車間が詰まったことにより各所で壮絶なバトルが繰り広げられる。
53周目、シューマッハとベッテルが接触、イエローコーションに。
9位だったシューマッハはポイント獲得目前で最後尾まで後退、ベッテルはリタイヤを余儀なくされた。

57周の初開催マイアミGPを制したのは3番グリッドからスタートのフェルスタッペン(レッドブル)。
前戦ロマーニャGPに続く連勝で今季3勝目、自身通算23勝目を記録した。
2位にレース再開後フェルスタッペンを猛追したがわずかに届かなかったポールスタートのルクレール(フェラーリ)。
以下、3位にこちらはペレスの猛攻を凌いだサインツ(フェラーリ)、4位ペレス(レッドブル)、5位ラッセル(メルセデス)、6位ハミルトン(メルセデス)、7位ボタス(アルファロメオ)、8位オコン(アルピーヌ)、9位アロンソ(アルピーヌ)、10位アルボン(ウィリアムズ)までが入賞。
11位リカルド(マクラーレン)、12位ストロール(アストンマーティン)、13位角田裕毅(アルファタウリ)、14位ラティフィ(ウィリアムズ)、15位シューマッハ(ハース)、16位マグヌッセン(ハース)と17位ベッテル(アストンマーティン)は実質リタイヤだがここまでが完走扱い。
リタイヤはガスリー(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)、そして周冠宇(アルファロメオ)の3台だった。
F1次戦は5月22日(日)スペインGPが予定されている。

マイアミGP決勝レースの結果はこちら
マイアミGPの画像はこちら

|

« アルボン(ウィリアムズ)、ピットレーン速度違反 | トップページ | 角田裕毅(アルファタウリ)、「自分が一番ガッカリ」 »