サインツ(フェラーリ)、トラブル続出を嘆く
Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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これまで互いに鎬を削ることで今季の好調さを見せつけてきたフェラーリ・チームの二人だったが、土曜日に行われたオーストラリアGP予選では大きく明暗を分けた。
ルクレールが会心のフライングラップでみごとポールポジションを獲得したのに対し、サインツのほうはチームメイトに1.5秒もの大差をつけられる9番手に終わったからだ。
これについてサインツは「うまくいかないかも知れないことが、すべて起きてしまった」と不運を嘆いた。
「せっかく素晴らしいアタックラップを決めたのに、コントロールラインを抜ける一瞬前にレッドシグナルになってタイムが無効にされちゃったんだ。
そこからすべてが悪い方向に転じていったんだよ。
タイミングを図り、満を持してコースインしようとしたらスターターのトラブルでエンジンが掛からない。
復帰するまで3分は掛かったんだけれど、この3分はアタックにおいてとてつもなく大きい負担になった。
タイヤに熱を入れることが叶わなかったしね」
チームとの契約期間でもチームメイトと条件が異なるサインツには、心理状態でも差がありそうだ。
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