2026年のF1マシン・レギュレーションが前進
Image (C)Pirelli Motorsport
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今週行われたFIA(国際自動車連盟)のF1委員会で、2026年から変更されることが決まっている新しいレギュレーションについてさらに詳細な基準の方向が示された。
なお昨年12月、すでに「1.6リッターV6エンジンの存続」、「MGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止」、「電気出力350kWまで引き上げ」、そして「PU(パワーユニット)に関するコスト上限の導入」等が確認されている。
今回それらを基にさらに次のような詳細な項目が明らかとなった。
【PU(パワーユニット)について】
・F1スペクタクルの維持。
・環境的、財務的な持続可能性。
・新規PU(パワーユニット)がマニュファクチャラーにとって魅力的であること。
【シャシーについて】
・パワーユニットの特性を補完するため、ドラッグを大幅に削減する。
・接近戦、そして前車に追走していくことを可能にするため、最近得た教訓を維持し、改善する。
・車体の大きさの減少。
・車両重量の削減もしくは抑制。
・持続可能性:コスト削減のため、戦略的に選択された部品の標準化または簡素化への道を歩み続ける。
持続可能な材料や技術の使用を拡大し、リサイクル活用にも重点を置く。
・車両の安全性に関する革新性を継続し、関連する安全システムへと移行させていく。
全体として、2026年パワーユニットが現在の仕様に比べて大幅にパワー低下が予想されることから、これが直線パフォーマンスに影響することが危惧されていてこうしたプランが定められたと受け止められている。
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