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2022/04/20

アルピーヌF1(前ルノー)、新規参入優遇には警戒感

Alpine Renault (C)Alpine F1
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2026年シーズンからのF1レギュレーション変更に向け、VW(フォルクスワーゲン)グループのアウディ&ポルシェらの新規参入がいよいよ具体的な形勢になりつつあるが、過度の新規参入優遇には既存のチームから警戒の声も聞かれている。

その一つ、ルノー・スポールからPU(パワーユニット)供給を受けるアルピーヌF1チームのローラン・ロッシCEO(最高経営責任者)は、次のように語っている。
「モーターレーシングがスポーツであり続けるためには公正さの維持が不可欠だ。
F1へのエンジン・サプライヤー新規参戦は歓迎されることだが、彼らが過度に優遇されることには慎重であるべきだ」

同氏はさらに、緊密な関係にあるアウディ&ポルシェが共同して作業を進めればバジェットキャップ(予算制限)が骨なしになることや、レッドブル・パワートレインズを通じてホンダのノーハウがポルシェに流出する可能性も指摘、警戒感を表した。

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