史上最多グランプリ数の懸念は物流障害
Image (C)Pirelli Motorsport
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年々拡大が重ねられてきたF1グランプリは、いまや年間22戦から23戦というかつては想像が付かなかったほど増えている。
こうした世界転戦を支えるのは物流だが、これがいまロシア軍によるウクライナ侵攻問題で黄信号が灯っているという。
実際、今年のシーズン前テストではハースF1チームが直面したように各チームの資材運搬はもちろんのこと、F1タイヤを独占供給するピレリタイヤにとっても深刻な状況に陥っているのが現実だ。
同タイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは「国際物流はいまたいへん厳しく、コストも信じられないほど高騰している」とするが、それよりも課題は航空路線の混乱により各グランプリに間に合わないという危機で、「ウクライナの騒動が一国も早く収束することを願っている」と正直なところをみせた。
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