ラスベガス、2023年第3のアメリカGP開催決定
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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昨季まで圧倒的な強さとスピードを見せつけてきたメルセデスAMGチームだが、今季は一転ここまで苦しんでいる。
外部からでも窺い知れるのはいわゆるポーポシング(波動的な縦揺れ)が他車より激しいこと。
開幕戦のバーレーン・サーキットはともかく、より路面のスムーズなジェッダ・サーキットでは改善される筈とチームは楽観的だったようだが、現実は異なるものでメルセデス・ドライバーのヘルメットがコクピット内で激しく揺さぶられているのは国際映像でも鮮明なもの。
7度のチャンピオンに輝くハミルトンが予選Q1で敗退するというのはファンならずとも衝撃な出来事だった。
これについてドイツの専門誌『アウト・ビルド・モータースポルト』は、次戦オーストラリアGPではこれを解決すべく新設計のウィングを投入すると報じた。
トップスピードでもライバルから劣るメルセデスが、これで戦闘力を取り戻せるか注目だ。
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Alpine Renault 『A522』 (C)Alpine F1
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アルピーヌが展開する若手ドライバー育成プログラムであるアルピーヌ・アカデミーはさらなる支援と育成に力を入れるため、下部組織となる『アルピーヌ・アフィリエイト』を発足させることを明らかにした。
アルピーヌ・アフィリエイトでは将来有望と目される若者を発掘、アルピーヌ・アカデミーの前段階として選抜し、キャリアの重要な局面で専門的なサポートを提供するとのこと。
メンバーはイギリス・エンストンにあるアルピーヌ・アカデミーの施設も使うことができ、具体的にはフィジカル・トレーニングやメンタリング、PRトレーニングなど多岐に渡るプログラムが用意されるということだ。
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DRS Image (C)Sauber Motorsport
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今シーズンから導入された新レギュレーションでは、これまでウィングに頼っていた空力グリップをフロアパネルによるベンチュリー効果に変更、乱気流を押さえて後続車の空力を安定させるのが狙いとされている。
しかし今季ここまで2戦を終え、ドライバーからは「昨年より良くなったものの、まだ万全ではない」との感想が多いようだ。
2戦共に首位争いを演じたフェラーリ・チームのシャルル・ルクレールは、「走りやすくなったとは思うけれど、まだDRS(可変リヤウィング)がなければオーバーテイクは覚束ないね。
ファンのためにもDRSを廃止するというのはまだ無理なんじゃないか」と、語っている。
とりわけサウジアラビアGP終盤ではそのルクレールとフェルスタッペン(レッドブル)による華麗なオーバーテイクの応酬が演じられ、観客の喝采を浴びていた。
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Image
ハースF1チームは、26日(土)行われたサウジアラビアGP公式予選で大クラッシュに見舞われたミック・シューマッハのマシンの損害額が優に100万ドル(約1億3千万円)に達するとの見通しを明らかにした。
昨シーズンの全戦ノーポイントという不振から一転、新たに迎えたチームメイトのマグヌッセンが連続入賞するなど戦闘力をアップさせているハースF1で、シューマッハがQ3進出を懸け渾身のアタックラップに挑んで大破させたものだ。
幸いドライバーは奇跡的に無事だったものの、マシンはほぼ全損状態となったのは明白だった。
それでもPU(パワーユニット)供給元のフェラーリからはエンジン本体は無事かもと言われているそうだ。
次戦は2週間後、また長距離遠征のオーストラリアGPが待っている。
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Toto Wolff (C)Mercedes Motorsports
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開幕から2戦を終え、いまだに昨季までのような圧倒的なパフォーマンスを示せないでいるメルセデスAMG、チームを率いるトト・ウォルフ代表は現状を「蚊帳の外」と表現した。
「誰がみても、今シーズンのメルセデスAMGチームが苦戦を強いられているのは明らかだ。
予選でも、決勝レースでも、上位争いができないというのは我々ばかりでなくファンも望んでいたことではないだろう。
まるで蚊帳の外だよ。
ここまでフェラーリやレッドブルらに後れを取っているというのは想定外だ」
何よりファンが驚かされたのはハミルトンの予選Q1敗退という衝撃の結果だろう。
本人も「トラブルでもないのに予選敗退というのは何時以来のことだか記憶にない」とショックを隠せないでいる。
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Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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開幕2戦を終え、2位のメルセデスにダブル・スコアという躍進ぶりをみせるフェラーリ・チームだが、同チームのマッティア・ビノット代表は「まだほんとうの勢力図は描けていない」と、慎重な姿勢を続けている。
「確かにわれわれがチャンピオンシップをリードしているのは事実だが、これはまだほんとうの勢力図という訳ではない。
例えばレッドブルはその力を発揮しつつあるし、メルセデスもスピードを取り戻してくるのは間違いない。
序盤はどこのチームもまだ手探りな部分もあり、マシンのセットアップやタイヤの使い方、コース特性による違いなども、これからというところがあるのでまだまだ油断はできないね」
それでも開幕戦からここまでの好調さに、跳ね馬チーム全体が明るく士気も高いことが窺われる。
もし今季フェラーリがコンストラクターズ・タイトルを獲得となれば、2008年シーズン(キミ・ライコネン&フェリッペ・マッサ)以来ということになる。
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George Russell (C)Mercedes Motorsports
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サウジアラビアGPで予選6位、決勝でも5位フィニッシュと健闘したメルセデスAMGチームのジョージ・ラッセルは『W13』が苦戦する大きな原因はマシンの挙動にあると説明した。
「最大の問題点はポーポシング(波動的な縦揺れ)にある。
これはたぶんフロアパネルのレギュレーションが変わったせいで、苦しんでいるのは僕らだけじゃないようだけどこれを解決しないことには戦えない。
逆に言えばこれさえなくなれば問題のほとんどすべては解決だと思うな」
チームメイトのルイス・ハミルトンはさらに激しいポーポシングに苦闘、なんと予選ではQ1敗退、追い上げた決勝レースでも10位に留まった。
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Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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セーフティカー導入時の再スタートについて、今回のサウジアラビアGPでも処理に時間が掛かったとしてフェラーリ・チームのカルロス・サインツが不満を表している。
それによればセーフティカー導入時に本来サインツより後方の4番手であるべき筈のペレス(レッドブル)が3番手の位置にスタート間際までついたままだったため、再スタート時にサインツがフェルスタッペンをオーバーテイクするチャンスが失われたというもの。
サインツは「順位を元に戻す時間はいくらでもあったのにレースディレクターはこれを怠った。
最終的には指示があったものの、あまりに遅すぎた」と、不満を表した。
昨季、タイトル決定にも影響を及ぼしたとして大きな問題にもなったセーフティカー導入時の対応だが、ドライバーからは再び議論が起きている。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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キャリア初となるポールポジションからスタート、チームの指示で最初にピットインするまでリーダーとしてレースをコントロールしたレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスだったが、結局4位フィニッシュということで夢だった初のポールTOウィンはならなかった。
「レース戦略は悪くなかったと思うけれど、僕がピットストップを終えたすぐ後にラティフィ(ウィリアムズ)がクラッシュしてセーフティカーになってしまった。
いま考えてもあれは最悪のタイミングだったね。
でも他車の事故まではこっちで予想がつかないしね、仕方ないよ。
F1で勝利するには運も必要なんだ」と、大魚を逃がしたペレス。
一方その裏でレース最終盤、トップに躍り出たチームメイトであるフェルスタッペンの勝利を支えたのが元同僚であるアルボン(ウィリアムズ)のクラッシュ。
レッドブルが、チームとしては二人のドライバーでバランスを採った形に収まったのは皮肉なことだ。
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FORMULA 1 STC SAUDI ARABIAN GRAND PRIX 2022 – SUNDAY
THE RACE TYRE STORY
•レッドブルのマックス・フェルスタッペンが 1 ストップ戦 略で優勝しました。 C3 コンパウンドの P Zer oイエロー・ミディアムでスタートしたフェルスタッペンは、セーフティーカー導入周回中の 16 周目にC2 コンパウンドの P Zero ホワイト・ ハードタイヤへ交換しました。そして、残り 3 周時点で、同じ戦略でトップを走行していたフェラーリのシャルル・ルクレールをオーバーテイクしました。ポールポジションからスタートしたレッドブルのセルジオ・ペレスは、レース序盤トップを維持していましたが、セーフティーカー導入直前にピットストップを行ったことでポジションを失いました。
•ハースのケビン・マグヌッセン、メルセデスのルイス・ハミルトン、アストンマーティンのニコ・ヒュルケンベルグ以外の全ドライバーが、 P Zero イエロー・ミディアムタイヤでスタートしました。上記の 3 名は、 P Zero ホワイト・ハードタイヤでスタートし、セーフティーカー導入周回中にピットストップを行いませんでした。残り 13 周時点のバーチャルセーフティーカー導入周回 中のピットレーンクローズ直前、 マグヌッセンとヒュルケンベルグ はピットストップを行うことができました。しかし、ハミルトンは彼らよりも 3 周後のグリーンフラッグ時にピットストップを行い、マグヌッセンよりも 1 ポジション下の 10位でフィニッシュしました。
•ミディアム、ハードともに タイヤのデグラデーションは 抑制され、いくつかのロングランも見られました。特に、ハードタイヤで は 4 0 周 の 走行が見られました。大半のドライバーが、ハードタイヤでファイナルスティントを走行しました。
•気温 26 ℃、路面温度 34 ℃のコンディションの下、現地時間午後 8 時にレースがスタートしました。その後、レース中に わずかながら気温の降下が見られました。
HOW THE COMPOUNDS MADE THE DIFFERENCE
• ハードハード CC22 デグラデーションはほとんど見デグラデーションはほとんど見られず、レースの鍵を握るタイヤとなりました。ルクレールられず、レースの鍵を握るタイヤとなりました。ルクレールとフェルスタッペンは、レース終盤、ハードタイヤで見応えのある闘いを繰り広げました。ルクレールとフェルスタッペンは、レース終盤、ハードタイヤで見応えのある闘いを繰り広げました。ルクレールは、フィニッシュのは、フィニッシュの22周前にファステストラップを記録周前にファステストラップを記録しました。ハミルトンは、ハードタイヤでしました。ハミルトンは、ハードタイヤで4040週の週のオープニングスティントを走行しました。オープニングスティントを走行しました。
• 33名を除く全ドライバーがミディアムでスタートしました。名を除く全ドライバーがミディアムでスタートしました。ハードでスタートしたハードでスタートした33名は、名は、ファイナルスティントでミディアムを使用しました。低いデグラデーションで良好な性能を発揮し、レファイナルスティントでミディアムを使用しました。低いデグラデーションで良好な性能を発揮し、レースを通してドライバーがハードにプッシュすることを可能にしました。ースを通してドライバーがハードにプッシュすることを可能にしました。
• ソフトソフト CC44 予選で本領を発揮したものの、ミディアムとハードのデ予選で本領を発揮したものの、ミディアムとハードのデグラデーションが低いレベルであグラデーションが低いレベルであったことから、レースでの出番はありませんでした。ったことから、レースでの出番はありませんでした。
ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「素晴らしいナイトレースでした。バーレーンとは全く異なるトラックレイアウトと路面特性の下、最新型のマシンとタイヤは、トラック上で見応えのあるバトルを展開していました。今晩のレースで鍵となったコンパウンドは、ほぼデグラデーションが無い状態で強力な性能を発揮したハードタイヤでした。このことは、シャルル・ルクレールが、多くの走行を重ねたハードタイヤで、フィニッシュの2周前にファステストラップを記録したことからも明らかです。ミディアムも低いレベルのデグラデーションを示し、最速と予測された1ストップ戦略に寄与しました。また、スタートからフィニッシュまで、エキサイティングなレースを演出しました。今年のファステストラップは、昨年よりも遅いものの、その差は1秒以内でした。したがって、全体的に見て、今年のマシンとタイヤのパッケージが期待通りのものに仕上がっていることは明らかです。素晴らしい勝利を挙げたマックス・フェルスタッペンを祝福します」
ピレリジャパンプレスリリース
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FIA
サウジアラビアGPのレーススチュワード(審査委員)は、27日(日)に行われた決勝レース中、
48周目の18コーナーで起きたストロール(アストンマーティン)とアルボン(ウィリアムズ)の衝突事故について検証した結果、アルボンの側に責任があるとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
なおアルボンには別途次戦3グリッド降格のペナルティが通告されている。
ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになっている。
なおアルボンはこれが初体験のペナルティ・ポイントとなる。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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予選に続いて決勝レースに向けてのレコノサンスラップでもパワーを失うというトラブルに見舞われたアルファタウリの角田裕毅だが、早くも次戦オーストラリアGPに気持ちを切り換え、ファイトを燃やしているところを示した。
「チームメイト(ガスリー)の戦いぶりを見ると僕たちのマシンには戦闘力があったと思うので、このリタイヤはほんとうに残念。
なにしろグリッドにも着けなかったんだからね。
どうやらまたドライブトレーンの途中に問題が起きたらしい。
今シーズンも中団グループの戦いは伯仲しているから、シーズンを考えるとこうしたトラブルは絶対に回避しないとね。
チームと共に原因を究明して次のグランプリに備えたい」
新型コロナウイルスの影響で中止が続いた次戦オーストラリアGPは角田にとって初体験のコースとなる。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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3月27日(日)20時(日本時間:翌2時)から2022年F1第2戦サウジアラビアGPの決勝レースがジェッダ・サーキットを舞台に全50周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は25度、路面温度28度、路面はドライコンディションとなっている。
シューマッハ(ハース)は公式予選でのクラッシュを受け、大事を取って決勝レースを欠場となっている。
通常通り各車スタート前のレコノサンスラップに入ったが、なんと角田裕毅(アルファタウリ)がまたストップするシーンが映し出された。
前日の予選に続き、1周もすることなく2年目のサウジアラビアGPを終えた。
これによりグリッドに着いたのは全18台となっている。
なおリカルド(マクラーレン)は他車の走行を妨害したとして3グリッド降格となっている。
オープニングラップ、ポールのペレスはスタートを決めて首位キープ。
4番手のフェルスタッペンはサインツをかわして3位にアップした。
中団でバトルを演じていたアルピーヌの2台にタイム・ペナルティが通告された模様。
ハミルトンは入賞圏内まで順位を上げている。
16周目、ラティフィ(ウィリアムズ)がクラッシュ、セーフティカーが入り多くのマシンがタイヤ交換にピットへ向かう。
順位はルクレール、フェルスタッペン、ペレス、サインツ、ラッセルの順。
直前にピットストップしたペレスは割を喰う形に。
さらにペレスとサインツのコース復帰順位についてノートされた。
21周目レース再開。
ペレスとサインツは順位を入れ替えた。
36周目、アロンソ(アルピーヌ)がパワーを失ってストップ。
続いてリカルド(マクラーレン)もスローダウン、再びバーチャル・セーフティカーに。
さらにボタス(アルファロメオ)もガレージに。
ピットレーン・クローズドでハミルトンは効果的なタイヤ交換のチャンスを逸することに。
再開後、首位争いのルクレールとフェルスタッペンが熾烈なオーバーテイク合戦を演じる。
アルボンとストロールが接触してイエローコーション。
最終的にフェルスタッペンがルクレールを押さえきって最初のチェッカーフラッグをかいくぐった。
フェルスタッペン(レッドブル)の勝利は昨季の最終戦アブダビGP以来で今季初、自身通算21回目の快挙。
2位はルクレール(フェラーリ)、3位もフェラーリのサインツ。
ポールスタートのペレス(レッドブル)は4位で、ピットストップのタイミングが足を引っ張った形となった。
5位ラッセル(メルセデス)、6位オコン(アルピーヌ)、7位ノリス(マクラーレン)、8位ガスリー(アルファタウリ)、9位マグヌッセン(ハース)、10位ハミルトン(メルセデス)までがポイント獲得。
以下、周冠宇(アルファロメオ)、ヒュルケンバーグ(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、そして実質リタイヤのアルボン(ウィリアムズ)までが完走扱い。
アルボンはイエローのタイミングで古巣のフェルスタッペン勝利に貢献した形だ。
リタイヤはボタス(アルファロメオ)、アロンソ(アルピーヌ)、リカルド(マクラーレン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、そしてスタートせずの角田裕毅(アルファタウリ)と計5台となった。
続く第3戦オーストラリアGPは4月10日(日)決勝レースが予定されている。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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26日(土)に行われたサウジアラビアGP公式予選でインストレーションラップしかできず、有効なタイムを計測できなかったアルファタウリの角田裕毅は、次のように説明した。
「予選Q1では他のチームと同じタイミングでコースインしたんだけれど、すぐに無線でクルマに異常があるのですぐにピットインするよう指示があったんだ。
ドライブしている分には何も異常は感じられなかったんだけどね。
すぐに対策されると思ったからヘルメットを被ったままコクピットで待っていたけれど、結局再び走ることはできず、僕の予選は終わってしまった。
ここはバーレーンよりオーバーテイクが難しい所だから、最後尾スタートになる日曜日のレースは苦しいだろうね」
原因は冷却系とみられる。
予選ノータイムだった角田はチームの申請によりスチュワードから決勝レース出走が許可されたが、グリッドは最後尾となる。
何か作業をする場合、ピットレーンスタートを選択するかも知れない。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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26日(土)に行われたサウジアラビアGP公式予選で、それまですべてのセッションでトップタイムを記録していたフェラーリ勢を撃墜、みごと自身初となるポールポジションを獲得したセルジオ・ペレス(レッドブル)がそのアタックラップについて「人生最高のラップだった」と喜んだ。
「今日という日は僕にとって特別なものになったね。
何しろ人生で最高のラップができたんだから。
まさか終始スピードをみせていたフェラーリ勢を破るなんて想像できなった。
このトラックではミスは許されないから、リスクを考えると1000ラップしてもまたもう一度この走りを繰り返すのは無理だね。
決勝レースに向けての準備は行ってきたから、むしろ日曜日のほうが楽しみだよ」
ペレスのこれまでの予選最高位は2021年ロマーニャGPでの2位というもの。
F1デビューから12年、通算125戦目にして勝ち取ったポールポジションは格別なもののようだ。
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ハースF1チームは、26日(土)行われたサウジアラビアGP公式予選で大クラッシュに見舞われたミック・シューマッハが日曜日の決勝レースを欠場すると発表した。
予選ではQ2進出を果たすなど好調さをみせたシューマッハだったが、今回の事故は壮絶なものでマシンは千切れるほど大きな損傷を負った。
それでもドライバーに目立った怪我はなく、直後に母親と電話で会話をするなどしていたという。
その後、搬送されたメディカルセンターから検査のためさらにヘリコプターでジェッダ市内の軍用病院へと運ばれたが検査でも異常はみられなかったとのこと。
ただ病院で一夜を過ごすことや、事故時強烈な衝撃を受けていることから、安全のため欠場を決めたという。
代役はなしで決勝レースはマグヌッセンのみの出走となる。
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Sergio Perez (C)Redbull Racing
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3月25日(土)20時(日本時間:翌2時)からジェッダ・サーキットを舞台に2022年F1第2戦サウジアラビアGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、Q3開始時の気温は23度、路面温度は24度、コースはドライコンディションとなっている。
シューマッハ・クラッシュの衝撃も言えないまま、注目の予選Q3がスタート。
最初のアタックではサインツがルクレールを交わしてトップタイム。
ペレス、オコン、アロンソと続きフェルスタッペンは6番手、さらにガスリー、ボタス、マグヌッセン、ラッセルの順。
しかしペレス(レッドブル)が最後のアタックでフェラーリ勢をかわし1'28.200で大逆転、トップに躍り出る。
実に通算12年、215戦に及ぶF1キャリアでペレスのポールポジションは初の栄冠となった。
2位はサインツを逆転してポール獲得と思われたルクレール(フェラーリ)で1'28.225。
3位サインツ(フェラーリ)で1'28.402、4位フェルスタッペン(レッドブル)、5位オコン(アルピーヌ)、6位ラッセル(メルセデス)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位ボタス(アルファロメオ)、9位ガスリー(アルファタウリ)、そしてマグヌッセン(ハース)が10位となった。
サウジアラビアGP決勝レースは27日(日)20時(日本時間:翌2時)から全50周で行われる。
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引き続きサウジアラビアGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
なお昨年までの『Q2でベストタイムを記録したタイヤが決勝レースのスタートタイヤ』という条項は廃止されている。
1回目の走行では上位のルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)の3台が1分28秒台。
オコン(アルピーヌ)のアタックをリカルド(マクラーレン)が妨害したとして審議対象とされた。
残り約5分、アタックしていたシューマッハ(ハース)が単独で大きなスピン・クラッシュ、マシンは大破してこの日2度目の赤旗中断になった。
ドライバーは無事と伝えられているが、マシンの損傷具合は激しく明らかに全損状態だ。
コース清掃のため約1時間近くの中断を終えてセッション再開、残りは4分58秒。
Q2トップはサインツ(フェラーリ)の1'28.686、2番手ルクレール(フェラーリ)で1続く。
3番手ペレス(レッドブル)、4番手フェルスタッペン(レッドブル)、5番手アロンソ(アルピーヌ)、6番手ボタス(アルファロメオ)、7番手ガスリー(アルファタウリ)、8番手マグヌッセン(ハース)、9番手オコン(アルピーヌ)、そして10番手ラッセル(メルセデス)までがQ3進出。
ここでの敗退はノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)、周冠宇(アルファロメオ)、シューマッハ(ハース)、ストロール(アストンマーティン)の5台となった。
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3月25日(土)20時(日本時間:翌2時)からサウジアラビアGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は23度、路面温度は26度、コースはドライコンディションとなっている。
最初のアタックでラティフィ(ウィリアムズ)が13コーナーでスピン・クラッシュ、セッションはいきなり赤旗中断となった。
この時点ではハースのマグヌッセン&シューマッハがトップ、まだ11台しか有効ななタイムを記録していない。
セッション再開、しかし角田裕毅(アルファタウリ)にピットにの戻るよう無線で指示が。
ガレージに戻り、リヤカウルを開けて作業中。
また燃料系に問題か。
Q1トップはサインツ(フェラーリ)、2番手フェルスタッペン(レッドブル)、以下ルクレール(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、ボタス(アルファロメオ)、ペレス(レッドブル)、マグヌッセン(ハース)、ガスリー(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)、周冠宇(アルファロメオ)というトップ10。
ここでの敗退はハミルトン(メルセデス)、アルボン(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(アストンマーティン)クラッシュしたラティフィ(ウィリアムズ)、そして走れずノータイムに終わった角田裕毅(アルファタウリ)の5台となった。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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3月26日(土)17時(日本時間:23時)からジェッダ・サーキットを舞台にサウジアラビアGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は24度、路面温度29度、コースはドライコンディションとなっている。
多くのチームは予選を想定してソフトタイヤでのショートランを織り交ぜて走行。
特に大きなアクシデント等はなく、60分間のセッションを終えた。
トップはまたも好調ルクレール(フェラーリ)で1'29.735を記録。
2-3番手にレッドブルのフェルスタッペン&ペレス、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ボタス(アルファロメオ)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手マグヌッセン(ハース)、8番手アロンソ(アルピーヌ)、9番手オコン(アルピーヌ)、10番手が角田裕毅(アルファタウリ)となった。
苦戦続くハミルトン(メルセデス)は11番手、シューマッハ(ハース)12番手、周冠宇(アルファロメオ)13番手となっている。
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FIA
サウジアラビアGPのレーススチュワード(審査委員)は、ウィリアムズ・レーシングのアレクサンダー・アルボンに戒告処分を科したことを明らかにした。
それによれば25日(金)に行われたフリー走行1回目セッション中、アルボンが後方から迫ったシューマッハ(ハース)の走行を妨害したというもの。
当時アルボンはロングラン、シューマッハのほうはアタックラップの際中だったとみられる。
スチュワードは妨害が故意ではなかったとして戒告に留めたが、今シーズンからドライビングに関する戒告4回を含む5回に達した場合、グリッド10番降格ペナルティが科されることになっている。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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好調な周回を重ねていたフリー走行初日の角田裕毅(アルファタウリ)だったが、2回目のセッション終了というところで突然異音と共にスローダウン、ストップしたままこの日の走行を終えた。
これについて角田は「今日は最初から順調だったので、まさかこんな終わり方をするとは予想していなかった。
ガスリーとは異なるプログラムで進めていたけれど、まだ予選・決勝レースら向けてやらなければならないことはたくさんある。
明日の最後のフリー走行までに問題が解決されてくれることを祈っているよ」と、語っている。
ストップした時の状況から、トラブルの原因はドライブトレーン関連とみられている。
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Jeddah Circuit (C)Pirelli Motorsport
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サウジアラビアGPのフリー走行2回目セッションは公式スケジュールより15分遅れで開始となったが、その理由は石油施設へのテロ事件によるものだった。
それによればフリー走行が行われた25日(金)、開催地のジェッダ・サーキットからわずか10キロほどに位置する『アラムコ』の石油貯蔵施設が武装組織からミサイル攻撃を受けて爆発するという事件が発生したというもの。
そのためFIA(国際自動車連盟)はF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOと全10チームの代表とドライバー全員を招集、状況を説明したという。
さらにフリー走行2回目セッション終了後、イベントのスケジュール続行をあらためて確認したという。
なお地元政府は安全なイベント開催に障害はないと、警備に自信をみせている。
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Jeddah Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月18日(金)18時(日本時間:24時)、ジェッダ・サーキットを舞台に2022年F1第1戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目セッションが15分遅れで始められた。
遅れた理由は近郊の石油施設で爆破事故があったためではないかとされている。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は21度、路面温度24度、コースはドライコンディションとなっている。
セッション序盤、旧ホンダのレッドブルPTパワー勢(レッドブル・レーシング&アルファタウリ)の4台が上位4番手までに並ぶシーンがみられた。
30分過ぎにはマグヌッセン(ハース)がアタックラップ中にスローダウンしてストップ、バーチャル・セーフティカーとなった。
マグヌッセンはフリー走行1回目でトラブルで周回できていない。
好調を続けるフェラーリ勢だが、このセッションではルクレール&サインツ共にウォールにヒットするシーンを演じ、マシンを降りている。
またちょうどセッションが終了する頃、ロングランを行っていた角田裕毅(アルファタウリ)が何か異音と同時にスローダウン、マシンを停めた。
このセッション、トップタイムは再びルクレールで1'30.074。
2番手は1'30.214でフェルスタッペン(レッドブル)、3番手サインツ(フェラーリ)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ハミルトン(メルセデス)、6番手ラッセル(メルセデス)と3強6台が上位を占めた。
以下、ノリス(マクラーレン)、オコン(アルピーヌ)、ボタス(アルファロメオ)、角田裕毅(アルファタウリ)までがトップ10。
ガスリー(アルファタウリ)は12番手、ハースはシューマッハが13番手になったものの走れていないマグヌッセンは最下位に留まっている。
明日は注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Jeddah Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月25日(金)17時(日本時間:23時)からジェッダ・サーキットを舞台に2022年F1第2戦サウジアラビアGPのフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は22度、路面温度28度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
なお既報のようにアストンマーティンのベッテルはこのイベントも新型コロナウイルス検査陽性ということで欠場。
代役には引き続きリザーブドライバーであるニコ・ヒュルケンバーグが務める。
開始約20分弱、1コーナーの50メートル看板がコース上に落下して破片が散乱したため赤旗、デブリ(破片)回収のため約15分中断となった。
またインストレーションラップでマグヌッセン(ハース)のマシンがハイドロリック系のトラブルに見舞われストップ、走行時間を失った。
このセッション、最速タイムは開幕戦を制したソフトのルクレール(フェラーリ)。
2番手に堅いタイヤのフェルスタッペン(レッドブル)、3番手ボタス(アルファロメオ)、4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手角田裕毅(アルファタウリ)と並んだ。
このあと20時(日本時間:翌02時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Nico Hulkenberg (C)Aston Martin F1
アストンマーティンF1チームは、同チームのセバスチャン・ベッテルが今週のサウジアラビアGPを前戦同様新型コロナウイルス感染で欠場することを明らかにした。
代役は引き続きニコ・ヒュルケンバーグ(34歳:ドイツ)が務める。
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Bahrain GP Scene (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、先週の開幕戦バーレーンGPで起きたフェルスタッペン&ペレス両者のマシントラブルについて、考えられる対策を施したと説明している。
それによれば『RB18』はバーレーンGPレース終盤、突然パワーロスを訴えたあとストップ、共にほぼ手中に収めていた表彰台のチャンスを逸したもの。
当初は標準パーツとして一括供給されている燃料ポンプに疑いの目が向けられたが、同チームはこれを否定したうえでそれでも燃料系関連に原因があることを窺わせた。
ただクリスチャン・ホーナー代表は「考えられる対策は行ったが、それが正解だったかは実際にレースをしてみないとわからない」と、不安を隠せないでいる。
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Enrique Bernoldi (C)Ex.Arrows F1
FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるサウジアラビアGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(43歳:ブラジル)を指名した。
ベルノルディ氏がスチュワードを務めるのは昨年のトルコGP以来のもので、これが自身通算4度目ということになる。
同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。
なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(現レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。
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Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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昨シーズン、一度も10位以内に入れず、10チーム中唯一のノーポイントに終わったハースF1チームだが、今シーズンは開幕戦でいきなり5位入賞、ランキングも現時点で5位という素晴らしいスタートを切った。
これを受け、同チームのギュンター・シュタイナー代表は次のように語っている。
「われわれが入賞したのは2020年のアイフェルGP以来のこと、ひさびさのポイント獲得は格別なものだね。
チーム全員が喜びを分かち合ったよ。
若いスタッフにはF1の夢を愉しんで欲しいと思っている。
今回マグヌッセンが予選で7位を得たことで、マシンにポテンシャルがあることを感じ取っていたと思う。
そして決勝では運も味方に付けて5位という素晴らしいリザルトを勝ち取ったんだ」
ハースF1の最高成績は2018年オーストリアGPの4位というもので今回はこれに次ぐものとなった。
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Pitstop Scene (C)Ferrari S.p.A
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タイヤが18インチ径になって初となる開幕戦バーレーンGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、マクラーレン・チームのクルーだった。
それによれば最速はリカルドを2.31秒の作業でコースに復帰させた際のもの。
2位は2.33秒のサインツ(フェラーリ)、3位は2.46秒のオコン(アルピーヌ)。
最速常連のレッドブル・レーシングは今回8位(フェルスタッペン)に留まった。
なおこのレースで『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのは、終始フェルスタッペン(レッドブル)と激しい首位を演じ、開幕戦を制したルクレール(フェラーリ)が受賞。
またボーナスの1ポイントが与えられるこのレースのファステストラップ・アワード』も同じくルクレール(フェラーリ)が獲得した。
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Ferrari Duo (C)Ferrari S.p.A
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バーレーンGPでフェラーリ・チームのルクレール&サインツがみごとな復活の1-2勝利を遂げたことについて、F1のロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターが次のように言及した。
「まだ1戦を終えただけで結論づけるのは早計だが、バーレーンGPをみただけでも今回のレギュレーション変更は正しいものだったと思うね。
フェルスタッペン(レッドブル)とルクレール(フェラーリ)が演じたレース終盤の壮絶なバトルは息を呑む迫力があった。
なにしろ3周連続で首位の2台がオーバーテイクを繰り返したんだからね。
間違いなく大成功だったよ」
また自身もかつて率いて黄金時代を築いた時代があるフェラーリ・チームの復活について「F1の長い歴史において、フェラーリの活躍が歓迎されなかったことはない」と、跳ね馬復活についても肯定する姿勢をみせた。
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Mercedes 2016 Title (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)の2021年FIA年間表彰式を欠席した昨季ランキング2位のハミルトンが、500ユーロ(約660万円)を不利な境遇にある学生への支援に寄付することを表明した。
受賞者には年間表彰式への出席が義務付けられていたが、2021年の最終戦アブダビGPでのチャンピオンシップ決定の経緯に不満だったハミルトン(メルセデス)は抗議の姿勢をみせるため意図的に欠席。
これを受けFIAから高額の罰金などを課せられることが想定されていたが、今回の表明は先んじてこれを回避する行動とみられる。
なおこの件でのFIAからの反応はまだ伝えられていない。
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Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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今季開幕戦バーレーンGPを新型コロナウイルスに感染したとして欠場したアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルだが、まもなく第2戦のサウジアラビアGPを迎えるにも関わらず、参戦が確認されていないということだ。
チームによれば、ベッテルがレースに出場するためにはサウジアラビアの検疫規則と同チーム自身が設定した内部規則の両方に合格する必要があるが、これまでのところ結果は公表されていないとのこと。
バーレーンGPにはぶっつけ本番でリザーブドライバーのニコ・ヒュルケンバーグが急きょ代役に抜擢され完走するなど健闘したもののポイント獲得には至らなかった。
そのヒュルケンバーグも「サウジアラビアGPについてはチームからまだ何も聞いていない」と、説明している。
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Jamie Chadwick (C)Williams F1
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ウィリアムズ・レーシングは、同チームで開発ドライバーを務める女性ドライバーのジェイミー・チャドウィック(23歳:イギリス)とのアカデミー契約をさらに延長したことを明らかにした。
女性だけの戦いであるWシリーズで2度のタイトル獲得を果たしているチャドウィックは2019年にウィリアムズに加入。
これまでF1シミュレータによる開発でチームに貢献しているとのこと。
過去アマティやウィルソン、ガリカ、フィリッピス、そしてロンバルディらF1に挑戦した女性ドライバーは数多くいるが、いずれも成功を収めたとは言い難くチャドウィックには大きな期待が掛かっている。
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FORMULA 1 GULF AIR BAHRAIN GRAND PRIX 2022 – SUNDAY
THE RACE TYRE STORY
・ポールポジションからスタートしたフェラーリのシャルル・ルクレールが、バーレーングランプリを制し、チームをワンツーフィニッシュへ と 導きました。 最初の 2 スティントを C3 コンパウンドの P Zeroレッド・ソフトで走行したルクレールは、 C2 コンパウンドの P Zero イエロー・ミディアムへ繋ぎ、残り11 周時点 の セーフティー カー 導入周回中に再度ソフトへ交換してファイナルスティントを走行しました。また、ルクレールは終了間際にソフトタイヤでファステストラップを記録しました。チームメイトのカルロス・サイ ンツも同じ戦略を採りました。
・2022 年のレギュ レーションによって、全ドライバーはスタート時に装着するタイヤを自由に選択 することができました 。ミディアム を選択 したマクラーレンの 両ドライバー以外 全員が 、ソフトタイヤでスタートしました。
・メルセデスのルイ ス・ハミルトンが、 18 インチタイヤでの今シーズン最初のピットストップを行いました。ハミルトンは、 11 周目にソフトから P Zero ホワイト・ハードへ交換しました。
・前日までよりもやや暖かい気温 24 ℃、路面温度 27 ℃のコンディションの下、現地時間午後 6 時にレース が スタート し ました。その後、フィニ ッシュまでに気温が次第に降下しました。
HOW THE COMPOUNDS MADE THE DIFFERENCE
・ハード C1 7 名 のドライバーが使用しました。 他のコンパウンドよりもスピードには劣るものの、より高い一貫性を示しました。しかし、タイヤウォーマーの温度が 70 ℃に制限された中、ウォームアップに時間を要したことから、アンダーカットには適しませんでした。 メルセデスは 、ハードを第 2 スティントで使用しました。
・レースでの中心的役割を担いました。予測通りのデグラデーションを伴いつつ、良好な性能を示しました。大半のチームが 1 セットのみを保有して いた中 、 2 セットを保有していたチームは 2 セット を使用しました。
・ソフト C3 レースの鍵を握るコンパウンドとなりました。スタート時のスピードアドバンテージを有したことから、マクラーレンを除く全ドライバーがソフトでスタートしました。デグラデーションレベルは、前日までと同様、想定の範囲内でした。
「新しいFormula 1レギュレーションで導入された18インチタイヤのデビューは、スタートからフィニッシュまでエキサイティングで、多くの素晴らしいバトルが展開されたレースとなりました。我々はタイヤのパフォーマンスに満足しています。ここバーレーンでは、ソフトとミディアムが鍵となった一方、ハードは、より一貫性の高い選択肢を提供しました。今シーズン、低く設定されたタイヤウォーマー温度が、タイヤを適正な作動温度領域に入れることにチャレンジを課しており、ハードによるアンダーカット戦略はこれまでよりも効果を発揮できませんでした。一方で、粗い路面特性によって、ドライバーたちは少なくとも2回のピットストップが必要になりました。また、セーフティーカー導入も戦略に影響を及ぼし、最終的に3回目のピットストップを促し、劇的なスプリントによるフィニッシュを演出しました。ワンツーフィニッシュを達成したフェラーリを祝福します」
ピレリジャパンプレスリリース
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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大事な開幕戦を2台共にリタイヤと言う最悪の結果に終わったレッドブル・レーシングだが、レース後フェルスタッペンはトラブルが一つではなかったことを明かした。
「週末全体としてはライバルと戦える戦闘力を感じ取っていたので、この結末は最悪だよ。
レースでは、序盤からブレーキに問題があってドライブに支障を来たしていた。
それからオーバーヒートの兆候が始まったのでそれを労わらなければならなくなったし、さらにはステアリングが重くなるわ、そして最後は燃料トラブルかな、突然パワーがなくなってストップしたんだ。
何にしてもノーポイントというのは痛い」と、チャンピオン。
修正すべき課題は多そうだが、2戦目のサウジアラビアGPは連続開催。
新チャンピオンに与えられる解決のための時間はあまりにタイト過ぎるようだ。
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Bahrain GP Image (C)Pirelli Motorsport
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F1デビュー戦となったバーレーンGP決勝レースで、いきなり10位入賞・初ポイント獲得を果たしたアルファロメオの周冠宇(22歳:中国)が、その喜びを表した。
「もううれしくて最高の気分だよ。
レースが荒れたこともあったけれど、開幕戦でいきなりポイント獲得が果たせるとは正直予想していなかったからね。
僕の夢は、まずF1のグリッドに着くこと、そして次は完走してポイントを獲得することだったから、いきなり二つが叶ってしまったことになるよ」と、喜びを隠せない。
昨季のアルファロメオは元チャンピオンのライコネンを以ってしてもポイント獲得まで開幕から6戦を要したことを考えると上出来だ。
さらに今回はチームメイトのボタスも6位とW入賞を果たしている。
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Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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昨シーズン、新型車の開発にリソースを集中するため現行車の開発を見送り戦闘力を欠いたマシンで唯一ノーポイントに終わったハースF1チームだったが、その宣言通り新型車は大いにパフォーマンスをアップさせたようだ。
それはすでにシーズン前テストでも窺われていたが、今回のバーレーンGPでは予選で7-12番手、決勝レースでも5-11位といともたやすく2020年以来となるポイント獲得を果たしてみせた。
ただ、昨年から開発の拠点をフェラーリの本拠地マラネロに置くなどパワーユニット供給元であるフェラーリとの関係を一層深めた経緯からフェラーリ・ジュニアと揶揄されていることもあり、今後の活躍如何では他チームから横槍が入るかも知れない。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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今シーズン最初のレースを8位入賞という結果で終えたアルファタウリの角田裕毅は、「満足すべきレースだった」と、振り返った。
「予選でQ2進出を逃がしたこともあって難しいレースだったけれど、タイヤ戦略もうまくいったし、自分の力で何個か順位を上げたのもあるので良かったんじゃないかな。
来週も連続でレースがあるので、これからデータを解析して次のレースに備えなくては」と、角田。
昨年の同じレースでは9位だったので今回はそれを上回ったことになる。
ただ突然の火災や相次ぐマシントラブルに見舞われたレッドブル・グループはリタイヤ続出、無事チェッカーフラッグを受けられたのは角田一人という厳しい結果に。。
次戦サウジアラビアGPはアウェイの連続開催ということもあり、チームは戦場のようなハードワークを強いられることだろう。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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3月20D日(日)18時(日本時間:24時)から2022年F1開幕戦バーレーンGPの決勝レースがバーレーン・サーキットを舞台に全57周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は25度、路面温度31度、路面はドライコンディションとなっている。
オープニングラップ、上位3台は順位変わらず。
ペレス(レッドブル)が後退、ハミルトン(メルセデス)は順位を上げた。
アルファタウリはガスリーが8番手、角田も12番手にアップしている。
オコン(アルピーヌ)がシューマッハ(ハース)の接触で5秒のタイムペナルティを通告される。
46周目、ガスリー(アルファタウリ)のマシンがリヤ部から炎を上げてストップ、セーフティカーとなる。
オンボードカメラの映像では電源が落ちたのが確認できる。
51周目にレース再開。
上位の順位は変わらず、トップのルクレールがファステストラップも記録する。
サインツがフェルスタッペンを抜いて2位に上がる。
55周目、無線で異常を訴えたフェルスタッペンがスローダウン、そしてストップ。
さらに僚友ペレスも同様のトラブルか、リヤがロックして単独スピン、ストップ。
57周のレースを終え、なんとフェラーリ・チームが1-2フィニッシュ。
優勝したルクレール(フェラーリ)は2019年のイタリアGP以来の勝利で自身3勝目。
3勝はすべてポールTOウィンでさらに今回はファステストラップの1ポイントも獲得してみせた。
2位サインツ(フェラーリ)、3位ハミルトン(メルセデス)、4位ラッセル(メルセデス)、5位マグヌッセン(ハース)、6位ボタス(アルファロメオ)、7位オコン(アルピーヌ)、8位角田裕毅(アルファタウリ)、9位アロンソ(アルピーヌ)、10位周冠宇(アルファロメオ)までが入賞。
さらにシューマッハ(ハース)、ストロール(アストンマーティン)、アルボン(ウィリアムズ)、リカルド(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ヒュルケンバーグ(アストンマーティン)までが完走。
リタイヤとなったのはペレス(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてガスリー(アルファタウリ)と、すべてレッドブルパワー(旧ホンダ)が占めた。
第2戦サウジアラビアGPは3月27日(日)が予定されている。
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FIA
バーレーンGPのレーススチュワード(審査委員)は、19日(土)に行われたフリー走行3回目セッション中に危険なピットリリースがあったとしてフェラーリ・チームのカルロス・サインツに戒告処分のペナルティを科したことを明らかにした。
それによればサインツは後方からアロンソ(アルピーヌ)のマシンが接近しているにも関わらずガレージから発進したため危険回避の危険回避のブレーキングを強いたとして処分されたもの。
なおこの戒告はドライビング中のものではないとして累積にカウントされないとしている。
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Mercedes 『W13』 (C)Mercedes Motorsports
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例年、戦闘力に欠けていると思わせるテスト段階のレベルから、グランプリ本番になると他を圧倒するパフォーマンスで、『爪隠し作戦』とも呼ぶべき王者の振るまいが定番だったメルセデスAMGチームだが、今回はほんとうに爪は伸びていないのかも知れない。
今回の開幕戦では公式予選まで一度もセッション最速を記録できなかったのに加え、上位とのタイム差は予選モードでも本番モードでも意外に大きいものだったからだ。
これについて同チームのハミルトンは、次のように語っている。
「今年のギャップはいつもの年よりも明らかに大きい。
これはおそらく僕たちが予想していたのよりも困難な状況。
これを短期間に修正するのは難しく、おそらく長い時間が必要になると思う。
シーズンを失う前に、早く解決しなくてはならないよ」
ハミルトンにとってバーレーンは過去最多の5勝もしているお気に入りだ。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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少しでも走り込みを重ねたい開幕戦で、アルファタウリの角田裕毅はマシントラブルからフリー走行3回目セッションをまったく走れないという不運に見舞われた。
伝えられるところではハイドロリック系のトラブルということで、その結果予選ではQ2進出をわずか0.257秒の僅差で逃す結果となった。
チームでは「ドライバーにトラブルの責任はなく、申し訳ない」、と擁護。
角田本人は「初日の結果から温度が低いとマシンのパフォーマンスが低下することはわかっていた。
それでも最低Q2進出は狙っていたので残念だ。
簡単なレースにはならないだろうが、明日は少しでも順位を上げてポイント獲得を狙いたい」としている。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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レギュレーションの大幅変更を受けて迎えた2022年、その最初の『審判』となったバーレーンGP公式予選で、今季初となるポールポジションを獲得したのはフェルスタッペン(レッドブル)でもハミルトン(メルセデス)でもなく、フェラーリの若武者シャルル・ルクレールだった。
「予選は非常にトリッキーで、自分自身のドライビングに100%満足できた訳ではなかったけれど、何とかQ3で最高のラップをまとめることができたのはとてもうれしい。
何しろ、今シーズン最初のポールポジションなんだからね、最高の気分だよ。
この2年間、チーム全員で跳ね馬復活のため努力してきたことが報われたね」と、ルクレール。
それでも「ライバルとのギャップはほとんどないし、これはまだ予選。
1ポイントをもらった訳でもないし、ほんとうの勝負は明日の決勝レースだよ。
明日の夜、今度は表彰台の真ん中でまたマイクを向けられたら最高だね」と、付け加えた。
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Charles Leclerc (C)Ferrari S.p.A
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3月18日(土)18時(日本時間:24時)からバーレーン・サーキットを舞台に2022年F1第1戦バーレーンGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は19度、路面温度は26度、コースはドライコンディションとなっている。
Q3最初のアタックではサインツ&ルクレールのフェラーリ勢が他を押さえて1-2体制に。
フェルスタッペンもハミルトンも届かずに期待を2度目のアタックに掛けた。
結果、フェルスタッペン(レッドブル)はフェラーリの2台に割って入ったものの2番手止まりだった。
ポールポジションはルクレール(フェラーリ)で昨年のアゼルバイジャンGP以来となる通算10回目の快挙。
2番手フェルスタッペン、3番手サインツ(フェラーリ)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ハミルトン(メルセデス)、6番手ボタス(アルファロメオ)、7番手マグヌッセン(ハース)、8番手アロンソ(アルピーヌ)、9番手ラッセル(メルセデス)、そして10番手ガスリー(アルファタウリ)というトップ10グリッドになった。
メルセデスAMGから放出されたボタスは後任のラッセルより上に行き、意地を見せた形。
バーレーンGP決勝レースは20日(日)18時(日本時間:24時)から全57周で行われる。
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引き続きバーレーンGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
なお昨年までの『Q2でベストタイムを記録したタイヤが決勝レースのスタートタイヤ』という条項は廃止されたため、タイヤ選定は自由になっている。
おおかた2度のアタックを終え、トップにはフェルスタッペン(レッドブル)が踊り出た。
2-3番手にフェラーリのサインツ&ルクレール、4番手ペレス(レッドブル)、5-6番手はハミルトン&ラッセルのメルセデスAMG勢、7番手マグヌッセン(ハース)、8番手アロンソ(アルピーヌ)、9番手ガスリー(アルファタウリ)、10番手のボタス(アルファロメオ)までがQ3進出を決めた。
ここでの敗退はオコン(アルピーヌ)、シューマッハ(ハース)、ノリス(マクラーレン)、アルボン(ウィリアムズ)、そして周冠宇(アルファロメオ)の5台となった。
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3月18日(土)20時(日本時間:18時)からバーレーンGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は19度、路面温度は26度、コースはドライコンディションとなっている。
なおマシントラブルでフリー走行3回目セッションを走れなかったアルファタウリの角田裕毅も修復なって復帰を果たしている。
そのアルファタウリ勢を先頭にタイムアタックが開始。
最初のアタックではフェラーリ勢が1-2を決めてみせた。
Q1をトップで通過したのはルクレール(フェラーリ)、続いて僚友のサインツ(フェラーリ)、以下フェルスタッペン(レッドブル)、ボタス(アルファロメオ)、マグヌッセン(ハース)、オコン(アルピーヌ)、ガスリー(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)、ラッセル(メルセデス)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、アロンソ(アルピーヌ)、シューマッハ(ハース)、周冠宇(アルファロメオ)、アルボン(ウィリアムズ)までがQ2進出。
ここでの敗退は角田裕毅(アルファタウリ)、ヒュルケンバーグ(アストンマーティン)、リカルド(マクラーレン)、ストロール(アストンマーティン)、そしてラティフィ(ウィリアムズ)の5台となった。
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Max Verstappen (C)Redbull Racing
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3月19日(土)15時(日本時間:21時)からバーレーンGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は22度、路面温度38度、コースはドライコンディションとなっている。
この時間帯は予選や決勝レースとは条件が異なるためか、時間になってもコースインするマシンは疎ら。
ほとんどのマシンはインストレーションラップもせずガレージに留まったままだ。
約25分経過、2番手に位置したルクレール(フェラーリ)が派手にコースアウトして緊張が走ったが、幸いマシンは無事の模様。
角田裕毅(アルファタウリ)のマシンだけがまだガレージから出られないでいる。
ここでも最速はフェルスタッペン(レッドブル)で1'32.544をマーク、これにルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、ラッセル(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、マグヌッセン(ハース)、ボタス(アルファロメオ)、周冠宇(アルファロメオ)、ストロール(アストンマーティン)がトップ10を形成した。
助っ人ヒュルケンバーグ(アストンマーティン)は12番手、ガスリー(アルファタウリ)は13番手、角田裕毅(アルファタウリ)は結局ハイドロリック系のトラブルということでコースインできず、ただ1台ノータイムに終わった。
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角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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バーレーンGPのレーススチュワード(審査委員)は、アルファタウリの角田裕毅に戒告処分を科したことを明らかにした。
それによれば18日(金)に行われたフリー走行2回目セッション中、角田が後方から迫ったルクレール(フェラーリ)の走行を妨害したというもの。
当時角田はロングラン、ルクレールのほうはアタックラップの際中だったとされる。
スチュワードは妨害が故意ではなかったとして戒告に留めたが、今シーズンからドライビングに関する戒告4回を含む5回に達した場合、グリッド10番降格ペナルティが科されることになっている。
また角田は昨シーズン中、全ドライバーで最多となる8点のペナルティ・ポイントを受けており、もし12か月以内に12点になるとスーパーライセンス停止により1戦の出場停止が待っており、より慎重なドライビングが求められる。
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Mercedes 『W13』 (C)Mercedes Motorsports
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F1は今シーズン、マシン・レギュレーションが大きく変更され、チームにより特色が現れているが、中でも関心を集めているのがメルセデス『W13』のサイドポッドだ。
驚異的に小型化されたそれは皮肉も込めて『ゼロポッド』と呼ばれている。
かなりの大型コンポーネンツであるクーリング・システムをどう収めたのかは外部からは窺い知れないが、サイドミラーのデザインは一目瞭然。
この形状について他チームからは事実上の空力パーツ(ウイング)であるとの指摘もある。
現段階でFIA(国際自動車連盟)は具体的な対応を取っていないが、パドックでは今シーズン中にレギュレーションを明確化し制限すべきとの声が高まっている。
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Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月18日(金)18時(日本時間:24時)からバーレーン・サーキットを舞台に2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行2回目セッションが行われた。
引き続き天候は晴れ、セッション開始時の気温は19度、路面温度26度、コースはドライコンディションとなっている。
すでに太陽は隠れ、現場はライトの元ナイトセッションに替わっている。
ちょうど土曜日に行われる公式予選と同じ時間帯ということで各車ラップタイムが注目される。
セッション後半にはソフトタイヤに履き替え、アタックラップが繰り広げられた。
ここでも圧倒したのは本命フェルスタッペン(レッドブル)、これに好調フェラーリ勢が続いた。
注目されるメルセデスAMG勢はラッセル4番手、ハミルトンのほうは9番手に沈んだが、このチームはいつものことで当てにはならない。
また1回目のセッションで好調だったアルファタウリ勢は13-14番手と中団に埋もれた。
トップタイムフェルスタッペン(レッドブル)、2-3番手にルクレール&サインツのフェラーリ勢、4番手ラッセル(メルセデス)、5番手アロンソ(アルピーヌ)、6番手ボタス(アルファロメオ)、7番手ペレス(レッドブル)、8番手シューマッハ(ハース)、9番手ハミルトン(メルセデス)、10番手マグヌッセン(ハース)。
アルファタウリはガスリーが13番手、角田裕毅は14番手。
緊急参戦のヒュルケンバーグ(アストンマーティン)は17番手だった。
明日は注目の公式予選が行われる予定となっている。
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Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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3月18日(金)15時(日本時間:21時)からバーレーン・サーキットを舞台に2022年F1第1戦バーレーンGPのフリー走行1回目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は19度、路面温度34度、コースはドライコンディションだが風が強目に吹いている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC5という最も柔らかい部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んだ。
また別報のようにコロナ感染によりベッテル(アストンマーティン)が欠場、ヒュルケンバーグが急きょ代役を務めることが報じられている。
セッション開始早々、オコン(アルピーヌ)のマシンのサイドポンツーンが破損してコース上に散乱、デブリ(破片)回収のため赤旗中断となった。
トップタイムはガスリー(アルファタウリ)で1'34.793を記録。
2番手ルクレール(フェラーリ)で1'34.557、続いてサインツ(フェラーリ)、ラッセル(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、ハミルトン(メルセデス)、アロンソ(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、そしてペレス(レッドブル)が10番手。
新人の周冠宇(アルファロメオ)は11番手、初走行となったヒュルケンバーグ(アストンマーティン)は14番手タイム、マシントラブルを訴えたボタス(アルファロメオ)はノータイムに終わった。
このあと18時(日本時間:24時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。
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Nico Hulkenberg (C)Aston Martin F1
アストンマーティンF1は、同チームのセバスチャン・ベッテルが新型コロナウイルス感染により開幕戦を欠場、その代役にニコ・ヒュルケンバーグ(34歳:ドイツ)を指名したが、本人によれば連絡を受けたのは開幕前日の朝たったということだ。
「突然の代役起用ということ自体も大きな驚きだったけれど、その連絡が開幕前日というのもサプライズだったね。
F1グランプリに出走するには時間がなさ過ぎだよ。
すぐさま飛行機に飛び乗ってもサーキットに到着するのはセッションが始まる数時間前になるし、それから『AMR22』のシート合わせを行って、同時に新車の操作についてレクチャーを受けなくてはならないんだ」
それでもヒュルケンバーグはベッテルの体調を気遣い、その無念さに同情していた。
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Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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アストンマーティンF1は、同チームのセバスチャン・ベッテルが今日18日(金)からスタートする今季開幕戦バーレーンGPを新型コロナウイルスに感染したとして欠場することを明らかにした。
代役にはリザーブドライバーのニコ・ヒュルケンバーグ(34歳:ドイツ)が指名されている。
2019年までルノー・チームのレースドライバーだったヒュルケンバーグは、2020年にランス・ストロールとセルジオ・ペレスのいずれも代役としてスポット参戦、それぞれ7位8位に入賞している。
ただ2022年仕様のマシンをテストしたことはなく、金曜日のフリー走行1回目セッションがいきなり初体験の場となる。
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Derek Warwick (C)Renault F1 UK
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる開幕戦バーレーンGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、ベテランのデレック・ワーウィック氏(67歳:イギリス)を指名した。
元ルノー等のF1ドライバー(最高位:2位)であるワーウィック氏のスチュワード就任は昨年最終戦アブダビGPに続くもので、自身通算36回目。
これは目下最多のエマニュエル・ピロ氏の40回に次ぐものになる。
BRDC(ブリティッシュ・レーシング・ドライバーズ・クラブ)の会長も務めた同氏は、フットワーク時代には日本の鈴木亜久里とチームメイトだったことでも知られる。
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Daniel Ricciardo (C)McLaren Racing
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新型コロナウイルスの陽性反応が確認され、バーレーン・サーキットでのシーズン前テストを欠席したマクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドだが、療養の結果検査で陰性になると共に体調も回復したとして今週末行われる開幕戦バーレーンGPには予定通り参加することが確認された。
テストでは僚友ランド・ノリスがリカルドの分全てを担当。
また万一バーレーンGP欠席の場合には、メルセデスAMGチームと共用するリザーブドライバーのストッフェル・バンドーン&ニック・デ・フリースの他、アルピーヌF1からオスカー・ピアストリの電撃レンタルもあり代役候補に挙げられていた。
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Hockenheimring (C)Pirelli Motorsport
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ロシア軍によるウクライナ侵攻の影響ですでに中止が決まった第17戦ロシアGPの代替開催候補に、今度はドイツのホッケンハイムリンクの名前が浮上した。
ミハエル・シューマッハやセバスチャン・ベッテルなどのチャンピオンを輩出したドイツで、長年ドイツGPの開催地として親しまれた同リンクだが、2019年を最後にF1開催は途絶えている。
地元ドイツの専門誌『アウト・ビルト』によれば、障害になるのは契約料の問題で、決定されればサーキット側は即対応できるとしている。
なお他にも代替候補にはすでにトルコ(イスタンブール)、ポルトガル(アルガルベ)、マレーシア(セパン)、スペイン(ヘレス)など多くの名前が取り沙汰されている。
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Jeddah Circuit (C)Mercedes Motorsports
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昨シーズン、初開催となったサウジアラビアGPは、開催場所のジェッダ市街地特設コースを安全性の観点から最終セクター部分などでコースレイアウト修正を行った。
とりわけ昨年のレースで事故が多発した27コーナーは出口部分が大きく拡大され、見通しも改善されたということだ。
主催者によればコース本体はこの部分以外に変更の手は加えられていないが、他にも多くのエリアでバリヤや路肩が改善されていて、ラップタイムの向上にも貢献する筈と自信をみせた。
ちなみに昨年のサウジアラビアGPで初ポールポジションに輝いたのはルイス・ハミルトン(メルセデス)で、アベレージが時速260キロに迫るものだった。
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FIA
FIA(国際自動車連盟)は、F1における戒告処分の累計基準を変更した模様だ。
これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、それによればこれまで戒告が累計3回になった場合、次のランプリで10グリッド降格のペナルティが科せられることになっていたが、これが累計5回に軽減されるとのこと。
これはルールを決めた当時、グランプリ数が年間17戦程度だったものが、現在は最大23戦になるなど拡大されたためという。
戒告は主にドライビングに関するもので、他車の進路妨害などで下されることが多い。
ちなみにこれまでの基準でもまだ実際にグリッド降格になったドライバーはいない。
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Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsport
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7回のF1チャンピオンに輝くメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンが、改名を検討していることが伝えられた。
現在の『ハミルトン』は父親であるアンソニー・ハミルトン氏の姓を受け継いだものだが、母親(カルメン・ラルバレスティア)の姓である『ラルバレスティア』を採り入れようというもの。
両親はハミルトンの幼少時代に離婚したということだが、今でも息子の爵位授与式など節目には母親のカルメンさんは出席しているなど交流があるとのことだ。
ハミルトンは「家族は僕にとって何より掛け替えがないもの。
母親の名前は知られてないと思うけど、僕にとってはハミルトンもラルバレスティアも同じくらい大切なものなんだ」と、語っている。
ちなみに現在登録されているハミルトンの正式名は『ルイス・カール・デビッドソン・ハミルトン』というものだ。
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Williams Mercedes 『FW44』 (C)Williams Racing
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バーレーン・サーキットで行われた開幕前最後の合同テストでは、2日目午前のセッションでウィリアムズ・レーシングの『FW44』が火災に見舞われ走行時間を失うこととなった。
これについて同チームのヨースト・カピート代表は「火災の原因は特定できているが、馬鹿らしいのでここで詳細を話すつもりはない。
残念なのは修復のため、開幕前の貴重なテスト時間を失ったことだ」と、話した。
当時ステアリングを握っていたニコラス・ラティフィによれば、ブレーキ辺りから出火。
マシンをピットまで戻そうとしたが、炎はすでにサスペンションアームにまで延焼していたため走行を断念せざるを得なかったということだ。
同チームはこのトラブルで午後のセッションもまったく走ることができず、この日わずか12ラップの周回で終えることなった。
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重量測定 (C)RedBull Racing
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今週のF1開幕を控え、FIA(国際自動車連盟)と各チームは2022年マシンの最低重量を前年の798kgに引き上げることで合意したことがわかった。
2022年マシンのレギュレーションでは、タイヤが18インチ径に大型化されることや安全対策の強化などを踏まえ、最低重量が前年の752kgから795kgに引き上げられていたが、一部チームがオーバーウェイトになっているため、更なる引き上げが取り沙汰されていたもの。
当初はレッドブルの名前が挙げられていたが、実際には他にも多くのチームがオーバーウェイトになっていたようだ。
それでもあと数日で開幕戦を迎えるこの時期にレギュレーションを変更するのは異例のことだ。
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McLaren 『MCL35M』 (C)McLaren Racing
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2022年マクラーレン・レーシングは、現インディカー・ドライバーであるコルトン・ハータ(21歳:アメリカ)をF1マシンのテストに起用することを明らかにした。
2022年のF1レギュレーションでは、前年のマシンでのテストができるようになるため、マシンは2021年のマクラーレン・メルセデス『MCL35M』になる予定。
アンドレッティ親子は早ければ2024年にもF1参戦をめざしていて、新たに『アンドレッティ・グローバル』を立ち上げ、そのドライバーにすでにコルトン・ハータの名前が挙げられている。
シリーズ最年少優勝記録を持つコルトン・ハータは、これまで優勝6回を記録。
やはりインディカー優勝ドライバーであるブライアン・ハータ氏の子息である。
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Alphatauri 『AT03』 (C)Scuderia Alphatauri
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2月から2回に渡って行われたシーズン前テストで、ほぼ順調に周回を重ねたアルファタウリの角田裕毅だが、本人はまだ走り足りないと不満をみせた。
「バルセロナからバーレーンへと多くの周回を重ねたことで、シーズンを戦うのに必要な多くのデータを集めることができた。
これは新しいマシンを理解するのに不可欠なことだからね。
今年のレギュレーション変更の一つである前車からの乱気流も、去年よりも良くなったように感じられるけれど、実戦ではもっと厳しいからね。
ロングランも概ね順調。
でも(最も柔らかい)C5タイヤではまだ満足できるところまで達していない。
ソフトタイヤにはもっと引き出せるポテンシャルがある筈だから」
それでも「テストはあくまでもテスト。
チームによってプログラムが違うから、いまタイムを比べても意味がない」として、ほんとうの比較は来週の開幕戦を見ないとわからない」と、引き締めた。
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Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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昨シーズンは不名誉なグリッド最後尾が定位置だったハースF1チームだが、今回のシーズン前テストでは2日目にマグヌッセンがトップタイム、最終日にはシューマッハが王者フェルスタッペン(レッドブル)に次ぐ2番手と気を吐いた。
これについて昨年苦闘を続けた2年目のシューマッハは「今年のマシンには戦闘力がある」とその手応えを明らかにした。
ただ二人のベストタイムはいずれも公式セッション終了後の『延長時』に記録したもので、同一コンディションでのものではない。
これは手配された航空便の遅れでバーレーン合同テスト初日のスタートに間に合わなかったハースF1のため、救済措置として特別に儲けられたもの。
単独走行で、気温や路面温度が低いなど他チームより多少有利な条件だったとみられている。
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Oscar Piastri (C)Australia motorsport.org
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アルピーヌF1(前ルノー)のリザーブ&テストドライバーを務めるオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)が、今季マクラーレン・レーシングにレンタルされることで合意したことがわかった。
ピアストリは2021年のF2チャンピオンで、その資質には他チームからも評価が高いが、残念ながら今年のF1ではレースシートを得ることができなかった。
また折りしもマクラーレンではレースドライバーのダニエル・リカルドが新型コロナのウイルスで陽性となっていてシーズン前テストを欠場。
同チームではストッフェル・バンドーンとニック・デ・フリースがリザーブドライバーとしてメルセデスAMGチームと共有しているが、リカルドの今後の体調如何ではピアストリがいきなりF1デビューとなる可能性も出て来た。
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Daniel Ricciardo (C)McLaren Racing
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バーレーン合同テスト直前に体調不良を訴え、予定を変更して僚友ランド・ノリスにテストを託していたマクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドだが、結局当初否定していた新型コロナウイルスの検査で陽性であることが判明、3日間全てを欠場。
これによりシーズン前テスト後半をまったく走れずに本番を迎えることとなった。
それでもチームによればリカルド自身の体調は回復傾向にあり、来週スタートする2022年緒戦バーレーンGP参加には支障ないと説明している。
ちなみに同チームではリザーブドライバーとしてストッフェル・バンドーン(29歳:ベルギー)&ニック・デ・フリース(27歳:オランダ)を登録している。
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Mercedes 『W13』 (C)Mercedes Motorsports
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いまだすべてのチームが2022年マシンを完全に公開した訳ではないが、シーズン前テストで最も注目を集めているのがメルセデスの『W13』かもしれない。
前回のテストでは通常の形状のサイドポンツーンだったが、バーレーン合同テストでは極端に小型化されたサイドポッドに注目が集まっているもの。
またこれに伴い行き場をなくしたサイドミラーは専用の超小型ウィングにマウントされている。
他チームの技術者からは様々な補機類をどうやってこの小さな内部に納めたのか、また冷却面で重要な立場となるラジエターの配置やオーバーヒート対策など大きな関心を持って見守られているようだ。
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Pos. | Driver | Nat. | Car | TestTime | Lap |
1 | M.フェルスタッペン | HOL | Redbull | 1'31.720 | 59 |
2 | M.シューマッハ | GER | Haas Ferrari | 1'32.241 | 57 |
3 | C.ルクレール | MON | Ferrari | 1'32.415 | 51 |
4 | F.アロンソ | ESP | Alpine Renault | 1'32.698 | 122 |
5 | G.ラッセル | GBR | Mercedes | 1'32.759 | 71 |
6 | V.ボタス | FIN | Alfa Romeo Ferrari | 1'32.985 | 68 |
7 | 角田 裕毅 | JPN | Alphatauri Redbull | 1'33.002 | 57 |
8 | S.ペレス | MEX | Redbull | 1'33.105 | 43 |
9 | L.ノリス | GBR | McLaren Mercedes | 1'33.191 | 90 |
10 | S.ベッテル | GER | Aston Martin Merrcedes | 1'33.821 | 81 |
11 | 周 冠宇 | CHI | Alfa Romeo Ferrari | 1'33.959 | 82 |
12 | P.ガスリー | FRA | Alphatauri Redbull | 1'34.865 | 91 |
13 | C.サインツ | ESP | Ferrari | 1'34.905 | 68 |
14 | A.アルボン | THA | Williams Mercedes | 1'35.171 | 18 |
15 | N.ラティフィ | CAN | Williams Mercedes | 1'35.634 | 124 |
16 | L.ストロール | CAN | Aston Martin Merrcedes | 1'36.029 | 53 |
17 | L.ハミルトン | GBR | Mercedes | 1'36.217 | 78 |
18 | K.マグヌッセン | DEN | Haas Ferrari | 1'38.616 | 38 |
* 2021 PP-Time 1'28.997 M.フェルスタッペン/Redbull Honda(3/27)
* 2022 Test-Time 1'33.207 K.マグヌッセン/Haas Ferrari(3/11)
* ミック・シューマッハのタイム訂正
(訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)
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Mercedes 『W13』 (C)Mercedes Motorsports
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いまだすべてのチームが2022年マシンを完全に公開した訳ではないが、シーズン前テストで最も注目を集めているのがメルセデスの『W13』かもしれない。
前回のテストでは通常の形状のサイドポンツーンだったが、バーレーン合同テストでは極端に小型化されたサイドポッドに注目が集まっているもの。
またこれに伴い行き場をなくしたサイドミラーは専用の超小型ウィングにマウントされている。
他チームの技術者からは様々な補機類をどうやってこの小さな内部に納めたのか、また冷却面で重要な立場となるラジエターの配置やオーバーヒート対策など大きな関心を持って見守られているようだ。
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Haas 『VF-22』(C)Haas F1 Team
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バーレーン合同テストに参加すべく手配した航空便が機材トラブルで遅れ、初日の午後になってスタートさせたハースF1チームは、遅れを取り戻すべく予定の3日間を終えたあとの4日目(3月13日)に追加テストを申請したが、複数のチームから反対され断念。
折衷案として金曜日の2日目セッション終了後に1時間、土曜日には1時間早く開始し、セッション終了後にさらに2時間の追加セッションを行う単独テストが認められた。
ちなみに2日目のベストタイムは復帰が発表されたばかりのケビン・マグヌッセンがこの単独走行の延長時間に記録したもので、このチームにベテランの存在が必要であることを証明してみせた形だ。
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Pos. | Driver | Nat. | Car | TestTime | Lap |
1 | K.マグヌッセン | DEN | Haas Ferrari | 1'33.207 | 60 |
2 | C.サインツ | ESP | Ferrari | 1'33.532 | 60 |
3 | M.フェルスタッペン | HOL | Redbull | 1'34.011 | 86 |
4 | L.ストロール | CAN | Aston Martin Merrcedes | 1'34.064 | 70 |
5 | L.ハミルトン | GBR | Mercedes | 1'34.141 | 47 |
6 | E.オコン | FRA | Alpine Renault | 1'34.276 | 111 |
7 | C.ルクレール | MON | Ferrari | 1'34.366 | 54 |
8 | L.ノリス | GBR | McLaren Mercedes | 1'34.609 | 60 |
9 | S.ベッテル | GER | Aston Martin Merrcedes | 1'36.020 | 46 |
10 | 角田 裕毅 | JPN | Alphatauri Redbull | 1'36.802 | 120 |
11 | V.ボタス | FIN | Alfaromeo Ferrari | 1'36.987 | 25 |
12 | M.シューマッハ | GER | Haas Ferrari | 1'37.846 | 59 |
13 | G.ラッセル | GBR | Mercedes | 1'38.585 | 67 |
14 | N.ラティフィ | CAN | Williams Mercedes | 1'39.845 | 12 |
15 | 周 冠宇 | CHI | Alfaromeo Ferrari | 1'39.984 | 48 |
* 2021 PP-Time 1'28.997 M.フェルスタッペン/Redbull Honda(3/27)
* 2022 Test-Time 1'33.902 P.ガスリー/Alfatauri Redbull(3/14)
* マグヌッセンのタイムは延長セッションのもの
(訳注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)
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『URALKARI』(C)Haas F1 Team
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タイトル・スポンサーであるロシアの『ウラルカリ』との契約を解除したことを表明したハースF1チームだが、これに対しウラルカリ側からスポンサーフィーの返還を求められていることがわかった。
ウラルカリはロシアを代表する大手化学肥料会社だが、同時にレースドライバーを解除されたニキータ・マゼピンの父親であるドミトリー・マゼピン氏が代表でもある。
両者間の契約の内容や資金の支払いなど詳細は不明だが、ウラルカリ側は「2022年のスポンサーフィー全額返還」を要求して法的手続を採ると主張している。
またウラルカリは返還された場合、その資金をロシアのアスリート支援に充てると説明している。
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Pos. | Driver | Nat. | Car | TestTime | Lap |
1 | P.ガスリー | FRA | Alphatauri Redbull | 1'33.902 | 103 |
2 | C.サインツ | ESP | Ferrari | 1'34.359 | 52 |
3 | C.ルクレール | MON | Ferrari | 1'34.531 | 64 |
4 | L.ストロール | CAN | Aston Martin Merrcedes | 1'34.736 | 50 |
5 | A.アルボン | THA | Williams Mercedes | 1'35.070 | 104 |
6 | L.ノリス | GBR | McLaren Mercedes | 1'35.356 | 50 |
7 | V.ボタス | FIN | Alfa Romeo Ferrari | 1'35.495 | 66 |
8 | S.ベッテル | GER | Aston Martin Merrcedes | 1'35.706 | 39 |
9 | G.ラッセル | GBR | Mercedes | 1'35.941 | 60 |
10 | S.ペレス | MEX | Redbull | 1'35.977 | 138 |
11 | L.ハミルトン | GBR | Mercedes | 1'36.365 | 62 |
12 | F.アロンソ | ESP | Alpine Renault | 1'36.745 | 24 |
13 | E.オコン | FRA | Alpine Renault | 1'36.768 | 42 |
14 | 周 冠宇 | CHI | Alfa Romeo Ferrari | 1'37.164 | 54 |
15 | P.フィティパルディ | BRA | Haas Ferrari | 1'37.422 | 47 |
* 2021 PP-Time 1'28.997 M.フェルスタッペン/Redbull Honda(3/27)
* 2021 Test-Time 1'28.960 M.フェルスタッペン/Redbull Honda(3/14)
(注:ベストタイム及び周回数等はすべて非公式です)
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Oliver Gray (C)Williams Racing
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F1名門プライベーターの復活を期すウィリアムズ・レーシングが、まだ16歳のF4ドライバーであるオリバー・グレイ(イギリス)をウイリアムズ・レーシング・ドライバー・アカデミー(WRDA:Williams Racing Driver Academy)の一員に迎え入れたことを発表した。
レーシングカートで活躍して注目を集めていたオリバー・グレイは、昨季はイギリスF4選手権にフォーテック・モータースポーツから参戦、今シーズンは同じく名門のカーリン・モータースポーツに移籍してのフル参戦が予定されている。
ウィリアムズ・レーシングでは将来のF1ドライバーを念頭に育成に務めるとしている。
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Mercedes AMG F1 Safetycar (C)Mercedes Motorsport
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10日(木)からシーズン前テストの後半がスタートするのに合わせ、メルセデスから提供されるセーフティカーとメディカルカーが最終テストに持ち込まれることを明らかにした。
今季のセーフティカーには『Mercedes-AMG GT Black Series』が、またメディカルカーには『Mercedes-AMG AMG GT 63 S 4MATIC』が、いずれも昨季に続いて真紅のカラーリングで提供される。
なお今年もアストンマーティンと1戦おきに担当する予定で、こちらはバルセロナ合同テストですでにシェイクダウン・テストを完了している。
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Bahrain Circuit (C)Pirelli Motorsport
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ロシアのウクライナ侵攻による影響をF1で全面的に受けたハースF1チームだが、不運はまだ続いているようだ。
ドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたところによれば、同チームがテストのためマシンや必要な機材を運搬すべく準備していたところ、輸送予定だった貨物機が技術的なトラブルでイスタンブールで立ち往生。
このためバーレーン・サーキットで行われるシーズン前テスト後半の初日(10日)には間に合わない可能性が高いということだ。
バルセロナでのテスト前半においても最も走行距離が短かったハースF1だが、テスト後半でもいきなり出鼻をくじかれた形だ。
なお既報のように、契約解除となった同チームのレースドライバー、ニキータ・マゼピンの代役候補としてリザーブ&テストドライバーのピエトロ・フィッティパルディがすでに招集されている。
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Imola Circuit (C)Pirelli Motorsport
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一昨年、昨年とロマーニャGPの名称で2回のグランプリ開催を成功させたイタリアのイモラ・サーキットが、さらに2025年までの開催契約を延長させたことが伝えられた。
これはかねてイタリアのASN(各国のスポーツ権能保持者)であるACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長が示唆していたものだが、これをF1が認めた形。
今年は第4戦として4月24日にロマーニャGPの名前で開催予定。
なおイモラでは2006年までサンマリノGPの名称でF1が行われていた。
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Frederic Vasseur (C)Alfa Romeo F1 Team
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今シーズン、F1参戦10年目のベテラン、バルテリ・ボタス(32歳:フィンランド)とF1ルーキーである周冠宇(22歳:中国)という新旧ドライバーの組み合わせとなるアルファロメオF1チームだが、同チームのフレデリック・バッサー代表は「二人のドライバーは対等のポジションになる」と、説明している。
「これまでボタスはメルセデスAMGというハミルトン中心のチームにあって、強いプレッシャーを受けながらの戦いを強いられてきた。
しかしアルファロメオというこのチームでは二人のドライバーは対等で、そんな余分な圧力を考える必要もない。
そしてそれにより、ボタスは昔のようなのびのびとした状況の中、本来のスビードを取り戻すことだろう。
彼は再び生まれ変わるよ」
一方で、新人である周冠宇のほうは中国人初のF1ドライバーということで、こちらは別の意味で母国からの重圧に耐えていかなければならないようだ。
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Redbull Honda 『RB18』 (C)RedBull Racing
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来週末の開幕戦を控えたこの時期に、F1はマシンの最低重量をさらに引き上げようとする動きが表面化しているようだ。
2022年のレギュレーションでは、タイヤが18インチ径に大型化されることや安全対策の強化などを踏まえ、最低重量が前年の752kgから795kgに引き上げられているが、伝えられるととろでは一部チーム(レッドブルとの噂)がオーバーウェイトになっているため、開幕前にさらに引き上げるのではないかというものだ。
しかしこれには当然のことながらすでに795kgという線でマシンを完成させているチーム(マクラーレン?)から反発の動きが出ているとのことで、再引き上げが実現するかは疑問だ。
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Pietro Fittipaldi (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームは、3月10日(木)からスタートするバーレーン・サーキットでのシーズン前テスト後半に、レースドライバーのミック・シューマッハに加え、同チームのリザーブ&テストドライバーであるピエトロ・フィッティパルディ(25歳:ブラジル)を起用することを明らかにした。
同チームではロシアによるウクライナ騒動を受けウラルカリによるスポンサー契約とニキータ・マゼピンのドライバー契約も解除、マゼピンの後任はまだ発表されていないが、フィティパルディのテスト起用によりレギュラードライバー昇格に一歩先行した形だ。
テストは12日(土)まで3日間に渡って行われ、その翌週にはいよいよ今季開幕戦バーレーンGPを当地で迎える。
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Nikita Mazepin (C)Haas F1 Team
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ロシアによるウクライナ騒動の結果、タイトル・スポンサー『ウラルカリ』だけでなくレースドライバーであるニキータ・マゼピンとの契約解除も余儀なくされたハースF1チームだが、その後任選びに思いの外時間が掛かっているようだ。
騒動勃発時はチームのリザーブ&テストドライバーであるピエトロ・フィッティパルディの昇格ですんなり落ち着くかと思われたが、その後、前アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィの名前が浮上。
ここに来てさらにベテランのニコ・ヒュルケンバーグ(元ルノー等)や、大物ルーキーとされる昨季のF2チャンピオンであるオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)の名前が取り沙汰されていて今や外部からまったく読めない状況になっている。
とりあえず来週バーレーン・サーキットで行われるシーズン前テスト後半に誰がヘルメットを抱えて登場するのか注目だ。
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Aston Martin F1 (C)Aston Martin F1 Team
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アストンマーティンF1チームのマイク・クラック新代表が、2026年を目途に自社製のPU(パワーユニット)開発を進めていく方針を示した。
すでにF1は2026年からエンジン・レギュレーションの大幅な変更を決定。
これに合わせてアウディ&ポルシェらによる新規参入の可能性も報じられている通りだ。
アストンマーティンF1は現在メルセデス製パワーユニットを搭載しているが、自社開発となれば巨額資金が必要になるのは必須で、そのための話し合いを大口スポンサーらと行っていることをクラック代表も認めている。
それでもアストンマーティンは高級スポーツカーメーカーの名に掛けても自社製のものに切り換えたいところだろう。
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M.Verstappen & H.Marko (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、マックス・フェルスタッペン(24歳:オランダ)との契約を2028年まで延長することを正式発表したが、2023年末までだった現行の契約からさらに5年延長という異例の長さについて、その意味を次のように説明している。
同チームでモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ氏は、「われわれはF1で最高のチームを作ろうとしているが、そのためには最高のドライバーが不可欠だ。
そしてマックス・フェルスタッペンが現役ドライバーの中で最高の存在であることに疑いはない。
われわれの彼に対する評価は、金額もさることながらその期間にあることを見て欲しい」と、誇らしげな姿勢をみせた。
2015年、わずか17歳で当時のトロ・ロッソからF1デビューを果たしたフェルスタッペンは、翌2016年途中からレッドブル・レーシングに昇格するとここまで移籍はなし。
もし契約が満了する2028年まで在籍すれば、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)の11年を抜き、トータル12年というF1史上最多の同一チーム在籍年数ということになる。
また現役ドライバーとしても2025年までのランド・ノリス(マクラーレン)の契約を抜き、最長のものとなった。
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Haas VF-22 Coloring (C)Haas F1 Team
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ロシア軍によるウクライナ侵攻の並みに見舞われたハースF1チームが、ついにロシアマネーからの訣別を決断、5日(土)正式発表した。
それによればロシアを代表する化学肥料企業で、同チームのタイトル・スポンサーにもなっていた『ウラルカリ』とのスポンサー契約の打ち切りと、ロシア人ドライバーであるニキータ・マゼピンとの契約も終了としたもの。
マゼピンはまたウラルカリの経営者であるドミトリー・マゼピン氏の子息でもある。
現段階でまだマゼピンの後任は明らかにされていないが、ピエトロ・フィッティパルディ(25歳:ブラジル)の昇格か、前アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィ(28歳:イタリア)らの名前が取り沙汰されている。
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Antonio Giovinazzi (C)Alfaromeo Racing
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ウクライナ騒動の影響を受け、ロシア資本との訣別が確実になっているハースF1チームでは、ロシア資本であるタイトル・スポンサーの『ウラルカリ』との契約解除だけでなく、2年目のレースドライバーであるニキータ・マゼピンの離脱も確定的となっている。
その後任には同チームのリザーブ&テストドライバーであるピエトロ・フィッティパルディ(25歳:ブラジル)の昇格、もしくは昨季までアルファロメオF1チームのレースドライバーだったアントニオ・ジョビナッツィ(28歳:イタリア)の移籍の可能性が表面化しているようだ。
現在『ドラゴン・ペンスキー』と契約してフォーミュラEシリーズに参戦中のジョビナッツィだが、同チームとの契約には『解除条項』があり、F1への復帰に支障はないとしている。
戦闘力に欠けるアルファロメオで昨年まで元チャンピオンのキミ・ライコネンを凌ぐ活躍をみせたジョビナッツィの復帰には母国イタリアからの熱い期待もあるようだ。
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Jeddah Circuit (C)Pirelli Motorsport
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昨年12月、第21戦として初めてのグランプリ開催を果たしたサウジアラビアGPは、今年は第2戦として3月に行われるが、そのコースであるジェッダ市街地特設コースの一部が改修を受けたことが報告された。
実は昨年のレースではとりわけ最終セクター部分でドライバーからの視界があまり良くなく懸念が示されていて、実際決勝レースでは複数台のマシンが絡む接触事故が起き、赤旗中断の原因を招く結果となっていた。
このためサウジアラビアGPの主催者はこの短いオフの間に、バリヤの高さを下げるなど改修を行う方針を示していたもの。
改修は2コーナーから3コーナー、さらに14コーナー、21コーナーにまで及ぶ大掛かりのものとなったという。
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Russia Demorun Image (C)Ex.Caterham F1 Team
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F1に限らずロシアが関与するスポーツ全般で抗議活動が拡大しているが、イギリスGPなどでロシア自動車連盟(RAF:Russia Automobile Federation)が発給するライセンス受給者の参画を認めないとする宣言に強く反発している。
「こうした行為はスポーツと政治を混同した不当なものだ。
われわれはロシア人アスリートの権利を守るため、この非人道的な差別を許さない」と、強調した。
しかしFIA(国際自動車連盟)は国際的な潮流に乗り、「ロシアとベラルーシでの国際イベントを行わないこと」、さらに「両国の国旗掲揚と国歌吹奏を認めないこと」をすでに各国ACN(各国のモータースポーツ権能団体)に通達している。
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2019 Scene (C)Pirelli Motorsport
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ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、英国の『モータースポーツUK』は「ロシアからライセンスを発給されたドライバーとチームは、イギリス国内で行われるすべてのモータースポーツ・イベントへの参加を認めない」という厳しい方針を決めたが、これに同じくオーストラリアの四輪モータースポーツ連盟も同調する方針であることを明らかにした。
イギリスとオーストラリアは共に英語圏を代表する主要国だが、大国ロシアと対峙する方針を共有した形だ。
オーストラリアGPの主催者であるAGPC(オーストラリア・グランプリ株式会社)も、「ロシア人ドライバーがわれわれのレースに出場することは考えられない」との見解を示し、同じくニキータ・マゼピン(ハース)を念頭にした姿勢をみせているという。
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Sankt Petersburg Image
ウクライナ騒動を受け、すでに今シーズンの開催中止が決定されたロシアGPだが、F1はさらにすでに合意していた2023年以降の契約についてもプロモーターとの間で解除することが確認されたということだ。
2014年に初開催となったロシアGPだが、2022年を最後にそれまでのソチから伝統ある古都サンクトペテルブルクへと場所を移すことを決め、すでに近郊に新設のサーキット『オートドローム・イゴラ・ドライブ』の建設計画が進行していた。
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M.Verstappen & H.Marko (C)Redbull Racing
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レッドブル・レーシングは、2022年シーズンを前に交渉中だった同チームのエース、マックス・フェルスタッペン(24歳:オランダ)との契約を2028年まで延長することで合意したと発表した。
現行の契約は2023年末までだったので、新たに5年の長期契約が結ばれたことになる。
2015年に当時のトロ・ロッソからF1デビューを果たしたフェルスタッペンにとってはF1人生のすべてをレッドブル・グループで走ることになるが、昨季念願のチャンピオンを獲得したこともあり最高の状態での『両思い』という希有なケースと言えそうだ。
2,200万ユーロ(約28億2千万円)と言われた注目の年棒は、実に倍以上の5000万ユーロ(約65億円)に達するとの一部報道もある。
事実であればハミルトン(メルセデス)の年棒約45億円を凌駕する現役最高の金額ということになる。
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Algarve Circuit (C)Pirelli Motorsport
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ロシア軍によるウクライナ侵攻を理由に、F1は9月に予定されていたロシアGPの中止を決めたが、その代替開催候補にアルガルベ・サーキットの名前が浮上している。
エストリル・サーキットでのポルトガルGPは1996年を最後に途絶えたが、先の新型コロナ禍を受け、2020年と2021年の2回アルガルベ・サーキットを舞台に新しいポルトガルGPとして当地は復活を遂げた。
なおロシアGPの代替候補としては、やはりコロナ禍で復活したイスタンブール・サーキットでのトルコGPも名乗りを挙げている他、ロシアGP自体もまだソチ・サーキットでの開催を諦めていないとされる。
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Redbull Honda 『RB18』 (C)RedBull Racing
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先にドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が指摘した「オーバーウェイトの2022年新型車」の一つは、レッドブル・レーシングの『RB18』であることがわかった。
2022年F1レギュレーションではヘルメットを加えたドライバーを含め最低重量がこれまでの752キロから43キロ加えた795キロまでと規定されているが、同誌によれば複数のチームでこの重量をオーバーしていて、実際にレースとなればなにがしかのハンディになりかねないと指摘されていたもの。
これについてレッドブルのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは『RB18』が予定より重量増になっているのを認めた上で、他にも同様のチームが存在することからレギュレーションの再考を求めるとしているものの、首尾よく実現するかは不明だ。
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Daniil Kvyat (C)Redbull Racing
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ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、ウクライナ自動車連盟はロシア人ドライバーの資格停止をFIA(国際自動車連盟)に要請していることが明らかとなったが、これとは別に英国の四輪モータースポーツの運営組織である『モータースポーツUK』は「ロシアからライセンスを発給されたドライバーとチームは、イギリス国内で行われるすべてのモータースポーツ・イベントへの参加を認めない」という厳しい方針を決めた。
同連盟では、この決定は英国政府の了承の元に決められたとしている。
F1においてはニキータ・マゼピン(ハース)がこれに該当することになるが、同選手の先輩格である元レッドブル等のダニール・クビアト(ロシア)は「スポーツと政治を区別しない愚かな判断だ」と、糾弾しているという。
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M.Verstappen & H.Marko (C)Redbull Racing
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マックス・フェルスタッペン(24歳:オランダ)との間で2023年末まで契約があるとされるレッドブル・レーシングだが、同選手の母国オランダの『テレグラフ』はすでにその後の契約について交渉が行われていると報じた。
交渉にあたるフェルスタッペンのマネージメントチームは現在レッドブルの本拠地オーストリアに趣いていて、レッドブル側を代表するヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーと交渉の席に着いているという。
双方の側とも現行の契約延長に問題はないとしていて、交渉の焦点は延長の期間とさらにアップすると見込まれる金額の数字にあるとのこと。
伝えられるところでは現在の年棒2,200万ユーロ(約28億2千万円)から2,650万ユーロ(約34億円)に達するものという。
これは現在最高であるハミルトン(メルセデス)の年棒約45億円に次ぐものとされる。
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Antonio Giovinazzi (C)Sauber Motorsport
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ロシア軍によるウクライナ侵攻の結果、唯一のロシア人F1ドライバーであるハースF1チームのニキータ・マゼピンはシートを失う可能性が高いが、その後任に前アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィの名前が急浮上していることがわかった。
緊急事態の中、当初は同チームのリザーブ&テストドライバーであるピエトロ・フィッティパルディ(25歳:ブラジル)が後任ドライバーに挙げられていたが、チームメイトのミック・シューマッハと共に再び経験の浅いラインナップになる懸念が指摘されたようだ。
キミ・ライコネンと共に昨季限りでアルファロメオのシートを失っていたジョビナッツィは表彰台の経験こそなかったが、しばしば元チャンピオンに引けを取らない好パフォーマンスをみせていた。
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Ferrari 『F1-75』 (C)Ferrari S.p.A
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3日間に渡って行われたバルセロナ合同テストを終え、フェラーリ・チームのレースドライバーであるルクレール&サインツは今シーズンを戦う新型車『F1-75』の戦闘力に自信をみせている。
それによれば懸念されたエアロダイナミックスも安定をみせたうえ、PU(パワーユニット)の向上で出力はトップ2であるメルセデス&レッドブル(ホンダ)のレベルに追い付いたというもの。
ほんとうにタイトル争いが復活できるとなれば、ティフォシと呼ばれる熱心なファンにとっては心強いところだが、そうなると心配なのがチームオーダー。
お家騒動が得意のチームとあって、首脳陣は早くも「自由に戦わせる」と予防線を張っている。
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Redbull 『RB18』 (C)RedBull Racing
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今シーズン、少なくとも2回金曜日のフリー走行1回目セッションに公式セッション2回未満の若手ドライバーを走らせることになったが、レッドブル・レーシングは早くもその若手二人の名前を明らかにした。
それによればいずれもレッドブルのジュニア育成ドライバーであるユーリ・ヴィップス(21歳:エストニア)とリアム・ローソン(20歳:ニュージーランド)の二人。
いずれも今シーズンは『FIA・F2選手権』にカーリン・モータースポーツから参戦予定になっているが、ユーリ・ヴィップスのほうはすでにスーパーライセンス発給の資格を有しているとみられる。
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