マクラーレン、最新仕様風洞設備は今年末に完成
McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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マクラーレン・レーシングが自前で建設中だったテクノロジー・センターの新しい風洞設備は、完成が今シーズン末になることがわかった。
当初の計画では2024年に完成としていたので予定よりだいぶ早くなった模様だ。
現代のモーターレーシングでは実車を使わずコンピュータによるCFD(計算流体力学)を用いた開発が主流になりつつあるが、それでも風洞設備によるデータ収集はエアロダイナミックスの設計に欠かせない要素。
F1ではコスト削減のため使用制限も案じられる中、マクラーレン・レーシングは巨費を掛けて設置に動く模様だ。
なお現在同チームでは、かつてトヨタF1のベースだったドイツ・ケルンのTGR-E(トヨタ・ガズーレーシング・ヨーロッパ GmbH)の風洞設備を使用しているとのことだ。
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