ハースF1新型車、ロシア国旗カラーで物議も
Haas VF-22 Coloring (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームはいち早く2022年新型車『VF-22』のカラーリングを発表したが、これが一部で物議を醸していることを同チームのギュンター・シュタイナー代表自身が認めている。
新しいカラーリングは同チームのタイトル・スポンサーにもなっているロシアの化学肥料会社『ウラルカリ』(ニキータ・マゼピンの父親であるドミトリー・マゼピン氏が経営)の支援があることからロシア国旗を構成する白、青、赤の3色が象徴的に配されていて議論を呼んでいる。
これについて同代表は「F1はスポーツであって政治的な意味はない」と強調しているが、しかしロシアはスポーツ界におけるドーピング疑惑によりWADA(世界アンチ・ドーピング・エージェンシー)からロシア人アスリートが国名や国旗の使用が禁じられていることから、『VF-22』のカラーリングが違反と判定された場合、カラーリングの変更が要求される可能性があるという。
なお『VF-22』のマシン本体は2月23日(水)にスタートするバルセロナ・サーキットのシーズン前テストでお披露目される予定になっている。
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