途中で打ち切りレースのポイント・システム変更へ
2021 Scene (C)Pirelli Motorsport
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悪天候に見舞われた昨年のベルギーGPでは、スタート・ディレイや赤旗中断が繰り返された挙げ句、結局実質的なレースが行われないまま規定によりトップ10のマシンにハーフ・ポイントが授与される結果となった。
しかしこれについて非難の声が各方面から持ち上がったため、FIA(国際自動車連盟)は今シーズンから次のようにポイント・システムを変更することを明らかにした。
【新ポイント・システム】
・リーダーが、セーフティカーおよび/またはバーチャルセーフティカーの介入なしに、最低2周走らなかった場合、ポイントは付与されない。
・リーダーが2周以上走行し、予定されたレース距離の25%未満だった場合は、上位5人にポイント付与。
1位:6点
2位:4点
3位:3点
4位:2点
5位:1点
・リーダーが予定されたレース距離の25%以上50%未満を完走した場合、上位9人にポイント付与。
1位:13点
2位:10点
3位:8点
4位:6点
5位:5点
6位:4点
7位:3点
8位:2点
9位:1点
・リーダーが予定されたレース距離の50%以上75%未満を完走した場合、上位10人にポイント付与。
1位:19点
2位:14点
3位:12点
4位:9点
5位:8点
6位:6点
7位:5点
8位:3点
9位:2点
10位:1点
新ポイント・システムは、WMSC(世界モータースポーツ評議会)の承認を得たうえで正式に確定する。
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