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2021/12/12

アブダビGPはフェルスタッペン(レッドブル)が逆転勝利

Max Verstappen (C)Honda Racing
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12月12(日)17時(日本時間:22時)からヤス・マリーナ・サーキットを舞台に2021年F1最終戦アブダビGPの決勝レースが全58周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は25度、路面温度30度、路面はドライコンディションとなっている。
なお既報の通り、マゼピン(ハース)が新型コロナウイルスの検査で陽性となり残念ながら決勝レースは欠場、全19台での戦いとなった。
フェルスタッペンの応援団でスタンドの一角は母国オランダのナショナルカラーであるオレンジ一色に染まっている。

オープニングラップ、ハミルトンが1コーナーから首位に立つ。
途中、フェルスタッペンとの接触もあったが、順位は変わらず。
14周目、早くも上位のタイヤ交換が始まる。
ハミルトンがまだタイヤ交換をしていないペレスをオーバーテイクするのに手間取り、観客から声援が湧く。
26周目、ライコネン(アルファロメオ)がブレーキトラブルでピットに戻りリタイヤ、F1最後のレースを終えた。
続いてラッセル(ウィリアムズ)もマシントラブルを訴えガレージに。
35周目、ジョビナッツィ(アルファロメオ)がハイドロリック系のトラブルかストップ、VSC(バーチャル・セーフティカー)に。
フェルスタッペンらは再びタイヤ交換に入る。
38周目にバトル再開、ハミルトンへの追撃が開始。
角田はアロンソと7位争いをしている。
49周目、ノリス(マクラーレン)がスローパンクチャーでピットイン、角田は6位に上がる。
53周目、ラティフィ(ウィリアムズ)がガードレールにクラッシュしてセッションはイエローコーション、セーフティカーに。
残り5周、フェルスタッペンは最後のチャンスに向けソフトタイヤに履き替える。
その一人、ペレスが突然ガレージに戻る。
57周目、あと残り1周でレース再開。
ここでフェルスタッペンがハミルトンをかわし、ついに首位奪還。
最後の1周で1年間の戦いに結着がつけられた。

優勝フェルスタッペン(レッドブル)でメキシコGP以来の今季10勝目、自身通算20勝目、そして初めてのF1チャンピオンを獲得した。
2位ハミルトン(メルセデス)、3位サインツ(フェラーリ)、4位角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)、5位ガスリー(アルファタウリ)、6位ボタス(メルセデス)、7位ノリス(マクラーレン)、8位アロンソ(アルピーヌ)、9位オコン(アルピーヌ)、10位ルクレール(フェラーリ)までが入賞。
以下、11位ベッテル(アストンマーティン)、12位リカルド(マクラーレン)、13位ストロール(アストンマーティン)、14位シューマッハ(ハース)までが完走。
リタイヤはペレス(レッドブル)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、そしてライコネン(アルファロメオ)の5台。
ドライバーズ・タイトルはフェルスタッペン(レッドブル)、コンストラクターズ・タイトルはメルセデスAMGチームが獲得した。
来シーズンのF1は3月20日(日)バーレーンGPからの開幕が予定されている。

アブダビGP決勝レースの結果はこちら
アブダビGPの画像はこちら

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