ベッテル(アストンマーティン)、最多追い抜き記録にも喜べず
Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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今シーズンから設けられたF1の『オーバーテイク・アワード』にアストンマーティンF1のセバスチャン・ベッテルが輝いた。
これは文字通りシーズンを通じて最も多くのオーバーテイクを重ねたドライバーに与えられるものだが、最初の受賞者となったベッテルの表情はいまいち浮かないものだった。
ベッテルは「手離しで受賞が喜べるかといえば複雑だね。
だってオーバーテイクが多いということは、スタートのポジションが悪いということ。
ポールポジションなら前のクルマを抜く必要もないんだから」と説明。
ちなみにベッテルの年間オーバーテイク回数は計132回。
これに続くのはアロンソ(アルピーヌ)が128回、ライコネン(アルファロメオ)が127回というもの。
いずれも元F1チャンピオンということで、皮肉にもその実力を裏付ける結果となった。
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