アルファロメオ首脳、「フェラーリとの友好関係継続」強調
Frederic Vasseur (C)Alfaromeo Racing
拡大します
フェラーリ製パワーユニットを搭載するなど技術的な分野だけでなく、人的交流でも密接な関係を維持してきたアルファロメオ・レーシングとフェラーリだが、今回のドライバー決定は意外なことと捉えられている。
というのも、今回アルファロメオのレースシートを失うことになったアントニオ・ジョビナッツィは元々FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)出身。
また引退するライコネンはフェラーリから移籍してきたドライバーであるし、逆に現フェラーリのルクレールは前進のザウバーから巣立っていったドライバー。
一方、来季のエースドライバーになるボタスはメルセデス出身。
今回起用が決まった周冠宇(チョウ・グアンユー)はアルピーヌF1(前ルノー)で育てられたドライバーでフェラーリ色はない。
こうしたことから両者の関係が失われるのではないかと懸念されるものだが、これについて同チームのフレデリック・バッサー代表は「われわれの友好関係は良好なままだし、そもそもエンジン供給とドライバーの選定に何も制限される要素はない」と、否定した。
| 固定リンク
最近のコメント