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2021/11/15

ブラジルGPはハミルトン(メルセデス)優勝の独演ショー

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11月14(日)14時(日本時間:翌2時)からサンパウロのインテルラゴス・サーキットを舞台に2021年F1第19戦ブラジルGPの決勝レースが全71周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は23度、路面温度55度まで上昇、路面はドライコンディション、また決勝レースのスタートタイヤは選択自由となっている。
なお昨日のスプリント予選で5位になったハミルトン(メルセデス)は既報のように5基目のPU(パワーユニット)投入で10番グリッドに降格となっている。

ライコネン(アルファロメオ)はリヤウィングの変更でピットレーンスタート。
オープニングラップでレッドブル勢が1-2体制を築く。
ノリスはサインツと接触で最後尾、ハミルトンは早くも5番手にアップ。
角田裕毅はストロールと接触でフロントウィングを破損、ピットへ。
審議対象とされる。
7周目、コース上のデブリ(破片)回収のためセーフティカー。
この時点でハミルトンはすでに3番手に。
10周目、レース再開。
シューマッハがライコネンと接触してフロントウィング破損、バーチャル・セーフティカーに。
14周目、レース再開。
角田裕毅に接触の責任があるとして10秒のタイムペナルティ。
18周目、ハミルトンが2位のペレスをいったん抜くが、抜き返されるも翌周再度オーバーテイクして2位に。。
ストロールのデブリ(破片)回収で再度バーチャル・セーフティカーが入った間のピットストップでボタスがペレスより前に出る。
59周目、ハミルトンがフェルスタッペンを交わしついに首位に。

結局このままハミルトン(メルセデス)が71周を走りきり大逆転で今季ロシアGP以来となる6勝目、自身通算101勝目を飾った。
2位フェルスタッペン(レッドブル)、3位ボタス(メルセデス)、4位ペレス(レッドブル)は最終周にフレッシュ・タイヤに履き替えてファステストラップを記録、ボーナス・ポイント1点をハミルトンから奪い取ってチームメイトを援護した。
5位ルクレール(フェラーリ)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ガスリー(アルファタウリ)、8位オコン(アルピーヌ)、9位アロンソ(アルピーヌ)、10位ノリス(マクラーレン)までがポイント獲得。
11位ベッテル(アストンマーティン)、12位ライコネン(アルファロメオ)、13位ラッセル(ウィリアムズ)、14位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15位角田裕毅(アルファタウリ)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位マゼピン(ハース)、18位シューマッハ(ハース)までが完走。
リタイヤはリカルド(マクラーレン)とストロール(アストンマーティン)の2台だった。
F1次戦は来週ジェッダ・サーキットで行われるカタールGP(11月21日決勝)になる。

ブラジルGPの画像はこちら

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