ボタス、ファステストラップ1ポイントの攻防
Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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今回のメキシコGPでは、ファステストラップに与えられるボーナスポイント1点を巡るこれまでにない攻防がみられた。
レース最終盤までこのレースのファステストラップを記録していたのは首位を走るフェルスタッペン(レッドブル)だった。
このままレースを終えた場合、フェルスタッペンは1位の25ポイントにファステストラップ・ポイント1点を加えた計26ポイントを獲得することになる。
そこでメルセデスAMGチームは、ボタスにピットインさせてフレッシュ・タイヤに替えファステストラップを奪い取る作戦に出たもの。
ただこのポイントはレースの入賞者に限られているため、当時後方を走っていただったボタスにはポイント獲得の資格がないものだった。
しかしチームはフェルスタッペンからこの1ポイントを奪うことを優先、ボタスを再度ピットインさせてまで他車との間隔を取り再挑戦させる作戦を採った。
結果的にこの作戦は成功、ボタス自身は無得点に終わったが、ライバルの獲得は阻止。
今後チャンピオンシップ争いでのランクを左右する貴重な1点になるかも知れない。
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