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2021年11月

2021/11/30

フェルスタッペン(レッドブル)、今週でタイトル結着の条件

Max Verstappen (C)Honda Racing
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目下2021年のドライバーズ・チャンピオンシップで2位のハミルトン(メルセデス)に対し8ポイントの差をつけているフェルスタッペン(レッドブル)だが、この点差はわずか1戦で覆ってしまう小さなもの。
それでも今週のサウジアラビアGPで結着が付く可能性はある。

まずフェルスタッペン自身はサウジアラビアGPで2位以上でフィニッシュすることが前提。
2位だけの場合、ハミルトンは11位以下が条件。
2位+FLの場合、ハミルトンは10位以下。
1位だけの場合、ハミルトンは7位以下。
1位+FLの場合、ハミルトンは6位以下。
(FLはファステストラップ・ポイント)
逆にいえば、ハミルトンが5位以上であれば最終戦までタイトル争いはもつれることになる。

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オスカー・ピアストリ(アルピーヌF1)、「2023年の昇格に焦点」

Oscar Piastri (C)FIA Formula 2 拡大します 目下F2シリーズでランキング1位に位置するオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)だが、来季のF1ステップアップはならず、アルピーヌF1チームでリザーブ&テストドライバーを務めることが確定した。

 

これについてピアストリは、「今のF1を考えると、来年のステップアップは難しいと思っていた。
だから来年1年はアルピーヌF1で勉強し、2023年の昇格に徹するのが賢い選択だと思っているよ」と、語っている。

 

とはいえ、同じF2シリーズでランキング2位に留まる周冠宇(チョウ・グアンユー:22歳)がアルファロメオ・レーシングでF1デビューすることについて面白い筈はない。
これについて「僕のマネージメント担当がアルファロメオと交渉したかは知らない」と関心がない素振りをみせている。

 

なお周冠宇には中国から、またハースF1がアブダビ合同テストに起用するランキング3位のロバート・シュワルツマンにはロシアからの強い支援が付いているのが現実だ。

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フェルスタッペン、「親子でルマン24時間参戦が夢」

Max & Jos Verstappen (C)Redbull Racing 拡大します 目下初めてのF1チャンピオンに向け、精力を集中しているマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だが、将来の夢として親子でのルマン24時間レース参戦を挙げた。

 

マックスの父親であるヨス・フェルスタッペン氏(49歳:オランダ)が元ベネトン等のF1ドライバーであることはよく知られていることだが、F1引退後はスポーツカーレースに挑戦、アストンマーティンでルマン24時間レースにも参戦した経験を持っている。
(総合10位:LMP2クラス優勝)

 

マックスは「もちろん今はF1に集中しているけれど、将来のこととしてルマンははっきり頭の中にある。
それが親子での参戦とあれば、素晴らしいことだよね」と、意欲的。
親子参戦ということでは、ヤン&ケビン・マグヌッセン親子も同様にF1とルマン24時間レース参戦の記録がある。

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2021/11/29

ホンダF1、故フランク・ウィリアムズ氏に弔意

Williams Honda FW11 (C)Williams F1
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このほど死去が伝えられたウィリアムズ・チームの創始者フランク・ウィリアムズ氏に対し、かつてエンジン・サプライヤーとしてタッグを組んだ歴史を持つホンダF1から弔意が示された。

現ホンダF1のマネージング・ディレクターである山本雅史氏は、「1983年から1987年まで5年間に渡ってウィリアムズとホンダは、フランク・ウィリアムズ氏と本田宗一郎氏という、共にエンジニアリングに情熱を燃やし、何より勝利に拘った創業者どうしによって強力な関係持って成長を遂げ、多くの成功を共にしました。
生前の故人はサーキットのみならず、ご自身の人生においても不屈の精神を持ち続けたことに、ホンダを代表して改めて感を捧げると共に、ご遺族の皆さまへも心よりお悔やみ申し上げます」とした。

1987年までのパートナーシップのなかで、ウィリアムズ・ホンダは1986年と1987年の2度にコンストラクターズ・タイトルを、また1987年にはネルソン・ピケのドライバーズ・タイトルも獲得している。

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フランク・ウィリアムズ氏、死去

Frank Williams (C)Williams F1
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ウィリアムズ・レーシングは、26日に同チームの創始者であるフランク・ウィリアムズ氏が家族に看取られながら死去したことを発表した。享年79歳。

同氏はは1969年にプライベートチームとしてF1に参戦。
1977年にプライベーターながらコンストラクターとして『ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリング』本格的に設立した。
初勝利は1979年イギリスGP(クレイ・レガッツォーニ)。
1980年にはアラン・ジョーンズとカルロス・ロイテマンを擁して初のコンストラクターズ・タイトルを獲得した。
日本のホンダ・エンジンを搭載したウィリアムズ・ホンダの活躍も目覚ましかった。

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「リヤウィング問題解決」へ、ホーナー代表(レッドブル)自信

Image (C)Honda Racing
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ここ数戦、レッドブル・ホンダのリヤウィングに生じていた問題について、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は「次戦サウジアラビアGPまでに解決する」との前向きな見通しを示した。

これは、『RB16B』リヤウィングのDRS(ドラッグ・リダクション・システム)装置が稼働した際、開口部の上部にあるフラップが異常に振動するというもの。
先月のアメリカGP時にはすでに確認されていたとのことだが、その後も再発が収まらず、メカニックがガレージで作業を施すシーンが続いていた。

前戦カタールGPでは強ダウンフォース仕様のものと交換してとりあえず再発はしなくなったようだが、ラスト2戦は低ダウンフォース仕様のものの装着が予想されていることからチームは対応に追われている。

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2021/11/28

レッドブル首脳、「ラスト2戦、われわれが有利」の見解

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2021年のF1もあと2戦を残すのみとなったが、タイトルの行方はいまだに結着が付いていない。
そのバトルに大きな影響を及ぼすとみられるのがPU(パワーユニット)本体だ。
今季はすでに両チームとも規定数以上の投入でグリッド降格のペナルティを受けてきたが、ラスト2戦については手持ちのもので乗り切るものとみられている。

これについてレッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは次のように自信をみせた。
「メルセデスが投入した最新のエンジンは確かにわれわれが想像した以上のスピードを持っていた。
しかし彼らのそれは長くはパワーが続かない。
使い続けるとかなりパワーダウンすることが確認されているからね。
結果、われわれのほうが有利ということになる筈だ」

レッドブル側の分析によれば『ロケット』と称されたメルセデスの最新エンジンは寿命の後半になると約2%ほどパワーダウンするとみられるが、ホンダの場合は0.5%程度の落ち込みに留まるとのことだ。

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2023年からのカタールGP、会場変更の動き

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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オーストラリアGPの代替として急きょ開催が決まったカタールGPは、ドーハ近郊のロサイル・サーキットを舞台として初開催された。
全体のレイアウトや施設はドライバーから好評だったものの、何件かのタイヤバーストやフロントウィング、フロアパネル等の破損を誘発したとされるコース縁石については苦言も多かった。

そうしたこともあってか、2023年からの新しい契約ではドーハの市街地特設コースに会場が変更されるという見方も出ているという。
正式な開催地まだ公表されていないが、変更が事実であれば巨費を掛けて改修が行われたロサイル・サーキットでのF1はわずか2回で打ち切りということになる。

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サウジアラビアGP、「コース準備は完了」と主張

Jeddah Ciucuit (C)Jeddah Ciucuit
12月5日(日)に2021年の第21戦として開催が予定されている中東サウジアラビアGPの主催者は、ジェッダ・ストリート・サーキットについて準備が完了したと主張した。

それによれば先に準備状況を視察したFIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターから指摘された準備の遅れについてすべて対応したとしている。
最終的なチェックは開幕直前にFIAのF1スポーティング・ディレクターであるスティーブ・ニールセン氏によって行われるということだ。

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2021/11/27

ハミルトン(メルセデス)、最大の敵は新型コロナウイルス

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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2016年のニコ・ロズベルグとのバトル以来となる接戦でチャンピオンシップを戦っているルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、いよいよ最終盤を迎え次のようにコメントしている。

「何より怖いのが新型コロナウイルスの影響だ。
フィジカルに何の問題がなくても、検査で陽性と判定されただけで隔離になってしまうからね。
一般の人なら一日仕事ができないだけだけど、F1ドライバーにとって日曜日を休むということはすなわちそのグランプリがパアになってしまうんだから」と、通算102勝のベテラン。

またパドックで話題になるフェルスタッペン(レッドブル)とのタイトル争いについては、「彼とホィールtoホィールのバトルをする時は、最大限の注意を払っているよ。
クラッシュでチャンピオン決定なんて、誰も期待していないことだからね」と、かわした。

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バルセロナのスペインGP、2026年まで契約延長

Image (C)Honda Racing
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先にFIA(国際自動車連盟)が明らかにした2022年のF1カレンダーでは暫定とされていたバルセロナ・サーキットのスペインGPについて、2026年まで新たな開催契約が結ばれたことが正式発表された。

F1のステファーノ・ドメニカリ/CEOによれば、新しい契約の中にはトラックや施設の改修が含まれているということだ。

ここバルセロナ・サーキットではハミルトン(メルセデス)がミハエル・シューマッハと共に最多の通算6勝を記録している。
(2番手はアロンソとライコネンのいずれも2勝)

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ハースF1、アブダビ合同テストにシュワルツマン起用

Robert Shwartzman (C)Haas F1 Team
ハースF1チームは、今シーズン最終戦のアブダビGP終了後に当地ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビ合同テストに、ロシアのロバート・シュワルツマン(22歳)を起用することを明らかにした。

フェラーリ・チームのFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)出身であるシュワルツマンは、今季F2シリーズに参戦、目下ピアストリ、周冠宇に次ぐランキング3位に位置している。
ちなみにチームのタイトル・スポンサーである『ウラルカリ』はロシアの企業。
なお昨年のアブダビ合同テストではシュワルツマンはフェラーリ・チームから同テストに参加した経験を持つ。

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2021/11/26

アストンマーティン、メルセデスから人材補強

Aston Martin F1 (C)Aston Martin F1 Team
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戦闘力アップを狙うアストンマーティンF1は、関連の深いメルセデスAMGチームから空力の専門家を獲得したことを明らかにした。

それによれば、獲得したのは現在メルセデスAMGでチーフ・エアロダイナミストとして空力部門の責任者を務めるエリック・ブランディン氏とのこと。
同氏は1998年にモーターレーシングのキャリアをスタート。
2002年にジャガー・チームに移籍、その後2010年にはフェラーリ・チーム、翌年には現在のメルセデスAMGチームで働いていた。
ただガーデニング休暇になることもあり、実際にブランディン氏がアストンマーティンで仕事を始めるのは2022年の後半になるということだ。

アストンマーティンのオットマー・サフナウアー代表は4年後にはチャンピオンシップを獲得するのを目標として、今後もソフト、ハード両面でレベルアップを強めていくとしている。

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ベッテル&シューマッハ、再びドイツ・チームでタッグ

Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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元F1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティンF1)とF1新人のミック・シューマッハ(ハースF1)が、再びドイツ・チームとしてタッグを組むことがわかった。

これは来年2月にスウェーデンで開催される国別対抗の『ROC(レース・オブ・チャンピオンズ)』ネーションガカップでのこと。
二人は2019年に行われたメキシコ大会でもコンビを組んでいて、この時は2位になっている。

シューマッハは「ベッテルの持つ豊富な経験は学ぶところが大きい。
たくさん吸収して自分の成長に役立てたい」と、意欲をみせている。

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2022年スペインGP、正式契約にゴーサインの報

Barcelona Circuit (C)Pirelli Motorsport
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先にFIA(国際自動車連盟)が明らかにした2022年のF1カレンダーでは5月22日に第6戦として掲載されているバルセロナ・サーキットのスペインGPだが、まだ正式な開催契約が結ばれていないため暫定扱いとされていた。

これについて一部のスペイン・メディアが報じたところによれば、スペインGP開催契約の合意についてこのほど地元バルセロナのカタロニア州政府との間で進展があったということだ。
当地では2輪のスペインGPも行われているが、こちらはすでに2026年まで開催契約が結ばれている。

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2021/11/25

オスカー・ピアストリ、周冠宇のF1デビューを擁護

Oscar Piastri (C)Alpine F1
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アルファロメオ・レーシングに残された2022年最後のF1レースシートは、ジョビナッツィを退けて中国の新人・周冠宇(チョウ・グアンユー)が獲得したが、これについて一部から「周冠宇はまだ力不足であるものの、このレースシートは彼を支援する中国マネーによってもたらせたもの」との批判が止まない。

しかしこれについて周と同じくアルピーヌF1のドライバー候補に挙げられていたオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)は次のように擁護した。

「もちろん僕もF1にステップアップしたいと思っているけれど、周冠宇がそのチャンスを掴んだことについては自分と同じくらい喜んでいるよ。
でも彼がF1シートを中国マネーで勝ち取ったという批判は当たらないな。
彼には十分F1で戦えるだけの才能があるんだからね」

2020年のF3チャンピオンで、さらに今シーズンもその周冠宇を上廻るポイント・リーダーとしてチャンピオンシップをリードするピアストリにとって、今回のこの決定が悔しくない筈はないが、務めて大人の対応をしているようだ。

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アルファロメオ・レーシング、オーレン&クビサと契約延長

Robert Kubica (C)Alfaromeo Racing
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アルファロメオ・レーシングは、同チームの主要スポンサーである『オーレン』との間のスポンサー契約を延長すると共に、開発&リザーブドライバーであるロバート・クビサ(36歳)とも契約延長したことを明らかにした。

『PKNオーレン』はポーランドに本拠を置くエネルギー企業で、チームのタイトル・スポンサーを務めると共にかねて同国出身であるクビサを支援してきた。
今シーズン、クビサはオランダGPとイタリアGPでライコネンの代役を務めるなど貢献した。

これにより2022年の同チームはレースドライバーにボタス(現メルセデス)移籍と新人・周冠宇(中国)の加入、そしてリザーブドライバーにクビサの継続という新たなラインナップになる。

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メルセデスのDRS(可変リヤウィング)違反はネジの緩みから

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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先のブラジルGPの際、リヤウィングのDRS(ドラッグ・リダクション・システム)装置が規定に違反していたとしてハミルトン(メルセデス)の予選結果が無効にされる事件が起きたが、このほど同チームはその調査結果を明らかにした。

それによれば装置を構成する取り付けネジのうち、2本が当時緩んでいて、そのためDRSのオープン時、上下2枚のリヤウイング翼端板の隙間が最大規定幅の85mmを超える結果になったとのこと。
ただその影響でむしろラップタイムには悪影響があった筈と推定されるものの、「レギュレーションに抵触した以上、問題ではない。処分は当然のこと」と、トト・ウォルフ代表は説明した。

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2021/11/24

ホーナー代表(レッドブル)、マーシャル批判で戒告処分

Christian Horner (C)RedBull Racing
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先のカタールGP予選では、ガスリー(アルファタウリ)が縁石に乗ってフロントウィングを破損、デブリ(破片)が散乱したためごく短時間イエローコーションになった。
その際スローダウンしなかったとしてフェルスタッペン(レッドブル)に5グリッド、ボタス(メルセデス)には3グリッド降格のペナルティが科せられたが、これについてクリスチャン・ホーナー代表(レッドブル)は「マーシャルの対処は公正でない」と批判した。

しかしFIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは、「マーシャルやスチュワードらに対する批判は許されない」として、ホーナー代表に戒告処分を科すことを明らかにした。

ホーナー代表はこれを受け入れて謝罪する共に、2022年の『スチュワード・セミナー』に自主参加する意向をみせているという。

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ボタス(メルセデス)、不振指摘に「マシンが違う」と反論

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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最近の4戦でチームメイトのハミルトンが1位2回、2位2回と4戦すべてで表彰台に上がっているのに対し、3位が1回、6位1回を除けばいずれもノーポイントに終わっていることについて、ボタス(メルセデス)のパフォーマンスに批判的な意見が聞かれ始めている。
とりわけ後方からの追い上げに手間取っていることでハミルトンとの比較が厳しい。

しかしこれについてボタス本人は「それはほんとうの事情を知らない門外漢が意図して行っているもの」と反論している。
「いいかい、実はハミルトンが走らせているマシンと僕に与えられたマシンとではそのスペックが違うんだ。
チームの方針を考えればそれは仕方のないことだけれどね。
だって向こうはいまタイトルを争っている現役チャンピオンなのに対し、こっちは無冠のセカンド・ドライバーでおまけに来季は放出が決まっていると来ているんだからね」と述懐した。

ただチームは明言していないものの、内部事情に詳しい関係者からはそれでも「ボタスからはメンタルが感じられない」との指摘が強いようだ。

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燃料系トラブルに見舞われていたリカルド(マクラーレン)

Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
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カタールGPは残念ながら12位と、ポイント獲得がらなかったマクラーレン・レーシングのダニエル・リカルドは、燃料系トラブルを抱えての辛抱レースだったことを明かした。

「残念ながら今日のレースを含め、この3連戦は期待したような戦いにはならなかった。
ノリスにはタイヤトラブルに見舞われたし、僕のマシンも燃料トラブルがあったんだ。
まだ詳しい原因はわからないけれど、そのためペースを上げることはできなかった。
次のレースまでに問題が解明されないと、結果後悔することになりかねない。
ライバルのフェラーリにはポイント差を広げられてしまったからね」

この3連戦、リカルドは2回の12位と1回のリタイヤと1ポイントも獲得出来ずに終えている。

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2021/11/23

カタールGP最速ピットストップは再びレッドブル

Redbull/Pitstop (C)Redbull Racing
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日曜日に行われたカタールGP勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、再び常連レッドブル・レーシングのクルーだった。
それによれば最速は41周目にピットインしたフェルスタッペンを2.19秒の作業でコースに復帰させたもの。
2位はカルロス・サインツのフェラーリで2.29秒、3位は優勝したハミルトンのメルセデスが2.31秒で続いた。

なおこのレースで『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのは、7年ぶりに表彰台をゲットしたアロンソ(アルピーヌF1)。
またボーナスの1ポイントが与えられる『ファステストラップ・アワード』は2位でフィニッシュしたフェルスタッペン(レッドブル)で、レース終盤のVSC(バーチャル・セーフティカー)中にソフトタイヤに交換、解除後の最終周に1分23秒196というファステストラップを記録して獲得した。

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ノリス(マクラーレン)、「タイヤの欠陥明らか」

Lando Norris (C)McLaren Group
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日曜日に行われたカタールGP決勝レースでは、既報のボタス(メルセデス)゛たけでなく、ウィリアムズ・レーシングの2台などいずれも左フロントタイヤがパンクするというトラブルが相次いだ。
そんな中の一人、マクラーレン・レーシングのランド・ノリスも例外ではなかった。

「あの時僕のタイヤはまだ24周しかしていなかったんだ。
何の兆候もなかったし、そんな危機を予想なんかできる訳もなかったよ。
何が原因だったのか、いま明確に言うことはできないけれど、使い方などの問題じゃないことは明確だ。
その時僕の目の前がウォールでなかったことを感謝するだけだよ」

名指しこそしなかったが、ノリスはピレリタイヤに何らかの原因があったことを示唆した。
FIA(国際自動車連盟)やピレリタイヤではまだ原因について言及していない。

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ボタス(メルセデス)のタイヤバースト、「兆候なかった」

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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日曜日に行われたカタールGP決勝レース、グリッド降格のペナルティもあり苦戦を強いられたメルセデスAMGチームのバルテリ・ボタスだったが、戦線離脱の直接の原因はタイヤバーストという思わぬものだった。

当時のことをボタス本人は、「タイヤにまったくトラブルの兆候などなかった。
それまで同様グリップもあり、フラットスポットやバイブレーションなどもなかったのに突然バーストだよ、ほんとうに驚いたし信じられなかったね。
そのまま表彰台に上がれるものと信じていたのに……」と、語っている。

バーストの起きた場所が、ピットエントリーを過ぎた直後という不運も重なった。
なおボタスがこのチームで走るのもあと2戦だけとなった。

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2021/11/22

ハミルトン、厳しいサーキットでのレースを2ストップ戦略で制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 カタールグランプリ 決勝
2021年11月21日、ロサイル

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが、初開催となるカタールグランプリで優勝しました。ポールポジションからC2コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしたハミルトンは、C1コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換し、その後再度ミディアムタイヤへと繋ぎました。 この戦略は、最速戦略として予測されていたものでした。
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが2位でフィニッシュしました。ハミルトンと同様の戦略を採っていたフェルスタッペンは、バーチャルセーフティーカーが導入された終盤にC3コンパウンドのP Zeroレッド・ソフトタイヤへ交換し、ファステストラップポイントを獲得しました。
• 30秒以上差がついた3位には、アルピーヌのフェルナンド・アロンソが入りました。3番グリッドからソフトタイヤでスタートしたアロンソは、ハードへ交換する1ストップ戦略で表彰台を獲得しました。トップ3ドライバーが、それぞれ異なる戦略を実行しました。
• スタート時の装着タイヤはミディアムとソフトが入り混じり、タイヤ戦略は1ストップから3ストップまでが展開されました。スタート時の気温27℃、路面温度30℃前後のコンディションは、レースを通して継続しました。
• 4名のドライバー(バルテリ・ボッタス、ジョージ・ラッセル、ランド・ノリス、ニコラス・ラティフィ)が、左フロントタイヤのパンクに見舞われました。この問題は、激しい摩耗に加え、非常にアグレッシブなロサイルサーキットの縁石へ高速で接触したことによって発生した可能性があります。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C1: 多くのドライバーが第2スティントで使用しました。デグラデーションは低く、予測通りの性能を発揮し、1ストッパーの戦略に貢献しました。
• ミディアム C2: ハミルトンとフェルスタッペンを含むトップ10グリッド中の4名がミディアムでスタートしました。ミディアムでのスタートはベストな戦略を可能にしました。一方、1ストッパーにとっては、予測よりも長いスティントの走行を必要としました。
• ソフト C3: 予測通り、ロサイルの厳しいコンディションにおいて、高いデグラデーションと摩耗が見られました。しかしながら、タイヤ選択が自由な11番グリッド以降のドライバー中の半数が、序盤でのアドバンテージを狙ってソフトでスタートしました。特に、共にトップ5に入賞したアルピーヌの両ドライバーは、ソフトタイヤをマネージして長いオープニングスティントを走行しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「高負荷のコーナーが存在するロサイルサーキットは、初開催で未知の要素も多いことから、各チームは、レースと同条件のフリー走行を一度経験したのみで、理想的な情報が不足する状態でレースに臨みました。しかし、1ストッパーは摩耗に関してぎりぎりの戦略であり、高いレベルのマネジメントを要することがレース中に明確になりました。終盤、数名のドライバーがタイヤの問題に遭遇しました。この問題は、長いスティントに伴う高い摩耗と、アグレッシブな縁石への高速での接触によって発生した可能性がありますが、詳細はミラノの研究所で分析を行い
ます。ハミルトンとフェルスタッペンは、選択した戦略で限界までプッシュし、1ストップ戦略で3位を獲得したアロンソに30秒以上の差をつけてフィニッシュしました」

ピレリジャパンプレスリリース

 

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(11/21)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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第20戦カタールGPの決勝は、昨日の予選中のレギュレーション違反によるグリッド降格ペナルティーのために7番手スタートとなったマックス・フェルスタッペンが巻き返しを見せ、ファステストラップと2位表彰台を獲得。
セルジオ・ペレスも11番手から4位入賞を果たし、Red Bull Racing Hondaがコンストラクターズチャンピオンシップで首位との差を5ポイント差に詰めました。

昨日の予選後の審議により、Q3で2番手に入ったフェルスタッペンに、ダブルイエローフラッグを無視したとして5グリッド降格のペナルティーが科されました。
同じく、3番手のバルテリ・ボッタス(メルセデス)にもシングルイエローフラッグ無視による3グリッド降格の裁定が下ります。
上位グリッドは大きく入れ替わり、今日のレースはピエール・ガスリーがフロントロー2番手からのスタートとなりました。

スタート後のターン1では、ガスリーが2番手を守りますが、その直後のコーナーでフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に交わされて、3番手にポジションダウン。
一方でフェルスタッペンは7番グリッドから抜群のスタートを見せ、ターン1で4番手まで浮上します。
フェルスタッペンは3周目にガスリーの前に出ると、その次の周にはアロンソも攻略して2番手まで追い上げます。

11番手スタートのペレスも1周目で9番手まで浮上すると、8番手を守っていた角田裕毅をターン4でオーバーテイク。
さらに、その次のターン1でカルロス・サインツ(フェラーリ)、その翌周にエステバン・オコン(アルピーヌ)を立て続けに追い抜き、9周目には6番手まで順位を上げました。

Scuderia AlphaTauri Hondaの両ドライバーは、ソフトタイヤでの走行に苦しみ、早めのタイヤ交換を敢行。
角田が9周目、ガスリーが13周目にピットインしてタイヤを交換しますが、その後はトラフィックの中でなかなか順位を上げられない展開となります。

16周目、ペレスがランド・ノリス(マクラーレン)をオーバーテイクして4番手に順位を上げると、その次周にはフェルスタッペンがピットインしてミディアムタイヤに交換。
ペレスもこれに続いて19周目にピットストップを行います。
これにより、フェルスタッペンは2番手を確保。
ペレスは前を行くマシンをオーバーテイクしながらレースを進めます。

ペレスは、シャルル・ルクレール(フェラーリ)を交わすと、アロンソとのバトルに。
ターン1から2にかけてサイド・バイ・サイドとなりますが、このバトルを制して4番手まで浮上します。

33周目にボッタスがパンクを喫してピットインしたことで、ペレスは3番手に。
この時点でコース上の多くのチームが1ストップ作戦の気配を見せていましたが、序盤にピットインしたScuderia AlphaTauriの2台はガスリーが35周目、角田が36周目に2度目のピットストップを行います。

フェルスタッペンとペレスも、41周目に2度目のピットイン。
フェルスタッペンは2番手のままレースを進めますが、ペレスは7番手でコースへ戻り、再びバトルをしながら順位を上げていきます。

ペレスは残り11周でランス・ストロール(アストンマーティン)を交わすと、その次の周にはターン1のアウト側からオコンをオーバーテイク。
さらに、その前にいたノリスがピットインしたため、4番手まで挽回します。
表彰台を目指して前を行くアロンソを追い上げる中、不運にもバーチャルセーフティカー(VSC)が発動。
最後は3位へ約3秒差に詰め寄るも、4位フィニッシュで12ポイントを獲得しました。

フェルスタッペンは、このVSCの間にソフトタイヤへ交換し、ファステストラップ獲得による追加の1ポイントを目指します。
狙い通りに最終ラップでファステストを記録し、2位フィニッシュ。
19ポイントを獲得しました。

この結果、計31ポイントを獲得したRed Bull Racing Hondaは、コンストラクターズチャンピオンシップで首位のメルセデスに対して5ポイント差に迫りました。
また、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップを8ポイント差でリードしています。

Scuderia AlphaTauriの2台は1ストップ勢を攻略しきれず、ガスリーが11位、角田が13位でフィニッシュ。
残念ながら予選での好結果をポイントにつなげることができませんでした。

これで今季最後の3連戦が終わり、次戦は2週間後のサウジアラビアGP。
カタールに続いてF1初開催となる、首都ジェッダの市街地コースで、12月5日(日)に決勝レースが行われます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のカタールGP決勝は、オーバーテイクの多いエキサイティングなレースになりました。
Red Bull Racing Hondaの2台も多くのオーバーテイクを見せ、予選中のペナルティーにより7番手スタートとなったRed Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が大きくポジションを上げて2位表彰台、ペレス選手も11番手スタートから4位に入賞。
現状のわれわれのパフォーマンスを最大限に引き出せたレースだったと考えています。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は予選上位の選手のグリッド降格にともない2番グリッド、角田選手は予選ポジションから変わらず8番グリッドからスタート。
残念ながらレースペースが上がらず、2台ともにポイント圏外で終わり、昨日までの速さを考えると非常に残念な結果になりました。

簡単な週末ではありませんでしたが、あと2戦のところでドライバーズチャンピオンシップのリードを保ち、コンストラクターズチャンピオンシップもトップとの差を詰められたという部分で、大きな意味があったと感じています。
チームとともにシーズンを振り返り、パフォーマンス向上のためにわれわれとして何ができるのかをじっくりと考えて、また十分に準備をして残りの2連戦に臨みます。
最後に、ベテランらしい素晴らしい走りで7年ぶりの表彰台を獲得したかつてのチームメート、アロンソ選手におめでとうの言葉を贈ります」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「今日の結果は、もちろんうれしいです。
今週末は僕らチームにとってかなり厳しい展開で、今日もペースは不足していましたが、5グリッド降格を科されてもできることはすべてトライしたので、2位フィニッシュとファステストラップ獲得はとてもいい結果です。

エキサイティングなスタートを決めた後、最初の数周が重要になることは分かっていましたが、すぐに2番手まで順位を取り戻すことができました。
そこから前との差を詰めようとしたのは上手くいったと思います。
今日は、特にファステストラップを目指したときが楽しかったです。
チェコが表彰台に上がれなかったのは残念でしたが、チームにとって貴重なポイントを獲得してくれました。
また、フェルナンド(アロンソ)の結果もよかったです。
彼がいいドライバーだということはみんな分かっていて疑いようもありません。
ここからも、集中し続けていくことが必要で、残り2戦でも多くのことが起きる筈ですので、不可能なことは何もありません」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 4位)

「予選から挽回し、11番グリッドから順位を上げていくことができました。
表彰台に手が届く位置にいましたが、不運にも叶いませんでした。
今日はすべてを出し尽くしたレースになりました。
常に全開で、オーバーテイクを繰り返してプッシュしました。
レース中に、1ストップから2ストップへと戦略を切り替えましたが、パンクを喫したマシンもいたので、そうならないようにしながら、コンストラクターズチャンピオンシップで最大限の結果を残す必要がありました。

表彰台を手中に収めていたと思いますが、先週に続いてバーチャルセーフティカーに阻まれました。
それがなければフェルナンドに追いつけていたかははっきりしませんが、かなり僅差にはなっていた筈です。
残念ではありますが、僕らは予選結果によるダメージを最小限に抑えることができ、バルテリ(ボッタス)がノーポイントに終わったことも大きいです。
今日はコンストラクターズチャンピオンシップを見据えて、僕らは安全策を採るべき状況だとチームが判断したと思います。
チームにとっていい結果でしたし、先を考えれば、僕らはプッシュし続けて残り2戦でのパフォーマンスを向上させなければなりません。
すでにサウジアラビアとアブダビに目を向けていますし、残りも全力を尽くしいていきます。
5ポイント差と、コンストラクターズチャンピオンシップ獲得の大きなチャンスがあります。
ここが勝負どころです」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝13位)

「とてもタフなレースで、特に第1スティントのソフトタイヤではかなり苦戦しました。
レースウイーク中はずっとペースがよかったので、予想外の展開でしたが、今日のレースでは大きく落ちてしまったので、データを確認してなぜこうなったのかを分析しています。
アルピーヌがとてもいいレースをしただけに本当に残念ですが、残り2戦で強さを取り戻す必要があります」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝11位)

「とてもフラストレーションの溜まる一日です。
ユウキも僕もトップ10以内からスタートしましたが、レースを後方で終える形になりました。
マシンの中では全力を尽くしていましたが、今日の僕らには速さがありませんでした。
スタートでもアロンソ選手に前を行かれてしまい、それによりアグレッシブな2ストップ戦略を採りましたが、ペースがよくありませんでした。
今日は上手くいかずに本当に残念です。
昨日の予選でのインシデントからいくつかのパーツを交換しましたが、それが今日のレースペースに影響したのかは分かりません。
今は理由が分からないので、すべてのことをきちんと分析する必要があると思っています」

提供:本田技研工業(株)

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アロンソ(アルピーヌ)、7年ぶりの表彰台

Fernando Alonso (C)Alpine F1
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日曜日に行われたカタールGP決勝で、フェラーリ時代のハンガリーGP(2位)以来となるF1の表彰台をゲットしたアロンソ(アルピーヌ)は、「必ずこの日が来ると信じていた」と、喜びを隠さなかった。

本来であれば5番グリッドの筈だったアロンソだが、2位のフェルスタッペン(レッドブル)、3位のボタス(メルセデス)らがいずれもペナルティでグリッド降格となり、3番グリッドからのスタート。
今年40歳になるベテランはこの好機を逃がさず、オープニングラップから終始表彰台圏内を走り続け、みごと7年ぶりとなる好成績を収めてみせたもの。

「なんたって7年ぶりだからね。
もう表彰台での所作なんて忘れてしまったよ。
ここまで長かったけれど、必ず戻って来られると信じていたんだ。
支えてくれたスタッフに感謝したい」と、アロンソ。

実は3位死守どころか優勝をも狙っていたことを明かしている。
優勝となると2013年の母国グランプリ(フェラーリ)まで遡ることになる。

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カタールGPはハミルトン(メルセデス)がポールTOウィン

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11月21日(日)17時(日本時間:23時)からドーハ近郊のロサイル・サーキットを舞台に2021年F1第20戦カタールGPの決勝レースが全53周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は26度、路面温度31度、路面はドライコンディションとなっている。

オープニングラップ、ハミルトンは首位を守ったもののガスリーはアロンソに抜かれて3番手に、一方7番手スタートのフェルスタッペンは一気に4番手まで上げた。
さらに5周目にはアロンソも抜いて2番手に。
ボタスのほうはまだ11番手に留まっている。
ソフトタイヤでスタートの角田は順位を落とし、1番手にピットインしてミディアムタイヤに変更、最後尾まで落ちる。。
16周目、ペレスが4番手までポジションを上げる。
33周目、ボタスが左フロントタイヤをバーストさせてピットイン、14位まで後退。
51周目にはそのボタスが結局リタイヤに、続いてノリス(マクラーレン)もタイヤのトラブルで戦線離脱。
さらにラティフィ(ウィリアムズ)も左フロントタイヤをバーストさせてストップ。
これを受けてレーススチュワード(審査委員)はバーチャル・セーフティカーを判断。
現在ファステストラップのフェルスタッペンはさらにこれを確実にするためピットイン。
レースは57周目最終周に入っていてそのままレースは終了。

優勝はみごとポールTOウィンを果たしたハミルトン(メルセデス)で前戦ブラジルGPに続く今季7勝目、自身通算102勝目を記録した。
2位にフェルスタッペン(レッドブル)、3位表彰台には7年ぶりにアロンソ(アルピーヌ)が上がった。
以下4位ペレス(レッドブル)、5位オコン(アルピーヌ)、6位ストロール(アストンマーティン)、7位サインツ(フェラーリ)、8位ルクレール(フェラーリ)、9位ノリス(マクラーレン)、10位ベッテル(アストンマーティン)までがポイント獲得。
11位以下はガスリー(アルファタウリ)、リカルド(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ライコネン(アルファロメオ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、シューマッハ(ハース)、ラッセル(ウィリアムズ)マゼピン(ハース)までが完走。
リタイヤはラティフィ(ウィリアムズ)とボタス(メルセデス)の2台となった。

F1次戦はジェッダ・サーキットで行われる初開催サウジアラビアGP(12月05(日)になる。

カタールGP決勝レースの結果はこちら
カタールGPの画像はこちら

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2021/11/21

カタールGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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カタールGPのレーススチュワード(競技委員)は、ペナルティにより次のようにスターティンググリッドを修正した。
それによれば、予選2位のフェルスタッペン(レッドブル)に5グリッド、予選3位のボタス(メルセデス)に3グリッド降格のペナルティが科せられたもの。

【スターティンググリッド修正版】

1. ハミルトン(メルセデス)
2. ガスリー(アルファタウリ) *
3. アロンソ(アルピーヌ) *
4. ノリス(マクラーレン) *
5. サインツ(フェラーリ) *
6. ボタス(メルセデス) *
7. フェルスタッペン(レッドブル) *
8. 角田裕毅(アルファタウリ)
9. オコン(アルピーヌ)
10. ベッテル(アストンマーティン)
11. ペレス(レッドブル)
12. ストロール(アストンマーティン)
13. ルクレール(フェラーリ)
14. リカルド(マクラーレン)
15. ラッセル(ウィリアムズ)
16. ライコネン(アルファロメオ)
17. ラティフィ(ウィリアムズ)
18. ジョビナッツィ(アルファロメオ)
19. シューマッハ(ハース)
20.マゼピン(ハース)

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フェルスタッペン、ボタスらにグリッド降格ペナルティ

FIA
カタールGPのレーススチュワード(審査委員)は、土曜日に行われた公式予選中、イエローフラッグが振られたにもかかわらず十分な減速をしなかったとして予選2位のフェルスタッペン(レッドブル)に5グリッド、予選3位のボタス(メルセデス)に3グリッド降格のペナルティを科したことを明らかにした。

イエローフラッグの原因を作ったガスリー(アルファタウリ)は皮肉にもこれで2番グリッドに昇格することになった。

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圧巻の予選結果にハミルトン(メルセデス)、「満足」

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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初開催となったカタールGPの公式予選で、ライバルに終始先行するタイムを記録、0.455秒という割と大きなタイム差で史上初となるロサイル・サーキットのポールポジションを確定させたメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、「満足」と会心の笑みを見せた。

「今日の予選結果には100%満足しているよ。
というのも今週末は身体の調子があま良くなく、ここまでできるとは思っていなかったんだ。
それでも昨日は夜遅くまでエンジニアとデータを解析して、改善点を見つけることができた。
ポールを決めたQ3最後のアタックはそれが活きたんだね。
でも大事なのは明日(決勝レース)だから、チェッカーフラッグを受けた後にまたこうして取材を受けたいものだ」

意外なことに、ハミルトンにとってこれはまだ今季4回目のポールに過ぎない。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(11/20)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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カタールGPの予選がロサイル・インターナショナル・サーキットで行われ、マックス・フェルスタッペンがフロントローの2番手に。
ピエール・ガスリーが2列目4番手となりました。

Q1では、フェルスタッペンの2番手を筆頭に、セルジオ・ペレスが5番手、角田裕毅が7番手、ガスリーが8番手と、Hondaパワーユニット勢全車がトップ8入り、4台そろって難なく突破を決めます。

しかし、Q2では、上位進出が予想されたドライバーが立て続けに敗退。
ペレスもその一人となってしまい、通過ラインまでわずか0.1秒差の11番手でQ3進出を逃しました。
ただ、明日の決勝ではスタートタイヤを自由に選択できるため、レースでの巻き返しを期します。

ガスリーは素晴らしいアタックを見せ、全体2番手でQ2を突破。
フェルスタッペンが4番手で続き、角田も7番手に入り、直近の5戦で4度目となるQ3進出を果たしました。
このQ2では、フェルスタッペンがミディアム、Scuderia AlphaTauri Hondaの両ドライバーがソフトタイヤでタイムをマークし、それぞれ明日のスタートタイヤとなります。

Q3では、最後のアタックで波乱が起きます。
ガスリーがターン15の出口で膨らんで外側の縁石に乗った際にフロントウイングを破損。
マシンの下に潜り込んだウイングが右フロントタイヤを傷つけてパンクを喫し、メインストレートに入ったところでストップします。
ガスリーは、幸いにも1回目のアタックで4番手タイムをマークしていたため、2列目グリッドを確保。

フェルスタッペンもこの影響を受けることなく、2台のメルセデス勢に割って入る2番手となり、明日のレースをフロントローからスタート。
角田はガスリーから約0.2秒差でしたが、中団勢は僅差にひしめき、8番手で予選を終えました。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のカタールGP予選は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手がフロントロー2番手を獲得しましたが、一方でペレス選手はQ2敗退、11番手と厳しい結果になりました。
Scuderia AlphaTauri Hondaの2台は昨日から非常に好調で、予選ではガスリー選手が4番手、角田選手が8番手と、初めてのサーキットでチームとともによいパフォーマンスを見せています。
ドライバーズチャンピオンシップを争うフェルスタッペン選手はもちろんですが、2チームともにコンストラクターズチャンピオンシップでもライバルと僅差の戦いが続いています。
また、プラクティスの状況から、このサーキットはタイヤに厳しいことが見えてきています。
レース中の乗り方の変化などにも迅速に対応して、4人のドライバー、2チームにとって大切なレースで、PUのパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、さらに準備を進めます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 2位)

「ここまで少し浮き沈みのあるレースウイークになっていて、予選の内容には満足していますが、速さが十分ではありませんでした。
自分ではかなりいいラップだと思っていたので、タイム差を聞いたときは少しショックを受けましたし、彼らと戦うのはとても難しいと感じています。
そんな中で2番手というのはよかったですが、ルイス(ハミルトン/メルセデス)との差は大きいです。
明日、奇跡を期待することはしませんが、初めてのコースで何が起きるか分からないので、決してあきらめません。
ここはかなりの高速コースなのでついていくのは難しくなる筈ですし、タイヤ選択の影響もあります。
いつものように、できる限りのベストを尽くします」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選11位)

「僕にとってはおかしな予選となりました。
FP3までは上位にいましたし、施してきた変更にも自信を持っていました。
予選でも力強い結果を残すために必要なことは揃っていたのですが、重要なところでまとめきることができませんでした。
日没後のコンディションでタイヤを準備するアプローチを変えたのですが、思うようなラップが走れませんでした。
多くのトラフィックに遭遇し、Q2ではその代償を払う形で上手くラップをまとめられなかったです。僕らはチームなので、全員で戦っています。その中で結果が出せなかったことは残念ですが、明日に目を向けていきます。
今日は問題に遭遇しなければマシンのペースはよかったですし、レースウイークを通じて上向いているので、明日戦いを挑んで上位進出ができない理由はありません。
今日は残念な一日になりましたが、重要なのは日曜です。
挽回してダメージを最小限に抑えられればと思います。
このコースでオーバーテイクができるようにトライしていきますし、レースの日には強さを取り戻し、集団の中を追い上げて多くのポイントをつかみたいです」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選 8位)

「今日はいい予選になったと思いますし、8番グリッドという結果はうれしいです。
Q1でソフトタイヤを1セット多く使わざるを得ず、Q3で使う新品が少なくなったことは不運でしたが、今日の内容にはとても満足しています。
レースではオーバーテイクが難しいと考えているので、スタートかカギになりますが、ここでは全員にとって初めてのレースとなり、条件が同じというのはポジティブに感じています。
今夜は可能な限りの準備をして、明日どうなるか見ていきます」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 4位)

「今日の予選結果はとてもうれしいです。
最高の内容になりましたし、またもメルセデス勢とマックス(フェルスタッペン)の直後につけられたことも素晴らしいです。
最後のアタックではさらに速く走れていて、0.15秒くらい更新できていましたが、ターン15で縁石をまたいだことでフロントウイングを失い、それによって右フロントタイヤもパンクしてしまいました。
ただ、力強い結果で予選を終えられ、明日に向けていいポジションが確保できました。
アルピーヌの2台も僅差にいるので、レースでは激しいバトルになると思います」

提供:本田技研工業(株)

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予選失敗のペレス(レッドブル)、「レースで挽回するしかない」

Sergio Perez (C)Honda Racing
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カタールGP予選で11位、まさかのQ2敗退を喫したレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、「決勝レースで挽回するしかない」と、日曜日の巻き返しを主張した。

それによれば今回の予選ではQ1の段階から異常なトラフィックに見舞われたせいでチーム全体がドタバタし、その混乱が結局Q2敗退に繋がったとのこと。
ペレスは「決してオーバーテイクが容易なコースではないが、追い上げが期待できるようなセットアップと走りで挽回を期す」とした。

しかし2台でチームプレーが可能な順位(1-3位)のメルセデスAMG勢に対し、フェルスタッペン(レッドブル)は戦術面で孤独な戦いを強いられそうだ。

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カタールGP予選、ハミルトン(メルセデス)がPP獲得

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11月20日(土)14時(日本時間:23時)からロサイル・サーキットを舞台に2021年F1第20戦カタールGPの公式予選が行われた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3で明日の決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

Q3最初のアタックではハミルトン(メルセデス)がトップタイム、今季4度目のポールを狙う。
2度目のアタックでハミルトンがさらにタイム短縮に成功した後、ガスリーが縁石に乗った右フロントタイヤをバーストさせ、コース上にストップ、赤旗中断となり残り時間がないことからセッションは実質そこで終了となった。

初開催カタールGP最初のポールシッターには赤旗中断前にベストタイムを記録したハミルトン(メルセデス)が着いた。
今季ハンガリーGP以来になるもので自身通算102回目のポールとなった。
2番手にフェルスタッペン(レッドブル)、ハミルトンとの差は0.455秒と想定以上に大きいものだった。
3番手ボタス(メルセデス)、4番手ガスリー(アルファタウリ)、5番手アロンソ(アルピーヌ)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手サインツ(フェラーリ)、8番手角田裕毅(アルファタウリ)、9番手オコン(アルピーヌ)、10番手がベッテル(アストンマーティン)というトップ10グリッドになった。
普段あまり使われていないコースということを考えると、ホンダ・パワー勢の3人がいずれもダーティとみられる偶数グリッドになったのは気掛かりなことだ。
カタールGP決勝レースは21日(日)17時(日本時間:23時)から全57周で行われる。

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2021/11/20

予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)7番手で突破

引き続きカタールGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行ではハミルトン(メルセデス)がトップ。
ガスリー(アルファタウリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ボタス(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)と続く。

各車最後のアタックを終え、トップはそのままハミルトン(メルセデス)、続いてガスリー(アルファタウリ)、アロンソ(アルピーヌ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ボタス(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、角田裕毅(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)までがQ3進出。

ここでの敗退はペレス(レッドブル)、ストロール(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、リカルド(マクラーレン)、そしてラッセル(ウィリアムズ)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)6番手

11月20日(土)17時(日本時間:23時)からロサイル・サーキットを舞台に2021年F1第20戦カタールGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は26度、路面温度は29度、コースはドライコンディションとなっている。

誰しも良いポジションを得ようと最終コーナー手前は大渋滞。
Q1トップはハミルトン(メルセデス)。
これにフェルスタッペン(レッドブル)、ボタス(メルセデス)、サインツ(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、角田裕毅(アルファタウリ)、ガスリー(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、ストロール(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、リカルド(マクラーレン)、ルクレール(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ラッセル(ウィリアムズ)までがQ2進出。

ここでの敗退はライコネン(アルファロメオ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、シューマッハ(ハース)、マゼピン(ハース)の5台となった。

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カタールGPフリー3回目、メルセデスAMG勢が最速

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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11月20日(土)14時(日本時間:20時)からロサイル・サーキットを舞台に2021年F1第20戦カタールGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は晴れただし霞んでいる。
セッション開始時の気温は25度、路面温度29度、コースはドライコンディションとなっている。

真っ先にコースインしたハースF1勢だったが、マゼピンが進入路でストップ。
セッションはいきなり赤旗中断となった。
約5分でセッション再開。
ここでもトップはメルセデスAMG勢でボタス、ハミルトンと続き、さらにフェルスタッペン(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)、ペレス(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、アロンソ(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)、そして角田裕毅(アルファタウリ)と並んだ。
この後、注目のカタールGP公式予選が行われる。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(11/19)

Pierre Gasly (C)Honda Racing
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第20戦カタールGPが、F1初開催となるロサイル・インターナショナル・サーキットで開幕。
初日のフリー走行は、両セッションでRed Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaのドライバーがトップ3入りを果たすなど、上々の内容で終えました。

今大会はスタート時間が夕方に設定されたトワイライトレースのため、日中に行われたFP1は予選・決勝で予想されるコンディションとは異なりますが、初めてのサーキットだけに、各チームとも習熟に努めて精力的に走行。
トラックリミット違反も多発するなど、コース特性を探る様子が見て取れました。

マックス・フェルスタッペンは、FP1でトップタイムをマーク。
約0.4秒差の2番手にピエール・ガスリーが続きました。
角田裕毅も好調な走りを見せて5番手となり、セルジオ・ペレスが8番手に入り、Hondaパワーユニット勢は全車がトップ10以内につけます。

決勝のスタート時間と同時刻に開始したFP2でも、Hondaパワーユニット勢の調子は変わらず、ガスリーがトップから約0.2秒差の2番手、その約0.1秒差の3番手にフェルスタッペンという順位に。
角田とペレスも7、8番手でセッションを終え、全車がトップ8以内となりました。

この日収集した膨大なデータを明日のFP3に向けて解析し、予選・決勝に向けたパワーユニットの運用を最適化していきます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のカタールGP初日では、FP1が日中に、FP2はレース開始時間に合わせた夕刻17時から行われました。
ほかの砂漠地帯でのレースと同様に、外気や路面の温度が、特に日没後に大きく変化するため、明日の予選、そしてレースに向けて、路面温度の状況が近いFP2のデータが重要となります。
今日が初走行となったロサイル・インターナショナル・サーキットで、両チームは多くの周回を重ねて車体・PUともにセットアップの煮詰めを進めました。
ただ、パフォーマンスアップのためにまだまだやることがたくさんあります。本日収集した多くのデータを解析し、予選、またレースに向けて最適化を進めて臨みます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(1- 3番手)

「今日はドライビングを思いきり楽しみました。
とても面白いコースだと思います。
FP2がこのコースで初めて夕方の走行だったので、マシンがどんな反応をするか確認することが重要でした。
僕にとってはミディアムタイヤとソフトタイヤでかなり大きな変化があり、ソフトタイヤはあまりよくありませんでしたが、初めて走る場所なので、理解しなければならないことが多くあります。
レースで他のマシンと走るときにどうなるかを語るのは難しいですが、一周を通じて見ればいい筈です。
ここから今週末がどうなるか見ていきますし、すべてが初めてなので、確認すべき点がたくさんあります」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(8- 8番手)

「若い頃にこのコースをドライブしたことがありますが、その記憶はここに来てからだんだん思い出してきた程度なので、周りと比べてアドバンテージになっているとは思いません。
今日はいいスタートを切ることができたと思いますが、セッション中にいくつかの変更を行ったので、それを確認する必要があります。
特にソフトタイヤでの状態を見ていきます。
他との差はごくわずかで、明日の予選では僕らが強さを発揮できればと思います。
ここはとても面白い場所で、昼と夜で全く異なります。
簡単なコースではなく、明日は風向きも変わると予想されているので、何が起きるか興味深いです。
今夜やるべきことが残っていますし、マシンバランスにも完全に満足していないので、明朝までに修正点を確認していきます。
次にあるレースと同時刻のセッションは予選なので、今日のFP2を最大限分析して、前進できるようにプッシュしていきます」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】((5- 7番手)

「今日はいい走行ができ、マシンはかなり力強いと思います。
予選とレースに向けて、いくつか異なるセットアップを試しながら貴重なデータを収集しました。
初めてのサーキットなので走行を重ねることが重要になります。
マシンはミディアムタイヤでのパフォーマンスがよかったのですが、ソフトでは少し苦戦したので、今夜はその部分の改善に取り組みます。
全体的にはいい一日となり、肝心なところで上手くまとめきることができました。
ここではオーバーテイクがかなり難しそうなので、レースに向けてはいいスタート位置を確保することが大切です。
日曜のポイント獲得に向けて、いいポジションに行ける筈です」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(2- 2番手)

「とてもいい初日となり、今季ここまでで最高と言えるかもしれません。
マシンの中にいると、それほど楽には感じませんでしたが、ラップタイムは本当にいいと思います。
バランスの面は明日さらに改善できると思うので、今夜引き続き取り組んでいきます。
僕らの目標は、もちろんできるだけ上位のグリッドを獲得することですが、現実的に考えても現段階ではとても競争力があるはずなので、予選では再びマクラーレンやフェラーリとポジションをあらそうことができればと思います」

提供:本田技研工業(株)

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ルクレール(フェラーリ)、ピットレーン速度違反

FIA
カタールGPのレーススチュワード(審査委員)は、19日(金)行われたフリー走行2回目セッション中、シャルル・ルクレール(フェラーリ)にピットレーン速度違反があったとして、フェラーリ・チームに対し200ユーロ(約2万6千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによれば、ピットレーン速度は制限80キロのところ今回ルクレール81.6キロで走行したとのこと。
レギュレーションでは制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額の罰金が科せられることが決まっているが、最大1,000ユーロを上限としている。

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マゼピン(ハース)、フロア部損傷でシャシー交換

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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金曜日に行われたカタールGPのフリー走行1回目セッションを20番手で終えたハースF1チームのニキータ・マゼピンだったが、セッション中にコーナーの縁石を跨いだ際、シャシーを損傷したことが確認されたという。
このためチームは直ちにシャシーの交換作業に取り掛かり、フリー走行2回目セッションを欠場することとなった。

ロサイル・サーキットの縁石はそれ自体それほど高さがある訳ではないが、地上高の低いF1マシンで跨ぐとフロアパネルと接触するケースが多く、交換までには至らないものの他にもダメージを負ったマシンが数多くみられた。

なおスチュワードはフリー走行2回目セッションから全コーナーにトラックリミットを設けたことを通知している。

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フリー2回目、ガスリー(アルファタウリ)が2番手

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月19日(金)17時00分(日本時間:23時00分)からロサイル・サーキットを舞台に2021年F1第20戦カタールGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度31度、コースはドライコンディションとなっている。
なおこのセッションからすべてのコーナーでトラックリミットを適用することが通知されている。
またマゼピン(ハース)のマシンがガレージでシャシー交換とみられる大きな作業中。

最初にコースインしたのがライコネン、さらにボタス(メルセデス)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)といずれも来季変更があるドライバーらがコースインした。
序盤は角田裕毅(アルファタウリ)が再三トップタイムを塗り替えて気を吐いた。
最終的にここでのトップはボタス(メルセデス)、2番手ガスリー(アルファタウリ)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ハミルトン(メルセデス)、5番手ノリス(マクラーレン)、6番手ストロール(アストンマーティン)、7番手角田裕毅(アルファタウリ)、8番手ペレス(レッドブル)、9番手ベッテル(アストンマーティン)、そして10番手がサインツ(フェラーリ)という結果に。
アロンソ(アルピーヌ)は12番手、結局マゼピン(ハース)は走れなかった。
明日は注目の公式予選が行われる予定となっている。

カタールGPフリー走行2回目の結果はこちら
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2021/11/19

カタールGPフリー1回目、角田裕毅(アルファタウリ)5番手タイム

Losail Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月19日(金)13時30分(日本時間:19時30分)からロサイル・サーキットを舞台に2021年F1第20戦カタールGPのフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は28度、路面温度42度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC1、ミディアムのイエローにC2、そしてレッドのソフトにC3という今年最後となる堅い部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

普段あまり使われていないサーキットということもあり、序盤はダスティで砂煙を巻き上げるシーンが多かった。
そんな中、終始フェルスタッペン(レッドブル)が積極的に周回を重ね、タイムを更新し続けた。
約40分経過、ノリス(マクラーレン)がマシントラブルかスローダウンしてピットへ戻るも作業後に復帰。
このセッション、トップはフェルスタッペン(レッドブル)で1'23.723のタイム。
2番手にガスリー(アルファタウリ)が1'24.160で続いた。
3番手ボタス(メルセデス)、4番手ハミルトン(メルセデス)、そして5番手に角田裕毅(アルファタウリ)、一時はタイミングモニターの最上位に名前を刻んでみせた。
6番手サインツ(フェラーリ)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手ペレス(レッドブル)、9番手オコン(アルピーヌ)、そして10番手がノリス(マクラーレン)となった。
ベッテル(アストンマーティン)は12番手、アロンソ(アルピーヌ)は17番手だった。
このあと17時(日本時間:23時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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スパフランコルシャン、オー・ルージュにコース変更案

Spa-Francorchamps (C)Pirelli Motorsport
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ベルギーGPの舞台であるスパフランコルシャンはF1を代表するチャレンジングなコースとして知られているが、マシンの高速化も相俟って年々その危険度も増していると指摘されている。
とりわけ2019年にはF2シリーズでアントワーヌ・ユベールが死亡する事故が起きて問題になっていた。

F1でも今年のベルギーGPに先駈けてオー・ルージュからの登りセクション外側にある民間の別荘を取り壊すなど対応を開始したが、フランスの専門誌『オート・エブド』によればさらにこの部分のコース自体も改善の対象に挙げられているとのこと。
テストの結果が良ければ高速セクション全体の速度は約10%の低下が見込まれるという。

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カタールGPのスチュワードにエマニュエル・ピロ氏

Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる2021年F1第20戦カタールGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバー、エマニュエル・ピロ氏(59歳:イタリア)を指名したことがわかった。
同氏のスチュワード就任は今年第17戦アメリカGP以来となるもので、自身通算40回目となり引き続き全体の最多記録を更新するものになった。

ピロ氏はスポーツカーレースで活躍、5回のルマン24時間レース優勝を記録したレジェンド。
F1では1989年オーストラリアGPの5位(ベネトン・フォード)が最高位。
一昨年のカナダGPではベッテル(フェラーリ)の勝利をフイにするペナルティ裁定を下したことで一躍渦中の人となった経緯がある。

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カタールGPの週末、3日間ともに晴れの予報

Losail Circuit (C)Redbull Racing
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今週、ロサイル・サーキットで行われる2021年第20戦カタールGPの開催地であるドーハ地方の天候について、地元気象台はフリー走行が行われる金曜日、公式予選の土曜日、そして決勝レースが行われる日曜日の3日間共に晴れの予報で雨の心配はないと報じている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
11月19日(金) フリー走行 晴れ 22- 28度 0%
11月20日(土) 公式予選 晴れ 25- 28度 0%
11月21日(日) 決勝レース 晴れ 25- 29度 0%

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2021/11/18

2022年暫定F1エントリーリスト(11/16)

【2022年予想F1エントリーリスト】(11/16)

Team Constructor N0. Driver Nat. N0. Driver Nat.
Mercedes-AMG Petronas Foumula one Team Mercedes 44 ルイス・ハミルトン GBR 63 ジョージ・ラッセル GBR
Red Bull Racing Red Bull Redbull PT 33 マックス・フェルスタッペン HOL 11 セルジオ・ペレス MEX
Scuderia Ferrari Ferrari 16 シャルル・ルクレール MON 55 カルロス・サインツ ESP
McLaren F1 Team McLaren Mercedes 3 ダニエル・リカルド AUS 4 ランド・ノリス GBR
Alpine F1 Team Alpine Renault 14 フェルナンド・アロンソ ESP 31 エステバン・オコン FRA
Scuderia Alpha Tauri AlphaTauri Redbull PT 22 角田 裕毅 JPN 10 ピエール・ガスリー FRA
Aston Martin Cognizant F1 Team Aston Martin Mercedes 18 ランス・ストロール CAN 5 セバスチャン・ベッテル GER
Williams Racing Williams Mercedes 23 アレクサンダー・アルボン THA 6 ニコラス・ラティフィ CAN
Alfa Romeo Racing ORLEN Alfa Romeo Ferrari 77 バルテリ・ボタス FIN 24 周冠宇(チョウ・グアンユー) CHI
Uralkali Hass F1 Team Hass Ferrari 9 ニキータ・マゼピン RUS 47 ミック・シューマッハ GER

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ジョビナッツィ(アルファロメオ)、来季はフォーミュラEに転身

Dragon Racing
2022年のF1シートを失うことが確定したアルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィが、来シーズンはフォーミュラEに転身すべく新たな活動に出たことがわかった。

それによればジョビナッツィが契約を結んだのは『ドラゴン・レーシング・フォーミュラEチーム』で、ジェイ・ペンスキー氏がオーナーのチーム。
同氏はその名前でわかるように元F1ドライバーでもある米モーターレーシング界の重鎮ロジャー・ペンスキー氏の子息。
ロジャー氏はクーパーで参戦した1961年のアメリカGP(ワトキンスグレン)で8位、同じく1962年の同グランプリではロータスで9位となっている。

ジョビナッツィは早ければ今月末のバレンシアテストでフォーミュラEマシンを初体験する予定という。

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アルファロメオ首脳、「フェラーリとの友好関係継続」強調

Frederic Vasseur (C)Alfaromeo Racing
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フェラーリ製パワーユニットを搭載するなど技術的な分野だけでなく、人的交流でも密接な関係を維持してきたアルファロメオ・レーシングとフェラーリだが、今回のドライバー決定は意外なことと捉えられている。

というのも、今回アルファロメオのレースシートを失うことになったアントニオ・ジョビナッツィは元々FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)出身。
また引退するライコネンはフェラーリから移籍してきたドライバーであるし、逆に現フェラーリのルクレールは前進のザウバーから巣立っていったドライバー。
一方、来季のエースドライバーになるボタスはメルセデス出身。
今回起用が決まった周冠宇(チョウ・グアンユー)はアルピーヌF1(前ルノー)で育てられたドライバーでフェラーリ色はない。

こうしたことから両者の関係が失われるのではないかと懸念されるものだが、これについて同チームのフレデリック・バッサー代表は「われわれの友好関係は良好なままだし、そもそもエンジン供給とドライバーの選定に何も制限される要素はない」と、否定した。

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アルピーヌF1、オスカー・ピアストリを来季リザーブドライバーに

Oscar Piastri (C)Alpine F1 拡大します アルピーヌF1(前ルノー)チームは、2022年シーズンのリザーブドライバーとして、同チームの若手育成プログラムの一員であるオスカー・ピアストリ(20歳:オーストラリア)を起用することを正式発表した。

 

2016年にキャリアをスタートさせたメルボルン出身のピアストリは、2019年にユーロカップ・フォーミュラ・ルノーでチャンピオンに、2020年にアルピーヌF1の育成ドライバーになるとFIA-F3、2021年はF2に参戦中で目下ランキング1位を走っている逸材。

 

なお同チームは来シーズンもアロンソ&オコンというドライバー・ラインナップで戦うことが決まっている。

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2021/11/17

フェラーリ、フィリップモリスとの契約更新が難航か

Mission Winnow (C)Ferrari S.p.A
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タイトル・スポンサーとして長くフェラーリ・チームを支えてきた大手タバコ会社『フィリップモリス』だが、現在の契約が今シーズン末で完了した後の交渉が難航していると伝えられている。

それによればフェラーリ・チームは長くマルボロのブランドをつけて戦ってきたものの、世界的なタバコ広告の規制から、現在は『ミッション・ウィノウ』なる活動として協力活動を継続している。
しかしその内容が不明確なこともありEU(欧州連合)圏内でのロゴ掲載が禁じられているケースもある。

こうしたことから契約交渉の難航が報じられているものだが、タイトル・スポンサーでなく規模を縮小して継続という可能性もあるようだ。

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シート喪失のジョビナッツィ、「金が支配のF1は堕落」

Antonio Giovinazzi (C)Sauber Motorsport
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最後まで決まらなかったアルファロメオ・レーシングのレースシートだったが、チームは実績のあるジョビナッツィ(イタリア)ではなく、新人の周冠宇(中国)の起用を選択した。
これについてF1シートを喪失することになったジョビナッツィは自身の公式ツイッターで「F1はメンタルや、才能、マシン、スピード、そして大きなリスクなどで構成されたものだ。
しかしそこに金銭が絡み、お金が競技を支配する時、それは歪んだ冷酷なものになる」と不満をみせた。

イタリア人唯一のドライバーということで母国のイタリア自動車クラブからも大きなエールを受けるジョビナッツィだったがその声は届かず。
結局、周冠宇(チョウ・グアンユー)への中国から3000万ユーロ(約39億円)ともいわれる巨額のスポンサーマネーが功を奏したものとみられている。

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レッドブル、最後の頼りはニューイ氏の技術手腕

Adrian Newey (C)RedBull Racing
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チャンピオンシップ争いのリーダーとして臨んだブラジルGPだったが、ライバルを一気に引き離すという戦前の予想とは裏腹に、フェルスタッペン(レッドブル)は逆にポイント差を詰められるという想定外の結果で終えた。

インテルラゴスでみせたメルセデスのスピードについて、同チームのペレスは「まるで違う星から来たマシンのようだった」と、驚きを表したほどだ。
しかし同陣営のヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、終盤3戦のレッドブルに次のような最後の期待をみせている。

「怪我で現場を離れていたニューイが戻ってきた。
レッドブルのマシンは彼なしには考えられないものだ。
きっと彼が神の手で最後のスピードを引き出してくれることだろう」
過去幾多のチャンピオンマシンを輩出してきたエイドリアン・ニューイ氏(62歳:イギリス)はいまもチーフ・テクニカル・オフィサーとして同チーム技術部門の頂点に君臨している。

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2021/11/16

アルファロメオ、ジョビナッツィに替え周冠宇(中国)起用

周 冠宇 (C)Renault Sport
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唯一来シーズンのレースシートが確定していなかったアルファロメオ・レーシングは、アントニオ・ジョビナッツィに替えて中国の周冠宇(チョウ・グアンユー:22歳)を起用することを正式発表した。
チームメイトにはすでにベテランのバルテリ・ボタス(現メルセデスAMG)が決まっている。

これまでアルピーヌF1(前ルノー)のテストドライバーを務めてきた周冠宇だが、すでに来季ドライバーが確定しているため、アルファロメオ一本に絞って交渉中とされていた。
一方、2019年からライコネンと共にアルファロメオを支えてきたジョビナッツィは、イタリアリアからの支援や今季心境著しいところをみせたが、首脳陣の判断を覆すには至らなかったことになる。

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フェラーリ、ライバルを突き放す善戦

Race Battle (C)Mercedes Motorsports
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今回のブラジルGPで、終始健闘したフェラーリ・チームのルクレール&サインツは結局5-6位でフィニッシュ、10位1台に留まったライバルのマクラーレン・レーシングとのポイント差を前戦の13点差から一気に31点差まで拡大、戦闘力のアップを印象づけた。

これについて同チームのマッティア・ビノット代表は「スプリントレース予選ではイマイチだったが、決勝レースでは二人とも素晴らしい戦いをみせてくれた。
彼らのパフォーマンスには満足しているよ。
とりわけ当面のライバルに対して31点までポイント差を拡大したことは今後のチャンピオンシップを戦う上で大きなステップアップになった」と、喜んだ。

事実、レースでは一時フェラーリ勢がレッドブルの2台、メルセデスの2台に続くポジションで好走、調子が良いところを印象づけた。

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「アウディ、マクラーレン・グループを買収」と英誌報道

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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イギリスの専門誌『オートカー』が、「アウディがマクラーレン・グループを買収」と報道、大きな話題を引き起こしている。

VW(フォルクスワーゲン)傘下のアウディ&ポルシェにはかねて2026年シーズンからF1参入の可能性が伝えられているが、その場合はエンジン・サプライヤーとしての形態が有力とみられていた。
報道が事実であればマクラーレン・レーシングを含む丸ごとの買収でフルワークス参戦ということになる見込み。

F1のみならずモーターレーシング界に大きな足跡を残す名門マクラーレンだが、近年は経営不振が伝えられていて、ウォーキングにあるグループ本拠地『マクラーレン・テクノロジー・センター』も売却。
ただ両社は報道を否定、買収の事実はないとしている。

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スチュワードからハミルトン(メルセデス)にエール

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ブラジルGPの勝者ハミルトン(メルセデス)がフィニッシュ後のウィニングラン中、規定に反してシートベルトを緩めて走行したとしてペナルティを受けたことについて、スチュワードがメッセージを添えている。

それによればすでにレースを終えスローダウンしていたとしても、ノーベルトでドライブするにはF1は十分に速く危険であること。
また劇的優勝を遂げ、祝いたい気分の高揚は理解できるとしながら、モーターレーシングの頂点であるF1ドライバーは全カテゴリーの若いドライバーたちの範たる存在でなければならずルールの徹底を図った、とした。

ハミルトンは言わずと知れた現役最強の世界チャンピオン、今回ハミルトンには罰金5千ユーロ(約65万円)のペナルティが科せられた。

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2021/11/15

10番グリッドからスタートしたハミルトン、ミディアム – ハード – ハードと繋ぐ2ストップ戦略で優勝 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 ブラジルグランプリ 決勝
2021 年 11 月 14 日、インテルラゴス

キーポイント
• メルセデスのルイス・ハミルトンが、ミディアム – ハード – ハードの2ストップ戦略でブラジルグランプリを制しました。トップ3のドライバーが同じ戦略を採りました。
• 10番グリッドからスタートしたハミルトンは、トップを走行していたレッドブルのマックス・フェルスタッペンよりも1周早く1回目のピットストップを、3周遅く2回目のピットストップを行い、ポジションを上げていきました。最終的には、フェルスタッペンを抜いて優勝し、チャンピオンシップにおける彼との差を縮めました。
• 多くのドライバーが2ストッパーだった中、3名が1ストップを、2名が3ストップ戦略を実行し、7種類の異なるタイヤの組み合わせが見られました。この点は、戦略の多様性を示しています。
• スプリント予選が行われる際のレギュレーションにより、スタート時のタイヤ選択が自由な中、アルファタウリの角田裕毅を除く全ドライバーがC3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしました。角田は、P Zeroレッド・ソフトタイヤを装着してスタートしました。第2スティント以降でソフトを使用したドライバーは、レッドブルのセルジオ・ペレスのみでした。ペレスは、残り2周時点でソフトへ交換し、ファイナルラップでファステストラップポイントを獲得しました。
• スタート時の気温は24℃で、路面温度は昨日よりも20℃近く高い50℃でした。このコンディションはレースを通して継続しました。
• 序盤の15周までにセーフティーカー導入が発生し、前半に2回のバーチャルセーフティーカーが導入されたことから、燃料満タン時のタイヤ摩耗が軽減されました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : 全ドライバーが使用し、レースでの鍵を握りました。レース週末中、ハードの使用機会が無かった中、上位勢は2セットの新品ハードタイヤで走行しました。高温のコンディション下、ハードは最大限の性能を発揮し、一貫したスピードを示しました。また、柔軟なピットストップウィンドウを提供しました。
• ミディアム C3 : ほぼ全員がミディアムでスタートしました。セーフティーカーと2回のバーチャルセーフティーカー導入が、ミディアムによる長いオープニングスティントを可能にし、その後のスティントにおけるより多くの選択肢を提供しました。
• ソフト C4 : スプリント予選では積極的に使用されましたが、ソフトでの長い走行が適さない高温のコンディションだったことから、レースでの使用は限定的となりました。ペレスは、ソフトタイヤでファステストラップを記録し、4位を獲得しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「上位勢の性能が拮抗し、多くの予測戦略が実行されたグランプリにおいて、戦略が主役となりました。昨日のスプリント予選時よりも20℃近く高くなった路面温度が、戦略に最も大きな影響を及ぼし、より硬いコンパウンドの使用を促進しました。このチャレンジングなコンディション下、メインのレースタイヤとなったハードは、素晴らしいラップタイムを刻み、非常に良好な性能を発揮しました。セーフティーカーの導入によってオープニングスティントが伸びたことから、ドライバーたちは、以降のスティントにおいてより多くの柔軟性を得ることができました。特に上位勢では、「アンダーカット」に関して戦術的な戦いが繰り広げられました。このため、上位勢の中で、ハードを使用した第2スティントが短くなったドライバーが見られました。ルイス・ハミルトンは、スプリント予選の最後尾から決勝での優勝を果たし、この週末を通して素晴らしい仕事をしました」

ピレリジャパンプレスリリース

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ハミルトン(メルセデス)、シートベルト緩めて罰金

FONT COLOR="#0066FF">FIA
ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、14日(日)に行われた決勝レース終了後のウィニングラン中、規定に反してシートベルトを緩めたとしてメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンに罰金5千ユーロ(約65万円)のペナルティを科したことを明らかにした。

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角田裕毅(アルファタウリ)にペナルティ・ポイント

FIA
ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、14日(日)に行われた決勝レース中、1コーナーで起きたストロール(アストンマーティン)と角田裕毅(アルファタウリ)との接触事故について、角田の側に責任があるとしてペナルティ・ポイント2点を科したことを明らかにした。
なお角田にはレース中すでに10秒のタイム・ペナルティが別途通告されている。

ペナルティ・ポイントは連続する12か月で累積12点に達した場合、当該ドライバーのスーパーライセンスが次戦まで停止されるため次のレースに出場できないことになるが、角田はこの2点を加え通算6点目となった。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(11/14)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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インテルラゴス・サーキットで行われたサンパウロGPの決勝は、マックス・フェルスタッペンが2位に入り、Hondaにとって220回目の表彰台登壇となりました。

スプリント予選が行われたため、決勝のスタートタイヤは自由に選択できましたが、15番グリッドの角田裕毅がソフトタイヤを履いた以外は、全員がミディアムタイヤでのスタートとなりました。

スタートでは、2番グリッドのフェルスタッペンがターン1でバルテリ・ボッタス(メルセデス)を制して首位に立ちます。
4番手からスタートしたセルジオ・ペレスは、ターン4でボッタスの前に出て、Red Bull Racing Hondaが1-2体制でレースをスタートします。

ピエール・ガスリーは、後方から追い上げてきたルイス・ハミルトン(メルセデス)に交わされ、オープニングラップで8番手に。
角田も上位を目指しますが、ランス・ストロール(アストンマーティン)をパスしようとした際に接触してフロントウイングを失ったことで、ピットインしてウイングを交換するとともに、ハードタイヤに履き替えました。
また、これによってコース上のデブリを除去しなければならず、セーフティカーが出動しました。

リスタート後、3番手のハミルトンは、フェルスタッペン、ペレスに迫り、プレッシャーをかけてきます。ペレスは巧みなライン取りで、18周目にはターン1で先行されながらも、ターン4で抜き返す見事なドライビングを見せるなど奮闘しましたが、その次の周でパスされて3番手に順位を落とします。

ガスリーは、前方のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)を交わして7番手に順位を上げると、ダメージによるものを除き、全ドライバーの中で最も早い25周目にピットイン。ハードタイヤに交換します。
フェルスタッペンは、1周前にピットインしたハミルトンに反応する形で、27周目にハードタイヤに交換。
ハミルトンの前でコースへ戻ります。
ペレスはその次の28周目に同じくハードタイヤに交換しますが、その2周後にコース上へデブリがあったことでバーチャルセーフティカーが導入され、この間にタイムロスが少なくなる利点を活かしてピットインしたボッタスに3番手を奪われます。

フェルスタッペンの首位を守るため、Red Bull Racingは40周目と早めのタイミングで2度目のピットストップを敢行。
再びハードタイヤを履き、メルセデス勢のアンダーカットを防御します。
その2周後にペレスもタイヤを交換しました。
好ペースを見せてトップ10圏内まで浮上していた角田裕毅は、ストロールとの接触の原因を作ったとして10秒加算のタイムペナルティーが科され、39周目のピットイン時にこれを消化。
後方へと順位を落とします。

ガスリーは、51周目に2度目のピットインでハードタイヤに交換し、1ストップ作戦を採っていたアルピーヌの2台をパスすべく、プッシュしていきます。

フェルスタッペンは、後方から激しくプレッシャーをかけるハミルトンに対して抵抗を図り、素晴らしいバトルを繰り広げますが、59周目にパスを許し、2位でフィニッシュ。
ドライバーズチャンピオンシップのリードを保ってレースを終えました。

ペレスは70周目にピットインしてソフトタイヤに交換し、最終周でファステストラップをマーク。
4位でフィニッシュしました。
これにより、コンストラクターズチャンピオンシップでは、Red Bull Racingが11ポイント差の2位となっています。
また、ガスリーは、アルピーヌの2台を立て続けにオーバーテイクし、7位でフィニッシュ。
コンストラクターズ5位のアルピーヌと同点のままで今大会を終えました。

次回は3連戦最後の戦いとなるカタールGP。
F1初開催のロサイル・インターナショナル・サーキットで、11月20日に決勝が行われます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のサンパウロGP決勝は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手がメルセデスとの激しいトップ争いを繰り広げたものの2位、ペレス選手が4位と、悔しい結果に終わりました。
2台ともにいいスタートを決めて、序盤は1-2のポジションで走行していましたが、中盤以降に巻き返され、ライバルの底力を見せつけられたと感じています。
それでも、2位と4位でフィニッシュできたことや、最後にペレス選手が獲得したファステストラップによる1ポイントなど、今後のチャンピオン争いにつながるレースができたと思っています。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、戦闘力が拮抗した中団のマシンとの争いとなり、難しい展開でしたが7位入賞を果たしました。
終盤にコンストラクターズチャンピオンシップでのライバル、アルピーヌの2台をオーバーテイクするなど、いい走りを見せました。
角田選手は序盤にオーバーテイクを仕掛けた際、他車に接触し、車体にダメージを負うとともに、その接触によるペナルティーを受けてしまうなどで15位という結果でしたが、週末を通してスピードはありましたので、次のレースに期待しています。

来週には中東に移動して3連戦の3戦目、カタールGPになります。
F1初開催のサーキットとなりますので、きっちりと準備を行い臨みたいと思います」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「今日は厳しい戦いになるのは分かっていましたが、できることをすべてやりました。
少しだけ及びませんでしたね。
ただ、面白いレースになりましたし、もちろん勝ちたかったのですが、現実的に見ればこれはいい結果だと思います。
ルイス(ハミルトン)と僕は、さまざまな形勢で首位争いをしていましたが、激しくもいいレースでしたし、レースとはこうあるべきだと思います。
もう少しパフォーマンスがあればよかったですが、この結果が僕らにできる最大限だったのは明らかです。
トップスピードを見ると防御するのは厳しかったですし、彼らは新しいエンジンを投入していてパワーが向上するのは当然なので、今後のレースではそれが収まってくれればと思います。
残り3戦もものすごく厳しい戦いになりますが、どうなるか見ていきましょう」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 4位)

「今日は僅差の戦いで楽しかったのですが、僕は楽しむためではなく、結果を出すためにここにいます。
素晴らしいスタートを決めましたが、ルイスを抑えておくのはとても難しかったです。
全力を尽くしましたが、彼が速すぎてできませんでした。
その後、ボッタス選手の2秒前方になり、表彰台圏内でしたが、2周後にバーチャルセーフティカーとなりました。
これはものすごい不運で、彼には完璧なタイミングでアンダーカットが成功して僕らの5秒前に出られてしまいました。
表彰台を逃したことは残念ですが、後方のフェラーリ勢には大きな差がついていたので、チームにとって重要なファステストラップポイントを獲得しました。
メルセデスの直線スピードは信じられないほどで、僕らは叶わなかったのですが、まるで彼らは違う星から来たかのようでした。
今日の結果はよかったですし、これ以上何かできることがあったとは思いません。
バーチャルセーフティカーがなければボッタス選手の前ではフィニッシュできると思っていたので、そこは残念です。
今日は僕らに運が向いていなかったですが、まだ3戦が残されていて、勝負できるので、プッシュし続けるのみです。
カタールが楽しみですし、今度は僕らに競争力があればと思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝15位)

「 今日はなかなかフラストレーションが溜まる一日でした。
タイヤの判断はよかったと思いますが、不運にもストロール選手との接触でレースを台無しにしてしまいました。
リスキーな抜き方ではありましたが、彼がミラーを見ていなかったことで当たってしまいました。
その後はずっとダメージを負ったまま走ることになったので、ペナルティーが科されたのは本当に残念です。
ただ、レースではよくあることですし、次戦ではもっと強くなって戻ってきたいです」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝 7位)

「とてもうれしいです。
今日はかなり激しいレースでしたが、満足のいく結果だったと思います。
ダニエル(リカルド/マクラーレン)やセブ(セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン)、そして終盤では2台のアルピーヌと、素晴らしいバトルができました。
F1で彼らとレースをすることはあまり多くないので、とても楽しかったです。
大変ではありましたが、今日はトップ3チームの直後という、僕らに可能な中でベストの順位でフィニッシュできました。
そして、コンストラクター5位争いにまだ踏みとどまっていることが、最も重要です」

提供:本田技研工業(株)

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ブラジルGPはハミルトン(メルセデス)優勝の独演ショー

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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11月14(日)14時(日本時間:翌2時)からサンパウロのインテルラゴス・サーキットを舞台に2021年F1第19戦ブラジルGPの決勝レースが全71周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は23度、路面温度55度まで上昇、路面はドライコンディション、また決勝レースのスタートタイヤは選択自由となっている。
なお昨日のスプリント予選で5位になったハミルトン(メルセデス)は既報のように5基目のPU(パワーユニット)投入で10番グリッドに降格となっている。

ライコネン(アルファロメオ)はリヤウィングの変更でピットレーンスタート。
オープニングラップでレッドブル勢が1-2体制を築く。
ノリスはサインツと接触で最後尾、ハミルトンは早くも5番手にアップ。
角田裕毅はストロールと接触でフロントウィングを破損、ピットへ。
審議対象とされる。
7周目、コース上のデブリ(破片)回収のためセーフティカー。
この時点でハミルトンはすでに3番手に。
10周目、レース再開。
シューマッハがライコネンと接触してフロントウィング破損、バーチャル・セーフティカーに。
14周目、レース再開。
角田裕毅に接触の責任があるとして10秒のタイムペナルティ。
18周目、ハミルトンが2位のペレスをいったん抜くが、抜き返されるも翌周再度オーバーテイクして2位に。。
ストロールのデブリ(破片)回収で再度バーチャル・セーフティカーが入った間のピットストップでボタスがペレスより前に出る。
59周目、ハミルトンがフェルスタッペンを交わしついに首位に。

結局このままハミルトン(メルセデス)が71周を走りきり大逆転で今季ロシアGP以来となる6勝目、自身通算101勝目を飾った。
2位フェルスタッペン(レッドブル)、3位ボタス(メルセデス)、4位ペレス(レッドブル)は最終周にフレッシュ・タイヤに履き替えてファステストラップを記録、ボーナス・ポイント1点をハミルトンから奪い取ってチームメイトを援護した。
5位ルクレール(フェラーリ)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ガスリー(アルファタウリ)、8位オコン(アルピーヌ)、9位アロンソ(アルピーヌ)、10位ノリス(マクラーレン)までがポイント獲得。
11位ベッテル(アストンマーティン)、12位ライコネン(アルファロメオ)、13位ラッセル(ウィリアムズ)、14位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、15位角田裕毅(アルファタウリ)、16位ラティフィ(ウィリアムズ)、17位マゼピン(ハース)、18位シューマッハ(ハース)までが完走。
リタイヤはリカルド(マクラーレン)とストロール(アストンマーティン)の2台だった。
F1次戦は来週ジェッダ・サーキットで行われるカタールGP(11月21日決勝)になる。

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2021/11/14

ホンダ系チーム、スプリントレース予選コメント(11/13)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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サンパウロGPのスプリント予選が行われ、マックス・フェルスタッペンが2番手でフィニッシュ。2ポイントを獲得してチャンピオンシップでのリードを拡大するとともに、明日のレースでのフロントロースタートを手に入れました。

前日の予選における技術規則違反があったとして失格の裁定が下されたルイス・ハミルトン(メルセデス)が最後尾スタートとなったため、フェルスタッペンはスプリント予選をポールポジションからスタート。
その後方のグリッドも繰り上がり、セルジオ・ペレスが3番手、ピエール・ガスリーが4番手、角田裕毅が12番手となりました。
Hondaパワーユニット勢はチームによってスタートタイヤの選択が分かれ、Red Bull Racing Hondaがミディアム、Scuderia AlphaTauri Hondaがソフトを履いてグリッドにつきました。

スタートでは、ソフトタイヤを履いたバルテリ・ボッタス(メルセデス)とカルロス・サインツ(フェラーリ)が好調で、フェルスタッペンは続けて先行を許して3番手、ペレスがその後方の4番手となります。
また、Scuderia AlphaTauri勢もスタートで順位を落とし、ガスリーが7番手、角田が14番手でオープニングラップを終えました。

フェルスタッペンは2周目にサインツをパスして2番手まで順位を戻し、ペレスもサインツとの差を詰めてオーバーテイクのチャンスを狙います。
ガスリーと角田はタイヤをいたわりながらの走行となり、さらに角田の背後には最後尾から追い上げてきたハミルトンが迫ります。

そこからは膠着した展開となり、フェルスタッペンは前を行くボッタスのDRS圏内まで近づきましたが、オーバーテイクには至らずに2番手でフィニッシュ。
明日のレースでのフロントローを獲得し、スプリント予選で与えられる2ポイントを追加。
ドライバーズチャンピオンシップでのリードを21ポイントに拡大しました。
ペレスは前を走るサインツに何度もオーバーテイクを仕掛けたものの、4番手のままフィニッシュ。
ポイント獲得はなりませんでした。

ガスリーは8番手でフィニッシュしたものの、5番手のハミルトンがエンジン交換によって5グリッド降格となるため、明日は7番グリッドからのスタートに。
角田裕毅は15番グリッドとなりました。スプリント予選フォーマットにより、明日の決勝のスタートタイヤは自由に選択可能です。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「 今日のサンパウロGP2日目に行われたスプリント予選では、Honda PUを搭載する4台のマシンが残念ながら昨日の予選からポジションを落とす結果となってしまいました。
明日のレースは、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が2番グリッド、ペレス選手が4番グリッド、Scuderia AlphaTauriのガスリー選手が7番グリッド、角田選手が15番グリッドからスタートすることとなります。

ライバルとの差は非常に小さく、今日の状況を見ても分かるようにわずかなことが大きく結果に響きます。
昨日のデータ、また24ラップで行われた今日のスプリント予選のデータをきちんと解析し、明日のコンデション、また71ラップで行われる本番レースを見据えて準備を進めます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(スプリント予選 2位)

「今日は僕は硬めのタイヤでスタートしましたが、バルテリ(・ボッタス)がソフトでスタートするのを見たときは、気温が下がっていたこともあり、このままポジションをキープするのは結構難しいかもしれないと感じました。
2周目以降のペースはよかったのですが、ここはオーバーテイクが難しく、タイヤもオーバーヒートしてしまうのであまりできることはなかったです。
結果として、ライバルの後ろにとどまる展開になりました。

どんな形であれ、僕はいつでも全力を尽くしますし、2ポイントを獲得できたことはよかったと思います。
明日のレースが一番大事ですし、ピット戦略も含めて様々なオプションをとることができます。
明日はもう少し気温が上がるようなので、それが僕らに有利な展開になるといいのですが、今の時点で予測するのは難しいですし、明日はトライをしていくのみです」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(スプリント予選 4位)

「今日はカルロス・サインツ選手(フェラーリ)をパスするのが難しかったです。
簡単に交わせると思ったのですが、最終コーナーの出口での位置取りが適切でなかったことが影響しました。
スタートで前に出られると考えていたのですが、そうはなりませんでした。

今日の問題点は、サインツ選手が常に最終コーナーをいい形で立ち上がっていたことで、僕はそこでタイヤがオーバーヒートしていました。
また、フェラーリの直線スピードもかなり速かったです。
重要なのは明日のレースで、まだできることは多くありますし、今日よりもリスクを取って攻められます。
今日はもっと順位を上げることはできましたが、リスクが大きすぎました。
決勝では追い上げていきたいですし、スタートからプッシュして思い描いているように順位を上げていきたいです。
明日のスタートポジションはいので、そこからすぐにフェラーリを交わして、1周目からペースを発揮できればと思います。
今日起きたことから学び、もっといい結果を目指します」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(スプリント予選15位)

「満足のいかない一日になりました。
1周目でかなりポジションを落としてしまい、その後はソフトタイヤのパフォーマンスを引き出せませんでした。
今週末のフォーマットでは、あまり多くの周回を走行できていないのですが、今日一日で学んだことが多かったので、今夜は明日に向けて確認していきます」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(スプリント予選 8位)

「今日はひどく悪いスタートでした。
ターン1でポジションを3つ落としてしまい、フェラーリとマクラーレンに追いつくペースもありませんでした。
想定していたスタートにならなかったので、明日もっと上手くいく方法を確認します。
今日は楽にはいかず、特にソフトタイヤでの最後の数周はかなり厳しかったです。
レースはチェッカーフラッグが振られるまで終わらないので、今夜は戦略を検討して、明日は強さを取り戻せるようにできることをすべてやっていきます」

提供:本田技研工業(株)

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スプリント予選はボタス(メルセデス)が制す

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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11月13日(土)16時30分(日本時間:翌4時30分)から今季3度目となるブラジルGPのスプリントレース予選がインテルラゴス・サーキットを舞台に24周で行われた。
このレース結果で日曜日に行われる決勝レースのスターティンググリッドが決められる。
なお既報のようにハミルトン(メルセデス)はペナルティでこのレースを最後尾からスタート、さらに日曜日の決勝レースでは5基目のPU(パワーユニット)を投入したことにより5グリッド降格になる。
スタート時の天候は一転曇り、気温は17度、路面温度36度、路面はドライコンディション、タイヤは選択自由となっている。

繰り上がりでポールスタートとなったフェルスタッペンだがオープニングラップはボタス、サインツにかわされ3番手、4周目に2番手に上がる。
最後尾スタートのハミルトンは猛烈な追い上げでレース半分の13周目すでに10番手まで順位を上げている。
その後フェルスタッペンはボタスを、ペレスはサインツを抜きあぐね膠着状態が続く。
結局1位はボタス(メルセデス)、2位フェルスタッペン(レッドブル)、3位サインツ(フェラーリ)で、この3人にはそれぞれ3-2-1点のボーナス・ポイントが与えられる。
以下、4位ペレス(レッドブル)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位ノリス(マクラーレン)、7位ルクレール(フェラーリ)、8位ガスリー(アルファタウリ)、9位オコン(アルピーヌ)、10位にベッテル(アストンマーティン)。
上々の結果にトト・ウォルフ氏(メルセデス)の破顔が国際映像で流された。

ソフトタイヤでポジションアップを狙った角田裕毅(アルファタウリ)は15位に留まり、予選よりもさらに順位を落とす結果となった。
明日日曜日は14時(日本時間:翌2時)より71周でブラジルGP決勝レースが行われる。

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フリー2日目、アロンソ(アルピーヌ)がトップタイム

11月13日(土)12時(日本時間:翌0時)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2021年F1第19戦ブラジルGPのフリー走行2日目セッションが行われた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は18度、路面温度47度、コースはドライコンディションとなっている。
なお既報のようにハミルトン(メルセデス)のマシンにDRS(可変リヤウィング)規定違犯があったとして予選失格が言い渡された。
これによりハミルトンはスプリントレース予選の最後尾スタートとなる

スプリントレース予選に先駈けて行われたこのフリー走行ではアロンソ(アルピーヌ)がトップタイムの1'11.238を記録。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ボタス(メルセデス)、オコン(アルピーヌ)、ハミルトン(メルセデス)、ペレス(レッドブル)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、サインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、ライコネン(アルファロメオ)の順。
ガスリー(アルファタウリ)は14番手、角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。
この後16時30分(日本時間:翌4時30分)から今季3度目となる注目のスプリントレース予選が行われる予定となっている。

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ハミルトン予選失格、フェルスタッペンは5万ユーロの罰金

FIA
ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)は、マシンのDRS(可変リヤウィング)装置に技術規定違犯があったメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンに予選失格のペナルティを科したことを明らかにした。
これによりポールスタートの筈だったスプリントレース予選は最後尾からのスタートになる。
これとは別に決勝レースでの5グリッド降格のペナルティも決まっている。

またパルクフェルメ違犯があったレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンには5万ユーロの罰金が言い渡された。

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2021/11/13

フェルスタッペン(レッドブル)にも規則違反疑惑が飛び火

Image (C)Mercedes Motorsports
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ブラジルGP予選でルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のマシンに規則違反の疑惑が発覚しているが、さらにそれがライバルであるフェルスタッペン(レッドブル)にも飛び火している。

一部のSNSに掲載された動画によると、指定された位置にマシンを駐めたフェルスタッペンは、降りたあと自身のマシンのリヤウィングに手を触れた後、隣に駐められたハミルトンのマシンのリヤウィングにも同じく触れているような様子が映っている。
疑惑によれば、この時こぶしをウィングに当てて隙間を測っていたともとれる映像だ。

規定ではパルクフェルメに駐められたマシンにドライバーといえども許可なく触れることは違反行為とされていて、それを問われていると想像できる。
まだこの件にかかるペナルティ等の結論は出されていない。

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ハミルトン(メルセデス)のマシンに規則違反疑惑

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ブラジルGPのレーススチュワード(審査委員)が、金曜日の公式予選でトップタイムを出したルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)のマシンに規則違反の疑惑があるとして詳細な調査を行っていることが伝えられた。

それによればハミルトンのマシンのDRS(可変リヤウィング)開放部分が規定の85ミリより大きく解放されているのではないかと指摘されているもの。
スチュワードは現物の保存と共にさらなる必要証拠を待つということで結論を保留しているという。
違反が事実であればハミルトンは失格になる可能性がある。

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ホンダ系チーム、スプリント予選コメント(11/12)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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第19戦サンパウロGPがブラジルのインテルラゴス・サーキットで開幕。
スプリント予選フォーマットの今大会は、60分のフリー走行と予選が行われ、マックス・フェルスタッペンがフロントローの2番手に。
Hondaパワーユニット勢はトップ5のうち3台を占めました。

スプリント予選フォーマットでは、予選前の調整がフリー走行1セッションのみとなるため、FP1では両チームとも序盤からコースインして精力的に走行を重ねました。
Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペンとセルジオ・ペレスは、セッション後半でロングラン中心のプログラムだったものの、2-3番手に立ちます。
Scuderia AlphaTauri Hondaも、ピエール・ガスリーが中団勢最上位の5番手につけ、インテルラゴス初走行の角田裕毅も好調なペースを見せて12番手で走行を終えました。

FP1を終えて2時間30分後に予選Q1がスタート。
ここでは、ペレスとフェルスタッペンが5-6番手、ガスリーと角田が8-9番手となり、4台そろって危なげなくQ2へ進出を果たします。

路面状況の改善により、走行を重ねるたびにタイムアップしていく状況で、各車のタイム差が接近し、僅差の戦いとなったQ2。
角田は最後のアタックでタイヤをロックアップさせてしまい、トップ10入りを逃します。
角田は明日のスプリント予選を13番手からスタートしますが、決勝に向けて追い上げを狙います。

Q2を突破したフェルスタッペン、ペレス、ガスリーは、Q3でも好走。
フェルスタッペンがフロントロー2番手となります。
首位のルイス・ハミルトン(メルセデス)は、スプリント予選では1番手からスタートしますが、エンジン交換によってペナルティーが科されており、日曜の決勝ではスプリント予選の結果に加えて5グリッドの降格となります。

ペレスは、3番手にわずか0.013秒差の4番グリッドを獲得。ガスリーも、2戦連続でトップ2チームに次ぐ位置の5番グリッドとなりました。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「走行初日となった本日の金曜日には、FP1に続いて早速予選が行われました。
その予選では、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が2番手、ペレス選手が4番手、さらにはScuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手が5番手と、トップ5にHonda勢の3台が入る結果となりました。
角田選手は残念ながら13番手でQ2敗退となってしまいましたが、ここインテルラゴス・サーキットでの初走行となったFP1、その後の予選でもいいペースを見せていたので、明日のスプリント予選を上手く使って、日曜の本番レースにつなげられればと思います。

予選開始時からはパルクフェルメルールが適用されますので、1時間のFP1走行終了から予選までの2時間半の間に走行データを解析し、車体側・PU側ともに課題を潰し込んでベストな状態にすることが求められます。
通常のレースウイークと比べて短い時間で最適化を進めるという点で、エンジニアにとっても非常に忙しい一日になりましたが、同様のフォーマットで行われたイギリスGP、イタリアGPからの学びもあり、プロセス自体は順調に進めることができました。

明日のスプリント予選、そして日曜のレースでは、両チームそれぞれのライバルとは僅差の戦いになる筈です。
今週もチームとともに各セッションに最善を尽くして臨みます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 2位)

「2番手という結果に満足しています。
明日のスプリントレースではいいスタート位置です。
(ライバルに対して)常に差を縮めたいという思いはありますが、時には現実的にならなければなりません。
メルセデスは新たなエンジンを投入し、今週末はパワーが増しているのは当然なので、彼らが上回ったことに大きなショックはありません。
スプリント予選では大量のポイント獲得はできないので、明日はいいスタートを切れればと思いますし、そこから何が起きるか見ていきます。
もちろん、一番重要なレースは日曜の決勝で、気温が大きく上がりマシンの挙動も変化するので、様子を見ていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 4位)

「今日は少し難しい状況でした。
特に、Q1でタイヤを2セット使ってしまい、予選の出だしはよくなかったのですが、しっかりと改善してQ3に進んでいくことができました。
路面が少し冷えて、僕らはこれまでのようにコンディションを読み切れなかったのだと思います。
最後のアタックは上手くいきましたが、あと0.05秒速ければもう一つ上位に行けました。
ただ、4番手はスプリント予選のスタート位置としてはいいと思います。
メルセデスの新しいエンジンは上手く機能していて、今日はルイス(ハミルトン)に叶いませんでしたが、明日どうなるか見ていきます。
マシンはなかなかいいペースを見せているので、明日のスプリント予選ではいいレースができればと思いますし、いい結果になる筈です」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選13位)

「ここも初めて走るコースなので、今朝のフリー走行はとても重要でしたが、すぐにスピードを上げていくことができてよかったです。
マシンは非常にいい感触なので、今日Q3に進めなかったことは残念です。
明日のスプリント予選は、この位置からのスタートだと難しい戦いになるとは思いますが、日曜のレースではより上位からスタートできるよう、追い上げにトライしていきます」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 5位)

「今日は、心の底からうれしいです。
FP1は厳しい状況で、予選でも苦戦しましたが、コースへ出るたびに少しずつ向上し、マシンの中でもあらゆることを試して、走行ごとに改善することができました。
アタックではすべてを上手くまとめることができて、Q3ではとても素晴らしいラップができたので、満足しています。
予選でメルセデスとRed Bullに次ぐ位置にいるというのは最高の結果で、チャンピオンシップでの争いにも大きな影響があります。
チームは素晴らしい仕事ぶりでした。
もちろん、まだ金曜日で、これから2日間あり、激しい戦いになるはずですが、僕らはここまででき得る限り最高の結果を残せています」

提供:本田技研工業(株)

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ブラジルGP予選、ハミルトン(メルセデス)が最速タイム

Interlagos Circuit (C)Honda Racing
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11月12日(金)16時(日本時間:翌4時)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2021年F1第19戦ブラジルGPの新形式公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3ではスプリントレース予選のトップ10グリッドが決定する。

Q3最初のアタックで再びメルセデスAMG勢が1-2タイムを記録するが、そこにフェルスタッペン(レッドブル)が割って入って2番手に食い込む。
さらにペレス(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)とホンダ・パワー勢が続いた。

2度目のアタックラップを終え、トップ(ポールポジションではない)はさらにタイムを短縮してみせたハミルトン(メルセデス)で1'07.934を記録。
2番手フェルスタッペン(レッドブル)の1'08.372、3番手ボタス(メルセデス)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手サインツ(フェラーリ)、7番手
ルクレール(フェラーリ)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手リカルド(マクラーレン)、そして10番手にアロンソ(アルピーヌ)という結果になった。

11番手以下はオコン(アルピーヌ)、ベッテル(アストンマーティン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ライコネン(アルファロメオ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ストロール(アストンマーティン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ラッセル(ウィリアムズ)、シューマッハ(ハース)そしてマゼピン(ハース)の順。
これが明日・土曜日午後に行われるスプリントレース予選のスターティンググリッドとなる。

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予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)力尽く

引き続きブラジルGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
なおスプリントレース予選採用のため、ここでベストタイムを記録したタイヤが日曜日のレースのスタートタイヤになることはない。

トップタイムは1回目のタイムが取り消され再度アタックを試みたハミルトン(メルセデス)で1'08.058。
再びチームメイトのボタス(メルセデス)が続き2番手に。
以下、フェルスタッペン(レッドブル)、ルクレール(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、ペレス(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、リカルド(マクラーレン)、そしてアロンソ(アルピーヌ)までがQ3進出。

ここでの敗退はオコン(アルピーヌ)、ベッテル(アストンマーティン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ライコネン(アルファロメオ)、そしてジョビナッツィ(アルファロメオ)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)突破

11月12日(金)16時(日本時間:翌4時)からインテルラゴス・サーキットを舞台に2021年F1第19戦ブラジルGPの新形式公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り、セッション開始時の気温は15度、路面温度は25度と低く、コースはドライコンディションとなっている。
なお午前のフリー走行1回目セッションでトップタイムを記録したハミルトン(メルセデス)は5基目のPU(パワーユニット)を投入したため決勝レースでは5グリッド降格のペナルティを受けることが確定している。

トップタイムは再びハミルトン(メルセデス)、2番手も僚友ボタス(メルセデス)が続き、以下サインツ(フェラーリ)、ルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、フェルスタッペン(レッドブル)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ガスリー(アルファタウリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)、アロンソ(アルピーヌ)、オコン(アルピーヌ)、ベッテル(アストンマーティン)、ライコネン(アルファロメオ)までがQ2進出。

ここでの敗退はストロール(アストンマーティン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ラッセル(ウィリアムズ)、シューマッハ(ハース)、そしてマゼピン(ハース)の5台となった。

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フリー1回目、ハミルトン(メルセデス)がトップタイム

11月12日(金)12時30分(日本時間:翌0時30分)からサンパウロのインテルラゴス・サーキットを舞台に2021年F1第19戦ブラジルGPのフリー走行1回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は18度、路面温度37度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。
ブラジルGPは今シーズン3回目となるスプリントレース予選方式が採用されているため、予選前の走行はこのフリー走行1回目セッションだけとなるが、貨物便が遅れたこともあり短時間でのセットアップが要求されている。

このセッション、トップタイムは31周を走行したハミルトン(メルセデス)の1'09.050。
これに0.367秒差のフェルスタッペン(レッドブル)が続いた。
以下、ペレス(レッドブル)、ボタス(メルセデス)、ガスリー(アルファタウリ)、サインツ(フェラーリ)、ルクレール&サインツ、オコン(アルピーヌ)、アロンソ(アルピーヌ)、ストロール(アストンマーティン)というトップ10。
角田裕毅(アルファタウリ)は11番手、ベッテル(アストンマーティン)は12番手だった。

なおハミルトン(メルセデス)は5基目のPU(パワーユニット)を投入したため決勝レースでは5グリッド降格のペナルティを受けることが報告されている。
このあと16時(日本時間:翌04時)から公式予選セッションが行われる予定となっている。

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2021/11/12

F1、環境へのイメージアップに新ロゴ公開

 F1 Logo
F1は2014年シーズンからエンジン規定を大幅に変更、ハイブリッド・システムの採用により環境問題に配慮、今後もさらに大幅な対策を講じる方針を示しているが、そうした姿勢をより明確にするため、新しいF1ロゴを採用することで一段とアピールすることを明らかにした。

新しく発表されたものはグリーンとブルーの背景をベースにし、F1ロゴの下に『Powered by hybrid since 2014』のタグラインが加えられているもの。
今後テレビ放送で積極的に使用される他、現場のピットレーンやパドック、さらにホスピタリティなどでも活用する方針という。

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ブラジルGPのスチュワードにビタントニオ・リウッツィ氏

Vitantonio Liuzzi (C)Ex.Hispania Racing 拡大します FIA(国際自動車連盟)は今週行われるF1第19戦ブラジルGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィ氏(40歳:イタリア)を指名した。
同氏がスチュワードを務めるのは今年のイタリアGP以来で今季4度目、通算6度目ということになる。
なお前回のイタリアGPもスプリントレース予選適用のイベントだった。

世界カート選手権を制したリウッツィ氏はその後ジュニア・フォーミュラを経て2005年にレッドブル・レーシングからF1デビュー。
トロ・ロッソやフォース・インディア、HRTと渡り最高位6位、2011年にF1から引退、FIAのフォーミュラEでスチュワードなどを務めた。
さらにスーパーGTに参戦するなど日本にも関係が深いドライバーだった。

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ブラジルGPの週末、金曜日に雨の可能性も

Interlagos Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週、インテルラゴス・サーキットで行われる2021年第19戦ブラジルGPの開催地であるサンパウロ地方の天候について、地元気象台は公式予選が行われる金曜日に一時にわか雨の可能性があるものの、スプリントレース予選の土曜日には回復、決勝レースが行われる日曜日には晴れ間も差す見込みと報じている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
11月12日(金) フリー走行・公式予選 曇り一時にわか雨 12- 17度 50%
11月13日(土) フリー走行・予選レース 曇り 13- 18度 20%
11月14日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 13- 22度 10%

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2021/11/11

周冠宇(中国)、アルファロメオとの契約間近か

周 冠宇 (C)Renault Sport
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まだ唯一来シーズンのレースシートが確定していないアルファロメオ・レーシングだが、ヨーロッパのメディアはブラジルGP終了後の16日(火)にも正式なアナウンスがある、との見方が報じられている。

同チームでは今季限りでのキミ・ライコネンの引退とバルテリ・ボタス(現メルセデス)の加入がすでに決まっているが、アントニオ・ジョビナッツィの去就ないし後任ドライバーについては未定のままだ。

下馬評ではこれまでアルピーヌF1(前ルノー)のテストドライバーを務めてきた周冠宇(チョウ・グアンユー)の抜擢が、母国中国資本のスポンサーの支援もあって有力とみられているという。
実現すれば中国人ドライバーとしては初の快挙ということになる。

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ボタス(メルセデス)、年内にもアルファロメオ初ドライブか

Alfaromeo Ferrari 『C41』 (C)Alfaromeo Racing
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来シーズン、アルファロメオ・レーシングへの移籍が決まっているバルテリ・ボタス(現メルセデス)だが、年内にもその初ドライブの機会が訪れそうだ。
それによれば12月の今季最終戦アブダビGP終了後に予定される合同テストで、アルファロメオがボタスを走らせるのではないかとみられているもの。

ただ通常ドライバーの契約は年末まで拘束されているのが一般的で、その場合メルセデスAMGチーム側の契約解除が必要となる。
これについて同チーム関係者は「ボタスとは友好的な関係が続いていて、アルファロメオのドライブに障害はないのではないか」と、話しているという。
実現すればこれまでルノーやメルセデス・パワーで戦ってきたボタスにとって初めてのフェラーリ・パワーということになりそうだ。

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サウジアラビアGPの準備に懸念の声も

Jeddah Ciucuit (C)Jeddah Ciucuit
今年12月5日(日)に2021年の第21戦として開催が予定されている中東サウジアラビアGPのジェッダ・ストリート・サーキットについて、FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターから懸念の声が示されている。

新グランプリの舞台となるジェッダ・ストリート・サーキットは全長6.175km、27のコーナーを持つ高速サーキットで、紅海沿岸のジェッダ・コーニッシュに新設されるもの。
しかしその準備について、マシ氏は「実際にグランプリを開くにはまだやるべきことが残されているのに現場のムードは楽天的に過ぎる」と、心配顔。

このコースのデザインを担当したのはこれまで多くのグランプリコースを完成させてきたヘルマン・ティルケ氏の事務所で今回の責任者カーステン・ティルケ氏はそのヘルマン氏の子息。
主催者であるサウジ自動車・オートバイ連盟会長ハリド・ビン・スルタン・アル・ファイサル王子は「世界最高のグランプリを提供できる」と自信をみせてはいる。
現場ではまだ仕上げ工事が行われているというが、このほど再度視察に訪れたというマシ氏は「何より肝心なことは安全にレースが行われること。
それはすべてのことより優先される」と、息巻いている。

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2021/11/10

フィティパルディのテスト&リザーブ継続に期待の声

Pietro Fittipaldi (C)Haas F1 Team
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ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表は、同チームでテスト&リザーブドライバーを務めているピエトロ・フィッティパルディ(25歳:ブラジル)について、来シーズンも継続に期待をみせた。

元2回のF1チャンピオンであるエマーソン・フィティパルディ氏を祖父に持ち、元ミナルディ等のクリスチャン・フィティパルディ氏も親族になるピエトロは、2018年からハースF1のテストドライバーとして経験、昨年のサクヒールGPとアブダビGPでは負傷したR・グロージャンの代わりにレースに出走した。
ただ同チームでは来季も若いシューマッハ&マゼピン体制の継続が決まっていてレースドライバーへの昇格の可能性は低いとみられる。

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メキシコGPの最速ピットストップはウィリアムズ・チーム

Image (C)Williams Racing 拡大します 日曜日に行われたメキシコGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、ウィリアムズ・レーシングのクルーで、15周目にピットインしたラッセルを2.17秒の作業でコースに復帰させたもの。
なお2位は優勝したレッドブル・レーシングのフェルスタッペンで2.27秒、3位はフェラーリのサインツの2.33秒だった。

 

なお『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのは、地元ファンの熱い応援を受けて3位表彰台をゲットしたレッドブル・レーシングのペレス。
また『ファステストラップ・アワード』を獲得したのはメルセデスのボタス。
レース終盤となる69周目にソフトタイヤに履き替えで1'17.774というタイムを記録している。
ただボタスは入賞圏外であるためファステストラップ・ポイントは獲得できていない。

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ボタス、ファステストラップ1ポイントの攻防

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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今回のメキシコGPでは、ファステストラップに与えられるボーナスポイント1点を巡るこれまでにない攻防がみられた。

レース最終盤までこのレースのファステストラップを記録していたのは首位を走るフェルスタッペン(レッドブル)だった。
このままレースを終えた場合、フェルスタッペンは1位の25ポイントにファステストラップ・ポイント1点を加えた計26ポイントを獲得することになる。
そこでメルセデスAMGチームは、ボタスにピットインさせてフレッシュ・タイヤに替えファステストラップを奪い取る作戦に出たもの。

ただこのポイントはレースの入賞者に限られているため、当時後方を走っていただったボタスにはポイント獲得の資格がないものだった。
しかしチームはフェルスタッペンからこの1ポイントを奪うことを優先、ボタスを再度ピットインさせてまで他車との間隔を取り再挑戦させる作戦を採った。

結果的にこの作戦は成功、ボタス自身は無得点に終わったが、ライバルの獲得は阻止。
今後チャンピオンシップ争いでのランクを左右する貴重な1点になるかも知れない。

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2021/11/09

ハミルトン(メルセデス)、ボタスのチームプレーに不満顔

Mercedes Duo (C)Mercedes Motorsports
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レース終盤、ペレス(レッドブル)の猛追を受けながらもなんとかスタートポジションの2位を守り切ったメルセデスAMGのハミルトンだったが、チームプレーとしての僚友の走りには納得がいってない表情をみせた。

「せっかく今回は予選でフロントロウが独占できたのに、それをレースでは活かしきれなかった。
グリッド通りに運んでいればレース結果はまったく違うものになっていた筈だからね」と、ハミルトン。

それによれば1コーナーまでレッドブル勢にスリップストリームを使われたのは止むを得ないとしても、ボタスはコーナーで安易にポジションを譲りすぎると不満顔。
敵がフェルスタッペンだけでなくペレスも加わっていたのに対し、今回のボタスはアクシデントに見舞われたせいもあって終始後方に。
残念ながらハミルトンの援軍にはなれなかったのが事実だ。

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ペレス(レッドブル)、「母国GPの表彰台は特別」

Sergio Perez (C)Honda Racing
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日曜日に行われたメキシコGP決勝レースで3位に入り、母国グランプリで表彰台に上がったセルジオ・ペレス(レッドブル)は、その感動に酔いしれた。

「2位のハミルトン(メルセデス)にあれだけ追い付いたということには自分でも驚いている。
それも大事な母国グランプリで2位を争ったんだからね。
毎ラップ、観客の大きな声援が僕を後押ししてくれたよ。
落ち着いてみると、逃がした魚(2位)はあらためて大きかったことが悔やまれるけれど、相手はチャンピオンだからね。
追い付くのとオーバーテイクするのとでは天地ほども隔たりがあることを痛感したよ。
残念だけど今回はこれで満足しよう。
またチャンスはきっと来る筈だからね」と、母国の観客に感謝した。

メキシコ人F1ドライバーはこれまで計6人数えられるが、メキシコGPで表彰台に上がったのはペレスが初のことになる。

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フェルスタッペン、ホンダ・パワーとして歴代1位に

A.Senna & A.Prost (C)Honda Racing
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7日(日)行われたメキシコGPで、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは年間9勝目を挙げたが、これがホンダ・パワー勢として歴代1位の快挙になるものだった。

これまでの記録は故アイルトン・セナが1988年にマクラーレン・ホンダで記録した年間8勝というのがホンダ・パワー勢歴代1位だった。
ただ当時は年間16戦しかなく、単純に比較は出来ないところではある。
なお予選でのセナはさらに圧倒的で、16戦中1位が13回、2位2回、3位が1回というもの。
チームメイトはアラン・プロストでこちらは7勝だった。

この年のチャンピオンは当然のことセナになったが、年間22戦もある今シーズンはまだタイトルの行方は確定に至っていない。

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2021/11/08

フェルスタッペン、主流となったミディアム – ハードの1ストップ戦略で優勝 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 メキシコグランプリ 決勝
2021 年 11 月 7 日、メキシコシティ

キーポイント
• レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、P Zeroイエロー・ミディアムからP Zeroホワイト・ハードへ繋ぐ1ストップ戦略でメキシコグランプリを制しました。ピレリが最速と予測したこの戦略は、71周で争われるレースでの主流となりました。
• メルセデスのルイス・ハミルトンは、30周目にハードタイヤへ交換して2位を獲得しました。レッドブルのセルジオ・ペレスは、ハミルトンより11周フレッシュなハードタイヤを活かし、終盤にハミルトンとの2位争いを演じました。
• アルピーヌのエステバン・オコンとアルファタウリの角田裕毅を除く全ドライバーがミディアムタイヤでスタートしました。オコンと角田は、P Zeroレッド・ソフトタイヤを装着してグリッド後方からスタートしました。
• マクラーレンのダニエル・リカルドとポールポジションからスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタスは、セーフティーカーが導入された1周目にハードタイヤへ交換しました。両ドライバーは、ともに再度ミディアムタイヤへ交換しました。ボッタスは、レース終盤にファステストラップを狙い、ソフトタイヤへ交換するピットストップをさらに2回行いました。
• スタート時の路面温度は、今シーズン中最高の48℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : レースでの鍵を握りました。大半のドライバーが、ハードで第2スティントを走行し、低い摩耗とデグラデーションのメリットを享受しました。
• ミディアム C3 : 最適な柔軟性とワイドなピットストップウィンドウを提供しました。後方グリッドからスタートしたマクラーレンのランド・ノリスは、ミディアムで最長となる44周を走行し、10位でフィニッシュしました。
• ソフト C4 : オコンは、ただ一人、ソフト – ハードと繋ぐ戦略を実行しました。ボッタスは、残り5周時点でソフトへ交換し、フェルスタッペンからファステストラップを奪い、ラップレコードを更新しました。今日の高い路面温度がソフトタイヤのオーバーヒートを促進したことから、予測通り、ソフトタイヤの使用は限定的でした。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「多くのドライバーにとって、比較的シンプルな1ストップのレースとなりました。高い路面温度の下、ミディアムとハードは素晴らしい結果をもたらしました。ミディアムは、スタート直後4周のセーフティーカー導入周回の助けもあり、長いオープニングスティントに見事に対応し、性能と一貫性の強力なバランスを示しました。ハードタイヤは、低いデグラデーションで良好なレースペースを発揮し、今日のレースでの主役となりました。その結果、マックス・フェルスタッペンは、かなりダスティーな路面において、ユーズドのハードタイヤで2019年(前回のメキシコGP)の最速レースラップを破った最初のドライバーとなりました」

ピレリジャパンプレスリリース

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(11/7)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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メキシコシティGPの決勝は、マックス・フェルスタッペンが独走劇を繰り広げて、今季9勝目。
トップ4にHondaパワーユニット勢が3台入り、セルジオ・ペレスが母国での初表彰台登壇、ピエール・ガスリーが4位入賞を果たしました。

フェルスタッペン、ペレス、ガスリーが3~5番グリッドに並んだスタートでは、見事な加速を見せたフェルスタッペンが2台のメルセデスを交わしてターン1で首位を奪います。
ペレスもルイス・ハミルトン(メルセデス)の後方3番手に浮上し、ガスリーはスピンしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)を上手く交わして4番手に続きました。

一方、17番手スタートの角田裕毅は、コース上にストップしたボッタスのマシンを避けるために後方で起きた混乱に巻き込まれ、スピードを緩めたところエステバン・オコン(アルピーヌ)に接触されます。
これによってサスペンションにダメージを負い、残念ながらターン2で早々にリタイアとなりました。

ここからコース上での順位の変動は見られなくなりますが、目の離せない展開となりました。
フェルスタッペンは順調にリードを拡大していく中、ペレスは2番手を狙って前方のハミルトンにプレッシャーをかけていきます。

ガスリーは、Hondaパワーユニット勢で最も早くピットイン。
31周目にハードタイヤへと交換し、4番手の位置をキープしながら好ペースで安定した走りを見せます。
フェルスタッペンは33周目にピットストップを行い、その前にピットインしていたハミルトンに対応。
ハードタイヤに交換してペレスの後方でレースに戻ると、ハミルトンとの差を広げていきます。

1ストップ戦略が主流となる中、戦略上の違いを作り出そうとしたペレスは、40周目にピットイン。
周囲のマシンと同じくハードタイヤに交換し、ハミルトンの約9秒後方の3番手でレースに戻ります。
ペレスは、ここから好調なペースで追い上げますが、トラフィックや、路面温度の上昇によるグリップ減少などにより、オーバーテイクするまでには至りません。

チェッカーフラッグ時には、フェルスタッペンはハミルトンに16秒以上の差をつけて圧勝。
ペレスは最後までハミルトンにプレッシャーをかけ続けたものの、1.1秒差の3位でフィニッシュし、自身初の3戦連続表彰台となりました。
この結果、フェルスタッペンはドライバーズチャンピオンシップのリードを19ポイントに拡大。
コンストラクターズチャンピオンシップでも、Red Bull Racing Hondaがメルセデスに対して1ポイント差に迫りました。

ガスリーは、好調なペースを見せて4位でフィニッシュ。
後続のフェラーリ2台に17秒以上の差をつけてのフィニッシュで12ポイントを獲得し、Scuderia AlphaTauri Hondaはコンストラクターズチャンピオンシップで5位を争うアルピーヌと同ポイントになりました。

なお、フェルスタッペンのシーズン9勝目は、1988年に年間8勝を挙げたアイルトン・セナを抜き、Hondaエンジン/パワーユニットでの1シーズンでのドライバー最多勝記録を塗り替えました。

次回は1週間後の11月14日(日)に決勝が行われるブラジルGP。
前回の2019年は1-2フィニッシュを果たした舞台で、今回もポイントを積み重ねられるよう、全力を尽くします。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のメキシコシティGP決勝は、3番手からスタートしたRed Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が前の2台を押さえて1コーナーでトップに立ち、そのままレースをリードして優勝を果たしました。

4番手からスタートしたペレス選手は、スタート直後の1コーナーで前車がスピンして3番手にポジションアップ。
終盤はハミルトン選手を追い詰めたものの、残念ながらオーバーテイクには至りませんでしたが、母国GPで初表彰台の3位を獲得しました。
3戦連続でRed Bullはダブル表彰台を獲得し、最終盤のチャンピオンシップの戦いに向けて、チームとしていい形になってきていると思います。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、5番手スタートからポジションを上げ、レース中いいペースをキープして4位フィニッシュと、こちらもいい結果を残すことができました。
週末の開始から力強い走りを見せていましたので、それをレース結果につなげてくれたことをうれしく思っています。
角田選手についてはスタート直後の不運な接触によりリタイアとなりました。ここではガスリー選手とともに非常に速く、PU交換のペナルティーでスタートポジションが下がってしまいましたが、そこからの力強いレースを期待していただけに、残念でした。

PUとしても高地での戦いということで、それに合わせたセットアップが必要となりますが、HRD SakuraとHRD UKでの事前テストやチームとのシミュレーションが非常によく機能して、PUの持てる力を十分に発揮できたと考えています。
週末を通して力強い走りをしてくれたドライバー、Hondaの研究所、そしてチームのメンバーに感謝したいと思います。

チャンピオンシップについても、ドライバーズチャンピオンシップでのリードを広げたことに加え、コンストラクターズチャンピオンシップでトップに1ポイント差まで詰め寄ることができ、今後に向けて大きな意味のあるレースになりました。
来週は連戦でブラジルでのレースになります。
次のレースでもいい結果を得られるよう、ここから万全の準備を進めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 1位)

「今日はチームとファンにとって素晴らしい一日になりました。
チェコ(ペレス)が母国での表彰台を獲得しましたし、これ以上ない結果だったと思います。
スタートが大事だと分かっていましたが、3台が横に並ぶ状況で、僕が一番いい位置にいたので、ブレーキングを遅らせてリードをとることができました。
そこからは自分の走りに集中し、いいペースで2位との差を広げられました。
ピットインもスムーズで、レースを通してマシンの調子が良かったことがとても大きかったと思います。
チェコはここ数戦調子がいいですし、今日はルイス(ハミルトン)に最後までプレッシャーをかけ続けていました。
チャンピオンシップのことはまだ考えていません。
またブラジルでプッシュしていけるよう、チャレンジを続けていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 3位)

「僕の母国にとって素晴らしい結果になりました。
もう一歩上を目指しましたが、残念ながら届きませんでした。
ターン1ではインシデントを避け、その後2番手浮上を目指したのですが、ここはオーバーテイクが難しいので、なかなかチャンスがありませんでした。
ルイス(ハミルトン)にかなり近づきましたが、メルセデスは直線でのスピードが速く、捉える機会がありませんでした。
ただ、全力は尽くしました。
スタジアムセクションを通るたびにファンのエネルギーが感じられ、僕のためにどれだけの人が集まってくれたのかを考えました。
フォロ・ソル(スタジアムセクションの元になった野球場のこと)を走るときには、皆さんの歓声が直接聞こえていました。
もっと上位を目指してはいたものの、母国で表彰台に立ててとてもうれしかったですし、メキシコの皆さんも喜んでくれていると思います。
僕らはとても負けず嫌いなドライバーなので、3位でフィニッシュして満足するわけにはいきませんが、今日は僕を応援してくれる人々がスタートから最後までずっといてくれて、本当に特別な瞬間になったので、それを楽しみました。
今日の僕らは最速のチームだったと思いますが、この先のシーズンではまた展開が変わる筈です。
しっかりと集中して、プッシュし続けなければなりません」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝 リタイヤ)

「とても残念です。
今回はマシンがずっとよかったので、簡単にはいかないにしてもポイント獲得のチャンスはあると思っていました。
不運にも左右にいたマシンに挟まれてしまい、接触されましたが、レースでは起こり得ることです。
全体的には、レースウイークが上手く進み、マシンパフォーマンスも力強かったので、レースを完走できなかったことが残念です」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝 4位)

「とてもうれしいです。
4位というのは最高の結果で、僕らにとってはこれ以上ないくらいのレースウイークになりました。
後方にシャルル(ルクレール/フェラーリ)がいましたが、すべてをコントロールできて、彼を引き離すことができましたし、4番手でレース全体のマネージメントも上手くいきました。
今週末はマシンがとてもよく、昨日の予選もいい結果でしたが、レースでもフェラーリ2台の前でフィニッシュできて、とてもいい気分です。
これでアルピーヌとポイントで並びました。
僕の個人的な計画では、チャンピオンシップで5位になることが、フランツ(トスト代表)やチームのみんなへの素敵なクリスマスプレゼントになると思っているので、そこに向けてプッシュし続けます。
チーム一丸となって取り組めていますし、今後の数戦でもチャンスは見出せると思います」

提供:本田技研工業(株)

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ライコネン(アルファロメオ)、ピットレーン速度違反

FIA
メキシコGPのレーススチュワード(審査委員)は、7日(日)行われた決勝レース前のレコノサンスラップ中、キミ・ライコネン(アルファロメオ)にピットレーン速度違反があったとして、アルファロメオ・レーシング対し1,000ユーロ(約13万1千円)の罰金を科したことを明らかにした。

それによれば、ピットレーン速度は制限80キロのところ今回ライコネンは102.7キロで走行したとのこと。
レギュレーションでは制限を超えたキロ数に100ユーロを乗じた金額の罰金が科せられることが決まっているが、最大1,000ユーロを上限としている。
なおライコネンはピットレーン速度違反の常連(!)だが、レコノサンスラップでというのは(おそらく)初めてのことになる。

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メキシコGPはフェルスタッペン(レッドブル)が優勝

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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11月07(日)13時(日本時間:翌4時)からメキシコシティのロドリゲス・サーキットを舞台に2021年F1第18戦メキシコGPの決勝レースが全71周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は21度、路面温度48度、路面はドライコンディションとなっている。
なお週末3日間の総観客数は37万2千人と報告されている。

スタートでフェルスタッペン(レッドブル)がトップに、ボタス(メルセデス)はリカルド(マクラーレン)と接触で後退、後方では角田裕毅(アルファタウリ)とシューマッハ(ハース)がオコン(アルピーヌ)とのアクシデントでストップ、イエローコーション、セーフティカーが入った。
5周目にレース再開。
この段階でフェルスタッペン、ハミルトン、ペレス、ガスリーの順。
ボタスは大きく遅れている。
42周目、そのボタスがピットイン、タイヤ交換に手間取りさらに遅れる。
一方、ペレスがハミルトンとのギャップを着実に詰めつつあり、観客の声援を浴びる。
66周目、ボタスがファステストラップ狙いのタイヤ交換に入る。
この時点の最速タイムはフェルスタッペン。

優勝はフェルスタッペン(レッドブル)で前戦アメリカGPに続く連勝で今季9回目、自身通算19回目の栄冠。
またこのメキシコGPでは単独首位の3勝目を記録した。
2位はなんとか猛追を振り切ったハミルトン(メルセデス)、3位地元の英雄ペレス(レッドブル)、4位ガスリー(アルファタウリ)、5-6位ルクレール&サインツのフェラーリ勢、7位ベッテル(アストンマーティン)、8位ライコネン(アルファロメオ)、9位アロンソ(アルピーヌ)、10位ノリス(マクラーレン)までがポイント獲得。
以下11位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12位リカルド(マクラーレン)、13位オコン(アルピーヌ)、14位ストロール(アストンマーティン)、15位ボタス(メルセデス)、16位ラッセル(ウィリアムズ)、17位ラティフィ(ウィリアムズ)、18位マゼピン(ハース)までが完走。
リタイヤはシューマッハ(ハース)と角田裕毅(アルファタウリ)の2台となった。

なおファステストラップは最終ラップに再度フレッシュ・タイヤに替えタイミングを見計らってコース復帰したボタス(メルセデス)が記録。
ただしボタス自身はポイント圏外なのでファステストラップ・ポイントは手にできないものの、フェルスタッペンの1ポイントを奪うことには成功した。
F1次戦は連続開催で、インテルラゴス・サーキットで行われるブラジルGP(11月14日決勝)になる。

メキシコGP決勝レースの結果はこちら
メキシコGPの画像はこちら

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メキシコGPスターティンググリッド(修正版)

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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メキシコGPのレーススチュワード(競技委員)は、ペナルティにより次のようにスターティンググリッドを修正した。
それによれば、オコン(アルピーヌ)、ノリス(マクラーレン)、角田裕毅(アルファタウリ)、ストロール(アストンマーティン)らがPU(パワーユニット)を始めとする複数コンポーネンツの交換でグリッド最後尾、また、ラッセル(ウィリアムズ)がギヤボックスの交換で5グリッド降格になった。

修正されたスターティンググリッドはこちら

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2021/11/07

ウィリアムズ勢のピットリリースはお咎めなし

FIA
メキシコGPのレーススチュワード(審査委員)は、6日(土)行われた公式予選中誤った方法でコースインしたウィリアムズ・レーシングのラッセルとラティフィに対し、いずれもペナルティを科さないことを明らかにした。

それによればこの2台はピットレーンに出ようとした際に本来の列の横に位置し、レギュレーションに反し2列になるような正しくない手段を講じたというもの。
しかしスチュワードは当時のデータ等を検証した結果、ピット位置や赤旗中断という状況から止むを得なかったと判断したという。

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C.ホーナー代表(レッドブル)、「オープニングラップがカギ」

Christian Horner (C)RedBull Racing
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フリー走行時にはフロントロウ独占かと思われたメキシコGP予選だが、ちょっとしたアヤでレッドブル・レーシングはセカンドロウに2台が並ぶ結果となった。
これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、「決勝レースではオープニングラップがカギになる」との見通しを明らかにした。

「ここロドリゲス・サーキットはスタートラインから1コーナーまで距離があるので何が起きるかわからないよ。
まずはオープニングラップをどういうオーダーで戻って来るのか注目だ。
フェルスタッペンはハミルトンより後ろからになるが、フェルスタッペンがクリーンな汚れのない列なのに対し、ライバルはダスティな列になるからね。
われわれは戦闘力あるレースペースを持っていると考えられるので、その意味でもスタートが重要になる筈だ」

ハミルトンをかわしたとしても前にはポールからスタートのボタスがいるが、メキシコGPではポールシッターは優勝できないという『伝説』もある。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(11/6)

角田 裕毅 (C)Honda Racing
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エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたメキシコシティGPの予選では、Hondaパワーユニット勢4台がすべてQ3へ進出し、明日は3台がトップ5からのスタートとなります。

Q1は、序盤にランス・ストロール(アストンマーティン)が最終コーナーでクラッシュしたことにより、赤旗中断となります。
幸いにもドライバーは無事でしたが、バリアの修復に時間がかかり、20分以上にわたる中断を経て、セッションが再開。
その後、マックス・フェルスタッペンが1回のみのアタックで3番手、ピエール・ガスリーが4番手、セルジオ・ペレスが6番手、角田裕毅が7番手と、全車がスムーズに突破を果たします。

Q2では、決勝のスタートタイヤを考慮して、多くのマシンがミディアムタイヤを使用します。
ここではフェルスタッペンが圧倒的なペースを見せてトップタイムをマーク。同じくミディアムタイヤで臨んだペレスは7番手、チームメートのトウ(スリップストリーム)を受けて走ったガスリーが5番手となります。
PU交換によるグリッド降格ペナルティーが決まっていた角田は、ソフトタイヤでQ2に臨み、3番手タイムとなりました。

Q3では、2回目のアタックでフェルスタッペンの目前を走行していたペレスが、ターン10でさらに前を走っていた角田の走りに影響されてオーバーランを喫し、それを見たフェルスタッペンはアクセルを緩めます。
これによって2台ともに自己ベストタイムを更新できなかったものの、フェルスタッペンが3番手、ペレスが4番手でともに2列目スタートを確保しました。

ガスリーは、Red Bullとメルセデスに次ぐ5番グリッドを獲得。
角田は9番手となりましたが、ペナルティーを受けてグリッド降格により後方からのスタート。
他に降格となるドライバーの予選順位を上回ったため、明日は17番手スタートとなります。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のメキシコGP予選は、Honda勢の4台がQ3に進出し、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が3番手、ペレス選手が4番手と揃ってセカンドローを獲得しました。
FP3までと比較して、ライバルが予選で大きくタイムアップをしてきたことや、2台ともにQ3最後のアタックでクリーンなラップを走れなかったことにより、やや難しいセッションになったとも思っています。

Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手は、昨日から調子のよさを見せており、今日の予選でもトップの2チームに次ぐ5番手と、いいポジションを得ることができています。
PU交換のペナルティーによりグリッド降格が決まっている角田選手は、同様にペナルティーを受ける他のマシンよりも前でスタートすべく予選を戦い、3戦連続でQ3に進出して9番手のポジションを確保しました。
マシンのペースはよいので、明日のレースでは多くのオーバーテイクが見られることを期待しています。
このコースは1ラップの距離が短く、レースは71ラップとタフな戦いになりますが、Honda PUを搭載した4台のマシンがレースを最後まで全力で走り抜けるよう、準備を進めます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「今日はタイヤを機能させるのにとても苦戦して、あちこちでスライドしていたので、3番手という結果は悪くありません。
Q3の最初のアタックは最高の形ではなかったので、メルセデスとの差を見て妥当なものだと思いました。
マシンのバランスをさらに向上させる必要があったので、いくつか変更を試みましたし、Q3の2回目のアタックはまずまずでした。
前方で何が起きたのはよく分かりませんが、チェコ(ペレス)とユウキがワイドに膨らんで埃が舞い上がるのが見えたので、クラッシュが起きたのだと思いました。
このコースでは以前にイエローフラッグ違反を取られたこともあったので、スローダウンしましたが、それで勢いもタイムも失ってしまいました。
今週末はずっと競争力があったので、フロントロー独占ができずに残念です。
明日はまた違う日なので、エキサイティングなレースになればと思いますし、最初のコーナーまで距離があるので、そこで何が起きるか見ていきましょう」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 4位)

「 リアウイングに変更を施したことで、マシンはFP3と同じ状態ではなかったのですが、セッション中に調整して最適な状態になっていました。
ターン11で、前を走っていたユウキが突然コースオフして、最後のアタックが阻まれてしまいました。
彼がおかしかったわけではなく、僕が近づきすぎていたので、ブレーキをかけざるを得ませんでした。
そこでダウンフォースを失いましたが、不運にも多くのダーティーエア(前方からの乱気流)を浴びてコントロールを失って最後のアタックもできなくなってしまったのだと思います。

予選を通してペースはあまりよくありませんでしたが、最後のアタックに向かうまでに改善できており、その前のアタックでもタイムは上がっていましたし、最後はコンマ数秒向上できたと思います。
明日のレースに向けていいマシンに仕上げ、前を行くメルセデス勢にプレッシャーをかけるためにも、チーム全体で分析しなければなりません。
明日はグリッドの位置よりもスタートのほうが重要だと思いますし、長いレースになるので上位を目指していきます。
希望は持っていますし、ファンの皆さんにも楽しんでもらえればと思います。
観衆は本当に素晴らしく、たくさんの愛情とサポートを届けてくれます。
今は明日が楽しみですし、みんなとポディウムで一緒に祝福できればと思うので、全力を尽くします」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選 9位)

「今日の全体的なパフォーマンスに満足しています。
明日のレースではペナルティーが決まっているので、予選での目標はチームメートを手助けすることでした。
チャンピオンシップでの5位争いが続いている中、チームとして本当にいい仕事ができたと思います。
今週末はいいペースを見せられているので、明日はポイント獲得に向けて追い上げを目指していきます」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 5位)

「今日もいい結果が出せて5番手というのはとてもうれしいです。
チームは素晴らしい仕事でマシンを向上させ、それが上手く機能していました。
このレースウイークではとても力強さを感じています。
予選では全力を尽くし、6番手に0.3秒差で終えることができました。
ユウキもとてもいい結果でしたし、Q3では僕にトウを与えて助けてくれました。
明日もいい位置でフィニッシュできればと思います。
自分たちのことに集中して、ここメキシコでできるだけ多くのポイントを獲得すべくトライしていきます」

提供:本田技研工業(株)

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メキシコGP予選、ボタス(メルセデス)がポールポジション

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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11月06日(土)14時(日本時間:翌05時)からメキシコシティのロドリゲス・サーキットを舞台に2021年F1第18戦メキシコGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

予選Q3、2回目のアタックでペレスがコースアウト、後続のフェルスタッペンもタイムロスを喫することに。
結果、1回目のタイムの更新はできなかったものの、ボタス(メルセデス)がタイミングモニターの最上位を守り切った。
ボタスのポールはトルコGP以来になるもので今季3回目、自身通算19回目になる。
2番手は僚友ハミルトン(メルセデス)で、レッドブル有利の下馬評を覆した。
3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手サインツ(フェラーリ)、7番手リカルド(マクラーレン)、8番手ルクレール(フェラーリ)、9番手角田裕毅(アルファタウリ)、そしてノリス(マクラーレン)までがトップ10。

なお今回はペナルティによるグリッド降格が複数あるため、日曜日の実際のスターティンググリッドはこの後発表される。
メキシコGP決勝レースは7日(日)13時(日本時間:翌04時)から全71周で行われる。

メキシコGP公式予選の結果はこちら
メキシコGPの画像はこちら

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予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)3番手タイム

引き続きメキシコGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行で角田裕毅(アルファタウリ)がフェルスタッペン&ハミルトンに続く3番手タイムを記録、存在感をみせた。

2度目のアタックは路面コンディションの向上で各車さらにタイム短縮。
しかしジョビナッツィ(アルファロメオ)がコースアウト、瞬間的にイエローコーションとなったため、アタック中のサインツ(フェラーリ)はその煽りを食ったかたち。
ハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、角田裕毅(アルファタウリ)、ボタス(メルセデス)、ガスリー(アルファタウリ)、ルクレール(フェラーリ)、ペレス(レッドブル)、リカルド(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)までがQ3進出。

ここでの敗退はベッテル(アストンマーティン)、ライコネン(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、そしてオコン(アルピーヌ)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)7番手タイムで突破

11月06日(土)14時(日本時間:翌05時)からメキシコシティのロドリゲス・サーキットを舞台に2021年F1第18戦2021年F1第18戦メキシコGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は曇り、セッション開始時の気温は21度、路面温度は45度、コースはドライコンディションとなっている。

ミディアムタイヤを履いたラティフィ(ウィリアムズ)からまずコースイン。
しかし最初のアタックでストロール(アストンマーティン)が最終コーナーでクラッシュ。
マシンを大破させ、7分経過時点でセッションは赤旗中断。
ちょうどアタックに入っていたペレスらはベストタイムのチャンスをフイにした。
なおストロールはペナルティによりすでにグリッド最後尾が確定している。

33分から残り10分58秒でセッション再開。
タイムを記録しているのはまだ7台だけだ。
サインツ(フェラーリ)が無線でギヤボックスの不調を訴えたが無事復帰したようだ。
最初のアタックでフェルスタッペンがただ一人1分17秒台をマークしてトップに立つ。
Q1最速はボタス(メルセデス)、続いてルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)、ペレス(レッドブル)、ハミルトン(メルセデス)、角田裕毅(アルファタウリ)、ベッテル(アストンマーティン)、サインツ(フェラーリ)、ノリス(マクラーレン)、ライコネン(アルファロメオ)、リカルド(マクラーレン)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ラッセル(ウィリアムズ)、オコン(アルピーヌ)までがQ2進出。

ここでの敗退はアロンソ(アルピーヌ)、ラティフィ(ウィリアムズ)、シューマッハ(ハース)、マゼピン(ハース)、そしてクラッシュでノータイムのストロール(アストンマーティン)の5台となった。

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フリー3回目、地元ペレス(レッドブル)が最速タイム

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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11月06日(土)11時(日本時間:翌02時)からメキシコシティのロドリゲス・サーキットを舞台に2021年F1第18戦メキシコGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は18度、路面温度40度、コースはドライコンディションとなっている。
ただしサポートレースで路面にオイルが蒔かれ、処理のための石灰(?)が目立っている。

トップタイムは地元ファンの応援を受けるレッドブルのセルジオ・ペレス。
ベストタイム1'17.024を記録、午後の予選に期待をみせた。
2番手もレッドブルのフェルスタッペンでこちらは1'17.217。
そしてライバルであるメルセデスAMG勢のハミルトン(1'17.625)、ボタス(1'17.708)で続いた。
5番手サインツ(フェラーリ)、6番手角田裕毅(アルファタウリ)、7番手リカルド(マクラーレン)、8番手ガスリー(アルファタウリ)、9番手ルクレール(フェラーリ)、10番手ノリス(マクラーレン)となった。
ベッテル(アストンマーティン)は14番手、アロンソ(アルピーヌ)15番手。

真っ先にコースインするなど意欲をみせた角田は、ここでも好タイムをマークしたが、しかし別報の通りPU(パワーユニット)等の交換により日曜日はグリッド最後尾が決まっている。

メキシコGPフリー走行3回目の結果はこちら
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2021/11/06

ホンダ系チーム、フリー走行コメント(11/05)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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第18戦メキシコシティGPが開幕し、Hondaパワーユニット勢は4台すべてがトップ8以内のタイムをマーク。好調ぶりを発揮して初日を終えました。

この日のFP1から、角田裕毅のマシンに新たなパワーユニット(PU)を投入。これによるグリッド降格ペナルティーで、決勝では最後尾スタートとなることから、フリー走行ではレースペースの向上に注力しました。
2年ぶりのF1開催でセッション序盤は路面のグリップが低い状態でしたが、角田は初走行のサーキットで好調なペースを見せ、FP1では11番手につけます。

マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、ピエール・ガスリーは、FP1で3~5番手タイムをマーク。
ペレスは序盤のスピンでリアウイングを破損しましたが、セッション後半から走行を再開し、4台そろって精力的に周回を重ねました。

FP2では、フェルスタッペンが2番手に0.4秒差の首位に立ちます。
ペレスはFP1と同じ4番手、ガスリーと角田は6番手と8番手で、セッションを終えています。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「2年ぶりとなった今日のメキシコGP初日は、多くのファンがサーキットを訪れて非常にいい雰囲気の中でセッションが行われました。
とりわけ地元のペレス選手へは、コースを走行するたびにスタンドから熱い声援が送られています。

そんな雰囲気の中で、Red Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaの4台のマシンは大きなトラブルなくプログラムをこなし、また、ともにいいペースで走行できたことを前向きにとらえています。
このサーキットでは、高地ということで通常とは少々異なるPUのセッティングが求められます。
本日収集した多くのデータを解析して、ここから明日以降のセッションに向けて最適化を進めていきます。
なお、角田選手についてはシーズン残りのレースでのパフォーマンスと信頼性を考慮して、今回新しいPUを投入しています。
グリッド後方からのスタートになってしまいますが、ここでは速さがあると思いますので、ポジションアップを果たしてくれると思っています」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3- 1番手)

「 今日はチーム全体にとっていい一日になりました。
もちろんここからも改善を続けていきますが、全体的にいい感じだと思っています。
FP1ではトラックが埃っぽく、やや難しかったものの、FP2では大きく改善しました。
金曜のパフォーマンスから予選での戦闘力を占うのは難しいですし、まだ改善すべき項目がいくつかあると思っています。
ポジティブなスタートを切ることができましたし、明日以降に向けてチームとしていい感触をつかめています」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(4- 4番手)

「FP1でスピンはありましたが、それでも今日はしっかりと向上できたと思います。
マシンにダメージを負って、チームメンバーに余計な仕事をさせてしまったことは残念ですが、それを除けばポジティブな一日でした。
今日は一周のアタックよりもロングランに自信を持てたので、ショートランではまだ伸びしろがあります。
まだフリー走行がもう1セッションあるので、引き続き取り組み、明日はフロントローに並ぶことが目標です。
予選ではメルセデスとの差はわずかになるはずですが、フロントロー独占ができればと思います。
今日の内容から予選結果を予測できるとは思わないですし、明日はもっと差が縮まる筈で、どんな結果に終わるか面白くなるはずです。
初日からファンの歓声はものすごかったです。
この光景の中で大きな声援を受けるのは最高の気分で、みんなの熱狂的な想いが僕を後押しして、もっと速く走れます。
まだ金曜なのに、マシンを止めるたびに大声援が聞こえてきます!」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(11- 8番手)

「今日はとてもいい一日で、マシンバランスがよく、FP1から力強いペースを見せられたと思います。
ペナルティーが決まっているので、予選に向けたアプローチは異なりますが、多くの重要なデータが集められたので、今夜エンジニアが分析できる筈です。
今回は予選に向けた一周のタイムよりも、レースにフォーカスして取り組んでいくので、今日は多くのロングランをこなしました。
ここまでマシンに対していい感触を得ています」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(5- 6番手)

「今日はとても満足のいく一日でした。
両セッションともにトップ6以内で終え、マシンにもここまで多くのポジティブな面がありますし、明日はさらにパフォーマンスを向上できると思います。
とても滑りやすいコンディションなのはあまりよくありませんが、それでもかなりの競争力があるので、満足しています。
レースを考えると、タイヤの感触もなかなかいいです。
いつもメキシコではハードタイヤでもそこまで厳しくないコースで、特に前回のオースティンよりはいいのですが、ここまでのロングランについては満足しているので、明日に向けて今日の内容を分析していきます」

提供:本田技研工業(株)

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フリー2回目、ホンダF1勢がいずれも好タイム

Rodriguez Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月05日(金)15時(日本時間:翌6時)からメキシコシティのロドリゲス・サーキットを舞台に2021年F1第18戦メキシコGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は21度、路面温度43度、コースはドライコンディションとなっている。

セッション開始17分、ラッセル(ウィリアムズ)がギヤボックスの不調を訴え、結局ノータイムのままレーシングスーツを脱いだ。
続いてリカルド(マクラーレン)もマシントラブルかガレージに戻ってマシンを降りている。
トップタイムはフェルスタッペン(レッドブル)の1'17.301、これにボタス&ハミルトンのメルセデスAMG勢が続いた。
4番手にペレス(レッドブル)、5番手サインツ(フェラーリ)、6番手ガスリー(アルファタウリ)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手角田裕毅(アルファタウリ)、9番手ベッテル(アストンマーティン)、10番手がアロンソ(アルピーヌ)となった。
ホンダ・パワー勢はいずれも順調に4台すべてがトッフー10に入った。
それだけに角田のグリッド最後尾ペナルティは悔やまれる。
明日はフリー走行3回目セッションと注目の公式予選が行われる予定となっている。

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メキシコGPフリー1回目、初体験の角田裕毅は11番手

Rodriguez Circuit (C)Pirelli Motorsport
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11月05日(金)11時30分(日本時間:翌2時30分)からメキシコシティのロドリゲス・サーキットを舞台に2021年F1第18戦メキシコGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は曇り、セッション開始時の気温は18度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

前戦アメリカGPと同様、昨年は新型コロナウイルスの影響で開催されなかったため、2年ぶりの開催。
さらに普段使われていないサーキットのため、路面は超ダスティで各車猛烈な埃を巻き上げて始められた。
開始約10分、ルクレール(フェラーリ)が16コーナーの立ち上がりでスピン・クラッシュ、リヤウィング部を損傷イエローコーションに。
直後にペレス(レッドブル)がまったく同様に同地でスピン・クラッシュ、こちらもリヤウィング部を損傷させた。
渋滞で各車思うようなアタックは叶わないで終えたセッションだが、トップは1'18.341のボタス(メルセデス)、これに0.076秒の僅差でハミルトン(メルセデス)が続き、フェルスタッペン(レッドブル)は0.123秒差の3番手、さらにペレス(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)、サインツ(フェラーリ)、アロンソ(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)、オコン(アルピーヌ)、ベッテル(アストンマーティン)というトップ10に。
全20台中最多となる30周を走り込んだ角田裕毅(アルファタウリ)は11番手だった。

このあと15時(日本時間:翌06時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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角田裕毅(アルファタウリ)、パワーユニット交換でグリッド最後尾に

アルファタウリ・ホンダの角田裕毅とアストンマーティン・メルセデスのランス・ストロールが、メキシコGPのフリー走行1回目セッションを前にPU(パワーユニット)等の交換を申請、これにより2台はいずれも日曜日の決勝レースをグリッド最後尾からスタートすることになった。

それによれば両車はPU(パワーユニット)の他に、MGU-H(熱エネルギー回生システム)、TC(ターボチャージャー)等を交換、いずれも年間使用数を上回ったため規定により最後尾となったもの。

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2021/11/05

ペレス(レッドブル)に「母国GP初優勝」の期待

Rodriguez circuit (C)Force India F1
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今週行われるメキシコGPで、唯一母国グランプリを迎えるのがレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスだ。
2015年に復活した同グランプリに、ペレスは過去フォース・インディア及びレーシング・ポイントから参戦を果たしてきたが、最高は7位というものでこれまで表彰台の経験もない。
しかし2年ぶりの開催となる今シーズンはレッドブル・レーシングからで、表彰台はもちろん優勝の可能性も十分に期待されている。

前戦アメリカGPでもすでに母国から熱心な応援団が駆け付けていて、今週のメキシコでの盛り上がりは想像が付かないほどだ。
なおメキシコからはこれまでペドロ・ロドリゲスを始め、6人ものF1ドライバーを輩出している。

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来季はスプリント予選を倍の6戦に拡大の方向

Sprint Image (C)Honda Racing
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F1のロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターによれば、来シーズンの全23戦のうち6戦でスプリント予選方式を導入する予定であることを明らかにした。
これは今季、初開催の試みとして行われた全3戦の倍になるものだ。

今シーズンのテストはまだ11月のブラジルGPが残っているため、同グランプリが終了した上で全体の総合的評価をし最終的に決定されるというが、ブラウン氏は「来シーズンはマシン自体の変更もあるため、F1全体のバランスを取りながら合意を得て行いたい」と、導入に慎重な姿勢もみせている。

これまでのところすでに試したイギリス、イタリア共に決定的なマイナス要素は報告されておらず、また新たに導入を希望する候補地も複数あることから6戦は実現しそうだ。

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メキシコGPの週末、3日間いずれも雨の心配はなし

Rodriguez Circuit (C)Pirelli Motorsport 拡大します


 


今週、ロドリゲス・サーキットで行われる2021年第18戦メキシコGPの開催地であるメキシコシティ地方の天候について、地元気象台はフリー走行が行われる金曜日、公式予選の土曜日、決勝レースの日曜日共に晴れ時々曇りで、雨が降る心配はないと報じている。


 

































期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
11月05日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 7- 23度 10%
11月06日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 6- 22度 10%
11月07日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 8- 23度 10%

 

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2021/11/04

中嶋一貴(元ウィリアムズ)、WEC(世界耐久選手権)参戦終了

中嶋悟 & 一貴 (C)Williams F1
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今季WEC(世界耐久選手権)に参戦するトヨタ・チームのドライバーとして活躍する中嶋一貴(36歳)が、今週末開催される最終戦『バーレーン8時間レース』をもって、WECレギュラードライバーとしての役割を終えることが明らかとなった。

F1ドライバーとしての中嶋一貴は2007年から3シーズンに渡ってウィリアムズ・チームから参戦したが、最高位は2008年オーストラリアGPの6位というもので、F1では父親を越えることはならなかった。

WECではルマン24時間レースで3度の優勝を誇ると共に、セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソらと共にWECシリーズチャンピオンを獲得。
今季は最終戦を残した現時点で、首位に15ポイント差のランキング2位につけている。

公式リリースはこちら

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メキシコGPのスチュワードにダニー・サリバン氏

Danny Sullivan (C)Sauber Motorsport AG
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるメキシコGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元F1ドライバーであるダニー・サリバン氏(71歳:アメリカ)を指名した。
同氏のスチュワードは今年のオランダGP以来となるもので、自身通算27回目。
これはエマニュエル・ピロ氏の39回、デレック・ワーウィック氏の34回に次ぐものということになる。

サリバン氏は1983年シーズンに当時のティレル・チームから1年間F1に参戦、最高位はモナコGPの5位。
その後アメリカに戻って参戦したインディカー・シリーズで活躍。
1988年にはシリーズ・チャンピオン、1985年のインディ500レースで優勝したことで知られる。

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F1、2022年は週末のフォーマットを改定の動き

2022 F1 Car (C)Pirelli Motorsport
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F1は2022年シーズンから大きくレギュレーションの変更が行われるが、同時に週末のイベント・フォーマットも再変更が俎上に挙がっている。

その一つにロス・ブラウン/モータースポーツ・ディレクターが図っているのが、現在木曜日に行われている各チームのメディアデーだ。
ブラウン氏によれば木曜日のメディアデーを廃止、金曜日の午前に移動させ、これに伴い現在金曜日午前のフリー走行1回目セッションを2回目と合わせ金曜日の午後に集約させるというもの。
ただ金曜日の作業が増加することなどから現場では反対があるかも知れない。

なお、これまでは公式予選に出走した時点からマシンにパルクフェルメ規定が適用されてきたが、2022年からはフリー走行3回目セッションに出走した時点でパルクフェルメ規定の制約が適用されることが予定されている。

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2021/11/03

FIAディレクター、「Wイエローならラップタイム削除」

Yellow/Safetycar (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは、今週のメキシコGPにおいても前戦アメリカGPで試験投入した「Wイエロー(黄旗が2本振動)下でのラップタイムは安全のため自動的に削除される」方針であることを明言した。

これは、Wイエローゾーンのコーナーを含むセクタータイムについて、状況の如何に関わらず明確な減速を徹底させるため、そのタイムを無効にするというもの。
これまでは路面状況であるとかを考慮していたが、今回からは問答無用の措置が図られることになる。

なおアメリカGPでこれに該当したのはフリー走行3回目セッションでのライコネン(アルファロメオ)の一例だけだった。
ドライバーらからは「安全のため」同意する声が大勢であることから今後定着するものとみられる。

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スプリント予選にリバースグリッド導入のアイデア

Signal Image (C)Ferrari S.p.A
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F1は新たな魅力を創造すべく今シーズンから一部グランプリにスプリントレース予選方式を試しているが、さらにリバースグリッド方式を導入しようという動きがあることがわかった。

これはF1マネージング・ディレクターを務めるロス・ブラウン氏が明らかにしたもの。
それによれば日曜日の本番レースではなく、スプリントレース予選に限って行うというもので、上位10台か8台のみに適用されるとのことだ。

同氏は早期の導入を検討すべく、近くWMSC(世界モータースポーツ評議会)に提案したいとしているが、リバースグリッド方式にはドライバーらから以前から根強い反対意見があり、合意が得られるかどうか不明なままだ。

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ホーナー代表(レッドブル)、「2022年マシンは別物に」

2021 Redbull RB16B (C)RedBull Racing
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前年の規定をほぼ踏襲した2021年シーズンとは異なり、2022年のマシンは規定変更に伴い大きく変貌するようだ。
これについてレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、「どのチームにとってもゼロからのスタートになるから面白い。
すべてが大きなチャレンジ」と意欲をみせた。

2022年の新レギュレーションではとりわけエアロダイナミックス面の変更が大きく、前後のウィングのみならず、グランドエフェクトが導入されることから通常では目に出来ないフロア部分も一新される見込みになっている。
思惑通りになれば、サイド・バイ・サイドの激アツバトルが繰り広げられる筈だ。

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2021/11/02

ハミルトン(メルセデス)の復活希望は南アフリカGP

1993 South Africa GP (C)Williams F1
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南アフリカGPは1993年のキャラミ・サーキットでの開催を最後に約30年近くF1グランプリから遠ざかっているが、ハミルトン(メルセデス)が南アフリカGPの復活を望んでいることがわかった。
それによれば北米でグランプリ数が拡大することに賛意を示しつつも、バランスとしてアフリカ大陸での開催を後押しするというもの。
またかねて取り組む人種問題からの観点もありそうだ。

ちなみに2007年にF1デビューしたハミルトン(メルセデス)自身に南アフリカGP参戦の経験はないが、1993年は26台出走中の実に19台がリタイヤという壮絶なレースだった。
この時のウィナーはマクラーレンのセナを抑えてウィリアムズのプロスト。
日本からは鈴木亜久里(フットワーク)や片山右京(ティレル)も参戦していた。

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FIAディレクター、「マイアミGPは魅力的コース」

Miami GP Image (C)Hard Rock Stadium
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来年5月に初開催が決まっているフロリダ州のマイアミGPだが、実際にそのコースを視察したFIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは、その魅力を讃えた。

「確かにマイアミGPのコースはNFLハードロック・スタジアムの駐車場を利用したものだが、かつてのラスベガスのような物とは全く違うものだ。
それはまるで専用サーキットのように設営された本格的なもの。
彼らは実にいい仕事をしているよ」と、賞讃した。

以前のラスベガスで行われたグランプリではホテルの駐車場を利用して造られたが、直角コーナーばかりの単純なレイアウトでドライバーからは不評きわまるものだった。

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オーストラリアGP、スプリント予選方式の導入望む

Albert Park Circuit (C)Williams F1
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この2年間、新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされたオーストラリアGP、2022年は4月に第3戦として計画されているが、新たに今年先行テストが行われた『スプリント予選』方式を導入したい意向を明らかにした。

これは同グランプリの主催者であるAGPC(オーストラリア・グランプリ株式会社)のアンドリュー・ウェスタコット/CEOが次のようにメディアに語ったもの。

「まだ(導入が)確定した訳ではないが、11月にはスプリント予選方式の導入についてステファーノ・ドメニカリ/CEOと話し合いを始めたいと考えている。
実現すればおそらくファンをわくわくさせるようなイベントになると期待しているよ」

同方式は今年すでにイギリス、イタリアで試験導入済み。
11月にはブラジルGPでもテストが行われる見込みだが、これまでは概ね好評価を得ているようだ。

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2021/11/01

来季開催のマイアミGP、前売りチケット販売が好調

Miami GP Image (C)Hard Rock Stadium
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来年5月に第5戦として開催が予定されているフロリダ州のマイアミGPだが、このほど行われたチケットの先行販売ではかなり高価な価格設定にも関わらず、1時間足らずで完売になったということだ。

アメリカでは先週行われたばかりのオースティンでも3日間延べ40万人が観戦に訪れたということで、今回の販売数は不明なもののF1人気が盛り上がっているのは間違いないようだ。
同国ではさらにラスベガスやインディアナポリスでも開催の気運が高まっていると報告されている。

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山本左近氏(元スパイカーF1)、衆院選比例で初当選

山本 左近/Spyker F1 (C)Spyker F1
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元スパイカー等のF1ドライバーで、今回行われた衆院議員選挙の東海ブロックに自民党比例単独で出馬した実業家の山本左近氏(39歳)が当選確実となったことがわかった。
元F1ドライバーが国会議員になるのは日本では初のこととなる。

同氏は2006年に当時のスーパー・アグリからF1デビュー、スパイカーF1やHRTなどで走り、最高位は2007年日本GP(富士スピードウェイ)の12位というものだった。

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アウディ&ポルシェ、年内にもF1参戦決定の噂

Porsche F1 (C)Porsche AG
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2026年シーズンから大きな規格変更が予定されているF1だが、改定に向けての会議に共にフォルクスワーゲン傘下のアウディ&ポルシェはスタート時から参加している。
このことから両社の2026年F1参入は確実とみられているが、ドイツ国内の報道によれば年内、早ければ11月中にも参戦体制が正式発表される見通しということだ。

注目されるPU(パワーユニット)供給先としては、アウディがレッドブル・グループと、またポルシェのほうはマクラーレン・レーシングと組むという見方が強まっている。
実現すればアウディは初、またワークス参戦としてのポルシェは1964年以来、マクラーレンとのパートナーシップでは1987年以来のコンビということになる。

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