« ウィリアムズ、アブダビGPフリーでエイトケン起用へ | トップページ | カタールGP責任者、「言論の自由を保証する」 »

2021/10/28

ホーナー代表(レッドブル)、「ペレスにFLポイント狙いは酷だった」

Redbull Duo (C)Honda Racing
拡大します
アメリカGP決勝レースで、レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスはフェルスタッペン、ハミルトンに次ぐ3位でフィニッシュしたが、これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、ペレスにファステストラップ・ポイントを狙わせる戦術もあったことを明かした。

当時このレースのファステストラップはハミルトンが記録していて、もしペレスが最終盤にピットインしてフレッシュ・タイヤに替えればハミルトンに与えられるファステストラップ・ポイント1点を奪える可能性があった。

熾烈なチャンピオンシップ争いを考えれば、チーム戦略として十分にあり得た作戦だったが、同代表は「タイトル争いを考えれば後々重大な意味を持つ1点になったかも知れないが、それは同時にペレスから3位表彰台というチャンスを捨てることになるもの。
われわれにはそれはできなかった」と、述懐した。

その結果フェルスタッペンはハミルトンとのポイント差を1点余計に詰められたが、ペレスは3位の15点を勝ち取ることとなった。

|

« ウィリアムズ、アブダビGPフリーでエイトケン起用へ | トップページ | カタールGP責任者、「言論の自由を保証する」 »