ホーナー代表(レッドブル)、「ペレスにFLポイント狙いは酷だった」
Redbull Duo (C)Honda Racing
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アメリカGP決勝レースで、レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスはフェルスタッペン、ハミルトンに次ぐ3位でフィニッシュしたが、これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、ペレスにファステストラップ・ポイントを狙わせる戦術もあったことを明かした。
当時このレースのファステストラップはハミルトンが記録していて、もしペレスが最終盤にピットインしてフレッシュ・タイヤに替えればハミルトンに与えられるファステストラップ・ポイント1点を奪える可能性があった。
熾烈なチャンピオンシップ争いを考えれば、チーム戦略として十分にあり得た作戦だったが、同代表は「タイトル争いを考えれば後々重大な意味を持つ1点になったかも知れないが、それは同時にペレスから3位表彰台というチャンスを捨てることになるもの。
われわれにはそれはできなかった」と、述懐した。
その結果フェルスタッペンはハミルトンとのポイント差を1点余計に詰められたが、ペレスは3位の15点を勝ち取ることとなった。
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