『降格』がメルセデス・チームに有利に働く可能性も
Mercedes Duo (C)Mercedes Motorsports
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既報のように今回のトルコGPではチャンピオンシップをリードするハミルトン(メルセデス)が4基目のICE(エンジン)投入したため10グリッド降格のペナルティを受ける。
これにより予選1位だったハミルトンは11番手へと降格になるが、これが結果的にチャンピオンシップに影響を与えることになるかも知れない。
というのも最大のライバルであるフェルスタッペン(レッドブル)は、ハミルトンの降格で本来3位の奇数番グリッドから2位の偶数グリッドに変更となる。
一般的に走行ラインから外れる偶数番は路面のグリップが少なくスタートで出遅れる可能性が高いとされている。
一方皮肉にも、ペナルティを受けるハミルトン自身は再び奇数列からのスタートとなり優位性を確保したままとなる。
フロントロウ・スタートのフェルスタッペンにとって理想のスタートはボタスを交わして1コーナーにトップで入ることだが、最小限後方からのマシンに抜かれないことだ。
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