ピレリ、「想定以上の路面グリップ」
Image (C)Pirelli Motorsport
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昨年のトルコGPでは、開催の直前に全面舗装が施工されたということで、路面はアスファルトの油分が染み出したとみられ、グリップ力の低下に各ドライバー共に頭を悩ませるシーンが続出した。
そのせいもあり、ピレリは昨年のトルコGPより一段柔らかいコンパウンドのタイヤを持ち込んだが、今度は逆に想定以上のグリッブだとして再び混乱に陥ってしまうことになった。
これについてピレリ陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「おそらくサーキット側が直前に行ったという高圧洗浄が路面を一新させたのだと思う。
しかしわれわれにはグランプリ直前までそうした対策について報告がなかったため、このような結果になった。
見たようにソフトタイヤは柔か過ぎて摩耗が激しく、およそ決勝レースでは使いものにならないのではないか。
本来、こうした状況は事前にFIA(国際自動車連盟)を通じて知らせを受け取る筈が、今回はすでにわれわれの準備が終わってからだった」と、状況を説明している。
ピレリでは決勝レース中にグレーニング(ささくれ摩耗)が多発しないか、警戒しているという。
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