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2021年10月

2021/10/31

リカルド(マクラーレン)、「まだ改善できる」

Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
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今季イタリアGPでマクラーレン・レーシング加入後初勝利、今回のアメリカGPでもチームメイトのノリスと共にW入賞を果たしたダニエル・リカルドだが、「まだ戦闘力は改善できる」と、手応えを語っている。

「成績は上向いていると思うけれど、まだこれが限界じゃない。
数え上げればいくつも小さなミスをしているしね、まだ伸び代はあるんだ。
それにマシンの操縦性はずいぶん良くなったとはいえ、まだ僕のスタイルに完全に合致してはいない。
マシンのすべてを引き出すにはまだ時間が必要だよ」

これについては同チームのアンドレアス・ザイドル代表も認めているが、シーズンはもう終盤で、時間的猶予はあまりない。

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フェラーリ、ピットストップでライバルに後れ

Carlos Sainz (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームのカルロス・サインツは、ピットストップに時間が掛かることでライバルに後れを取っていると訴えた。

サインツによれば、フェラーリ・チームはチャンピオンシップでいま鎬を削っているマクラーレン・レーシングとの戦いで、順位を決定づけるピットストップ・タイムで負けているということだ。
事実、今回のアメリカGPでフェラーリ・チームはリカルド(マクラーレン)に対しアンダーカットに出たものの、ピット作業で大きくタイムをロス、サインツを嘆かせている。

「残念だけど、またピットストップで大きくタイムロスをしてしまったよ。
これで2戦連続のこと。
僕らがコクピットでどれだけの思いでタイムを詰めているかを考えて欲しいな」とサインツ。
これには同チームのマッティア・ビノット代表も「明らかにピット作業には改善すべきことがある。
もう一度作業全体を見直し、原因を突き止めなければならない」と、クルーに檄を飛ばした。

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ホンダF1人材、撤退後にレッドブルへの転籍も

山本 雅史 (C)Honda Racing
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目下ホンダはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のタイトル獲得に総力を挙げて取り組んでいるが、エンジン・サプライヤーとしては今シーズン限りでの撤退がすでに決定、来シーズンからはF1パワーユニットの知的財産権をレッドブル・グループに移行させることが決まっている。

これにより現在ホンダF1に所属する人材はホンダの他のセクションに異動となるが、一部人材の中にはこれを機にレッドブルへ転籍する可能性があるようだ。
『フォーミュラ1』が報じた中には、レッドブルの計らいで先のアメリカGPの表彰式で壇上に上がった山本雅史マネージング・ディレクターの名前も挙げられているという。

ただこれについて本人は、将来の可能性として否定はしないものの、「現在は全力で今季のチャンピオンシップを戦っていてそうしたことを考える時間はない」と、語っている。

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2021/10/30

ダニール・クビアト、米NASCAR転向も視野のうちか

NASCAR Image (C)Nascar Media
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角田裕毅の起用で、アルファタウリ・ホンダのシートを失った形となったダニール・クビアト(27歳:ロシア)が、アメリカの人気シリーズ『NASCAR』への転向を視野に入れているようだ。
クビアトはF1のレースシート喪失後、アルピーヌF1のテスト&リザーブドライバーを務めながら2022年のF1復帰を目指すとしていたが、現実には叶わない様相。

これはこうした状況を受け、ハースF1チームのギュンター・シュタイナー代表が示唆したもの。
本来ハースはアメリカ系チームで、オーナーのジーン・ハース氏はこのNASCARでもスチュワート・ハース・レーシングの共同オーナーを務めていてその可能性は十分にあると言えそうだ。
これを裏付けるように、実際クビアトはNASCARのレースを視察したとみられている。

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ジェイミー・チャドウィック、夢のF1に近づく

Jamie Chadwick (C)Williams F1
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女性だけの戦いである今季Wシリーズで2度目のタイトル獲得を果たしたジェイミー・チャドウィック(23歳:イギリス)が、F1ステップアップの夢を英『BBCスポーツ』で顕わにしている。

「もちろんF1へのステップアップにはまだ多くの障害があるのはわかっています。
これまではみなスポット参戦に終わっていてまだ本格的なフル参戦した女性はありませんが、私はそれを目指しています。
そのためには今のウィリアムズ・レーシングでの仕事(開発ドライバー)は大きな意味を持っていると確信しています」と、意欲をみせた。

これまでアマティやウィルソン、ガリカ、フィリッピス、そしてロンバルディらF1に挑戦した女性ドライバーはいるが、成功を収めたとは言い難く、チャドウィックには期待が掛かっている。

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ペレス(レッドブル)、テキサス・デモでドーナツターン

Redbull Demo (C)RedBull Racing
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F1はいまアメリカ、メキシコと北米2連戦を戦っているが、このスケジュールを利用してレッドブル・レーシングはテキサス州でデモンストレーションランを敢行した。
場所はダラスの市街地特設コースを利用したもの。

規定によりマシンは旧型のものが使われ、コクピットにはセルジオ・ペレスが収まった。
ダラスのハーウッド地区に設営された特設コースで、ペレスは繰り返しドーナツターンを披露。
昨年は新型コロナウイルスの影響で行われなかったためデモラン自体が2年ぶり、ペレスにとってレッドブルのマシンでは初のドーナツ体験となった。

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2021/10/29

オコン(アルピーヌ)、「アメリカGPの路面は限界」

Esteban Ocon (C)Alpine F1 Team
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アメリカGP決勝レースをリヤサスペンション・トラブルによるリタイヤで終わったアルピーヌF1チームだが、これについてエステバン・オコンはサーキット・オブ・ジ・アメリカズの路面に不満を訴えた。

「ここの路面はちっとも改善されていないよ。
実際、多くのチームでフロントウィングやリヤサスペンションを損傷させたり、セットアップで大きな妥協を強いられたりしているんだ。
とてもまともなグランプリを開催できるレベルの路面ではないね。
もしもこれで改修が終了したというのなら、来年はここでアメリカGPを開催すべきではない」と、ぶちまけた。

まだ最終的な解明ではないとしながらも、アルピーヌの2台を襲ったマシントラブルはいずれも荒れた路面のバンプにより生じたものと考えているようだ。

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マイケル・アンドレッティ、ザウバーの買収計画難航か

Andretti Autosport (C)Andretti Autosport
かつては自身もF1ドライバーで、現在はインディカー・シリーズで重要なポジションを占めるアンドレッティ・オートスポーツを運営するマイケル・アンドレッティ氏だが、F1進出を図るべく買収を進めてきたザウバー・モータースポーツとの交渉が難航しているようだ。

ザウバーはF1の表舞台からは去ったものの、アルファロメオ・レーシングを実質的に運営していて、アンドレッティ氏はそのザウバー・モータースポーツを監理する投資会社と交渉を進めてきたとされる。
しかしこのほどアメリカGPが行われたオースティンで会合の場を持った結果、両者は最終的な条件で折り合いが付かなかったと伝えられている。

なおアンドレッティ氏の父親マリオ氏は1978年のF1チャンピオンだ。

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カタールGP責任者、「言論の自由を保証する」

Losail Circuit (C)Redbull Racing
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今年、新型コロナウイルスの影響で中止になったオーストラリアGPの代替イベントとして新規開催が決まった中東カタールGPだが、F1関係者の中には同国の報道事情について懸念を示す向きがあるという。
例えば同国で行われている大型スポーツ施設の建設に携わる労働者を巡る報道が当局から弾圧を受けているというものだ。

これについてカタールGPの責任者で地元QATC(カタール・オートモビル&ツーリング・クラブ)のアブデラマン・アル・マナイ会長は「言論の自由を保証する」と明言した。

近年F1ではルイス・ハミルトンを筆頭に政治的な問題についても踏み入った発言がされるようになっていて、カタールGPの開催についてはその政治事情に懸念の声が聞かれている。

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2021/10/28

ホーナー代表(レッドブル)、「ペレスにFLポイント狙いは酷だった」

Redbull Duo (C)Honda Racing
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アメリカGP決勝レースで、レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスはフェルスタッペン、ハミルトンに次ぐ3位でフィニッシュしたが、これについて同チームのクリスチャン・ホーナー代表は、ペレスにファステストラップ・ポイントを狙わせる戦術もあったことを明かした。

当時このレースのファステストラップはハミルトンが記録していて、もしペレスが最終盤にピットインしてフレッシュ・タイヤに替えればハミルトンに与えられるファステストラップ・ポイント1点を奪える可能性があった。

熾烈なチャンピオンシップ争いを考えれば、チーム戦略として十分にあり得た作戦だったが、同代表は「タイトル争いを考えれば後々重大な意味を持つ1点になったかも知れないが、それは同時にペレスから3位表彰台というチャンスを捨てることになるもの。
われわれにはそれはできなかった」と、述懐した。

その結果フェルスタッペンはハミルトンとのポイント差を1点余計に詰められたが、ペレスは3位の15点を勝ち取ることとなった。

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ウィリアムズ、アブダビGPフリーでエイトケン起用へ

Jack Aitken (C)Williams Racing
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ウィリアムズ・レーシングは、12月に行われる今季最終戦アブダビGPのフリー走行1回目セッションで、ジャック・エイトケン(26歳:イギリス)を起用することを明らかにした。
どちらのマシンになるかは未定。

以前ルノー・チームでテストドライバーだったエイトケンは現在ウィリアムズ・レーシングでテスト&開発ドライバーを務めているが、昨年のサクヒールGPではメルセデスAMGチームから参戦となったジョージ・ラッセルの代役としてスポット参戦した経緯がある。
この時は16位だった。

今シーズン、夏に行われたスパフランコルシャンでのGTレースで負傷したが、リハビリを進め怪我から回復、今月からレース活動を再開している。

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FIAディレクター、メキシコGPでドライバーの不満に対応

 FIA
アメリカGPで起きたスチュワード裁定に対するドライバーからの不満の声に、FIA(国際自動車連盟)は次戦メキシコGPの際のドライバーズ・ブリーフィングで、説明の場を設ける方針を示したことがわかった。
これは、決勝レース中にコースを外れてオーバーテイクしたドライバーに対し、順位を戻すよう指示したケースと黙認したケースがあり、レーススチュワード(審査委員)による裁定が「公平でない」とドライバーから不満の声が出されていたものによる。

レース結果に直接影響する裁定だけにドライバーからの声も熱いが、FIAのマイケル・マシ/レースディレクターが果たしてどのように対処できるのか、注目される。

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2021/10/27

アロンソ(アルピーヌ)、スチュワードの裁定に不満吐露

Fernando Alonso (C)Alpine F1
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アメリカGP決勝レースを残念ながらリタイヤで終えたアルピーヌF1のフェルナンド・アロンソだが、レース中のスチュワードの裁定に一貫性がないと別なる不満を吐露した。

「ライコネン(アルファロメオ)と争っていた当時、16周目サイド・バイ・サイドで飛び込んだ1コーナーで、彼はワイドにコースを外れて僕をオーバーテイクしたにも関わらず、そのまま戻さず行ってしまったんだ。
他のドライバーなら絶対に順位を戻させた筈のケースだろう。
それなのにスチュワードはそのままにしたんだ。
おかしいだろう、ドライバーによってルールが変わるなんて」と、こぼした。

なおリタイヤの原因はリヤウィングの損傷ということだが、詳しくは調査中とのことだ。

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メルセデスAMGのマシンに車高装置に疑惑の声

Mercedes W12 (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームのマシン『W12』に、ストレートでリヤサスペンションを下げる装置が不正に使われているのではないか、という疑惑の声が上がっていることがわかった。

これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、ライバルのレッドブル・レーシングからFIA(国際自動車連盟)に調査をするよう伝えたということだ。
それによれば『W12』はストレートになるとリヤの車高を下げる仕組みとなっていて、より高速が出せる仕組みになっているというもの。
しかしメルセデスはサスペンション・システムはここ数年変更されておらず、他チームのものと異なるようなシステムではないとしている。
今回の予選最高速度では、メルセデスAMG勢が4-6番手、レッドブル勢は17-18番手だった。

レッドブルから出された疑いの目についてメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ代表は、「われわれはそんな所(ライバルへの抗議)に精力を使ってはいない」と、皮肉っている。

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新規参入アウディはフルワークス参戦体制希望か

 Audi (C) Audi AG

2026年に予定されるF1レギュレーション改定に合わせ、新規参入が期待されるアウディ&ポルシェだが、共にVW(フォルクスワーゲン)グループの2社ではあるものの、F1参戦にあたって両社には異なる思惑があるようだ。

それによれば、ポルシェのほうがエンジン・サプライヤーとしての参画であるのに対し、アウディのほうは自身でチームを持つフルワークス参戦体制を希望しているのではないか、というもの。
ただその場合、新規参入チームの立ち上げよりも既存チームの買収のほうが現実的となるが、それでも候補を見出すのは極めて困難とみられている。
現実的にはレッドブルやウィリアムズ、マクラーレンなどの名前が浮上しているようだ。

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2021/10/26

フェルスタッペン(レッドブル)の逃げ切り優勝に周回遅れが貢献

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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アメリカGP決勝レース、追撃するハミルトン(メルセデス)をわずか1秒余りのギャップで逃げ切ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、「周回遅れのシューマッハ(ハース)によって助けられた」と明かした。

それによれば当時ラップ毎に差を詰められていたフェルスタッペンは、自身がハミルトンによってDRSを使われる直前、逆に周回遅れのシューマッハが目の前に現れたため、自分でDRSを使えるチャンスに恵まれたとのこと。
これによりフェルスタッペンは最後までハミルトンにオーバーテイクされることなく、無事ポールTOウィンを飾ることができたことになる。
ハミルトンにとっては痛恨のDRSになったが、レース後はライバルの勝利を素直に称えていた。

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アルファタウリT/D、角田裕毅の戦いを評価

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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アルファタウリ・ホンダでテクニカル・ディレクターを務めるジョディ・エジントン氏が、9位フィニッシュした角田裕毅のアメリカGPでの走りについて次のように讃えた。

「ガスリーがサスペンション・トラブルでリタイヤとなったのは残念だったが、角田がみごとな戦いぶりで入賞を果たしてくれた。
最後まで冷静に走りきった彼のレースはポイント獲得に相応しいものだったよ」と高く評価。

予選Q3進出のアタックをソフトタイヤで決めた角田は決勝レースで不利とみられたそのタイヤでのスタートを余儀なくされたが、本番では逆にオープニングラップで順位を上げ、早めの交換となったハードタイヤでも損傷を労りつつしっかりと結果に結び付けたもの。

角田の入賞でアルファタウリは、共にリタイヤとなったアルピーヌF1とのポイント差を2点詰める結果となった。

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鈴鹿サーキット、『ホンダモビリティランド』に

Honda Mobilityland (C)Honda Racing
日本を代表する国際コースである鈴鹿サーキット(鈴鹿市)を運営する(株)モビリティランドは、開場60年を迎える2022年の3月から、社名を『ホンダモビリティランド(株)』に変更することを明らかにした。

なお同社は栃木県のツィンリンクもてぎも運営していて、こちらは開場25周年になる。

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2021/10/25

フェルスタッペン、ハミルトンとの見応えある闘いを 2 ストップ戦略で制す (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorsports
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2021 アメリカグランプリ 決勝
2021年10月24日、オースティン

キーポイント

• ポールポジションからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、2ストップ戦略で緊迫した戦術的レースを制しました。フェルスタッペンは、オープニングラップでメルセデスのルイス・ハミルトンにトップを奪われた後、11周目に P Zeroイエロー・ミディアムから P Zeroホワイト・ハードへ交換し、3周後にピットストップを行なったハミルトンに対する「アンダーカット」に成功してトップの座を奪還しました。
• フェルスタッペンは、2回目のピットストップもハミルトンより先に行いました。フェルスタッペンより 8周遅くピットストップを行なったハミルトンは、フレッシュなハードタイヤでフェルスタッペンを猛追し、フィニッシュ時には1秒以内に詰め寄っていました。
• フェルスタッペンとハミルトンが、ともにミディアム – ハード – ハードと繋ぐ戦略を採った一方、3位を獲得したレッドブルのセルジオ・ペレスは、新品のハードタイヤを1セットのみ保有していたことから、ミディアム – ミディアム – ハードの2ストップ戦略を実行しました。
• バンプの存在、粗い路面、高速の第1セクターなどを特徴とするタイヤに厳しいCOTAのトラックでは、摩耗とデグラデーションが極めて高いレベルであることが金曜日のフリー走行で確認されていました。
• 午前中に雨がぱらついたものの、レース中は温暖なドライコンディションが継続しました。ただ、強い風が吹いていました。レース中の気温は31℃、路面温度は39℃前後でした。
• フェラーリのカルロス・サインツとアルファタウリの角田裕毅以外の全ドライバーは、P Zeroイエロー・ミディアムタイヤでスタートしました。サインツと角田は、予選Q2でベストタイムを記録した P Zeroレッド・ソフトでスタートしました。
• 予測通り、2ストップが主流のレースとなりました。2名のドライバーのみが3ストッパーでした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2 : レースでのメインタイヤとなりました。大半のドライバーが、ハードで 2スティントを走行し、厳しいコンディションの下で比較的デグラデーションの小さいハードをマネージしました。フェルスタッペンは、ハードで27周のファイナルスティントを走行しました。ハミルトンは、ハードでファステストラップポイントを獲得しました。
• ミディアム C3 : 大半のドライバーがスタート時に装着しました。アストンマーティンのランス・ストロールは、ミディアムでは最長となる18周のオープニングスティントを走行しました。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは、ミディアムでは最長の21周の第2スティントを走行しました。予測通り、今日のコンディション下、ミディアムは、より多くのマネジメントを必要としました。
• ソフト C4 : フェラーリのカルロス・サインツは、ソフトで11周のオープニングスティントを走行しました。ソフトでスタートしたサインツと角田は、短いオープニングスティントとハードによる長い2つのスティントを走行して、ともにポイントを獲得しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「気温が高く路面が粗いサーキットにおいて、予測通りタイヤの摩耗率が高くなったことで、ほぼ全ドライバーがミディアムでスタートし、メインタイヤとしてハードを使用する戦略が主流となりました。この戦略は、厳しい要求に見事に対応していました。また、いくつか見られたロングスティントが、チャンピオンシップ争いの主役たちによるスリリングなフィナーレを演出しました。マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンは、レース前のタイヤアロケーションは同じでしたが、レースでのタイヤの使い方は異なりました。ハミルトンが終盤によりフレッシュなタイヤを最大限に活用した一方、フェルスタッペンは「アンダーカット」によって得たトラックポジションのアドバンテージを活かしました。その結果、完璧なタイヤマネジメントを行なった2人のドライバーによるスリリングなフィナーレへと導く見応えある戦略的な戦いとなりました」


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ペレス(レッドブル)、「敵はドリンクシステム」

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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前戦トルコGPに続き、今季4回目となる表彰台をゲットしたレッドブル・レーシングのセルジオ・ペレス(31歳:メキシコ)だが、今回は思わぬ伏兵に会い、苦戦を強いられたようだ。

「今日はレース前からあまり体調が良くなかったんだ。
その上アメリカは暑く、体力的に厳しいレースになることを覚悟したよ。
そしたら頼みのドリンクシステムが1周目から不調で全然飲むことができなかった。
お陰でこれまで一番の辛いレースになってしまったよ」と、事情を説明。

それでも次戦メキシコはペレスにとって待望の母国グランプリ。
「故郷のファンの前で、また表彰台に上がりたいものだね」と、好成績への期待を込めた。

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(10/24)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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アメリカGPの決勝は、ファイナルラップまでもつれる激しい戦いとなり、マックス・フェルスタッペンが優勝。
セルジオ・ペレスが3位に入り、Red Bull Racing Hondaは2戦連続のダブル表彰台。
Hondaとしては1991年以来30年ぶりのアメリカGP制覇となりました。

Red Bull Racingにとっては、これが通算200回目の表彰台獲得。
奇しくも1965年のメキシコGPでHonda RA272がF1初勝利を挙げた10月24日に達成となりました。
表彰台には、山本雅史マネージングディレクターがコンストラクターの代表として登壇しました。
Acuraのロゴをまとっての勝利と合わせ、Hondaとして記録と記憶に残るレースになりました。

ポールポジションからスタートしたフェルスタッペンですが、スタート直後のターン1でルイス・ハミルトン(メルセデス)に先行を許します。
しかし、Red Bull Racingはこれを戦略で挽回。
序盤の10周目にピットインを行ってペースを上げ、アンダーカットによってリードを奪い返そうと試みます。

ペレスは3番手をキープして、12周目にミディアムタイヤに交換。
数周後にハミルトンも反応してピットインを行い、フェルスタッペンが首位に浮上しました。

10番グリッドとなった角田裕毅は、好スタートを決めて8番手にポジションアップ。
8番手スタートのピエール・ガスリーは、10番手にポジションを落としたものの、バルテリ・ボッタス(メルセデス)をパスして9番手に浮上。
Scuderia AlphaTauri Hondaの2台は連なって序盤を走行します。
9周目に角田がピットイン。
ガスリーはその次の周にピットインしたものの、マシンのリア部分に不調を訴えてピットへ戻り、残念ながらそのままリタイアとなりました。

レース中盤では、ハミルトンが差を詰めてきますが、Red Bull Racingはアグレッシブな戦略を採り、ハミルトンのアンダーカットを防ぐべく、フェルスタッペンが29周目に2度目のピットインを行ってハードタイヤに交換。
チームはコース上でのポジションを重視し、ここから最後まで走り切る作戦に出ます。

ペレスは32周目に2度目のピットストップを行い、3番手のポジションをキープ。
角田は34周目にピットへ入ると、ポイント圏内を目指して前方のマシンを追いかけます。

早めのピットインを行ったフェルスタッペンは、ハミルトンに対して8周古いタイヤでの走行となります。
ハミルトンはタイヤ交換後から差を詰め始めるものの、フェルスタッペンもペースをうまくマネージして対応。
最終ラップに入った時点で2人の差は1秒を切っていましたが、最後にペースを一段上げたフェルスタッペンが、1.3秒差でチェッカーフラッグを受け、今季8勝目を挙げました。

ペレスは、ドリンクシステムの不具合によって水分補給がままならない中でのレースとなりましたが、順位をしっかりと守って3位フィニッシュ。
コンストラクターズチャンピオンシップでは、Red Bull Racing Hondaがメルセデスとの差を13ポイント詰めました。
角田もポジションを譲らずに9位でレースを終え、2ポイントを獲得しています。

ドライバーズチャンピオンシップでは、フェルスタッペンがリードを拡大し、シーズン残り5戦で12ポイント差となりました。
次戦は、2週間後の11月8日(日)に決勝が予定されているメキシコGPで、ペレスの母国GPとなります。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のアメリカGP決勝は、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手がポール・トゥ・ウインで優勝を飾りました。
ペレス選手が3位に入り、前戦トルコGPでのHondaスペシャルカラーに続き、今回はAcuraをリアウイングに付けたマシンで、2戦連続のダブル表彰台を獲得することができました。

フェルスタッペン選手は早めにピットインする戦略を採り、それに対してピットインを遅らせたハミルトン選手が終盤激しく追い上げを仕掛けてきましたが、レースペースを見事にマネージしてポジションを守り切り、優勝しました。
マックス選手の素晴らしい走りで、とてもエキサイティングなトップ争いになったレースだったと思います。

チームメートのペレス選手は、週末を通して速さを見せ、2戦連続の3位を獲得。
コンストラクターズチャンピオンシップを争うチームに大きく貢献しました。
また、今回は山本さん(マネージングディレクター)が表彰台に上がりましたが、Red Bull Racingからのうれしい計らいとリスペクトに感謝しています。

Scuderia AlphaTauri Hondaの角田選手は、素晴らしいスタートで2台をオーバーテイクすると、その後も粘り強い走りで9位入賞を果たしました。
6戦ぶりのポイント獲得、2戦連続のQ3進出と合わせて今後もこの勢いを持ってシーズン終盤を戦ってくれればと思います。
ガスリー選手についても、序盤は入賞圏内でいい走りを見せていただけに、サスペンショントラブルによってリタイアせざるを得なかったことは残念でした。

次戦は、ペレス選手の母国メキシコでのレースとなります。
今シーズンのレースも残り5戦となりましたが、われわれにとっては長く厳しい戦いが続きます。
一戦一戦の結果がとにかく大切になってきます。チームとともに万全の準備をして次戦に臨みます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 1位)

「エキサイティングなレースでしたが、ここでファンの皆さんの前で勝利できるのは、素晴らしい気分です。
レース中ずっとプレッシャーがあり、ルイス(ハミルトン)がどれほどの速さで追いついてくるのか分かりませんでした。
僕のスタートは問題なかったと思いますが、ルイスがそれ以上によかったです。
そこで、僕らはターン1でリードを失ってからはアグレッシブな戦略を採り、最初のスティントで早めにピットインをしました。
第2スティントでは、僕らがアンダーカットされてしまうタイム差にいたので、それに対応しました。
この暑さの中で、最後のスティントは非常に長くなりましたが、コース上でのポジションを重視しました。
最後の2周はタイヤがかなり厳しく、グリップがあまり残っていませんでした。
ただ、最後2周に入る際に、前方にハースのマシンがいてDRSを使うことができたので、最後まで順位を守り切れました。
今日はチーム一丸となってすべてを出し切りました。チェコ(ペレス)と一緒に表彰台に上がれて最高の気分です」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 3位)

「これまでで一番厳しく、長いレースでした。
レース前から具合はあまりよくなかったのですが、1周目にドリンクシステムが止まってしまい、今日の暑い気候の中では体力的にとても厳しい状況でした。
20周目を終える頃までは相当苦戦してしまい、マックスとルイスについていけなかったのは残念ですが、このレースウイークではポジティブなことが多くありましたし、2週連続で表彰台に立てたのもいいことです。
チームにとっても素晴らしい結果で、アンダーカットが機能してルイスにスキを与えず、僕がマックスをカバーすることができたので、とても満足しています。
メキシコGPもとても楽しみで、チームは過去に相性がいいので、自分のホームレースにいいパッケージで臨めます。
レースが待ちきれませんし、ホームのファンの前で再び表彰台に上がれればと思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝 9 位)

「今日はいい一日になりました。
チャンピオンシップでの戦いにおける貴重なポイントをチームに持ち帰ることができたので、本当にうれしいです。
とても暑い中でタフなレースになりました。
ソフトタイヤでのスタートで、周りのマシンとは異なる戦略だったので楽ではなかったのですが、オープニングラップでアドバンテージを持っているということでもあるので、それを最大限活かそうとトライしました。
今日のペースはかなりよかったので、ポイントを獲得できて満足しています」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝リタイヤ)

「残念ながら、今日はサスペンションに問題が起きてしまい、リタイアせざるを得ませんでした。
なぜサスペンションにトラブルが出たのか、まだはっきりしないので、ここから確認していく必要があります。
現状の中団の戦いでは、一つのポイントがとても重要になるので、今日はフラストレーションの溜まる結果です。
今週末はずっと素晴らしい雰囲気の中で走れていたので、最後までレースができていればと思っていました。
チェッカーフラッグを受けられずに残念です」

提供:本田技研工業(株)

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やっぱり酷かったアメリカGP路面のバンプ

Image (C)Honda Racing
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2年ぶりの開催となったアメリカGPだが、そのコースであるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは前回路面のバンプが酷く、大きな問題となっていた。
今回のイベントを前に、FIA(国際自動車連盟)のマイケル・マシ/レースディレクターは、サーキット側から路面補修が完了しているとの報告を受けたと説明していたが、多少は改善されたとしても実際にはドライバーらからの不満の声は消えることがなかった。

優勝したフェルスタッペン(レッドブル)のマシンもフリー走行でリヤウィングにクラックが入ったとのことで、予選モ・決勝レースを前に緊急の補修を施すシーンが放映されていた。
これについてメルセデスAMGチームのトト・ウォルフ代表も「場合によってはドライバーを危険な状況にさらしかねない」として、コントロールタワーに強い姿勢で申し入れていた。

すでにアメリカでは来季からはマイアミGPが増加、さらにはラスベガスやインディアナポリスなどもグランプリ開催に動いていて、オースティンは本格的な対策の講じを避けられない様相だ。

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アメリカGPはフェルスタッペンがポールTOウィン飾る

Max Verstappen (C)Honda Racing
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10月24(日)14時(日本時間:04時)からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2021年F1第17戦アメリカGPの決勝レースが全56周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は27度、路面温度37度、路面はドライコンディションとなっている。
なお上位ではサインツ(フェラーリ)と角田裕毅(アルファタウリ)2台だけがソフトタイヤで他はすべてミディアムタイヤでのスタートとなっている。

スタートでハミルトンがトップに立ち、レッドブル勢は2-3番手に。
ストロールがラティフィと接触して大きく後退。
角田裕毅は8番手に上がり、ボタスを抑えている。
その角田は10周目にハードタイヤに交換、14位まで順位を落とす。
直後にフェルスタッペンもタイヤ交換、5位に落ちるがハミルトンに対しアンダーカットを仕掛ける。
14周目にハミルトンがピットインし2位に落ち、アンダーカット成功。
15周目、ガスリーがリヤサスペンションにトラブルかスローダウン、ガレージに戻ってリタイヤに。
28周目、マーシャルによるデブリ回収でバーチャル・セーフティカーに。
30周目、トップのフェルスタッペンが2度目のピットストップ、新品のハードタイヤに。
43周目、オコン(アルピーヌF1)がガレージに戻ってそのままリタイヤに。
ストロール(アストンマーティン)にトラックリミット違反3回になり黒白旗の警告、もう一度やるとタイム・ペナルティが待っている。
51周目、アロンソ(アルピーヌF1)もガレージに戻ってリタイヤ。
53周目、角田の背後にイタリアGPライコネン(アルファロメオ)がスピン、コースアウト、10位から12位に順位を落とす。

フェルスタッペンがハミルトンの猛追を下し、56周のレースをトップで走り抜けた。
フェルスタッペンの優勝は地元オランダGP以来8勝目で自身通算18勝目、チャンピオンシップ争いでも首位の座を守りきった。
2位ハミルトン(メルセデス)、3位ペレス(レッドブル)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位リカルド(マクラーレン)、6位ボタス(メルセデス)、7位サインツ(フェラーリ)、8位ノリス(マクラーレン)、9位角田裕毅(アルファタウリ)、10位ベッテル(アストンマーティン)までがポイント獲得。
以下、11位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12位ストロール(アストンマーティン)、13位ライコネン(アルファロメオ)、14位ラッセル(ウィリアムズ)、15位ラティフィ(ウィリアムズ)、16位シューマッハ(ハース)、17位マゼピン(ハース)までが完走。
リタイヤはアロンソ(アルピーヌF1)、オコン(アルピーヌF1)、そしてガスリー(アルファタウリ)の3台となった。
F1次戦はロドリゲス・サーキットで行われるメキシコGP(11月07日決勝)になる。

アメリカGP決勝レースの結果はこちら
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ホンダ系チーム、公式予選コメント(10/23)

Max Verstappen (C)Honda Racing
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第17戦アメリカGPの予選は、最終アタックまでもつれ込む僅差の戦いとなり、Red Bull Racing Hondaが1-3グリッドを獲得しました。

フェルスタッペンが今季9度目のポールポジション獲得。ペレスが3番手に続く前日に続き、気温が30℃まで上がる中、Q1がスタート。
Hondaパワーユニット勢は、4台ともに好ペースを見せ、マックス・フェルスタッペンの2番手を筆頭に、セルジオ・ペレスが3番手、ピエール・ガスリーが7番手、角田裕毅が11番手となって、全車がQ2へ進出しました。

Q2では、Red Bull Hondaが2台ともミディアムタイヤでアタック。Scuderia AlphaTauri Hondaはガスリーがミディアム、角田がソフトと選択を分けました。

ここでは、フェルスタッペンが首位に立ち、ペレスが2番手に。
ガスリーと角田も8番手と10番手に入り、前戦トルコGPに続き、Hondaパワーユニット勢は、4台全車がQ3進出を果たしました。

Q3では、全車がソフトタイヤを履いてのアタックとなり、1度目のアタックでは、ペレスがトップタイムをマーク。
フェルスタッペンが2番手に続き、1-2体制となります。
フロントロー独占を目指して2度目のアタックへ向かいましたが、最終盤でわずかに雨が落ちてきます。
そんな中、フェルスタッペンは全車で唯一1分33秒台に入れる好ラップで、自身12回目のポールポジションを獲得します。

ペレスは最後の雨の影響もあり、2番手にわずか0.015秒差の3番手。
ガスリーと角田は9番手と10番手でセッションを終えましたが、バルテリ・ボッタス(メルセデス)のグリッド降格により、ガスリーは8番グリッドからのスタートとなる予定です。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のアメリカGP2日目は、昨日と同様に外気温・路面温度ともに高めのコンディションの中で行われました。
予選では、前回のトルコGPに続きHonda PUを搭載する4台のマシンがQ3に進出し、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手がポールポジションを獲得しました。
同僚のペレス選手が3番手。2位に非常に僅差で予選1-2は逃しましたが、いいポジションからのスタートとなります。
そして、Scuderia AlphaTauri Hondaのガスリー選手が9番手、角田選手が10番手。

両チームともに金曜日の走行結果から車体そしてPUのセットアップを煮詰めてFP3で走行し、その変更がいい方向に機能していることを確認した上で、さらに予選に向け最適化を進めて臨みました。
結果として、それぞれ競争力のあるパッケージに仕上げることができたと思います。
明日のレースは、また厳しい戦いになると思います。
まずはいいスタートを決め、4台のマシンともにいいポジションで終われるよう、チームとともに気温などのコンディションも十分に考慮して準備を進めます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 1位)

「予選結果には驚きましたが、ポールポジションを獲得できてうれしいです。
僕にとっては、ここまで楽なレースウイークにはなっておらず、バランスを追い求めていたので、Q3のラップですべてをまとめられてとても満足しています。
今日のチーム全体のパフォーマンスにも満足していて、2人そろってQ3でいいラップができたことがうれしいです。
昨日に比べてバランスが改善し、マシンはかなり快適に感じました。
予選でこのペースを示せたことは、明日のレースに向けてもポジティブですが、絶対にタフな戦いになると予想しています。
明日は気温が上がってタイヤにも厳しくなるので、面白い展開の筈です。
明日も自分たちの戦いに集中していきます。
クリーンなスタートを切って、できるだけ速く走れればと思います」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 3位)

「 今日の結果はうれしいですが、ポールポジションを目指せるペースがあったので、100%満足はしていません。
少し残念ではありますが、最終アタックでかなり強い雨が降り始めたため、最後尾を走行していてセクター3でタイムをロスしてしまったのは少し不運でした。
最後のアタックは非常に厳しい戦いで、最終ラップの結果で決まることは分かっていました。
マックスとルイス(ハミルトン)は素晴らしい仕事をしましたし、僕らはそれぞれ妥当なポジションに収まりました。
今週末、競争力を見せられていることは、これからに向けて自信を与えてくれますし、これまでのハードワークの結果です。
そして、ここからもさらに向上していけると思っています。
明日に向けていいポジションにつけられましたが、長くさまざまなことが起きるレースになる筈です。
ここではファンの皆さんの大きな声援があるので、素晴らしい結果を届けられればと思います」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選10位)

「今日はFP3から向上を果たすことができましたし、まずまずだったと思います。
セッション序盤のペースではQ2進出も厳しいかもしれないと思っていたので、いい一日になってよかったです。
オースティンは初めてということもあり、レースウイークを通じて向上し、徐々にペースを上げていく必要があります。
チームメートを見ると、まだタイムの伸びしろはありますが、トップ10からスタートできるのはいいことです。
このレースウイーク中、チームがマシンに多くの変更を加えてくれたことがいい方に行っています。
エンジニアとメカニックにはとても感謝しています」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 9位)

「今日は満足のいく一日でした。
僕らの上位には、4つのトップチームだけなので、明日はいい位置からスタートできます。
金曜日が予想よりも厳しかったのですが、今日に向けて改善することができましたし、バルテリ(ボッタス)のペナルティーによって8番手からのスタートになります。
ミディアムタイヤでQ2を突破できたのもいいことで、明日は戦略の幅が広がります。
このコースはタイヤに厳しいので、非常に僅差の戦いになると思います。
採れる戦略は多くあるので、今夜はそれぞれの可能性を確認し、明日に向けてベストなものを選んでいきます」

提供:本田技研工業(株)

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2021/10/24

アメリカGPスターティンググリッド修正版

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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今回のアメリカGPではPU(パワーユニット)交換でボタス(メルセデス)が5グリッド、また関連コンポーネンツ等複数の交換でベッテル(アストンマーティン)、アロンソ(アルピーヌF1)、そしてラッセル(ウィリアムズ)らがグリッド最後尾の降格ペナルティを受けた。

修正されたアメリカGPのスターティンググリッドはこちら

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アロンソ(アルピーヌ)もPU交換で最後尾グリッドに

Fernando Alonso (C)Alpine F1
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メルセデス・パワー勢のPU(パワーユニット)関連交換が相次ぐ中、ルノー・パワーのアロンソ(アルピーヌF1)のマシンもアメリカGP2日目を前に下記のコンポーネンツを交換することを発表、これによりスターティンググリッド最後尾からのスタートとなることが決まった。

・4基目ICE(エンジン)
・4基目TC(ターボチャージャー)
・4基目MGU-H(熱エネルギー回生システム)
・4基目MGU-K(運動エネルギー回生システム)
・3基目ES(エネルギーストア)
・3基目CE(コントロール・エレクトロニクス)
・9基目EX(エクゾーストシステム)

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アメリカGP予選、フェルスタッペン(レッドブル)が逆転ポール

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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10月23日(土)16時(日本時間:翌06時)からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2021年F1第17戦アメリカGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

1回目のアタックでペレスがトップに立つとお隣メキシコからの観客から盛大な歓声が沸き起こった。
この時点でレッドブル勢の1-2、メルセデスAMG勢2台がこれに続いた。
各車2度目のアタックを終え、ハミルトン(メルセデス)が一旦はトップに立ったがすぐさまフェルスタッペン(レッドブル)が逆転。
しかし大声援を受けたペレス(レッドブル)は惜しくもフロントロウに届かず3位に留まった。

フェルスタッペンのポールポジションは今年イタリアGP(繰り上がり)以来の今季8回目で自身通算12回目の快挙となった。
4位はボタス(メルセデス)、5位ルクレール(フェラーリ)、6位サインツ(フェラーリ)、7位リカルド(マクラーレン)、8位ノリス(マクラーレン)、9位ガスリー(アルファタウリ)、そして10位が角田裕毅(アルファタウリ)というトップ10グリッドになった。

アメリカGP決勝レースは24日(日)14時(日本時間:翌04時)から全56周で行われる。

アメリカGP公式予選の結果はこちら
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予選Q2、角田裕毅(アルファタウリ)、Q3に進出

引き続きアメリカGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行でフェルスタッペンはトップタイムを記録したもののペレスのほうはリカルドと共にトラックリミット違反でノータイムのピンチ。
角田は9番手。

2度目のアタックを終え、Q2トップはフェルスタッペン(レッドブル)、2番手ハミルトン(メルセデス)、3番手ノリス(マクラーレン)、4番手ルクレール(フェラーリ)、5番手ボタス(メルセデス)、6番手サインツ(フェラーリ)、7番手ペレス(レッドブル)、8番手ガスリー(アルファタウリ)、9番手リカルド(マクラーレン)、そして10番手角田裕毅(アルファタウリ)までがQ3進出となった。
ここでの敗退はオコン(アルピーヌF1)、ベッテル(アストンマーティン)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、アロンソ(アルピーヌ)、そしてラッセル(ウィリアムズ)の5台となった。

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予選Q1、ホンダ・パワー勢4台共にQ2進出

10月23日(土)16時(日本時間:翌06時)からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2021年F1第17戦アメリカGPの公式予選Q1が始められた。
18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は29度、路面温度は37度、コースはドライコンディションとなっている。

例によってハースF1勢の2台からコースイン。
前半のアタックではレッドブル勢が1-2、ガスリー(アルファタウリ)8番手、角田裕毅(アルファタウリ)も10番手に着けた。

各車最後のアタックに入るが、ジョビナッツィ(アルファロメオ)がスピンしてイエローコーションになり後続はタイムを失う。
上位が走らなかったこともありトップはルクレール(フェラーリ)に。
これにフェルスタッペン(レッドブル)、ペレス(レッドブル)、リカルド(マクラーレン)、ノリス(マクラーレン)、サインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、ハミルトン(メルセデス)、ボタス(メルセデス)、ベッテル(アストンマーティン)というトツプ10。
さらに角田裕毅(アルファタウリ)、ラッセル(ウィリアムズ)、オコン(アルピーヌF1)、アロンソ(アルピーヌ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)までがQ2進出。
ここでの敗退はストロール(アストンマーティン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ライコネン(アルファロメオ)、シューマッハ(ハース)、そしてマゼピン(ハース)の5台となった。

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フリー3回目、再びペレス(レッドブル)が最速タイム

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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10月23日(土)13時(日本時間:翌03時)からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2021年F1第17戦アメリカGPのフリー走行3回目セッションが始められた。
天候は晴れ、セッション開始時の気温は28度、路面温度36度、コースはドライコンディションとなっている。
なおこのセッションからトラックリミットがこれまでの9コーナー、19コーナーに加えさらに6コーナーも追加されたことが伝えられた。
その6コーナーでボタス(メルセデス)がコースアウト、このスピンでタイヤを1セット無為にしたようだ。
さらにラッセル(ウィリアムズ)もコースアウト。

トラックリミットでベストタイム取り消しが相次ぐ中、トップタイムをマークしたのは初日に続いて再びペレス(レッドブル)で1'34.701。
2番手にサインツ(フェラーリ)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、以下ノリス(マクラーレン)、ボタス(メルセデス)、リカルド(マクラーレン)、ガスリー(アルファタウリ)、ハミルトン(メルセデス)、ルクレール(フェラーリ)、オコン(アルピーヌF1)と続いた。
ベッテル(アストンマーティン)は11番手、アロンソ(アルピーヌ)17番手、角田裕毅(アルファタウリ)18番手だった。

アメリカGPフリー走行3回目の結果はこちら
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相次ぐPU(パワーユニット)関連交換の申請

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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2021年シーズンも終盤となり、PU(パワーユニット)や関連コンポーネンツが規定の年間使用数を超えるマシンが増えてきた。

今回のアメリカGPにおいても、いずれもメルセデス製のユーザーである下記の3チームから規定数をオーバーする交換申請が出されている。

【ICE(エンジン)】(年間3基目まで)
・ボタス(メルセデス)6基目。
・ベッテル(アストンマーティン)4基目。
・ラッセル(ウィリアムズ)4基目。

【TC(ターボチャージャー)】(年間3基目まで)
・ベッテル(アストンマーティン)4基目。
・ラッセル(ウィリアムズ)4基目。

【MGU-H(熱エネルギー回生システム)】(年間3基目まで)
・ベッテル(アストンマーティン)4基目。
・ラッセル(ウィリアムズ)4基目。

【EX(エクゾーストシステム)】(年間8基目まで)
・ボタス(メルセデス)6基目。
・ベッテル(アストンマーティン)5基目。
・ラッセル(ウィリアムズ)4基目。

*規定数オーバーの初回は10グリッド降格。
*2回目以降は5グリッド降格。
*計15グリッド以上の降格は最後尾グリッドに。
*最後尾が複数の場合はペナルティ決定が早い順。

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2021/10/23

ペレス&シューマッハの接触事故はお咎めなしに

FIA
アメリカGPのレーススチュワード(審査委員)は、フリー走行1回目セッション終了間際に起きたセルジオ・ペレス(レッドブル)とミック・シューマッハ(ハースF1)の接触事故について、車載映像や関連するテレメトリーのデータ等を検証した結果、インシデント(出来事)としてどちらにもペナルティは科さないことを明らかにした。

事故は12コーナーで起きたもので、オーバーテイクしようとしてシューマッハのインを突いた後続のペレスとシューマッハとが接触したもの。
シューマッハはペレスの存在を認識していたが、前を走る遅いマシンに集中していたためオーバーテイクに気付かなかったという。
ペレスはそのまま走行、シューマッハは接触でスピンしコースアウトしたが大事には至らなかった。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(10/22)

Sergio Perez (C)Redbull Racing
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第17戦アメリカGPが、テキサス州のオースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で開幕。
FP2でセルジオ・ペレスがトップタイムをマークし、Hondaパワーユニット勢は順調な滑り出しとなりました。

Red Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaの4台が、Acuraのロゴをまとって臨む今大会。FP1から高温多湿のコンディションになったものの、両チームともに精力的に走行を重ねました。

FP1では、マックス・フェルスタッペンの3番手を筆頭に、ピエール・ガスリーが6番手、ペレスが7番手と3台がトップ10入り。
ペレスは、セッションの終盤にミック・シューマッハ(ハース)との軽い接触がありましたが、マシンに大きな影響はなく、走行を継続できました。

COTA初走行となる角田裕毅は、FP1で全ドライバー中最多の周回を走行。
徐々にペースを上げながらコースの習熟を進め、FP2では16番手となりました。

ガスリーはFP2で12番手にとどまり、フェルスタッペンも多くのトラフィックに遭いながら8番手タイムをマークしましたが、ペレスは2番手に約0.25秒差をつけてトップタイムをマーク。
2年ぶりの開催となったCOTAの初日を首位で終えました。

土日にかけて気温はさらなる上昇が予想されていますが、この日収集したデータをもとに、土曜の予選へ向けて前進すべく、準備を進めていきます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「2年ぶりのアメリカGP初日は、ここ数年と比較すると気温・湿度ともに高い状況での開催になりました。
今週末は、Acuraブランドのロゴをマシンやヘルメット、レーシングスーツに載せて走行しています。
マシンにAcuraのロゴが載るのは初めてで、特に米国で広く知られるAcuraブランドを付けてレースができることをうれしく思っています。
また、今回は100%の観客動員でレースが開催されており、グランドスタンド、観客席から多くの声援を送ってくれているのを大変うれしく思います。

今日は通常の初日と同じく、コンディションに応じてPUのセッティング最適化を進め、順調にプログラムを消化することができました。
今週末もれわれの強力なライバルと戦うため、予選・レースに向け戦闘力を上げるべく、今日のデータを解析して予選・レースに向けてセッティングを煮詰めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(3- 8番手)

「楽な一日にはならず、コースはかならバンピーでマシンの調整に苦労しましたが、いくつかポジティブな面はあったので、今夜も引き続き取り組んでいきます。
FP2では、トラフィックに阻まれる形でソフトタイヤでのアタックができませんでした。
明日は予選でいいラップが出せるように、すべてが上手くいけばと思います」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(7- 1番手)

「今日はいい一日となり、FP2は希望を持てる内容でしたが、明日の予選は非常に僅差の戦いになる筈です。
メルセデス勢はかなり手強いことが明らかだったので、勝負所で彼らがどうなるのか見ていきます。
僕らはあとコンマ数秒上げなければならないと思うので、明日はポールポジション争いができるように上手くまとめていかなければなりません。
マシンを向上させるために、エンジニアと試すことがたくさんあります。
ロングランのペースやタイヤデグラデーションの面でも伸びしろがあると思いますが、おおむねポジティブな初日となりました」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】((18-16番手)

「オースティンでの初日を楽しむことができました。
初めてのサーキットですが、すぐにいいアプローチをつかむことができて、ドライビングが楽しかったです。
ただ、ここまでマシンのペースはあまりよくないので、今夜はやるべきことが多くありますし、ターン19でのトラックリミットにも苦戦しました。
すべてのデータを解析して、明日は再び力強いパフォーマンスが発揮できるはずだと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(6-12番手)

「今日の午後はかなり厳しいセッションになりました。
マシンがまったく反応しないような感じだったので、明日に向けてやるべきことが多くあります。
今シーズンで最もタフなFP2だったと思います。
これまでどのサーキットでも競争力を発揮できていたので不思議ですが、ここオースティンではとても厳しい状況です。
今夜はハードワークをしますが、まだペースは上げられると思いますし、予選ではもっと戦闘力のある状態にできる自信があります」

提供:本田技研工業(株)

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フリー2回目、ペレス(レッドブル)がトップタイム記録

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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10月22日(金)15時(日本時間:翌05時)からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2021年F1第17戦アメリカGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
引き続き天候は晴れ、セッション開始時の気温は29度、路面温度39度、コースはドライコンディションとなっている。

このコースでは9コーナーと19コーナーにトラックリミットが設定されているが、ここをオーバーしてタイム取り消すケースが相次ぎ、アロンソ(アルピーヌ)などはコースアウトしてマシンを損傷するシーンまでみられた。

ベストタイムを記録したのはペレス(レッドブル)で1'34.946だった。
以下、ノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)、ボタス(メルセデス)、リカルド(マクラーレン)、ストロール(アストンマーティン)、ルクレール(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、サインツ(フェラーリ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)の順。
ガスリー(アルファタウリ)は12番手、角田裕毅(アルファタウリ)は16番手だった。
明日はフリー走行3回目セッションと注目の公式予選が行われる予定となっている。

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アメリカGPフリー1回目、メルセデスAMG勢最速

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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10月22日(金)11時30分(日本時間:翌1時30分)からオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズを舞台に2021年F1第17戦アメリカGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は晴れ、セッション開始時の気温は27度、路面温度31度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

既報の通り、ホンダ・パワー勢は今回『アキュラ』ブランドになっている。
悪評だった路面のバンプは改善されたいうもののまだ少し残っているようだ。
このセッション、メルセデスAMG勢の2台だけがベストタイムを1分34秒台に入れ、そのスピードを見せつけた。
トップはボタスで1'34.874、僚友ハミルトンが1'34.919、3番手にフェルスタッペン(レッドブル)が1'35.806で続いた。
以下、ルクレール(フェラーリ)、サインツ(フェラーリ)、ガスリー(アルファタウリ)、ペレス(レッドブル)、ノリス(マクラーレン)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ライコネン(アルファロメオ)というトップ10。
ベッテル(アストンマーティン)14番手、15番手のアロンソ(アルピーヌ)は開始早々にマシントラブルでストップ、セッションは一時赤旗中断となった。
角田裕毅(アルファタウリ)は18番手に留まった。
なおボタスは日曜日の決勝レース前にICE(エンジン)交換の予定ということで事実ならグリッド降格のペナルティを受けることになる。

このあと15時(日本時間:翌05時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

アメリカGPフリー走行1回目の結果はこちら
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ベッテル(アストンマーティン)、エンジン交換へ

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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アストンマーティンF1は、22日(金)から始まるアメリカGPに先駈けセバスチャン・ベッテルのマシンでPU(パワーユニット)を交換して臨む方針を明らかにした。

これはメルセデス・パワー陣営の中ではメルセデスAMGチームに次ぐ年間使用基数オーバーということになる。
なおまだFIA(国際自動車連盟)から正式発表がないため本体だけの10グリッド降格になるのか、関連コンポーネンツも交換しての最後尾グリッドになるのかは不明。
チームでは「アメリカGPのコースは割とオーバーテイクが可能なのでダメージ最小限に留めたい」としている。

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2021/10/22

アメリカGPの週末、いずれも雨の心配はなし

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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今週、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われる2021年第17戦アメリカGPの開催地であるテキサス州オースティン地方の天候について、地元気象台はフリー走行が行われる金曜日、公式予選の土曜日、決勝レースの日曜日共に晴れ時々曇りで、雨が降る心配はないと報じている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
10月22日(金) フリー走行 晴れ時々曇り 21- 30度 10%
10月23日(土) 公式予選 晴れ時々曇り 21- 30度 20%
10月24日(日) 決勝レース 晴れ時々曇り 22- 32度 20%

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ラスベガス、アメリカで三番目のGPに名乗り

1981 US Grand Prix Las Vegas
(C)Williams F1 拡大します
自動車王国のアメリカで、三番目のグランプリ開催が実現するかも知れない。
これはイタリアの専門紙『アウトスプリント』が報じたもので、カジノで有名なネバダ州のラスベガスが、2023年の開催に向け交渉を行っているというもの。

ラスベガスは1980年代に2回だけ市街地特設コースを使ってグランプリが開催(アラン・ジョーンズとミケーレ・アルボレートが優勝)されたことがあるが、もう40年も前のことになる。
また来年は現在のオースティンに加えてフロリダ州マイアミでのマイアミGP初開催が決まっているだけでなく、過去に実績のあるインディアナポリスのF1復活も話題になっている。

さらに現在インディカー・シリーズに参戦中のアンドレッティ・オートスポーツがザウバー・チームに買収の働き掛けをしているとの噂もあって、いまF1はアメリカによって翻弄されている形だ。

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アメリカGPのスチュワードにエマニュエル・ピロ氏

Emanuele Pirro (C)Audi Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)は今週末行われる2021年F1第17戦アメリカGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元ベネトン等のF1ドライバー、エマニュエル・ピロ氏(59歳:イタリア)を指名したことがわかった。
同氏のスチュワード就任は今年第10戦イギリスGP以来となるもので、自身通算39回目となり引き続き全体の最多記録を更新するものになった。

ピロ氏はスポーツカーレースで活躍、5回のルマン24時間レース優勝を記録したレジェンド。
F1では1989年オーストラリアGPの5位(ベネトン・フォード)が最高位。
一昨年のカナダGPではベッテル(フェラーリ)の勝利をフイにするペナルティ裁定を下したことで一躍渦中の人となった経緯がある。

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F1アメリカGP、バスケットのNBAとコラボ

NBA 75th logo (C)NBA
F1とバスケットのNBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエーション)が、今週末行われるアメリカGPでパートナーシップを提携、記念イベントを行うことを明らかにした。

これは新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの開催となったアメリカGPと、創設75周年を迎えたNBAとを記念したもの。
その一環としてサーキット・オブ・ジ・アメリカズのパドックに設置されたバスケットボールのハーフコートでF1ドライバーによるフリースロー大会が行われ、イベントで集められた収益は任意の慈善団体へ寄付されるとのことだ。

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2021/10/21

F1、競技レギュレーションの変更を1年先送りへ

Image (C)Mercedes Motorsports
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FIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシ氏が、2022年からに予定していたF1競技レギュレーションの変更を1年先送りし、2023年シーズンに行う方針であることを明らかにした。

本来、F1は2022年から大幅な変更を予定していたが、技術レギュレーションの変更がかなりのボリュームで負担になると予想されることから2022年はこちらを優先し、競技レギュレーションのほうは大筋を1年先送りすることでエントラントが理解する時間的余裕を確保しようというものだ。

マシ氏は「あまりに多くのことを同時にしようというのは賢明なことではない。
規則が十分に理解され、円滑な変更になるのが適切だ」とし、チーム側への配慮の結果であることを強調した。
ただそれでもスプリントレース予選の拡大やモナコGPのタイムスケジュール変更などは2022年からの変更が必須議題として予定されている。

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ホンダF1勢、『アキュラ』ブランドでアメリカGP挑戦

Acura Brand (C)Honda Racing
ホンダ製パワーユニットを搭載して戦うレッドブル・レーシング&アルファタウリの4台は、今週行われるアメリカGPに『アキュラ』のロゴを掲載して参戦することを明らかにした。

『アキュラ』はホンダの米国向けブランドで、過去にもマクラーレン・ホンダやホンダF1で参戦した際にドライバー・ヘルメットのパイザーに掲載されたことがある。
マクラーレン・ホンダではアイルトン・セナ&アラン・プロスト、ホンダF1ではジェンソン・バトン&ルーベンス・バリチェッロ以来のことで、実に14年ぶりのことになる。

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フラビオ・ブリアトーレ氏(元ルノー)がF1現場復帰か

Flavio Briatore (C)Renault F1 UK
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以前、ベネトンやルノー・チームで代表を務めていたフラビオ・ブリアトーレ氏(71歳:イタリア)が、F1の舞台に復帰するのではないかと報じられている。

これはF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOがイタリア・メディアから取材を受けた際にほのめかしたもの。
同CEOは具体的な内容や個人名を出した訳ではないが、噂が急速に広まっているようだ。

チーム代表当時、その鋭い指導力で華々しい結果を残したブリアトーレ氏だが、2009年のルノー当時に起きたいわゆる『クラッシュ・ゲート事件』で自チームのドライバーだったピケ・ジュニアに人為的なクラッシュを指示したとして責任を問われ、F1から追放処分を受ける結果となっていた。
その後FIA(国際自動車連盟)との間で和解が合意され、F1への復帰は可能になっている。

噂についてブリアトーレ氏は、「F1で新しい展開が待ち受けている」と、意味深な示唆を与えている。

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2021/10/20

メルセデスAMGチーム、ペトロナス撤退の報道を完全否定

Petronas (C)Mercedes Motorsport 拡大します 急速に広まった『ペトロナス』によるメルセデスAMGチームとのタイトル・スポンサー契約終了のニュースについて、双方ともに「根拠がない報道」としてこれを完全否定した。

 

それによれば両者のパートナーシップ契約は2022年についてもすでに結ばれていて、タイトル・スポンサーとしての関係も継続されることは確定しているという。

 

噂では来年、マレーシアが本拠のペトロナスからサウジアラビアの同じく国営石油会社であるアラムコにスイッチされるというものだった。

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ピレリ、18インチ径タイヤのテストを完了

Pirelli 18inch Tyre (C)Pirelli Motorsport
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F1タイヤの独占サプライヤーであるピレリタイヤは、2019年からF1各チームとの協力で行ってきた18インチ径タイヤのテストがすべて終了したことを明らかにした。

18インチ径タイヤは当初2021年から導入される見通しだったが、新型コロナウイルスの影響でテストも一時ストップ。
結局1年延期され2022年からの導入することで落ち着いたもの。
テストは総計2万キロにも達し、地球を約半分廻った計算になるという。

新タイヤは実車テストによるデータを分析すると共にファクトリーでのシミュレーションと合わせて最終スペックが決定されるとのことだ。
新タイヤが正式にお披露目されるのは2022年3月20日決勝のバーレーンGPとなる。

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ニック・フライ氏、マクラーレン・アプライドのCEOに

Nick Fry (C)Honda Racing
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マクラーレン・グループは、元ホンダF1等で代表職を務めたニック・フライ氏(65歳:イギリス)が、傘下のマクラーレン・アプライド社の非常勤会長に就任したことを明らかにした。

テレメトリーやECU(エンジン・コントロール・ユニット)の制御などを専門とするマクラーレン・アプライドは今年8月財政難から投資会社に売却されたが、引き続きマクラーレン・テクノロジー・センターをベースに活動を続けている。

イングランド出身のフライ氏は2002年にB.A.R・ホンダ・チームに加入したのを皮切りにホンダF1、ブラウン・グランプリ、メルセデスなどでF1チームを指揮、その後2013年に退社と共にF1の現場からは遠ざかっていた。

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2021/10/19

レミ・タフィン氏(前ルノー)、『オレカ』入り

Remi Taffin (C)Renault Sport
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前ルノー・スポールのレミ・タフィン/エンジン・テクニカル・ディレクターが退社、今後はフランスのレーシング・コンストラクターである『オレカ』に移籍することがわかった。

パリの専門学校で機械エンジニアリングを学んだタフィン氏は1998年F3チーム『シグナチュール』に加入してモーターレーシングのキャリアを開始。
翌1999年にはルノー・スポールに加入、F1エンジンのテクニカル・ディレクターを務め、アロンソの連続タイトル獲得に貢献するなどルノーの活躍を支えてきた。

一時はレッドブル・レーシング入りも噂されてきた同氏だが、今後はその経験を活かし、スポーツカーレースにも参画するものとみられる。

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ペトロナス、メルセデスAMGチームとの契約終了か

Petronas (C)Mercedes Motorsport
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『ペトロナス』によるメルセデスAMGチームとのタイトル・スポンサー契約が今シーズンで終了するという噂が駆け巡っている。
同社はマレーシアの国営石油会社で、契約は2010年シーズンからスタートした長期に渡るもの。

情報によれば、2022年からは新たに同じ石油会社で今度はサウジアラビアの国営石油会社である『アラムコ』が後継のタイトル・スポンサーになるということだ。
そのアラムコとは同チームの株主でもある『イネオス』が資本関係にあるとみられている。

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「カレンダー拡大はもう限界」とベッテル(アストンマーティン)

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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F1はこのほど2022年の暫定カレンダーを公開したが、史上最多となる全23戦のスケジュールにベッテル(アストンマーティン)が異論を唱えている。

「僕がF1デビューした当時(2007年)は、年間最大でも17戦くらいだったよ。
テストもあったから、拘束はそれだけじゃなかったけれど、それでも今と比べたら段違いだ。
今じゃ2連戦ばかりか3連戦まである。
来年は全部で年間23戦まで拡大されるんだからね。
この厳しいスケジュールじゃドライバーだけでなく現場のスタッフははもうてんてこ舞い。
観客だって、こんなにレース数が多かったら飽きてしまうことだろうに」と、ベッテル。

ただ「上の連中はドライバーの意見なんて採り上げてくれないけどね」と、自嘲した。

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2021/10/18

スパフランコルシャン・コース脇の名物建物が消滅

Spa-Francorchamps (C)Pirelli Motorsport
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ベルギーGPの開催地スパフランコルシャンでは、オー・ルージュ・コーナーが有名だが、その頂上部分にあったシンボルの建物が安全性の観点からコース改修と共に解体となることがわかった。

『シャレー』と呼ばれるこの建物は、アルプス地方を彷彿とされるこのベルギーらしい木造のもので、観客からも惜しむ声が少なくない。
ただこうしたチャレンジングな高速コーナーはいったん事故が起きると重大なものになりやすく、近年多くのサーキットから消えつつあるのが事実だ。

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エイドリアン・ニューイ氏、交通事故に遭っていた

Adrian Newey (C)RedBull Racing
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最近のグランプリでは現場に姿をみせていなかったレッドブルのエイドリアン・ニューイ氏(62歳:イギリス)だが、実は交通事故に遭っていたことがわかった。

これはレッドブル・グループの幹部であるヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーがドイツ・メディアに明かしたもので、ニューイ氏はバイク乗車中に事故に遭い、複数回手術を受けていたのだという。

ここ数レース、レッドブルはライバルであるメルセデスAMG勢に後れを取っており、不振の原因として陣営の頭脳であるニューイ氏の不在を挙げる向きもある。
同氏の現場復帰で局面打開が期待されている。

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メルセデス、「移籍決まってもボタスは身内」

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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すでに5年在籍したメルセデスAMGチームから離脱、来季はライバルであるフェラーリ製パワーユニットを搭載するアルファロメオ・レーシングへの移籍が決まっているバルテリ・ボタスだが、発表後もチーム内のポジションに変化はないということだ。

チームは「移籍が決まってもボタスがわれわれの仲間であることに変化はない。
重要な会議にも従来通り参加しているし、彼は身内だからね」と、説明。
またボタス自身も「今もチームの扱いは変わっていない。
僕はハミルトンの個人タイトルとチームのコンストラクターズ・タイトル獲得のために全力を傾注している」と、強調。

来シーズン、ボタスの後任にはすでにジョージ・ラッセル(現ウィリアムズ)の加入が決まっている。

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2021/10/17

ロサイル・サーキット(カタール)、準備OKと自信みせる

Losail Circuit (C)Redbull Racing
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新型コロナウイルスの影響で混乱した2021年のF1カレンダーだが、第20戦にノミネートされたカタールGPの開催地であるロサイル・サーキットは、FIA(国際自動車連盟)から指示された改修はすでに整ったと自信をみせた。

それによれば、これまで2輪モトGPの開催地として『グレード1』の資格を持つ同コースだが、4輪のグランプリを開催するにあたってはコース脇の縁石やフェンス、そしてピットロードへの進入部分の改修が求められていたという。

ただ残念ながらこのほど発表された2022年の暫定カレンダーにカタールGPの名前は掲載されていない。

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グロージャンの事故を教訓にグローブ改善

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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昨年の11月に行われたバーレーンGP決勝レースのオープニングラップでガードレールにクラッシュ、マシンを大破させただけでなく大きな炎からの脱出劇を演じたハースF1チームのロマン・グロージャンは、幸い無事に炎から生還したものの唯一左手に火傷を負ったとされる。
このためFIA(国際自動車連盟)はレーシンググローブの耐熱性改善に取り組んできたという。

改善された新しい試作品のグローブはすでに要求される耐熱性を獲得したと報告されるが、残された課題はドライバー自身の着け心地であるとのこと。
FIAのレースディレクターであるマイケル・マシ氏によれば、前戦から一部の選手に実際に試してもらい、フィーリングの報告を受けたと説明。
それによれば一部のブランドに難点があることがわかったが、微調整で解決されるレベルのもので、全体として好感触を得たと自信をみせている。

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アルピーヌF1、将来的にセカンド・チームの用意

Renault Alpine (C)Renault Sport F1
かつてイギリス『オートスポーツ』誌の編集者だった大物ジャーナリストであるジョー・サワード氏が、アルピーヌF1の将来的な計画について次のように言及して注目を集めている。
それによればアルピーヌF1(前ルノー)は、現在のレッドブル・レーシングに対するアルファタウリのような、カスタマー・チームを擁すべく働いているというもの。

かねてジュニア・ドライバーの育成に熱心な同チームは、現状でもオスカー・ピアストリや周冠宇といった有望な若手ドライバーを擁しているが、シートに空きがなくF1へのステップアップが叶わない状勢となっているためだ。
またエンジン・サプライヤーという面からもカスタマー・チームの存在はメリットが多い。
ちなみに前者は目下F2でランキング1位、後者もランキング2位に位置するF1待機組だ。

一部にアルピーヌは既存チームを買収すべく水面下で動いたと報じられたが、進展は伝わっていない。

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2021/10/16

アメリカGP主催者、「路面補修は終えた」と説明

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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アメリカGPの開催地であるオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズについて、その荒れた路面状況を心配する声が挙がっているが、同サーキットの代表であるボビー・エプスタイン/CEOは、すでにできる限りの対策を終えたと、話した。

2012年からF1グランプリを開催する同サーキットだが、元々地盤が軟弱だったこともあり、これまで度々路面にバンプが生じ、部分的な再舗装を重ねてきた。
これについてFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシは「グランプリまでに整備するよう指示を出した」と、説明していた。

果たしてドライバーから合格点が与えられるかどうか、22日(金)には明らかになる筈だ。

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2022年暫定F1カレンダーが発表される

Start Signal (C)Mercedes Motorsports
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15日(金)、FIA(国際自動車連盟)は再び全23戦となる次のような2022年の暫定F1カレンダーを発表した。

1. 3月20日  バーレーンGP (サヒール)
2. 3月27日  サウジアラビアGP (ジェッダ)
3. 4月10日  オーストラリアGP (メルボルン)
4. 4月24日  エミリア・ロマーニャGP (イモラ)*
5. 5月08日  マイアミGP (マイアミ)**
6. 5月22日  スペインGP (バルセロナ)*
7. 5月29日  モナコGP (モナコ)
8. 6月12日  アゼルバイジャンGP (バクー)
9. 6月19日  カナダGP (モントリオール)
10. 7月03日  イギリスGP (シルバーストーン)
11. 7月10日  オーストリアGP (シュピールベルク)
12. 7月24日  フランスGP (ル・カステレ)
13. 7月31日  ハンガリーGP (ブダペスト)
14. 8月28日  ベルギーGP (スパ・フランコルシャン)
15. 9月04日  オランダGP (ザントヴォールト)
16. 9月11日  イタリアGP (モンツァ)
17. 9月25日  ロシアGP (ソチ)
18. 10月02日  シンガポールGP (シンガポール)*
19. 10月09日  日本GP (鈴鹿)
20. 10月23日  アメリカGP (オースティン)*
21. 10月30日  メキシコGP (メキシコシティ)
22. 11月13日  ブラジルGP (サンパウロ)
23. 11月20日  アブダビGP (アブダビ)

* 暫定契約
** コースの承認待ち

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旧豪GPの開催地アデレード・コースが取り壊しへ動き

Damon Hill (C)Williams F1
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かつて1995年までF1オーストラリアGPの開催地だったアデレードが、近く取り壊しの浮き目に遭うかも知れない。

同グランプリは一部ビクトリアパークを使った市街地特設コース。
地元アデレード市は、公園の再開発に伴いコースだった舗装部分を取り壊す方針を示している。
これには環境問題の専門家からも賛同が得られているというが、F1の遺産として路面を残すべきとの意見もあるという。

そのアデレードでのグランプリ、最後のウィナーはデイモン・ヒル(ウィリアムズ・ルノー)だった。

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2021/10/15

2022年F1カレンダー、今日(15日)にも発表か

Suzuka Circuit (C)Redbull Racing
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例年であれば夏休み前後にはもう明らかになっていた翌年のF1開催スケジュールだが、ここのところ新型コロナウイルスに翻弄されていて、2022年のF1暫定カレンダーはまだ公表されていない。
しかし伝えられるところでは、今日(10月15日)にもアナウンスがある見込みという。

ほぼ今年の当初スケジュールが踏襲される見通しとみられるが、果たしてまた全23戦を目論むのか、そして今季初めて一部のグランプリに導入されたスプリントレース予選方式がどこまで拡大されるのか、不透明な部分も多い。

なお親会社ホンダのF1撤退はあったものの、鈴鹿サーキットの日本GPは来年以降も開催する方向とのことだ。

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レッドブル、イスタンブール・サーキットでプライベートテスト

Alexander Albon (C)Redbull Racing
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トルコGPの熱気がまだ抜けきらないイスタンブール・サーキットで、チャンピオンシップを争うレッドブル・レーシングがプライベートテストを敢行したことがわかった。
ステアリングを握ったのは同チームのリザーブドライバーであるアレクサンダー・アルボン。

トルコGPでは優勝こそならなかったものの、同チームはフェルスタッペンとペレスが2-3位表彰台に上がるなど多くの果実を得たとみられた。
しかし、実はライバル・メルセデスAMG勢にスピードでまったく太刀打ちできなかったと分析された。

テストはグランプリで走ったばかりの同じサーキットで期間を置かずに走ることによって後れを取った真の原因の分析をするためとのこと。
なおトルコGPで好評だったホライトベースのカラーリングは通常のものに戻されていた。

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タイヤウォーマー廃止に一部チームから抵抗の声

Tyre Warmer Image (C)Redbull Racing
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F1は主にコスト削減の見地からタイヤウォーマーの廃止に向け進められているが、これに一部のチームが抵抗の姿勢をみせているという。
これはドイツの専門誌『アウトモーター・ウント・スポルト』が報じたもので、チーム名は明らかにされていないが、影響力のある主要チームであるとのことだ。

それによれば、タイヤウォーマーなしではタイヤの温度を上げるのに時間が掛かり、パフォーマンスが発揮できないだけでなく、特定の条件下では冷えたタイヤでは危険なケースが生じるというもの。
ただ本音のところでは、すでに来季に向けてタイヤウォーマーを発注した後であるというチーム事情があると推測されている。

このためタイヤウォーマー完全廃止まで数年を掛けて進めるという折衷案が提起されているとのことだ。

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ベッテル(アストンマーティン)、「もっと環境問題に技術傾注すべき」

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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F1は地球規模の環境保護に向け、新時代の技術開発を進めようとしているが、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティンF1)は、複数メディアの取材に対しまだ取り組みが不十分であると警告した。

「現状のF1が決して環境に優しくないのは明確なことだ。
せっかくF1には世界中からトップクラスのエンジニアが集まっているのだから、その頭脳を競争だけでなく、新時代を引っ張っていけるような叡知の投入に傾注すべきなんだ。
それにPU(パワーユニット)だけでなく、燃料(バイオ)にも改革の余地はあるだろう。
でないと、F1が時代から取り残されてしまうばかりか、モーターレーシング自体が消滅してしまうかも知れないよ」と、4度のF1チャンピオン。

F1は現在2026年を目途に画期的なレギュレーション設定に向け会議を重ねている。

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2021/10/14

中国GP、2022年の開催にも疑問符

Shanghai Circuit (C)Pirelli Motorsport
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F1では2022年の暫定カレンダーを近く発表するものとみられるが、複数のチーム関係者からは中国GPの開催に疑問符が付けられている。
相変わらず原因は新型コロナウイルスの拡散を懸念するもので、中止となればこれで3年連続ということになる。
中国では4月に開催予定の北京冬季オリンピックを成功させることが優先事項となっていて、その他の国際大会の開催は困難なものになっているという。

これを受け、中国GPの開催契約はいったん白紙に戻し、あらためて2023年からの新しい長期(5年か)契約を結び直すというものだ。
なおその場合、4月は再びイモラ・サーキットでのロマーニャGPが代替イベントになる可能性が高いとみられている。

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フランツ・トスト代表(アルファタウリ)、「角田には良い経験」

角田 裕毅 (C)Scuderia Alphatauri
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雨に見舞われたトルコGP決勝レースで、ポイント獲得はならなかたものの57周を走りきって完走を果たした角田裕毅について、同チームのフランツ・トスト代表は「良い経験になった筈」と、擁護した。

「角田は今回良いスタートを切りポジションアップを果たした。
その後も順調に走り続けてウェット路面の経験を重ねるパフォーマンスをみせた。
とりわけ8周にも渡って猛追するハミルトン(メルセデス)を抑えてみせたのは、彼にとって掛け替えのない素晴らしい財産になった筈だ」

角田にとってF1に昇格してからこれだけ本格的にウェットコンディションを走り続けたのは初めてのこと。
「水しぶきで前も後ろも見えなかった」と語る角田。
それだけに最後にスピンして14位まで落としてしまったのは悔やまれることだろう。

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2021/10/13

ピレリ首脳、「ハミルトンのタイヤ無交換は無理」

Mercedes Team (C)Mercedes Motorsports
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メルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンが、今回のトルコGP決勝レースのタイヤ戦略について不満を持っているとの報道について、ピレリタイヤのマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングが次のように言及した。

「オコン(アルピーヌ)がタイヤ無交換で走りきったのは事実だが、ハミルトンの場合は交換したタイヤの状況を見る限り、最後まで持たせるには無理があり、あの時点でのピットストップは適切なものだったと考えている」とした。

今回のレース、ハミルトンは予選でポールポジションを獲得したものの、ICE(エンジン)交換によるペナルティでレースは11番手からのスタート。
一時は3位まで順位を上げたが、結局レース終盤に自身もタイヤ交換に入ったため最終的には5位フィニッシュに留まった。

なおチーム側は「あの時点でピットインする戦略にはハミルトンも同意していた」としてチーム内に不協和音が発生との報道を否定している。

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アメリカGPのコース状況に危惧の声も

Circuit of the Americas (C)Pirelli Motorsport
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新型コロナウイルスの影響で、2019年以来のグランプリ開催となるアメリカGPだが、そのコースであるオースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズの路面状況を心配する声が挙がっている。
というのも、2019年の最終戦にはことのほか路面がバンピーで、コクピットのドライバーを苦しめたからだ。

これについてFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターであるマイケル・マシは「路面についてはグランプリまでに整備するよう指示を出した」と、説明している。
しかし先週F1に先駈けて行われた2輪モトGPのアメリカGPでは、残念ながらライダーからまだ不満の声が聞かれていたということで、懸念される。

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2021/10/12

最速ピットストップは再びレッドブル・レーシングのクルー

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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日曜日に行われたトルコGP決勝レースで最速のピットストップタイム(DHLファステスト・ピットストップ・アワード)を記録したのは、再びレッドブル・レーシングのクルーで、36周目にピットインしたフェルスタッペンを2.15秒の作業でタイムでコースに復帰させたもの。
なお2位はアストンマーティンのベッテルで2.28秒、3位はメルセデスAMGのハミルトンの2.36秒だった。

また、このレースの『ドライバー・オブ・ザ・デー』に選ばれたのはエンジン交換のペナルティで19番手からスタート、8位まで追い上げてフィニッシュしたフェラーリのサインツが初めて選ばれた。
なお『ファステストラップ・アワード』は、優勝したボタス(メルセデス)がレース最終周である58周目に記録した1'30.432により獲得、さらに1ポイントを追加している。

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ハミルトン(メルセデス)、チームの戦略ミスを指摘

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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今回PU(パワーユニット)交換によるペナルティで、11番グリッドからのスタートとなったメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンは、猛烈な追い上げをみせたにも関わらず5位フィニッシュに終わったことについてレース後「戦略にミスがあった」と不満を吐露した。

「レース終盤の膠着状態に陥った時、そのままタイヤ無交換で走りきるのか、あるいは直ちにピットインしてフレッシュ・タイヤに交換するのか、早急に決断すべきだったんだ。
でもチームはすみやかな決断ができず、漫然として走り続けてしまった」と、ハミルトン。

ちなみに50周目というハミルトンのピットストップは、全体で最後になるものだった。
その結果、ハミルトンは5位に留まった今回のレースにより、チャンピオンシップ首位の座を再びライバル(フェルスタッペン)に明け渡すこととなった。

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「ヒヤヒヤだった」、タイヤ無交換のオコン(アルピーヌ)

Esteban Ocon (C)Alpine F1 Team
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今回行われたトルコGP決勝レースは生憎悪コンディションにより全車インターミディエイトタイヤでのスタートになったが、同時に『ウェット宣言』が出されたことから、通常のレース中のタイヤ交換を義務付けたルールは適用されなかった。

しかしレース中盤から終盤に掛けて乾きつつあった路面を前に、タイヤ交換のため次々とピットインするマシンが相次いだ。
そんな中、アルピーヌF1のエステバン・オコンは唯一ノー・ピットストップ作戦に出て、そのまま10位フィニッシュ、なんとか虎の子の1ポイントを獲得して終えた。

マシンを降りたオコンは「もうタイヤは限界、あと一周もしたらタイヤは壊れていただろう」と、胸をなで下ろした。

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2021/10/11

ダンプが残るウェットコンディション下、インターミディエイトが優れた性能を発揮 (ピレリ)

 (C)Pirelli Motorspotr
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2021 トルコグランプリ 決勝
2021年10月10日、イスタンブール

キーポイント
• ポールポジションからスタートしたメルセデスのバルテリ・ボッタスが、2セットのCinturatoグリーン・インターミディエイトによる1ストップ戦略でトルコグランプリを制しました。大半のドライバーがボッタスと同じ戦略を採りました。ボッタスは、残り11周時点でフェラーリのシャルル・ルクレールを抜いてトップに立ちました。ルクレールは、インターミディエイトで長いオープニングスティントを走行していました。
• スタートからフィニッシュまでダンプが残るウェットコンディション下、多くのドライバーがインターミディエイトで長いオープニングスティントを走行しました。11番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトンは、50周以上のオープニングスティント走行後、2セット目のインターミディエイトへ交換して5位でフィニッシュしました。ハミルトンは、予選で最速タイムを記録しながらも、グリッド降格ペナルティを受けていました。アルピーヌのエステバン・オコンは、タイヤ交換を行うことなく、1セットのインターミディエイトで完走し10位を獲得しました。
• フェラーリのカルロス・サインツは、2セットのインターミディエイトを使用してポジションを11アップしました。パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを受けたサインツは、19番グリッドからスタートして8位でフィニッシュし、ドライバー・オブ・ザ・デイに選ばれました。
• レースを通して断続的に雨が降る冷涼なコンディションとなり、フィニッシュ時の気温は17℃、路面温度は19℃でした。

各コンパウンドのパフォーマンス
• インターミディエイト: 全ドライバーがレースを通して使用しました。オコンは、1セットのインターミディエイトで完走しました。また、35周から50周ほどの長いロングスティントもいくつか見られました。これらのことは、レースを通してグリップと性能を供給したインターミディエイトが、変化するコンディションに極めて適応していたことを示しています。
• ミディアム C3: ベッテルが1周だけ使用しました。しかし、路面上にはドライラインが見え始めていたものの、スリックタイヤの使用には難しいダンプが残っていました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「土曜日のフリー走行同様、今日のレースは終始ウェットコンディションとなりました。しかし、フルウェットが必要な激しい雨ではなく、インターミディエイトの完璧な守備範囲となりました。インターミディエイトは、広範囲に渡って変化するウェットコンディションに非常に良好に適応することを示しました。わずかにドライ路面が見え始めた終盤にタイヤ交換を行ったドライバーたちは、グレイニングの発生に見舞われました。より早くタイヤ交換を行なったドライバーたちは、よりウェットな路面でグレイニングを抑制することができました。この点が、断続的な雨のコンディション下で鍵となるアドバンテージとなりました。ボッタスは、厳しい状況下、2セットのインターミディエイトによる完璧な1ストップ戦略を実行しました。他の多くのドライバーたちは、レース終了までにどの程度ドライになるかが不明だったことから、ピットストップを遅らせました。しかし、レース全体をインターミディエイトで走ることは、我々が推奨することではなく、実際にいくつかのチームにそのリスクを警告しました。しかしながら、ここトルコでインターミディエイトは素晴らしい性能を発揮し、58周に渡る滑りやすいコンディションの下、全ドライバーが完走しました」

ピレリジャパンプレスリリース

 

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ホンダ系チーム、決勝レースコメント(10/10)

Redbull Honda Duo (C)Honda Racing
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トルコGPの決勝はウエットコンディションによって、ミスの許されない戦いとなりましたが、Red Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaともにレースを上手くマネージし、3台がトップ6入りを果たしました。

スタート前の霧雨は落ち着いたものの、雨が完全に止むことはなく、曇り空と低気温によって路面が乾かないままで各車がグリッドに並ぶこととなりました。
このため、スタートには全車がインターミディエイトタイヤを選択。
マックス・フェルスタッペンはフロントローの2番手、ピエール・ガスリーが4番手、セルジオ・ペレスが6番手、角田裕毅は9番手からのスタートとなりました。

ターン1でフェルスタッペンが順位をキープする一方、ペレスは4番手までポジションアップ。
ガスリーはペレスとフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)に挟まれる形となって、外側にいたアロンソに接触。
アロンソがスピンを喫し、ガスリーにはこの原因を作ったとして5秒のタイムペナルティーが科されました。

角田は順調なスタートを見せると、背後に迫るルイス・ハミルトン(メルセデス)を数周にわたって抑え続け、最終的にオーバーテイクを許したものの、
見事なバトルを展開します。
しかし、22周目にターン9でスピンを喫し、トップ10圏外へ順位を落としてしまいました。

2番手を走行していたフェルスタッペンは、タイヤをいたわりながらも、首位を走るバルテリ・ボッタス(メルセデス)との差を詰めようとしますが、なかなか近づけない展開に。
しかし、後方のシャルル・ルクレール(フェラーリ)には大きく差を広げ、順位を盤石なものとします。

各車ともにドライタイヤで走行できるコンディションが訪れる可能性を考慮したことで、レースは膠着状態となり、フェルスタッペンが2番手、ペレスが4番手、ガスリーが6番手となったまま順位に変動が見られなくなってきます。
その後、路面状況が改善する見込みがなくなると、ペースを上げたペレスでしたが、後方から迫ってくるハミルトンとサイド・バイ・サイドの争いになり、前を行かれても抜き返す力強い走りで順位を守ります。

角田は35周目にピットインして、再びインターミディエイトタイヤを装着。
フェルスタッペンがその次の周、ペレスはさらにその翌周にインターミディエイトタイヤを履き替えます。
ガスリーも39周目にピットへ入り、ペナルティーを消化した上でタイヤを替えて、6番手でレースへ復帰しました。

その後、タイヤを交換せずにフィニッシュまで走りきろうとするハミルトンとルクレールが、5番手にいたペレスの前方につけますが、終盤で両者ともにピットイン。
ハミルトンはペレスの後方でコースに戻り、ペレスは目の前でレースに復帰したルクレールをターン12でオーバーテイクして3番手を手に入れます。

レースはこのままチェッカーフラッグを迎え、日本GP仕様の特別カラーリングで戦ったRed Bull Racingがダブル表彰台でフィニッシュ。
ガスリーは6位となり、この6戦で4度目のトップ6フィニッシュを果たしました。

この結果、フェルスタッペンが再びドライバーズチャンピオンシップの首位に立ち、残り6戦時点で6ポイント差のリードとなりました。

次戦は2週間後の10月24日(日)決勝のアメリカGP。時差の関係で、日本では月曜日早朝のスタートとなります。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のトルコGP決勝は、フェルスタッペン選手が2位、ペレス選手が3位に入り、Red Bull Racing Hondaがダブル表彰台を獲得できました。
優勝を逃したことは残念ですが、今週末のメルセデスの速さを考えると、われわれとしては、持てるパフォーマンスを最大限に発揮していいレース結果を得ることができたと思います。
フェルスタッペン選手はいつも通り安定した走りで2位を堅持しました。
ペレス選手もタイヤを上手くマネージして前車をパスし、スタートポジションから一つ上げて3位となり、フェルスタッペン選手と揃って表彰台に登りました。
今後のチャンピオンシップを考慮しても、意味のある結果になったと思います。

Scuderia AlphaTauri Hondaはガスリー選手が6位と、残念なレースが続いたここ数戦から挽回するパフォーマンスを見せてくれました。
角田選手は小さなミスからポジションを落として入賞圏外に終わったことは残念でしたが、序盤にハミルトン選手を後ろに抑え続け、いい走りを見せてくれました。
今週は、本来日本GPが行われる筈だった週末ということで、2つのチームとともに士気高く臨みました。
優勝は逃しましたが、ダブル表彰台を獲得し、ドライバーズチャンピオンシップでもトップを取り戻せたことは、日本で応援してくれているファンの皆さんにも喜んでもらえる結果になったかなと思っています。
これで残すはアメリカ大陸と中東での6戦のみになりました。最高の形でシーズンを終えられるよう、ここからも全力でレースに挑んでいきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(決勝 2位)

「今日は2位と3位でフィニッシュできて、チームとして素晴らしい結果になりました。
なかなか動きのないレースになりましたが、妥当な結果になったと思います。
タイヤマネージメントが中心のレースになり、最後まで持たせることを目指しましたが、常にハードにプッシュしたいと思っているので、ドライブしていて楽しいレースにはなりませんでした。
今日は最大限の成果を得られたと思いますし、ドライバーズチャンピオンシップで再び首位に立てたのもいいことです。
マシンにもう少しペースがあればと思いますが、まだ戦いは続くので、プッシュし続けて、今後のレースでどのくらい競争力を発揮できるか見ていきます」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(決勝 3位)

「 簡単なレースではなかったので、今日の表彰台はとても特別なものになります。
かなり厳しく、疲れのたまるレースだったので、とてもうれしいです。
しばらく表彰台から遠ざかっており、この数戦は手が届いた筈だと思いますが、不運に見舞われました。
いいスタートが決まり、フェルナンド(アロンソ)とピエール(ガスリー)の接触があったと思いますが、そのときは僕も含めた3台が並んでいて、上手く切り抜けられるとは思いませんでしたが、結果的に僕にとっていい形になりました。

その後、最初のスティントではマシンがあまり快適ではなく、かなり差を付けられてしまいましたが、次のスティントでは適切なタイミングでプッシュすることが重要だったので、チームに表彰台をもたらすためにも経験を活かして走りました。
ルイス(ハミルトン)がかなりの速さで差を詰めてきたとき、僕はタイヤに苦しんでいました。
彼はいいペースで、パスされるかもしれないと思いましたが、いいバトルができて順位を守れました。
ルイスはトップドライバーなので、彼とレースをするのは楽しいです。
ポディウムに立ったときに、グランドスタンドに多くのメキシコ国旗が見えました。母国から遠いトルコでこの光景を見られてうれしかったです。
今回のレースから学べることは多くあると思います。
チームにとっていい結果になりましたし、オースティンも楽しみです」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(決勝14位)

「 今日はトップ10以内でフィニッシュできる位置にいたので、本当に残念です。
序盤のハミルトン選手とのバトルでタイヤを使い過ぎたことで、その後はペースを保つのが大変でした。
不運にもスピンを喫してしまい、レースが台無しになってしまいました。
今日はインターミディエイトタイヤで周回を重ねたことで、学びを大きく深められましたが、チームのチャンピオンシップのために何としてもポイントを獲得したかったので、がっかりしています」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(決勝 6位)

「またトップ6のポジションに戻ってくることができてとてもうれしいです。
今日は、今シーズンのベストパフォーマンスの一つではないかと思いますし、特にこうした難しいコンディションの中で上手くやれました。
5秒ペナルティーを受けたにもかかわらず、表彰台圏内から10秒差でフィニッシュできたことはよかったです。
スタート直後にセルジオ(ペレス)とフェルナンド(アロンソ)に挟まれ、不運にも接触してしまいました。
接触はわずかでしたが、アロンソ選手をスピンさせてしまったので、彼には謝りたいと思います。
その後のペースもとてもよかったですし、今週末のマシンパフォーマンスには満足しています。
初日から好調だったというのはとてもいい気分です」

提供:本田技研工業(株)

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トルコGP、タイヤ交換なしで完走の記録

Pirelli F1 WetTyre (C)Pirelli Motorsport
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難しいウェットコンディションの中で行われた今回のトルコGP決勝レースで、珍しい記録が樹立されたことがわかった。
記録を作ったのはアルピーヌF1チームのエステバン・オコン(24歳:フランス)で、スタートしてから一度もタイヤ交換を行なわずにゴールしたというもの。

F1レギュレーションでは最低2種類の異なるコンパウンドのタイヤの使用が義務付けられているが、今回のトルコGPではスタート前に『ウェット宣言』が行われたため、この規定は適用外となったために起きた。

それでも実際に無交換で300キロのレースをフィニッシュしたのはオコンだけで、溝が磨り減ったインターミディエイトタイヤは見た目ドライのスリックタイヤのようだったという。

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ホンダF1、スタッフ用ウェア・レプリカを特別販売へ

M.Verstappen & T.Tanabe (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングとホンダF1は今週行われる筈だった日本GPに合わせ、マシンのカラーリングやスタッフ用ウェアを日本国旗をイメージさせる白と赤のものに変更しているが、ホンダF1ではそのレプリカ版を特別販売することを明らかにした。

従来の暗い印象のものから一新されて明るくなり、チーム内外からも良い評判を得ているものだ。
ウェアは、ホンダの公式ウェア&グッズ オンラインショップで10月12日(火)の午前11時30分から発売される。

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2021/10/10

ボタス(メルセデス)が今季初勝利、レッドブル勢が2-3位に

Valterri Bottas (C)Mercedes Motorsports
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9月10日(日))15時(日本時間:21時)から今季F1第16戦トルコGPの決勝レースがイスタンブール・サーキットを舞台に全58周で行われた。
スタート時の天候は小雨、気温は15度、路面温度18度、路面は再びウェットコンディションとなっている。

オープニングラップで起きたアロンソとの接触事故でガスリーに5秒のタイムペナルティ、その後、続いてアロンソにもシューマッハとの接触でやはり5秒のタイムペナルティが科せられた。
11番手からスタートしたハミルトンがファステストラップを記録しながら着実に順位をあげ14周の段階で5位まで追い上げた。
23周目、レース序盤から9位あたりをキープしていた角田裕毅が痛恨のスピン、13位まで順位を落とす。
やがて多くのマシンがタイヤ交換(インターミディエイト)に入る中、ベッテルは唯一ドライタイヤ(ミディアム)を選択したものの、逆にスローダウンでオーバーテイクされ逆に大きく順位を落とす羽目に。
またガスリーがハミルトンとバトルを演じた際、ピットレーンの進入路の白線をカットしたため5秒のタイムペナルティを通告された。

58周のチェッカーフラッグを最初に潜り抜けたのはポールポジションからスタートしたバルテリ・ボタス(メルセデス)で、昨季のロシアGP以来の優勝で自身通算10勝目を飾った。
ボタスはレース最終盤にファステストラップ・ポイントも獲得した。
2位フェルスタッペン(レッドブル)、3位ペレス(レッドブル)で表彰台の二つを占めた。
4位ルクレール(フェラーリ)、5位ハミルトン(メルセデス)、6位ガスリー(アルファタウリ)、7位ノリス(マクラーレン)、8位サインツ(フェラーリ)、9位ストロール(アストンマーティン)、10位オコン(アルピーヌ)までがポイント獲得。

以下、11位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、12位ライコネン(アルファロメオ)、13位リカルド(マクラーレン)、14位角田裕毅(アルファタウリ)、15位ラッセル(ウィリアムズ)、16位アロンソ(アルピーヌ)、17位ラティフィ(ウィリアムズ)、18位ベッテル(アストンマーティン)、19位シューマッハ(ハース)、そして20位がマゼピン(ハース)で、リタイヤが1台もないという珍しい結果になった。
F1次戦は一週のインターバルを挟んだ10月24日のアメリカGPになる。

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『降格』がメルセデス・チームに有利に働く可能性も

Mercedes Duo (C)Mercedes Motorsports
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既報のように今回のトルコGPではチャンピオンシップをリードするハミルトン(メルセデス)が4基目のICE(エンジン)投入したため10グリッド降格のペナルティを受ける。
これにより予選1位だったハミルトンは11番手へと降格になるが、これが結果的にチャンピオンシップに影響を与えることになるかも知れない。

というのも最大のライバルであるフェルスタッペン(レッドブル)は、ハミルトンの降格で本来3位の奇数番グリッドから2位の偶数グリッドに変更となる。
一般的に走行ラインから外れる偶数番は路面のグリップが少なくスタートで出遅れる可能性が高いとされている。
一方皮肉にも、ペナルティを受けるハミルトン自身は再び奇数列からのスタートとなり優位性を確保したままとなる。

フロントロウ・スタートのフェルスタッペンにとって理想のスタートはボタスを交わして1コーナーにトップで入ることだが、最小限後方からのマシンに抜かれないことだ。

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ホンダ系チーム、公式予選コメント(10/09)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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トルコGPの予選は、厳しいコンディションで息もつかせぬ展開となりましたが、Red Bull Racing Honda、Scuderia AlphaTauri Hondaの全車がQ3へ進出。マックス・フェルスタッペンがフロントローの2番手、ピエール・ガスリーが2列目4番手と好グリッドを獲得しました。

ウエットコンディションとなったFP3では、ガスリーのトップタイムを筆頭に、フェルスタッペン、セルジオ・ペレスが続きトップ3を独占。
その2時間後にスタートした予選では、路面が完全に乾いてはいないものの、ドライタイヤで走行が可能なコンディションとなり、序盤はすぐに雨が降り出す予報となっていたことから、開始直後から多くのマシンが走行を開始しました。

Q1では雨が少し落ちたものの、ウエット用タイヤが必要なほどではなく、ところどころに水が残る難しいコンディションながら、Hondaパワーユニット(PU)勢は全車がトップ10以内に入ってQ2へ進みます。

Q2では、翌日のスタートタイヤを考慮して多くのマシンがミディアムタイヤを装着。
Honda PU勢も角田裕毅以外はミディアムでのアタックを行いました。
ここでは、フェルスタッペンの3番手にガスリーが続いて4番手、ペレスが6番手となりました。
角田も8番手で7戦ぶりのQ3進出。
トップ10入りしたドライバーは、角田以外ミディアムタイヤでタイムをマークしたため、明日は周囲と異なる戦略でレースに臨むことになります。

Hondaパワーユニット勢としては、今季第9戦オーストリアGP以来の全車Q3進出となり、フェルスタッペンはQ3で3番手タイムをマーク。
トップタイムを記録したルイス・ハミルトン(メルセデス)がPUコンポーネントの交換によって10グリッド降格ペナルティーを受けていることから、明日はフロントローの2番手からスタートします。

ガスリーは上位陣に迫る走りを見せ、フェルスタッペンとわずか0.1秒差の5番手に。
明日の4番グリッドを手にしました。
ペレスが7番手、角田は10番手で予選を終えていますが、こちらもスタートは1つ順位が繰り上がります。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のトルコGP予選は、午前中に降った雨の影響で水溜りが一部残る路面状態での開始となりました。
Q1開始早々に雨が再度降り出し、さらなるコンディションの悪化が心配されました。
しかし、実際にはごく短い間の降雨で終わり、決していいとは言えないコンディションの中でしたが、クリーンな状況で予選が行われました。
Honda PUを搭載する各ドライバーは上手く走りをマネージし、第9戦オーストリアGP以来となるHonda勢4台のQ3進出を果たしました。

最終的には、Red Bull Racing Hondaのフェルスタッペン選手が3番手、チームメイトのペレス選手が7番手、Scuderia AlphaTauriのガスリー選手が調子のよさを取り戻して5番手と、悪くない結果になりました。角田選手は久しぶりのQ3進出で10番手に留まりましたが、週末を通して徐々にペースを上げてきているので、レースでのよい走りを期待したいと思います。
明日はハミルトン選手のペナルティーによって、われわれのマシンは1つずつ上のグリッドからスタートとなり、フェルスタッペン選手はフロントローの2番グリッドからのレースです。
まずはいいスタートを決め、4台それぞれがいい形でレースを進められるよう、ここからチームとともにさらにレースに向けて準備を進めていきます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(予選 3位)

「 今日の3番手という結果については、もちろんうれしく思っています。
マシンは昨日よりも少しよくなり、バランスも改善されましたが、全体として今週末は苦戦しています。
明日はいいスタートを決めたいですが、偶数グリッドは奇数側と比べると雨でもドライでもグリップが低いので、やや分が悪いと思っています。
後ろのマシンとの差もこれまでよりかなりタイトなので、その点も気にしなくてはなりません。
明日はメルセデスよりも前に行くために、全力を尽くしてできることはすべてやりますが、彼らは今週末とても強力なので、そんなに簡単だとは思っていません」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(予選 7位)

「今日は改善していることを見せられましたし、明日のレースに向けてそれを継続できればと思います。
Q1では複雑なコンディションになったことで新品ソフトタイヤを多く使ってしまい、Q3では1セットしか残っていませんでした。
1回目のアタックではユーズドタイヤを使ってひとまず記録を残し、それはなかなかいいタイムでしたが、2回目のアタックで望んでいたほど向上できず、目指していたタイムに届きませんでした。
ポジティブな感触はありますし、明日は順位を上げてチームのためにポイントをしっかりと獲得したいと思います。
ここは長いレースになりますし、オーバーテイクも可能でタイヤのデグラデーションも大きいので、勝算はあります。
スタート後のターン1でクリーンな展開になれば、いいレースができて表彰台も可能ではないかと思います。
僕らにはいい戦略とペースがあるので、戦いへの意気込みは十分です」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(予選10位)

「今日のパフォーマンスにはがっかりしていると言わざるを得ません。
マシンのペースはいいと思うので、もっと上位からスタートできる筈でした。
チームは素晴らしい仕事ぶりでしたが、僕がQ3で上手くまとめきれませんでした。
明日はソフトタイヤでのスタートになり、周りのマシンとは異なる戦略になるので、チャンスを活かしきれるように、今夜しっかりと準備をしなければなりません。
ただ、予選でトップ10入りできたことはポジティブですし、今週末の目標はポイント圏内でフィニッシュすることなので、明日の好位置からのスタートでそれを達成できればと思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(予選 5位)

「今日の予選で5番手に入り、明日はルイス(ハミルトン)のペナルティーによって4番グリッドからスタートできることは、とてもうれしいです。
チームは昨日のアンダーステアに苦しむ状態から、マシンを大きく向上させてくれました。
FP3はウエットだったので、その変更が機能しているかを確認するのは難しかったのですが、予選に入ってすぐに競争力があることが分かり、とてもポジティブな気分でした。
今日こうしてマシンを向上させられたことで、明日も自信があります。
レースでは大量得点を獲得できればと思っています」

提供:本田技研工業(株)

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ピレリ、「想定以上の路面グリップ」

Image (C)Pirelli Motorsport
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昨年のトルコGPでは、開催の直前に全面舗装が施工されたということで、路面はアスファルトの油分が染み出したとみられ、グリップ力の低下に各ドライバー共に頭を悩ませるシーンが続出した。
そのせいもあり、ピレリは昨年のトルコGPより一段柔らかいコンパウンドのタイヤを持ち込んだが、今度は逆に想定以上のグリッブだとして再び混乱に陥ってしまうことになった。

これについてピレリ陣営のマリオ・イゾーラ/ヘッド・オブ・カーレーシングは、「おそらくサーキット側が直前に行ったという高圧洗浄が路面を一新させたのだと思う。
しかしわれわれにはグランプリ直前までそうした対策について報告がなかったため、このような結果になった。
見たようにソフトタイヤは柔か過ぎて摩耗が激しく、およそ決勝レースでは使いものにならないのではないか。
本来、こうした状況は事前にFIA(国際自動車連盟)を通じて知らせを受け取る筈が、今回はすでにわれわれの準備が終わってからだった」と、状況を説明している。

ピレリでは決勝レース中にグレーニング(ささくれ摩耗)が多発しないか、警戒しているという。

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FIA(国際自動車連盟)、グローブの改善に挑む

Romain Grosjean (C)Haas F1 Team
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かねてモータースポーツの安全性確保に尽力してきたFIA(国際自動車連盟)は、ドライバーが手にするレーシンググローブの安全性向上に力を入れていくことを明らかにした。

FIAはこれまでもハロー・システムの適用など、F1を始めとするモータースポーツから危険な要素を排するべく啓蒙活動を繰り広げてきた。
しかし昨年のバーレーンGPで火災事故に見舞われたロマン・グロージャン(当時ハースF1)が公認されたグローブをしていたにも関わらず、手に重度の火傷を負ったことから、その安全に基準を設けようとするものだ。

今後FIAは、同じ惨事が繰り返されないようグローブにさらに厳しい熱保護への安全基準を設けるとした。
なおグロージャンは今季インディカー・シリーズに転向、参戦わずか3戦でポールポジションを獲得するなど活躍をみせている。

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2021/10/09

トルコGP予選、ハミルトン(メルセデス)が制す

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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10月9日(土)15時(日本時間:21時)からイスタンブール・サーキットを舞台に2021年F1第16戦トルコGPの公式予選が始められた。
18分間で争われるQ1では全20台中、下位の5台がノックアウト、15台によるQ2でも下位の5台がノックアウト、そして10台12分間で行われるQ3では決勝レースのトップ10グリッドが決定する。

結果、最速タイムはハミルトン(メルセデス)で、今季のハンガリーGP以来のもので今季4回目、自身通算102回目の快挙だが、規定により日曜日の決勝レースでは10グリッド降格が決まっている。
2番手にチームメイトのボタス(メルセデス)、3番手惜しくも届かなかったフェルスタッペン(レッドブル)、4番手ルクレール(フェラーリ)、5番手ガスリー(アルファタウリ)、6番手アロンソ(アルピーヌ)、7番手ペレス(レッドブル)、8番手ノリス(マクラーレン)、9番手ラッセル(ウィリアムズ)、10番手に角田裕毅(アルファタウリ)が着けた。

地元気象台の予報では、明日・日曜日もにわか雨の予報が出されていて、コンディションは気掛かりなものになっている。
トルコGP決勝レースは10日(日)15時(日本時間:21時)から全58周で行われる。

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トルコGP予選Q2、メルセデスAMG勢が速さをみせる

引き続きトルコGP予選は15分間のQ2が行われた。
ここでも15台中、Q1と同じく下位の5台がノックアウトとなる。
また上位10台はここでベストタイムを記録したタイヤが明日・決勝レースのスタートタイヤとなる。

1回目の走行ではハミルトン(メルセデス)、ボタス(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、アロンソ(アルピーヌ)、ガスリー(アルファタウリ)、角田裕毅(アルファタウリ)、ノリス(マクラーレン)、ペレス(レッドブル)、オコン(アルピーヌ)、ルクレール(フェラーリ)の順。

2度目のアタックを終え、トップはハミルトン(メルセデス)、2番手ボタス(メルセデス)、3番手フェルスタッペン(レッドブル)、4番手ガスリー(アルファタウリ)、5番手アロンソ(アルピーヌ)、6番手ペレス(レッドブル)、7番手ルクレール(フェラーリ)、8番手角田裕毅(アルファタウリ)、9番手ストロール(アストンマーティン)、10番手ノリス(マクラーレン)までがQ3進出。
角田裕毅のタイヤはソフトタイヤでのもの。

ここでの敗退はベッテル(アストンマーティン)、オコン(アルピーヌ)、ラッセル(ウィリアムズ)、シューマッハ(ハース)、そしてサインツ(フェラーリ)の5台となった。

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予選Q1、角田裕毅(アルファタウリ)Q2へ

9月9日(土)15時(日本時間:21時)からイスタンブール・サーキットを舞台に2021年F1第16戦トルコGPの公式予選Q1が始められた。

18分間で行われるここでは全20台中、下位5台がノックアウトとなる。
天候は今は雨は降っていないものの雨雲は再び近づいているということで懸念される。
セッション開始時の気温は18度、路面温度は21度 、コースはほぼ乾きつつあるコンディションと報告されている。

天候の悪化を考えてからか、シグナル青と共に各車一斉にコースイン、タイヤはドライのソフトタイヤが装着されている。
サインツ(フェラーリ)、フェルスタッペン(レッドブル)、そしてハミルトン(メルセデス)、さらに角田裕毅(アルファタウリ)ととスピンアウトが続く。
トップタイムはハミルトン(メルセデス)の1'24.585、続いてフェルスタッペン(レッドブル)1'24.592、3番手ガスリー(アルファタウリ)、4番手ルクレール(フェラーリ)、5番手ペレス(レッドブル)、6番手ボタス(メルセデス)、7番手ノリス(マクラーレン)、8番手アロンソ(アルピーヌ)、9番手サインツ(フェラーリ)、10番手に角田裕毅(アルファタウリ)が入った。
シューマッハ(ハース)は14番手、ベッテル(アストンマーティン)は15番手。
ここでの敗退はリカルド(マクラーレン)、ラティフィ(ウィリアムズ)、ジョビナッツィ(アルファロメオ)、ライコネン(アルファロメオ)、そしてマゼピン(ハース)の5台となった。

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ウェットのトルコGPフリー3回目、ガスリーが最速タイム

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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9月9日(土)12時(日本時間:18時)からイスタンブール・サーキットを舞台に2021年F1第16戦トルコGPのフリー走行3回目セッションが行われた。
天候は予報通りに雨、セッション開始時の気温は16度、路面温度20度、コースはウェットコンディションとなっている。

コースがオープンになってもまだ路面コンディションが悪いためコースインするマシンはなく、各チームとも様子見となった。
真っ先にコースインしたのはウェットタイヤを履いたガスリー&角田裕毅のアルファタウリ勢。
やがてコンディションの回復と共に全車インターミディエイトにスイッチ。
ただスピンアウトするマシンも多く、23分過ぎにはラッセル(ウィリアムズ)が2コーナーでグラベルベッドにはまったことによりセッションはいったん赤旗中断に。
28分にセッション再開。

このセッション、最速タイムを記録したのはガスリー(アルファタウリ)で、2-3番手となったフェルスタッペン&ペレスの本家レッドブル勢を抑えてみせた。
4番手サインツ(フェラーリ)、5番手ルクレール(フェラーリ)、7番手ライコネン(アルファロメオ)、8番手角田裕毅(アルファタウリ)、9番手ボタス(メルセデス)、10番手オコン(アルピーヌ)というトップ10。
戦略からかほとんど走らなかったハミルトン(メルセデス)は18番手、ラッセル(ウィリアムズ)はノータイムの20番手だった。

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ホンダ系チーム、フリー走行コメント(10/08)

Max Verstappen (C)Redbull Racing
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トルコGPの初日がイスタンブール・パークで開幕し、特別デザインをまとったHondaパワーユニット勢4台のマシンがフリー走行2セッションに臨みました。

昨年のグリップ不足は改善し、FP1のタイムは1年前と比較して約6秒向上。
昨年とは特性が大きく異なっていることから、各チームともマシンバランスをつかむことに時間を割きました。

Red Bull Racing Hondaは、マックス・フェルスタッペンがFP1で2番手タイムをマーク。
セルジオ・ペレスが10番手に続きました。
Scuderia AlphaTauri Hondaも好調な滑り出しで、ピエール・ガスリーが8番手。角田裕毅は初走行のサーキットで習熟を深め、18番手でセッションを終えました。

FP2では、角田がタイムを伸ばして11番手に。
9番手となったガスリーに約0.1秒でした。
このセッションでは風が強く厳しいコンディションとなり、ガスリーはターン6でハーフスピンを喫します。

その中で、Red Bull Racing勢はマシンバランスを探りながらの走行でしたが、2台ともにトップ5に入り、ペレスが4番手、フェルスタッペンが5番手となりました。

明日の土曜は雨の可能性が予報されており、両チームとも予選に向けてさらなる向上を果たせるよう、走行データを見直していきます。

【田辺 豊治(テクニカルディレクター)】

「今日のトルコGP初日は、Honda PUを搭載した4台のマシンが、ドライコンディションの下で順調にプログラムを消化しました。
新舗装で非常に滑りやすかった昨年と比較すると、路面のグリップが大きく向上しており、車体・PUともにその状況に合わせたセッティングの最適化を進めました。
まだまだ改善の余地はありますので、今日収集したデータをもとに明日の予選、そしてレースに向けてさらなる調整を進めていきます。

ここトルコGPでは、両チームとも、リアウイングに日本のファンの皆さまへの感謝を表した『ありがとう』のメッセージを入れています。
また、Red Bull Racing Hondaは、そのメッセージに加えてHondaがF1に初めて挑戦した当時の『白』を基調としたカラーリングを施したマシンで参戦しています。
われわれHondaのメンバーも、チームメンバーともに一段と士気を高めて今週末のレースに臨みます」

【マックス・フェルスタッペン(レッドブル)】(2-5番手)

「ここはとても素晴らしいサーキットで、特にコンディションがいいと尚更ですが、今日は最高の一日にはならなかったので、今夜はやることが多くなりそうです。
FP1とFP2で少し異なることを試しましたが、このコースでのデータはあまり多く持っていないので、まだ改善できる点を探しています。
ルイス(ハミルトン/メルセデス)は決勝でグリッド降格ペナルティーを受けますが、僕らは自分たちのことに集中しなければなりません。
いくつか試してみることがあるので、明日の予選までに改善を果たせればと思いますし、何ができるか確認していきます。
レースウイークの残りの走行が楽しみです」

【セルジオ・ペレス(レッドブル)】(10-4番手)

「ポジティブな初日となり、今晩取り組むことを加味すると、予選ではよさそうです。
今日は路面のグリップ量に驚きました。
一般的なサーキットと同じくらいでしたが、安定はしていないので、まだ難しくはありました。
コーナーの入口のほうが出口よりもグリップが少ない場面があったので、ドライバーとしてはその特性に合わせるのが難しいです。

ここではメルセデスが強そうに見えますが、今夜取り組んでコンマ数秒向上させ、明日は戦えるようになればと思います。
予選向けに一周を通じたバランスを取ろうとするとロングランペースが少し落ちますが、ここはオーバーテイクがしやすく、レースペースが重要なので、どこで妥協するかがカギになります。
明日の予選は雨の可能性もありますが、天候がどうなろうともしっかりと準備をしていきます」

【角田 裕毅(アルファタウリ)】(18-11番手)

「イスタンブール・パークはとても素晴らしいコースで、初めての走行を心から楽しみました。
徐々に自信を深めることができて、午後にはいいペースを発揮できたと思います。
今日のコンディションは風が強かったものの上々でしたが、明日は雨が降るかもしれないので、また難しくなるはずです。
天候がどうなるか注視して、できる限り準備はしますが、ここまでのマシンバランスには満足していますし、大きな進歩を見せられていると思います」

【ピエール・ガスリー(アルファタウリ)】(8-9番手)

「今日はマシンの感触が最高とはいきませんでしたが、それでも僕らは2台ともにいいポジションにつけられたことはポジティブですし、明日はさらに向上できるはずです。
アンダーステアになる場面が多く、マシンバランスにはあまり満足できていないので、対処していかなければなりません。
これは他の多くのドライバーにも起きていると思うので、改善するために何ができるかを分析する必要があります。
FP3でも引き続きパフォーマンスの向上に取り組んでいきたいです」

提供:本田技研工業(株)

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ハミルトン(メルセデス)、エンジン交換で10グリッド降格

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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目下わずか2点差でチャンピオンシップをリードするメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだが、今回のトルコGPでは苦戦を強いられることになりそうだ。
というのもフリー走行1回目セッションを前に今季4基目のICE(エンジン)を交換したため、日曜日の決勝レースでは10グリッド降格のペナルティが確定したからだ。

一方、フェラーリ・チームでもカルロス・サインツがICEのみならず同じく4基目のTC(ターボチャージャー)にMGU-H(熱エネルギー回生システム)、また3基目のES(エネルギー・ストア)やCE(コントロール・エレクトロニクス)らのコンポーネンツを投入し、こちらはグリッド最後尾が確定している。

ハミルトンがICEの交換だけに留めたのは戦略面を考慮した結果とみられるが、果たしてタイトル争いにどう作用するか注目される。
その日曜日、地元気象台からはにわか雨の予報も出されている。

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ホンダ、レッドブル・グループとの新協力関係を正式承認

Honda Sakura Factory (C)Honda Racing
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2021年限りでF1から撤退することになるホンダは、レッドブル・グループとの2022年以降の協力関係について知的財産権の使用について正式に合意したことを明らかにした。

これはすでに伝えられた通り、レッドブル・グループが『レッドブル・パワートレインズ』を設立、ホンダはこれにPU(パワーユニット)の組み立て支援やモータースポーツ活動のバックアップを行うことになる。

これにより同グループはレッドブル・パワートレインズを通して引き続きホンダ製パワーユニットの使用に加えてホンダからのサホートを受けることが可能になる。
またこれに伴い所属するスタッフらの転籍も一部行われる見込みという。

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2021/10/08

フリー2回目、ハミルトン(メルセデス)が連続最速タイム

Istanbul Circuit (C)Pirelli Motorsport
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10月15日(金)15時(日本時間:21時)からイスタンブール・サーキットを舞台に2021年F1第15戦トルコGPのフリー走行2回目セッションが始められた。
天候は曇り、セッション開始時の気温は20度、路面温度30度、コースはドライコンディションとなっている。

クラッシュこそなかったものの多くのスピンアウトするクルマが出た。
ただグラベルベッドが広いサーキットで助かったドライバーも多い。
最速タイムは今回もハミルトン(メルセデス)で1'23.804、2番手はルクレール(フェラーリ)の1'23.970となった。
3番手にボタス(メルセデス)、4番手ペレス(レッドブル)、5番手フェルスタッペン(レッドブル)、6番手ノリス(マクラーレン)、7番手アロンソ(アルピーヌ)、8番手オコン(アルピーヌ)、9番手ガスリー(アルファタウリ)、そして10番手にジョビナッツィ(アルファロメオ)となった。
角田裕毅(アルファタウリ)は11番手タイムだった。
なおオコンはセッション終了後のスタート練習に並んだものの、ギヤボックスのトラブルで発進できずに終わった。

明日はフリー走行3回目セッションと注目の公式予選が行われる予定となっている。

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フリー1回目、ハミルトンVSフェルスタッペンで開幕

Istanbul Circuit (C)Pirelli Motorsport
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10月08日(金)11時30分(日本時間:17時30分)からイスタンブール・サーキットを舞台に2021年F1第15戦トルコGPのフリー走行1回目セッションが始められた。

天候は曇り、セッション開始時の気温は19度、路面温度28度、コースはドライコンディションとなっている。
ピレリは今回5種類用意されたコンパウンドのうち、ホワイトのハードにC2、ミディアムのイエローにC3、そしてレッドのソフトにC4という中間の部類に位置する3種のタイヤを選択・持ち込んでいる。

なお今回のレース前にハミルトン(メルセデス)がICE(エンジン本体)の交換をしたということで、決勝レースでは10番グリッド降格になる見込み。
またノリス(マクラーレン)もエンジン交換、こちらは関連コンポーネンツも交換したということでグリッド最後尾になるとみられる。

60分間の走行を終え、トップはハミルトン(メルセデス)で1'24.178。
2番手フェルスタッペン(レッドブル)の1'24.603、3番手ルクレール(フェラーリ)、4番手ボタス(メルセデス)、5番手サインツ(フェラーリ)、6番手オコン(アルピーヌ)、7番手ノリス(マクラーレン)、8番手ガスリー(アルファタウリ)、9番手アロンソ(アルピーヌ)、そして10番手ペレス(レッドブル)という結果になった。
角田裕毅(アルファタウリ)は18番手に留まった。

このあと15時(日本時間:21時)からフリー走行2回目セッションが行われる予定となっている。

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レッドブル・デュオ、トルコGPで特別カラーリング・スーツ

Redbull_Duo (C)RedBull Racing 拡大します 今週レッドブル・レーシングはホンダF1への謝意を表すため特別カラーリングのマシンを発表したが、同時にフェルスタッペン&ペレス両ドライバーが同じく特別カラーリングのスペシャルのスーツを着用することを明らかにした。 とりわけ腹部にあるドライバー名がカタカナで表記しているのが珍しい光景になっている。 一転明るいものになったスーツのカラーについてエースのフェルスタッペンは、「いつもの定番カラーよりもこっちのほうがお気に入りだね」と、正直な表情をみせた。 今回のトルコGPは新型コロナウイルスで中止になった日本GPの代替開催となっている。

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トルコGPの週末、土・日に雨の可能性

Istanbul Circuit (C)Pirelli Motorsport
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今週、イスタンブール・サーキットで行われる2021年第16戦トルコGPの開催地であるイスタンブール地方の天候について、地元気象台はフリー走行が行われる金曜日は曇りであるものの、公式予選の土曜日、決勝レースの日曜日はいずれも雨が降る可能性があると報じている。

期 日 種 目 気 候 気 温 降水確率
10月08日(金) フリー走行 曇り 16- 22度 10%
10月09日(土) 公式予選 にわか雨 16- 22度 60%
10月10日(日) 決勝レース にわか雨 16- 21度 50%

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F1のドメニカリ/CEO、「来季はスプリント予選倍増」

Stefano Domenicali (C)Ferrari S.p.A

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今シーズン、初めて導入されたスプリントレース予選方式は、すでにイギリスとイタリアで試験が行われていていずれも成功裡に終わったとされている。



これについてF1のステファーノ・ドメニカリ/CEOは、「この試みはまだカレンダー終盤のブラジルGP1戦が残されているが、間違いなくこちらも大成功になることだろう。

今や金曜日にだってお客さんは大勢駆け付けてくれているからね」と、大幅に拡大する意向をみせた。



同氏はさらに来シーズンは全体の3分の一くらいまで拡大しようとしていることを明かした。

ただ一部にはパルクフェルメ時間が拡大したことによりマシンに触れる時間が減少、土曜日午前のフリー走行セッションの存在意義に疑問が投げ掛けられてもいる。


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2021/10/07

シューマッハ(ハース)、「ベテランの助けは要らない」

Mick Schumacher (C)Haas F1 Team
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今シーズン、マゼピン&シューマッハという共に新人ドライバーどうしの組み合わせとなっているハースF1チームでは、大きくレギュレーションに変更がある2022年に合わせ向け、ベテランのドライバーにテスト&開発ドライバーとして迎え入れる方針をギュンター・シュタイナー代表が示唆した。

しかしこの方針に、同チームのミック・シューマッハ(22歳:ドイツ)が次のように異論を述べている。
「僕ら(マゼピン)に言わせれば、ベテランドライバーの起用は無用のことだね。
なぜなら僕らはマシンの能力を最大限に引き出しているからさ。
結果が出ない理由はマシンのポテンシャルがないためで、ドライバーだけに責任がある訳じゃない。
開発のためとはいえ、そのドライバーが走る分だけ、僕らの走行時間が削られることのほうがチームにとってマイナスなことだよ」

ハースは今シーズン、2022年マシンの開発に務めていて、型遅れのマシンではルーキードライバーにとって負担が重いようだ。

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レッドブル、ホンダへの感謝を込め特別カラーリングに

Redbull New Color (C)RedBull Racing
レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの2チームは、今週行われるトルコGPに、それぞれ特別カラーリングで参戦することを明らかにした。

これは、今年でF1から撤退するホンダに対し、感謝を示すためのものという。
トルコGPの決勝レースが行われる10月10日(日)は、本来日本GPが行われる予定だったもの。

フェルスタッペン&ペレスがドライブする『RB16B』はホンダの初優勝や、その後のエンジン・サプライヤーとしての黄金時代を彷彿とさせる日の丸の赤と白をベースとしたもの。
一方、アルファタウリのマシンではリヤウィングに『ありがとう』の文字が配されるということだ。

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トルコGPのスチュワードもエンリケ・ベルノルディ氏

Enrique Bernoldi (C)Ex.Arrows F1
FIA(国際自動車連盟)は今週末行われるトルコGPのドライバー出身枠レーススチュワード(競技審査委員)に、元アロウズのF1ドライバーであるエンリケ・ベルノルディ氏(42歳:ブラジル)を指名した。

ベルノルディ氏がスチュワードを務めるのは前戦ロシアGPに続くもので、これが自身通算3度目ということになる。

同氏は2001-2002年に掛けて当時のアロウズからF1参戦、最高位は8位(2001年ドイツGP)。
なお、2001年のチームメイトはマックス・フェルスタッペン(現レッドブル)の父であるヨス・フェルスタッペンだった。

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2021/10/06

アストンマーティンF1は双頭体制に

Martin Whitmarsh (C)McLaren Group
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アストンマーティンF1はこのほど前マクラーレン・チームの代表だったマーティン・ウィットマーシュ氏(63歳:イギリス)の加入を発表したが、現代表であるオットマー・サフナウアー氏は、自身のポジションに変更はないことを明言した。

2014年にマクラーレン・チームから離脱したウィットマーシュ氏は、いったんF1の舞台から離れ、ヨットのアメリカズカップに参戦、技術開発を率いるなどしていたが、7年ぶりのF1舞台復帰ということになる。

サフナウアー代表によればウィットマーシュ氏は傘下のF1部門責任者であるとのこと。
一方自身はチーム全体の責任者であり、同氏から報告を受ける立場であるという。
アストンマーティンは他にもランス・ストロールの父親ローレンス氏が経営に大きく携わっており、人事がチーム運営に混乱を来さないことが望まれている。

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ハミルトン(メルセデス)、今週パワーユニット交換の可能性も

Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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このところ噂になっているハミルトン(メルセデス)のPU(パワーユニット)交換について、同チームのトト・ウォルフ代表が英『スカイスポーツ』でその可能性を認めた。

ハミルトンは夏休み明けのベルギーGPで今シーズン3基目のパワーユニットを投入していて、残りレース数を考えると4基目の投入が必至。
ただその場合、規定によりグリッド降格のペナルティを受けることになる。

ライバルのフェルスタッペン(レッドブル)はすでに降格ペナルティで前戦ロシアGPグリッド最後尾となったものの、悪条件になったレース終盤を乗り切り2位でフィニッシュ、ポイント争いでのダメージを最小限に抑えてみせた。
果たしてハミルトンとチームが今週どのような戦略的判断を下すのか、注目されている。

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バーニー・エクレストン氏、「年間22戦は多過ぎる」

Image (C)Honda Racing
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かつてFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)代表として辣腕を振るい、現在のF1隆盛の立役者となったバーニー・エクレストン氏(90歳:イギリス)が、最近のグランプリ数について次のようにスイス『ブリック』紙で言及した。

「誰が考えても今のレース数は多過ぎるよ。
今年ももう10月だというのに、まだ7レースも残しているんだ。
しかも11月にはなんと3週連続の開催だ。
これでは現場の人間は持たないし、家族も迷惑。
テレビの前の大ファンだって、さすがに関心がなくなってしまうだろうさ。
昔のようにせいぜい年間18戦がいいところなんだよ」

エクレストン氏より以前は多くても年間16戦程度で、拡大した同氏の戦略は当時「商業主義なもの」と非難されていた。

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2021/10/05

アロンソ、「モナコの変則スケジュール変更」惜しむ

Monaco Marshal (C)Sahara Force India F1
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F1モナコGPは来シーズンからこれまでの木曜日から始まる4日間の変則スケジュールを、他のグランプリ同様金曜日からの3日間スケジュールに揃えることになったが、これにモナコ2度の優勝経験を持つフェルナンド・アロンソ(アルピーヌF1)が言及している。

「モナコはそうした変則スケジュール自体がその存在価値なんだ。
これまで何十年にも渡ってそうしてきたからね。
金曜日、僕らはただ休息しているのではなく、モナコならではのスポンサー活動をしているんだ、すべてのチームがね。
それは忙しいけれど、大事なことだし楽しかったよ。
それがなくなるのは淋しいものだね」と、惜しんだ。

来年からのモナコGPはその分木曜日がプロモーション活動で多忙になるとみられている。

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周冠宇、中国資金でアルファロメオ入りリードか

周 冠宇 (C)Renault Sport
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2022年のF1シートは残りアルファロメオ・レーシングの一つとなっているが、その候補はアントニオ・ジョビナッツィの残留か、F1登竜門であるF2からのステップアップを図る中国の周冠宇(チョウ・グアンユー:22歳)の起用の二つというのが有力になっている。

このところ進境著しいジョビナッツィには目下唯一のイタリア人ドライバーということで母国の自動車連盟から強力な後押しが。
一方、これまでアルピーヌF1(前ルノー)のテストドライバーを務めてきた周冠宇だが、すでに来季ドライバーが確定しているため、アルファロメオ一本に絞って交渉中とされる。
そして伝えられるところでは、母国中国から総額3千万ドル(約33億3千万円)という高額のスポンサー資金の持ち込みを提案しているとのことだ。

アルファロメオでのチームメイトにはベテランのバルテリ・ボタスが決まっているため、新人の周冠宇にはチャンスかも知れない。

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2021/10/04

ロン・デニス氏は「フェルスタッペンの王座」予想

L.Hamilton & R.Dennis (C)McLaren Group
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かつてマクラーレン・グループを率い、F1黄金時代を築いた立役者の一人であるロン・デニス氏(74歳:イギリス)が、今季のチャンピオンシップについてマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が獲得するとの予想を示して話題を呼んでいる。

それによればハミルトン(メルセデス)とのタイトル争いはシーズン終盤まで熾烈なバトルが続くものの、最後はフェルスタッペンが制するというもの。
その裏にはレッドブル・レーシングと、ホンダ製パワーユニットだの信頼性があるとのこと。
もしフェルスタッペンが王座に就かないとすれば、それは何かミスがあった場合という。

かつて少年時代からハミルトンの才能を見出し、最初のチャンピオン獲得をお膳立てした同氏がハミルトンの王座を予想しないのは意外だが、「あくまでもモーターレーシング専門家としての見解で、今も良好な友人関係は変わらない」と、念を押した。

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アストンマーティン、早くもベッテルとの契約延長に含み

Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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アストンマーティンF1は、2023年のセバスチャン・ベッテルとの契約について、来年の早い時期に行いたい考えを示した。
当初2021年の単年契約でスタートしたベツテルとの契約だが、昨季のフェラーリでの不振を打ち消す活躍に、今年9月に2022年の契約延長を発表していた。

これについては元ホンダF1等で活躍した同チームのオットマー・サフナウアー代表は、「来年はもっと早い時期に交渉をまとめたいと思っているよ。
そのほうが記者のみんなも助かるだろうし、われわれも同じ質問に答え続ける苦労から解放されるだろうからね」と、かわした。

昨年33ポイントだったフェラーリでのトータル得点を、アストンマーティンのベッテルは今季すでに凌駕してみせている。

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2021/10/03

アルファロメオ代表、「ノリスの白線跨ぎ無罪」に言及

Lando Norris (C)McLaren Group
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先のロシアGP決勝レース終盤、天候の急変で緊急ピットインを余儀なくされたノリスは、ウェット路面にスリックタイヤのため路面の塗装部分で大きくスライドし進入すべき進路を逸脱するシーンを演じた。
その際、レギュレーションで禁じられた白線を跨いだため、本来であれば5秒ペナルティと1点のペナルティポイントが科されるのが通例。
しかしレーススチュワード(審査委員)は検証の結果、不可抗力とまでは言えないが止むを得ない状況だったとして警告処分に留めた。

一方、昨年のムジェロで同チームのライコネンは白線跨ぎで5秒ペナルティを受け5位から9位に転落という憂き目に遭っている。
今回もノリスがレギュレーション通りのペナルティを受けていれば7位から9位に降格となり、ライコネンらが繰り上がるケースだった。
これについてアルファロメオ・レーシングのフレデリック・バッサー代表は「F1の裁定には一貫性がない」として不満の意を隠せないでいる。

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ガスリー(アルファタウリ)、レッドブルの評価に納得できず?

Pierre Gasly (C)Scuderia Alphatauri
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すでに来季2022年もアルファタウリ残留が確定したピエール・ガスリー(25歳:フランス)だが、レッドブル・レーシングへの復帰はならず、無念さを隠せないでいるようだ。

昨年、チームの本拠でもあるイタリアGPでみごとなF1初勝利を記録、今季も予選Q3の常連であるだけでなくアゼルバイジャンGPでは3位表彰台を獲得するなど安定した結果を残してみせた。
しかしレッドブル・レーシングではレーシング・ポイントから移籍したセルジオ・ペレスの残留を選択したもの。

これについてガスリーは、「確かにレッドブルのマシンはコントロールが難しいし、フェルスタッペンのチームメイトという状況は更に困難なものだ。
ただそれでもペレスに対する評価はどうなのかな。
なんだか正しく理解されているとは僕には思えないな」と、納得できていない表情。

しかしこれまでのところガスリーの66ポイントを大きく凌駕する120ポイントをペレスは記録している。

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2021/10/02

トルコGP、路面の状況にドライバーから懸念の声

Istanbul Circuit (C)Pirelli Motorsport
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昨シーズン、新型コロナウイルスによる混乱の中、9年ぶりに復活したトルコGPは今年も急きょ代替グランプリの一つとして次週10月10日に開催が予定されている。
しかしドライバーの中からは再舗装された路面が非常に滑りやすかったことが指摘されている。

これについてFIA(国際自動車連盟)のF1レースディレクターを務めるマイケル・マシ氏は、次のようにドイツの専門誌『スピードウイーク』の取材に答えた。
「昨年は舗装したばかりのため、アスファルトの油分が表面に染み出して滑りやすかったということだ。
その後高圧の水を路面に当てて洗浄するという対策が取られたため、今年は問題ないとみている」と、説明。

同氏によればシンガポールGPでも路面が再舗装された際に同様の問題が起き、同じ方法で解決されたということだ。

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カタールGPで人権問題が障害に

Losail Circuit
空白だった今季第20戦の枠で初開催が決まった中東カタールGPだが、世界的な人権擁護団体である『アムネスティ・インターナショナル』が問題提起をしていることがわかった。

それによればカタールは外国からの移民労働者に対し、長年に渡って人権の抑制や暴行虐待などが繰り返されてきていて、人道上大きな問題があると指摘。
こうしたことからF1のような国際イベントの開催には不適格であるというもの。
なお同様の問題は、同じく今季初開催となるサウジアラビアGPに対しても指摘されている。

さらに世界的に混乱を生じさせているコロナ禍についても、カタールは安心できる状況にないとされていてF1にとって難題となりかねない様相だ。

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ハースF1、「開発ドライバーの必要性」考慮も

Gunther Steiner (C)Haas F1 Team
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今シーズンは1年間をマゼピン&シューマッハという共に新人のルーキードライバーどうしの組み合わせで乗り切ろうとしているハースF1チームだが、来シーズンはそうもいかないようだ。
というのも2022年はマシン・レギュレーションが変更され、今年のように前年のマシンを踏襲して乗り切ることはできないからだ。

これに向けて同チームでは早くから今シーズンの開発を終了して2022年マシンの開発に集中してきたとみられる。
そしてその来シーズンについて同チームのギュンター・シュタイナー代表は、「マゼピンもシューマッハも優れたドライバーではあるが、F1で開発をしてきたという経験はない。
そこで来季は経験豊富なベテランドライバーを開発&リザーブドライバーとして据え、レースドライバーの手助けをさせる必要があるかも知れない」と、語っている。

ただ開発ドライバーの存在が二人のレースドライバーの経験の場を奪うことになっては本末転倒であり、頭を悩ませることになりそうだ。

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2021/10/01

サウジアラビアGPのタイトル・スポンサーに『STC』

 Saudi 『STC』
今年第21戦として行われるサウジアラビアGPの主催者は、イベントのタイトル・スポンサーに同国で通信サービス事業を展開する『STC』(サウジ・テレコム・カンパニー)が就くことを明らかにした。
サウジアラビアを代表する通信会社である同社は、次世代通信インフラの構築を目的に日本の『楽天モバイル』と連携していることでも知られる。

サウジアラビアGPは12月5日(日)に決勝レースが行われる予定で、ジェッダ市近郊の市街地コース『ジェッダ市街地特設コース』を舞台に行われる。

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今季第20戦にカタールGPの新規開催決まる

Qatar GP (C)Honda Racing
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F1は空白だった11月21日(日)の今季第20戦に、中東カタールGPを充てることを正式発表した。
さらに2023年からの10年間という長期契約を結んだことも合わせて明らかにされている。
開催場所は2輪モトGPカタールGPの開催地として知られるロサイル・サーキット。
またイベントのタイトル・スポンサーには国際通信会社の『オーレド』が就く予定。

これにより今季終盤戦は12月5日のサウジアラビアGP、12月12日のアブダビGPと中東3連戦で幕を閉じることになる。

【2021年F1カレンダー】修正版(9/30)

No. 日程 グランプリ 開催地
1 03月28日 バーレーンGP バーレーン・サーキット
2 04月18日 ロマーニャGP イモラ・サーキット
3 05月02日 ポルトガルGP アルガルベ・サーキット
4 05月09日 スペインGP バルセロナ・サーキット
5 05月23日 モナコGP モンテカルロ市街地特設コース
6 06月06日 アゼルバイジャンGP バクー市街地特設コース
7 06月20日 フランスGP ポールリカール・サーキット
8 06月27日 シュタイヤーマルクGP レッドブルリンク
9 07月04日 オーストリアGP レッドブルリンク
10 07月18日 イギリスGP シルバーストーン・サーキット
11 08月01日 ハンガリーGP ハンガロリンク
12 08月29日 ベルギーGP スパフランコルシャン・サーキット
13 09月05日 オランダGP ザンドフールト・サーキット
14 09月12日 イタリアGP モンツァ・サーキット
15 09月26日 ロシアGP ソチ・サーキット
16 10月10日 トルコGP イスタンブール・サーキット
17 10月24日 アメリカGP(US-GP) オースティン・スピードウェイ
18 11月07日 メキシコGP ロドリゲス・サーキット
19 11月14日 ブラジルGP インテルラゴス・サーキット
20 11月21日 カタールGP ロサイル・サーキット
21 12月05日 サウジアラビアGP ジェッダ市街地特設コース
22 12月12日 アブダビGP ヤス・マリーナ・サーキット

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「アウディ&ポルシェ、2社共にF1参戦」と、独専門誌

Audi (C) Audi AG
F1は2026年に予定される大幅なマシン・レギュレーション変更に備え、これまで数回に渡って準備会合を重ねているが、これに既存のサプライヤーに加えアウディ&ポルシェ両社が参加していることがわかっている。

ただ両社は共にフォルクスワーゲン・グループであることから、実際にF1参戦するのはこのどちらか1社になるものとみられていた。
しかしこれについてドイツの専門誌である『アウトモーター・ウント・スポルト』は両社ともに参戦するとの見通しを報じた。
その背景には市販車にあまりメリットのないMGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止など新たなレギュレーションが両社の意向に沿った方向になってきたことがあるとみられる。
同誌の見通しでは、近く正式に参戦発表が行われる見込みということだ。

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