波乱のイタリアGPはリカルド優勝! マクラーレン勢が1-2
Daniel Ricciardo (C)McLaren Group
拡大します
9月12(日)15時(日本時間:22時)から第14戦イタリアGPの決勝レースがモンツァ・サーキットを舞台に全53周で行われた。
スタート時の天候は曇り、気温は28度、路面温度45度、路面はドライコンディションとなっている。
なおスプリント予選でクラッシュしたガスリー(アルファタウリ)はギヤボックス交換等を行い、ピットレーンスタートとなっている。
フォーメーションラップ直前、チームメイトの角田裕毅(アルファタウリ)のマシンもガレージに戻され、結局スタートできず。ブレーキトラブルと伝えられている。
オープニングラップ、ジョビナッツィ(アルファロメオ)が接触してコースアウト、イエローコーションと共にセーフティカーが入る。
トップはリカルド(マクラーレン)、2番手にフェルスタッペン(レッドブル)。以下ノリス(マクラーレン)、ハミルトン(メルセデス)が続く。
5周目、ガスリーがガレージに戻り、リタイヤ。
これで早くもアルファタウリ2台が消えた。
ジョビナッツィに危険なコース復帰があったとして5秒のタイムペナルティが通告される。
20周目、オコン(アルピーヌ)に対しベッテルへの幅寄せで同じく5秒のタイムペナルティ。
24周目、リカルドに続いてピットインしたフェルスタッペンが大きくタイムロスして順位を落とす。
一方その間にハミルトンがノリスを抜いて首位に立つ。
その後タイヤ交換を終えコースに復帰したハミルトンがフェルスタッペンとシケインで接触して重なるようにして共にストップ、セッションは再びイエローコーションとセーフティカー導入となった。
この事故はレース後の審議対象案件とされた。
31周目にレース再開。
この時点のトップはリカルド。
38周目、ペレスがルクレールをかわした際のシケインカットで5秒のタイムペナルティを通告される。
これでマクラーレンの2台に続いてボタスが3位に上がると共にペレスはフェラーリよりも遅れることになりそうだ。
さらにマゼピンに対してもシューマッハへの接触で5秒のタイムペナルティ。
53周のレースを終え、リカルド(マクラーレン)が優勝、2位にもチームメイトのノリスが入った。
リカルドの優勝は2018年のレッドブルでのモナコGP以来、自身通算8勝目となる。
またマクラーレンの優勝は2012年のブラジルGP以来でここのでのウィナーはジェンソン・バトン。
またマクラーレンの1-2勝利となるとさらに2010年カナダGPのハミルトン&バトンまで遡る。
3位ボタス(メルセデス)、4位ルクレール(フェラーリ)、5位ペナルティのペレス(レッドブル)、6位サインツ(フェラーリ)、7位ストロール(アストンマーティン)、8位アロンソ(アルピーヌ)、9位ラッセル(ウィリアムズ)、10位オコン(アルピーヌ)までが入賞。
以下、11位ラティフィ(ウィリアムズ)、12位ベッテル(アストンマーティン)、13位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、14位クビサ(アルファロメオ)、15位シューマッハ(ハース)までが完走。
リタイヤはマゼピン(ハース)、ハミルトン(メルセデス)、フェルスタッペン(レッドブル)、ガスリー(アルファタウリ)、そして角田裕毅(アルファタウリ)の5台となった。
F1次戦は2週間後、ソチ・サーキットで行われるロシアGP(9月26日決勝)になる。
| 固定リンク
最近のコメント