メルセデスAMG、「フェルスタッペン封じ策」実らず
Hamilton & Verstappen (C)Redbull Racing
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今回のロシアGPでは早くからルクレールとフェルスタッペンらが共にPU(パワーユニット)コンポーネンツの交換により最後尾スタートが決まっていた。
これはメルセデスAMGにとってはチャンピオンシップ争いで大きなポイント差を付ける絶好機と捉えられた。
予選では4位となったハミルトン(メルセデス)だが、前の3台はいずれも格下で与しやすいとみられ、レース中に順位を上げることは十分可能と考えられたからだ。
すると予選後メルセデスは突然ボタスのPU(パワーユニット)交換を発表、これによりボタスのグリッドは7番手から16番手へと下がった。
しかしボタスの役割は自身が上位でフィニッシュすることよりもフェルスタッペンの追い上げをできるだけ阻止して低位に留めることで、そのため取られたチーム戦略と受け止められた。
結果的にはフェルスタッペンはハミルトンに次ぐ2位でフィニッシュ。
レッドブルは逆転は許すも点差の拡大を最小限で収めることに成功したことになる。
レース後のガレージの雰囲気はまるでレースに勝利したようだったという。
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