マクラーレン代表、「イタリアGP完勝は実力じゃない」
McLaren Team (C)McLaren Racing
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先のイタリアGPで実に2010年以来となる1-2勝利を収めたマクラーレン・チームは、その後ウォーキングのファクトリーに関係者を集めて祝勝会を開き勝利に酔いしれた。
しかし同チームのアンドレアス・ザイドル代表は「勝利はわれわれの実力じゃない」と、陣営を戒めた。
「確かにこの勝利は感動すべきもので、今われわれのモチベーションは最高に盛り上がっているが、しかしこれがほんとうの実力というものではない。
喜ぶのはこれで終わり、いつまでも夢中になるのは誤りだ。
今回はたまたま勝てたが、まだ上位チームとわれわれとの間には間違いなく大きなギャップがある。
彼らのように毎週、どのレースでも勝てるマシンを持って初めてトップ争いができるというものだ」
今回の勝利でコンストラクターズ・チャンピオンシップ3位争いでは大きなポイント差をつけたが、伝統チームの指揮官の目はさらに上位を見据えているようだ。
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