オスカー・ピアストリ、F1ステップアップを断念
Oscar Piastri (C)FIA Formula 2
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シングルシーターの上位カテゴリーであるFIA・F2選手権はF1への登竜門とされるが、2022年は一人もステップアップするドライバーが現れないようだ。
同シリーズで目下ランキング首位を走るのはオーストラリアのオスカー・ピアストリ(20歳)で、2位の周冠宇(中国)に大差をつけチャンピオンをほぼ手中に収めているが、それでも昇格の目途は付いていない。
自身はアルピーヌF1(前ルノー)との関係が深いが、同チームはすでに来季もアロンソ&オコンという現在の体制継続を発表していて、レースシートに空きはない。
F1全体を見ても、決まっていないのはアルファロメオの一つだけになっている。
今年のF1ルーキーがいずれも昨季のF2出身で、アルファタウリの角田裕毅(3位)、共にハースのミック・シューマッハ(1位)、ニキータ・マゼピン(5位)らであることを考えると、これまでフォーミュラ・ルノー(2019年)、FIA・F3選手権(2020年)と出世街道を歩んできたピアストリの無念さは理解できる。
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