ガスリー(アルファタウリ)の来季のレッドブル昇格は懐疑的
Pierre Gasly (C)Honda Racing
拡大します
アルファタウリのリーダーとして存在感をみせるピエール・ガスリー(25歳:フランス)だが、再び本家であるレッドブル・レーシングへの復帰はしばらくないようだ。
レッドブル・グループにおいてドライバー人事を掌握するヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、ガスリーの来季移籍について次のように否定的な見解を示している。
「ガスリーが好成績を収めていることにはこれを高く評価している。
しかしそこですなわちレッドブル・レーシングに起用するかは別問題だ。
Bチームでナンバー1になることと、Aチームでフェルスタッペンというエースの元でナンバー2になることとは別問題だからね。
彼には現在のポジションのほうが剥いているのではないか」と、マルコ博士。
その上で、「31歳というセルジオ・ペレスの年令を考えれば、いつまでもレッドブルの現在の体制が継続されるとは考えにくい」として、将来の可能性について含みを持たせた。
2017年シーズン途中、21歳でトロ・ロッソに起用されたガスリーは頭角を現して2019年にレッドブルへの昇格を果たしたが、わずか1年で降格の憂き目をみている。
| 固定リンク
最近のコメント