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2021/08/21

マクラーレン、タイトル獲得に向け最新風洞設備新設へ

McLaren Technology Center (C)McLaren Group
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かつてのチャンピオン・チームであるマクラーレン・レーシングが、タイトル獲得に向けて本格的に稼働する意欲をみせている。

これは同チームの指揮を執るアンドレアス・ザイドル代表が明らかにしたもので、2024年までにイギリス・ウォーキングにある同チームのテクノロジー・センターに最新仕様の風洞設備を新設しようとするもの。
現代のモーターレーシングでは実車を使わずコンピュータによるCFD(計算流体力学)を用いた開発が主流になりつつあるが、それでも風洞設備によるデータ収集はエアロダイナミックスの設計に欠かせない要素。

F1ではコスト削減のため使用制限も案じられる中、マクラーレン・レーシングは巨費を掛けて設置に動く模様だ。
なお現在同チームでは、かつてトヨタF1のベースだったドイツ・ケルンのTGR-E(トヨタ・ガズーレーシング・ヨーロッパ GmbH)の風洞設備を使用しているとのことだ。

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