ラッセル(ウィリアムズ)、みごとな『ポイント荒稼ぎ』
Image (C)Pirelli Motorsport
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実質わずか数周で終わったベルギーGP決勝レースで、一挙に今シーズンこれまでの全戦に匹敵するポイントを荒稼ぎしたのがウィリアムズ・レーシングだった。
今季ここまでの11戦で10ポイントだったものを、今回ひとレースで倍の20ポイントにしてみせた。
中でもその象徴的な活躍を支えたのがジョージ・ラッセル(23歳:イギリス)だ。
めまぐるしく路面コンディションの変化する公式予選でみごとな2番グリッドを獲得したことが大量ポイントを引き寄せた。
「失うものは何もなかったから」と謙遜するラッセルにとって予選2位は自身最高位に並ぶものだが、もう1回は代替出場したメルセデスで記録したものであり、戦闘力に欠けるウィリアムズのマシンでの快挙は特筆に値する。
フェルスタッペン(レッドブル)の激走がなければ初のポールポジションも夢ではなかった。
いまだ明確にされないメルセデスAMGチームのハミルトンに並ぶ来季シートだが、今回のパフォーマンスがシート獲得への強力な後押しに結び付くかも知れない。
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