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2021/08/08

レッドブル首脳、「事故責任のペナルティ不十分」

Race Scene (C)Honda Racing
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レッドブル・グループのヘルムート・マルコ/レーシング・アドバイザーは、先のハンガリーGPオープニングラップでの事故を引き合いに、「ペナルティが不十分」との見方を示した。

このアクシデントでは何の過失もなかったフェルスタッペン(レッドブル)がブレーキングをミスしてコントロールを失ったボタス(メルセデス)に追突されたノリス(マクラーレン)にぶつけられて大破、マシンは大きな損傷を受けただけでなく、ハミルトン(メルセデス)とのチャンピオンシップ争いでさらに大きなダメージを負ったもの。

ボタスはこのアクシデントの責任を問われてレーススチュワードから「次戦5グリッド降格のペナルティ」を受けたが、マルコ博士は次のように主張した。
「次はベルギーGPで、舞台はオーバーテイクが可能なスパフランコルシャンになる。
メルセデスのマシンなら、まともに走れば2周もあれば順位を取り戻すことは可能。
つまり事故の結果に比べ、このペナルティの意味などないに等しいということだ」と、吐き捨てた。

またフェルスタッペンはその前のイギリスGPでもハミルトン(メルセデス)との接触でマシンを大破させていて、レッドブル陣営の不満はさらにやるかたないものになっている。

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