アストンマーティンF1、来季マシンの開発に移行へ
Sebastian Vettel (C)Aston Martin F1 Team
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昨年までのレーシング・ポイントから今季はアストンマーティン社のブランドを冠して参戦しているアストンマーティンF1は、夏休み以降の開発を2022年マシンに完全移行する方針を明らかにした。
昨年はルノーやフェラーリらのワークスチームを押さえてコンストラクターズ・ランキング4位と大健闘した同チームだが、今季はここまでランキング7位と低迷。
中団グループの中では最下位と、シーズン前の期待を裏切る苦戦を強いられている。
さらに前戦ハンガリーGPでは混戦の中、セバスチャン・ベッテルが2位表彰台を得たものの、その後燃料規定違反により痛恨の失格裁定。
残る今シーズンの戦いでこれ以上大幅な躍進は望めないと首脳陣は判断したようだ。
F1は衆知のように来季大幅にレギュレーションが変更されるため、多くのチームがシーズンと並行するマシン開発に苦慮している中、3位争いで鎬を削るフェラーリやマクラーレンなどは依然、今季マシンの熟成を継続していくとみられている。
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