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2021/08/31

雨の影響により、FORMULA 1 史上最短のレースとなる (ピレリ)

マックス・フェルスタッペン (C)Pirelli Motorspotr
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2021 ベルギーグランプリ 決勝
2021年8月29日、スパ・フランコルシャン

キーポイント
• 悪天候のため、ベルギーグランプリは Formula 1 史上最短のレースとして成立し、ハーフポイントが適用されました。レッドブルのマックス・フェルスタッペンが優勝し、ウィリアムズのジョージ・ラッセル、メルセデスのルイス・ハミルトンが続きました。
• 当初のスタートから3時間以上遅延後、全ドライバーがCinturatoブルー・フルウェットタイヤを装着してピットレーンから再スタートしました。気温14℃、路面温度15℃の豪雨のコンディション下、セーフティーカー先導で3周を走行した時点で赤旗中断となり、レースはそのまま終了しました。
• レース週末の大半で雨天用タイヤが使用されました。土曜日のフリー走行および予選もウェットコンディション下で行われました。レース週末を通して、Cinturatoグリーン・インターミディエイトタイヤは、確かな耐アクアプレーニング性能とともに、力強いパフォーマンスを示していました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「残念ながら、雨が弱まることはなく、グリーンフラッグの下でレースを行うことができませんでした。主たる問題は視界の悪さです。フルウェットタイヤは、時速300kmでの走行時、毎秒85リッターの排水を可能にします。排水された水は後方へ飛ばされます。その結果、セーフティーカーの後方で見られたような水しぶきが上り、ドライバーの視界が失われるような明らかに危険な状態が生じていました。また、今回のように高低差があるサーキットでは、アクアプレーニングの危険性を増大させる水溜りが、特定の場所に生じるリスクもあります。連戦となるオランダグランプリでは、天候の回復を祈りたいと思います」

ピレリジャパンプレスリリース

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