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2021/08/02

オコン、インターミディエイト – ミディアム – ハードと繋ぐ戦略で初優勝 (ピレリ)

エステバン・オコン (C)Pirelli Motorspotr
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2021 ハンガリーグランプリ 決勝
2021年8月1日、ブダペスト

キーポイント
• アルピーヌのエステバン・オコンが、劇的なハンガリーグランプリを制し、Formula 1 初優勝を飾りました。ウェットコンディションの下、アルファロメオのアントニオ・ジョヴィナッツィ以外の全ドライバーが、Cinturatoグリーン・インターミディエイトを装着してスタートしました。第一コーナーでの多重事故により、レースは赤旗中断となりました。この中断中、各チームはタイヤ交換とマシンの補修を行うことができました。
• リスタート時のトップグリッドに位置したメルセデスのルイス・ハミルトンのみが、インターミディエイトでグリッドからスタートし、他のドライバーはミディアムタイヤへ交換してピットレーンからスタートしました。ハミルトンは、リスタート後の1周目にミディアムへ交換するピットストップを行い、最後尾まで後退したものの、その後、ハード – ミディアムと繋いで猛追し、最終的には3位でフィニッシュしました。
• オコンは、2回目のフォーメーションラップ後、C3コンパウンドのP Zeroイエロー・ミディアムタイヤで効果的なスタートを切り、37周目にC2コンパウンドのP Zeroホワイト・ハードタイヤへ交換しました。オコンと同様の戦略で僅差の2位を獲得したアストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは、オコンより1周早い36周目にピットストップを行いました。
• 記録的な高い気温の金曜日、引き続き暑いコンディションの昨日を経て、今日のスタート時は、雨混じりの気温28℃、路面温度32℃のコンディションでした。その後、路面温度は40℃まで上昇しました。

各コンパウンドのパフォーマンス
• ハード C2: 大半のドライバーがレースの後半で使用し、ハードでの50周近いスティントも見られました。
• ミディアムC3: 最初にミディアムを使用したドライバーは、フォーメーションラップ後にタイヤ交換を行ったジョヴィナッツィでした。リスタート後、全ドライバーがミディアムを使用しました。ハミルトンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ファイナルスティントでもミディアムを使用しました。アルピーヌのフェルナンド・アロンソは、36周の長いスティントをミディアムで走行しました。
• ソフト C4: アルファロメオのキミ・ライコネンとアルファタウリのピエール・ガスリーのみが、ファイナルスティントでソフトタイヤを使用しました。ガスリーは、ファイナルスティントでファステストラップポイントを獲得しました。不安定な天候が、耐グレイニング性能の高い、硬めのコンパウンド使用を促進しました。

ピレリ F1およびカーレーシング責任者 マリオ・イゾラのコメント
「スタート前においてもレースの予測は難しい状況でした。今日のコンディションの参考になる材料を誰も持ち合わせていなかったことから、レースは全くの未知の領域で始まりました。スタート時の路面状況ではインターミディエイトの選択が適切でした。しかし、赤旗中断中に急速に路面が乾いたことによって、リスタート後はドライレースのコンディションとなりました。リスタート後を”実質的な“レースとすると、ミディアム – ハードの1ストッパーが見られた一方、ハミルトンやフェルスタッペンのように、異例のレース状況によって後退を強いられたドライバーたちは、2ストップのスプリント戦略を採りました。初優勝を飾ったエステバン・オコンとアルピーヌを祝福します」

ピレリジャパンプレスリリース

 

20210802

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