イギリスGPは地元の英雄ハミルトン(メルセデス)が優勝
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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7月17(日)15時(日本時間:23時)から今季F1第10戦イギリスGPの決勝レースがシルバーストーン・サーキットを舞台に52周で行われた。
スタート時の天候は晴れ、気温は29度、路面温度51度まで上昇、路面はドライコンディションとなっている。
パドックには俳優のハリソン・フォード氏やトム・クルーズ氏らの姿もみられた。
なお土曜日のスプリント予選で最後尾グリッドとなったペレス(レッドブル)はピットレーンからのスタートとなっている。
情報では、オーバーテイクを容易にするためリヤウィングをドラッグの少ない物に替えるためと伝えられている。
オープニングラップでトツプのフェルスタッペン(レッドブル)とこれをオーバーテイクしようとしたハミルトン(メルセデス)が9コーナーで接触、フェルスタッペンはコースアウト、クラッシュとなり、セーフティカー導入、さらに赤旗中断となった。
このアクシデントは審議対象とされた。
この時点での順位はルクレール(フェラーリ)、ハミルトン(メルセデス)、ボタス(メルセデス)、ノリス(マクラーレン)、リカルド(マクラーレン)の順。
角田裕毅(アルファタウリ)は15番手。
約40分近くの中断のあと、再びスタンディングスタートでレース再開。
再スタートのオープニングラップでベッテル(アストンマーティン)がコースオフして大きく後退に。
最初の事故の審議結果はハミルトンに10秒のタイムペナルティが通告された。
各車ピットストップを終え、トップは依然ルクレール、これにボタス、ハミルトン、ノリス、リカルドの順。
ガスリーは10番手、角田は13番手、ペレスは9番手。
メルセデスAMG勢は順位を入れ替えた。
ベッテルが無線でやりとりした結果、42周目ガレージに戻ってマシンを降りた。
ペレスはライコネンと接触して審議対象に。
レース最終盤、ハミルトンがトップのルクレールを猛追、スタンドが沸く。
残り3周、ハミルトンがついに首位に。
最終周、ペレスがファステストラップを記録してハミルトンからファステストラップ・ポイントを奪い取る。
ただし自身はトップ10以下なのでポイントは得られない。
52周のレースが終了、優勝はハミルトン(メルセデス)で今季スペインGP以来となる4勝目、自身通算99勝目を記録した。
2位ルクレール(フェラーリ)、3位ボタス(メルセデス)、4位ノリス(マクラーレン)、5位リカルド(マクラーレン)、6位サインツ(フェラーリ)、7位アロンソ(アルピーヌ)、8位ストロール(アストンマーティン)、9位オコン(アルピーヌ)、そして10位角田裕毅(アルファタウリ)までが入賞。
以下、11位ガスリー(アルファタウリ)、12位ラッセル(ウィリアムズ)、13位ジョビナッツィ(アルファロメオ)、14位ラティフィ(ウィリアムズ)、15位ライコネン(アルファロメオ)、16位ペレス(レッドブル)、17位マゼピン(ハース)、18位シューマッハ(ハース)までが完走。
リタイヤはベッテル(アストンマーティン)とフェルスタッペン(レッドブル)の2台となった。
F1次戦はハンガロリンクで行われるハンガリーGP(8月01日決勝)になる。
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