薄氷を踏む状況だったハミルトン(メルセデス)の勝利
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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みごとホームグランプリであるイギリスGPを制したメルセデスAMGチームのルイス・ハミルトンだったが、実は薄氷を踏む状況だったようだ。
これは同チームでトラックエンジニアリング責任者を務めるアンドリュー・ショブリンが明らかにしたもの。
「当初損傷を受けたのはフロントウィングに装着されたフロントタイヤの温度センサーだけと思われた。
しかし赤旗中断でタイヤ交換をした際に、レッドブルのマシンと接触した左フロントのホイールリムに亀裂のあることが判明した。
もしもあのままレースが続けられていたら、ハミルトンは途中リタイヤに追い込まれていたかも知れない。
つまりハミルトンの勝利はとてもラッキーなものだったということ」と、説明。
一方、弾き出されてクラッシュしたフェルスタッペンのほうのマシンの損害が総額75万ユーロ(約9,750万円)にも達するとみられるのとはあまりに対比的だ。
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